ホームページで集客できない原因とは? SEOや広告など施策の選び方も解説|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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ホームページで集客できない原因とは? SEOや広告など施策の選び方も解説
2023-07-10 制作・開発
ホームページを上手く活用できれば、温度感の高い顧客をコストをかけず集客できるようになります。
この記事では、多くの企業が抱える「ホームページでの集客」に関する課題を解決すべく、実効性のある集客方法と、その手段を選定するポイントについて解説します。
効果的にホームページで集客したい方は、ぜひ参考にご覧ください。
ホームページで集客するには、綿密なマーケティング戦略が大切です。GIGでは、戦略設計をはじめ、コンテンツ制作やアクセス解析などお客様のニーズにあわせたホームページの制作支援を行っています。お気軽にご相談ください。
ホームページで集客できない原因
「ホームページを制作したのに集客につながらない」という悩みを抱えている企業は少なくありません。
ホームページで成果を上げるには、集客できない原因を明らかにする必要があります。よく聞かれる原因について解説しましょう。
ターゲットが不明瞭
ホームページを制作すれば集客できるわけではありません。ホームページを閲覧するターゲットユーザーが不明瞭だと、伝えたい情報があいまいになってしまいます。
アクセスしても自分に関係のない情報が掲載されていると、すぐにホームページから離れてしまうのです。せっかくアクセスしてもらっても、ターゲットが不明瞭だと成果にはつながりません。
SEO対策が不十分
ホームページで集客できない原因として、SEO対策が不十分なことがあげられます。
SEO対策とは、検索エンジンの評価を受けて検索順位を向上させる集客施策のひとつです。
どんなに有益な情報を掲載しても、SEO対策が十分でないと検索結果に表示されず、アクセスしてほしいユーザーに情報を届けることができません。
コンテンツの更新がない
ホームページで集客するには、定期的な更新が必要です。リリース後、コンテンツの更新がされず、掲載された情報が古いものだと、ユーザーの信頼を損ねてしまいます。
また古い情報がそのまま掲載されたホームページは、検索エンジンからの評価も下がってしまいます。
強み・ノウハウのアピール不足
自社の強みやノウハウをしっかりとアピールできていないと、ユーザーが離脱する原因となります。ホームページにアクセスしてくれたユーザーが求めている情報がない場合も同じように離れてしまうでしょう。
ユーザーのニーズをくみ取り、自社の強みやノウハウで解決できる情報を提供できなければ集客にはつながりません。
運用体制ができていない
ホームページを集客ツールとして活用するには、コンテンツの更新やユーザーニーズの調査、戦略設計などさまざまなプロセスが必要です。
こうしたプロセスを実行する運用体制ができていないと、集客にはつながらないでしょう。
ホームページの集客方法の選び方
ホームページの集客方法は、企業の目的や予算、集客を行いたい期間の長さによって効果的な方法が異なります。ここでは、ホームページの集客方法の選び方について解説します。
目的
ホームページを制作するとき、ブランディングや採用など何かしらの目的を考えているはずです。集客活動でも同様に、目的の設定が必要になります。
「目的」が明確であれば、どのようなアクションで集客すべきか、集客の指標をどのように測るべきかが見えてくるのです。
たとえば、新商品の販売を目的とする場合、ターゲットとなる顧客層を特定し、その層が頻繁に利用するメディアやプラットフォームを活用する戦略が考えられるでしょう。
一方で、ブランド認知度を上げることを目的とする場合、広範なターゲットにメッセージを届ける手法が効果的です。
集客の目的を明確にしたうえで戦略を展開することで、集客活動の効果を高めることができます。
費用
ホームページで集客するには、「費用」の設定も重要です。限られた予算のなかで最大のリターンを得るためには、選ぶ手法によって費用が大きく変わることを理解しておかなければなりません。
たとえば、SEO対策は初期費用がかさむものの、成果が出れば中長期でコストを抑えられる施策です。一方でWeb広告は即効性がありますが、予算が尽きれば露出もゼロになります。
このように、集客方法によって効果を得られる期間や費用が変わるため、目的に応じて適切な予算設定をしておく必要があるのです。
また、集客活動を開始したあとでも、各手法の効果を定期的にチェックして、適切な予算を配分する必要があります。
期間
集客戦略を考えるうえでの「期間」とは、集客の目標を達成させたい期間を意味します。
目標期間とあわせて、戦略の進捗を計測するための「達成までのタイムライン」を明確にしておくことが大切です。
たとえば、コストをかけてでも短期間での集客を目指すときは、PPC広告(クリック報酬型広告)やSNS広告など即効性のある手法が適しています。
一方、中長期的な集客が必要なときは、SEOやMEOなど、コンテンツマーケティングへの取組が欠かせません。
期間を設定することで、成果目標のタイミングが見える化され、戦略の修正や次のステップへスムーズに移行できます。
また、期間に応じて集客手法の優先度も変わってきます。目的と費用、期間は集客方法の選ぶポイントとして密接にリンクしているため、これらをバランスよく配分することで、効果的な集客戦略を展開することが可能です。
ホームページで集客をおこなうメリット
集客できるホームページは企業の成長につなげることが可能です。ここではホームページで集客をおこなう4つのメリットについて解説します。
1. 見込み顧客の獲得につながる
ホームページで集客できれば、見込み顧客との接点を増やすことが可能です。見込み顧客との接触機会を多くもつことで、ビジネスチャンスを広げることができます。
ホームページは「24時間365日体制」のため、資料請求や問い合わせの窓口として、ホームページを活用する企業が増えているのです。
オンライン窓口の設置により、電話が苦手な方や営業時間外にしかコンタクトを取れない方も取り込むことができます。多くの接点をもてることで、見込み顧客の獲得につなげることが可能です。
2. 認知拡大が期待できる
ホームページでの集客施策は、店舗型のビジネスと併用することで、より集客効果を促進できます。
ホームページでもプロダクトを扱うことで、新規顧客の獲得につなげることが可能です。さらに、遠方に住む人など実際に店舗へ足を運べない方にも、ホームページならアプローチできます。
24時間365日体制で商品やサービスの販売ができることは、機会損失の防止にも役立ちます。
3. 企業価値の向上につながる
企業のブランドイメージにあわせたデザインのホームページは、印象に残りやすいものです。認知度が高くなくても、統一感のあるデザインで構成されていれば、おのずと認知度やイメージアップといった「ブランディング効果」が期待できます。
近年では、スマホやタブレットの普及により、企業名やプロダクトを簡単にネットで検索できるようになりました。そのため、企業ホームページは、名刺代わりにもなるほど重要性が高まりつつあるのです。
単純にホームページを制作して公開しているだけでは、マイナスなイメージをもたれる可能性もあります。ブランドイメージにあわせたデザインの採用やコンテンツの更新が必要です。
4. SNS・Web広告などとの相乗効果が期待できる
ホームページは、SNSやWeb広告などとあわせて活用することで、相乗効果が期待できます。
コンテンツに主要SNSの投稿ボタンを設置しておくことで、アクセスしたユーザーによる拡散が期待できるのです。
Web広告はターゲットをこまかく設定することが可能です。ターゲットに訴求するコンテンツにWeb広告を掲載することで、広告効果を最大化することができます。
ホームページでは企業の専門性やノウハウの発信が可能です。SEO対策でターゲットに訴求したコンテンツも制作できるため、フォロワー獲得と広告収入の増加といったメリットを得ることが可能です。
ホームページに集客する9つの手法
ホームページの集客方法は大きく分けて、「コンテンツマーケティング」と「Web広告」の2つのカテゴリーに分類できます。
それぞれ以下のような手法があり、その特性や効果を理解することで、効率的な集客が可能です。
カテゴリー | 集客方法 |
コンテンツマーケティング | SEO |
MEO | |
SNS運用 | |
メールマガジン | |
ホワイトペーパー | |
Web広告 | リスティング広告 |
ディスプレイ広告 | |
SNS広告 | |
アフィリエイト |
ビジネスモデルやターゲットによっては、それぞれの手法を組み合わせることもあります。自社の目的や予算、リソースを踏まえて、選ぶことが大切です。
ホームページ集客施策14選と費用相場
コンテンツマーケティングとは、自社が提供できるコンテンツを作成・公開し、ターゲットとなるユーザーに対してさまざまな効果を狙うマーケティング手法です。
「コンテンツ」には、テキスト・画像・動画・音声など多岐に渡る形式があり、いずれもユーザーに価値のある情報を提供することが求められます。
ここでは、作成したコンテンツを以下の手法でアプローチする方法について解説します。
1. SEO
2. MEO
3. SNS運用
4. メールマガジン
5. ホワイトペーパー
6. プレスリリース
7. セミナー・ウェビナー
8. リスティング広告
9. ディスプレイ広告
10. SNS広告
11. アフィリエイト
12. 口コミ・比較サイト
13. インフルエンサーマーケティング
14. 純広告
それぞれの特徴や実施する場合のポイントを解説しますので、参考にしてみてください。
1. SEO
「SEO(Search Engine Optimization)」とは、Googleなど検索エンジンで検索したときに表示されるページの順位向上を狙うための手法です。SEO施策に取り組むことで、ホームページの可視性を高めることができます。
検索エンジンは、ユーザーが入力したキーワードにもとづいて、関連するWebサイトを表示しています。上位に表示されるほどクリック率は高くなるため、集客施策として大きな効果が期待できます。
具体的な施策は以下の通りです。
・コンテンツSEO
・構造化マークアップ
・被リンク獲得
コンテンツSEOは、ホームページに集客したいユーザー層のニーズをくみ取り、良質なコンテンツを発信する施策です。費用相場は10万~100万円です。
コンテンツを検索エンジンに伝えるため、HTMLタグで実装する構造化マークアップも大切です。適切なマークアップにより、コンテンツの理解を促すことができます。
ほかにも、被リンクの獲得も大切です。他のWebサイトから質の高いリンクを獲得することで、検索エンジンはそのWebサイトを価値あるものと評価し、検索順位に影響を与えます。
検索エンジンのアルゴリズムは定期的に更新されます。順位変動のリスクもあるため、定期的なチェックと継続的な最適化が必要です。
関連記事:SEOの仕組みと対策方法を解説。基本用語から検索順位の決まり方、必要性、対策のポイントまで
関連記事:SEOに効果的なコンテンツとは?制作の流れと検索順位を高めるコツを解説
MEO
「MEO(Map Engine Optimization)」は、Google Map上で検索をしたときに上位表示を目指すための手法です。費用相場は1万~5万円となります。表示させるには、Googleビジネスプロフィールへの登録・投稿などが必要です。良い口コミを集めることができれば、評価を高めることができます。
MEOはローカル検索に強く、地域をターゲットにしたビジネスに強いのが特徴です。シェア率の高いGoogleマップ上で可視性を高めることができれば、実店舗への来店をアピールできます。
Googleマップのアプリで「美容院」などと入力すると、現在地の近隣にある美容室が表示されます。MEOに取り組むことで、左側に表示された検索結果の上位に表示させることが可能です。
上位3店舗に入ると、Googleの検索結果にも表示されるため、潜在層を含めた高い集客効果が期待できます。地域に密着したビジネスや、店舗運営をおこなう事業者にとっては欠かせない施策と言えるでしょう。
SNS
現在はビジネスでも、XやInstagram、FacebookなどのSNSプラットフォームを利用したマーケティングが盛んにおこなわれています。
SNSを適切に運用することで、ブランド認知度の上昇や、顧客とのコミュニケーションを強化することが可能です。インプレッション(表示回数)が伸びてくると、ホームページへのアクセスもしやすくなります。SNS運用代行の費用相場は、月額10万~50万円以上です。
SNS運用においては、顧客が求めるコンテンツを発信するため、ターゲットとなる顧客を明確にすることが重要です。フォロワーからのコメントやリアクションにも適切に応えることで、良好な関係を築くことができます。
戦略にもとづいたコンテンツ展開や、フォロワーとの適切なコミュニケーションなどを通して、ホームページへの誘導を意識した運用を進めていくことが大切です。
関連記事:Twitter運用のコツ。フォロワーを増やさないビジネスアカウント運用術
メールマガジン
メールマガジンは、購読者一人ひとりに対して直接的なアプローチができる手法です。既存顧客や見込み顧客に対して、価値ある情報を提供することで、ホームページへの訪問を促すことができます。
メールマガジンでの集客を成功させるには、配信内容がユーザーの関心やニーズに合致しているかが大切です。自社が伝えたい情報だけでなく、ユーザーが求める情報をコンテンツ化するようにしましょう。
購読者には特別なオファーや情報の提供が可能です。限定クーポンの配布や会員限定情報など、付加価値をつけたアプローチで集客を促すことができます。
配信システムを使うと運用の負担を軽減できます。費用相場は月額2,000~1万円です。規模や導入システムで費用が変わるため確認しましょう。
関連記事:メールマーケティングとは? 基本ステップから具体的な手法までをわかりやすく解説
ホワイトペーパー
ホワイトペーパーとは、見込み顧客に対して、自社の専門知識やノウハウをベースに作成した課題解決のための資料です。ホワイトペーパーを展開することで、自社がもつ知見をアピールできます。
ターゲットとなるユーザーのニーズに対応するホワイトペーパーを作成し、SNSやLPなどを通じてアプローチします。ダウンロードフォームに名前やメールアドレスなどの情報を入力してもらうことで、有力な見込み顧客の情報を収集できるのです。
ホワイトペーパーを使って集客するには、ターゲットとなるユーザーのニーズをくみ取り、それに対する洞察や解決策を実用的な形で提示する必要があります。
具体的なケーススタディや実績データを交えながら、専門的な知見を展開することで、ユーザーとの信頼関係を構築することが可能です。外注する場合、5~15ページで10万~30万円が相場です。
関連記事:リード獲得を積み上げられるホワイトペーパーの作り方
関連記事:BtoBマーケティングでWeb広告はなぜ重要? マーケターが解説
プレスリリース
プレスリリースは、自社のプロダクトやレポートをニュースサイトなどで記事として配信してもらう方法です。配信サービスを活用する方法もあります。
有名な配信サービスを使えば、幅広い層へリーチが可能です。信頼性のあるメディアを通じて情報を発信できることから、認知度を向上させることができます。
プレスリリースが他メディアで取り上げられると拡散効果も期待できます。信頼性の高い被リンク獲得にもつながるため、SEO効果が期待できるでしょう。
企画・作成・配信を内製化する場合は1万~5万円で配信が可能です。外注すると1万~50万円が費用相場です。
セミナー・ウェビナー
セミナーやウェビナーは、見込み顧客へのアプローチに効果的です。ホームページでセミナー・ウェビナーの告知を行うことで、見込み顧客の集客へつなげることができます。
例えば、セミナーやウェビナーに関するコンテンツを掲載し、参加フォームへのリンクを設置して誘導するといった形です。コンテンツでユーザーの興味や関心を引くことができれば、より高い効果を期待できます。
セミナー・ウェビナーの費用相場は、規模や目的でも異なります。ウェビナーは会場設営が不要なため、セミナーよりも相場は低めです。それでも、5~10万円はかかります。
リスティング広告
リスティング広告(検索連動型広告)は、ユーザーが特定のキーワードで検索した際に、検索結果の上部に表示される広告です。
リスティング広告の特徴は、SEOのようにアルゴリズムに左右されず、コストをかけることで確実に上位表示できることです。また、検索行動をとっているユーザーは、ある程度ニーズが顕在化しているため、直接アプローチすることで自然な形でリンク先へ誘導できます。
また、リスティング広告はホームページに関連するキーワードで広告の出稿が可能です。キーワード選定や入札単価の設定で、広告の表示頻度や表示順位をコントロールできるため、ターゲットとなるユーザーに対して、精度の高いアプローチがおこなえます。
費用相場は、月額20万~30万円です。コストパフォーマンスが把握しやすいため、多くの企業が活用している方法です。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告(バナー広告)とは、Webページやアプリ上の広告枠に掲載される広告です。費用は、20万~50万円となります。画像+テキストや動画+テキストなど、視覚要素を活用して訴求できます。
ディスプレイ広告は、自社のホームページにアクセスしたユーザー情報を取得し、広告を表示させるリターゲティングと呼ばれる手法でアプローチします。
ユーザーの興味や行動にもとづいて配信されるため、ターゲットに対してインパクトを与えることが可能です。
また、リスティング広告と比べて、配信対象のターゲットが絞り込まれていないことから、幅広く情報を届けることができます。認知度向上だけではなく、潜在顧客の堀り起こしも期待できます。
SNS広告
SNS広告は、XやInstagram、FacebookなどのSNS上で配信できる広告です。ユーザーの日常の一部となっているSNS上に配信できるため、他Web広告と比べて、より自然に多くのユーザーへアプローチできます。
ユーザーの興味や行動にもとづいた綿密なターゲティングができることから、企業のターゲットとなるユーザーにダイレクトにアプローチが可能です。高いコンバージョンが期待できるでしょう。
また、SNSではユーザー間で情報をシェアできるのが特徴です。うまくいけば想定以上の拡散と露出が期待できます。外注したときの費用は、月額1万以上が相場です。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、企業とアフィリエイターとの協力関係にもとづき、他社や他人のWebサイト上で自社サービスをプロモーションできる広告です。
アフィリエイト広告を展開するときは、窓口となるASPへ登録し、ASPに登録するアフィリエイターに対して広告を依頼します。広告を自社のホームページへリンクすることで、集客につなげるのです。
集客効果を高めるには、多くのアフィリエイターの協力が必要になるため、支払う報酬分の予算を確保しなければなりません。
アフィリエイトはアフィリエイト経由のアクセス数やCV数を計測しやすいため、費用対効果の管理がしやすいというメリットもあります。
アフィリエイト広告の費用相場は、月額4万~5万円以上です。手数料や成約料を支払うケースもあります。
口コミ・比較サイト
口コミ・比較サイトは、見込み顧客がプロダクトの購入や利用を検討するときに参考にするケースも少なくありません。
ホームページに口コミを埋め込むことで、信頼性の向上とあわせて比較サイト経由のアクセス数の増加を狙うことが可能です。
集客効果を高めるには、良い口コミを多く集めることです。利用者に口コミの投稿を促すためにキャンペーンを実施するなど比較サイトと連携してプロモーションをおこないましょう。
信頼性の高い口コミが集まれば、ホームページのSEO評価も高まります。アクセス数や問い合わせ件数の増加も期待できるでしょう。施策費用の相場は基本的にかかりませんが、口コミサイトを構築するとなると、50万~200万円かかります。
インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーに自社のプロダクトを紹介してもらい、SNSやブログを通して認知度を高める方法もあります。インフルエンサーがもつフォロワー層へ直接アプローチできるため、高い拡散力が期待できます。
自社のプロダクトのターゲット層をフォロワーにもつインフルエンサーを選ぶことが大切です。インフルエンサーを通して、潜在顧客にもプロダクトを知ってもらうことができます。
インフルエンサーマーケティングの費用相場は、1回あたり70万~100万円です。成果報酬として報酬額の10~30%支払います。
純広告
純広告とは、新聞や雑誌、メディアの広告枠を買い取って掲載する広告のことです。不特定多数へ向けてアプローチできるため、認知度向上が期待できます。
新聞や大手メディアへ広告を出すことで、企業への信頼性を高めることが可能です。広告枠として買い取るため、費用相場は50万円以上と高めです。しかし、必ず表示させられることと、短期間で高い集客力が見込めます。
成果報酬型と異なり、掲載期間や位置、配信量が決められているため、運用の手間もかかりません。集客効果を高めるには、ターゲット層にあわせた媒体を選ぶことが大切です。
ホームページへ遷移したときに、ユーザーが求める情報が入手できるように、最適化しておくことで成果につなげることができます。
ホームページ集客を成功させる7つのコツ
次にホームページで効果的に集客するコツについても確認しておきましょう。
1. ターゲットユーザーを明確にする
ターゲットとなるユーザーの行動はきちんと分析することが大切です。自社の商品やサービスを手に取るであろうユーザーが、どのように行動するのかを分析することで、効果的な手法を選択しやすくなります。
その際に、まずはターゲットユーザーがより多くの時間を費やすであろうプラットフォームを調査することからはじめましょう。そうすることで、適切な集客チャネルがわかってきます。
総務省の調査結果より全世代のSNS利用率を見てみましょう。
このグラフより、幅広い年齢層に訴求したい場合には、年代による利用率にあまり差がない「LINE」を上手に活用することで、より効果的な広告配信が可能だとわかります。
関連記事:BtoB企業が知っておくべきSNSの基本と各媒体の活用方法
3. 自社の強みをアピールする
ホームページの集客力を高めるには、自社独自の強みを明確にしたうえでユーザーにアピールすることが大切です。競合他社では取り扱っていない製品の特徴、特別な技術力、すぐれたサポート体制などユーザーにとって有益になることをアピールすると効果的です。
こうした強みは、ユーザーの関心を引くため選んでもらいやすくなります。コンテンツで自社のプロダクトを用いた解決策や活用法を提供しましょう。
2. 高品質なコンテンツを継続的に発信する
ホームページで発信する情報は、常に新しいものを発信できる体制を整えておくことが大切です。
発信されている情報が古いままだと、ユーザーに対して現在のものとは異なる、誤った情報を届けてしまう恐れがあります。
そうなると、ユーザーが不信感を抱くきっかけとなり、商品やサービスから離れてしまいます。SEO対策においても検索順位を落とす原因にもなるため注意が必要です。
ホームページでの集客を成功させるには、あらゆる媒体に掲載する情報を、常に最新の状態にするように心がけましょう。
関連記事:コンテンツマーケティングの記事制作のコツ|外注先の選び方も解説
3. UXを意識したデザインを制作する
UXとは、「ユーザーエクスペリエンス」の略称で、ホームページ上で得られるユーザー体験のことを指します。
UXに優れたホームページを作成するためには、以下のような点を意識することが大切です。
・ページの見やすさ、読みやすさ
・ページの操作がしやすいかどうか
・導線設計がされている
・ページの表示速度は良好か
・モバイルフレンドリーに対応済みか
UXを意識したデザインを取り入れることで、ユーザーの離脱を防ぎ、ホームページの滞在時間やアクセス数の向上が期待できます。
関連記事:UXが優れたサイトとは|制作のポイントや事例を紹介
関連記事:Webサイト表示速度を改善する7つの方法。制作会社が活用するツールとノウハウを徹底解説
4. 競合他社のホームページを分析する
ホームページでの集客を成功させるには、競合他社のホームページを参考にするのもおすすめです。
自社よりも検索結果で上位表示されているホームページは、SEO対策の参考となるはずです。競合他社のホームページがどのような流入ワードを獲得しているのか調べてみましょう。
また、同業他社がどのような点を意識してデザインを施しているのか、どのような情報を発信してアクセスを集めているのかなどを分析できれば、自社のホームページ改善にもきっと活かせるはずです。
関連記事:競合サイト調査とは? Webサイトリニューアルに必要な調査のポイントを解説!
5. アクセシビリティにも配慮する
ホームページへの集客数を増やすためには、さまざまなメディアに対応することが大切です。
近年、画像検索や音声検索でホームページにアクセスするユーザーは増加傾向にあり、ウェブアクセシビリティの確保が求められています。
障害のある人や高齢者を含む、すべての人がアクセスできるように取り組まなければなりません。
たとえば、ホームページ上で使用している画像に「alt属性(代替テキスト)」を設定することです。どのような画像が表示されているのかテキストで表現します。
これにより、視覚障害をもつユーザーがスクリーンリーダーを使用して閲覧するなかで、画像を認識しやすくなるのです。また、検索エンジンにも画像情報をわかりやすく伝えることができます。
また音声検索への対応は、通常のSEO対策がベースとなります。SEO対策で上位表示されているホームページであれば、音声検索の結果表示でも上位表示されるはずです。
集客効果を高めるには、FAQページで音声検索のときに尋ねそうな質問と回答を入れておくなど、読み上げて意味が伝わるコンテンツを作成するとよいでしょう。
6. 流入経路を複数もつ
ホームページへ集客するには、流入経路を複数もつことが大切です。検索エンジンやSNS、メールマガジン、Web広告などあらゆる媒体を使用してターゲットを集めます。
効果を高めるには、各媒体のターゲット層や特徴を理解したうえで適切なアプローチをとることです。ユーザーが興味を引くコンテンツを作成することで、継続的な集客が見込めます。
集客目的にあわせて媒体を組み合わせることで、相乗効果も期待できます。
7. 効果検証をくり返す
ホームページでの集客を成功させるには、実施した集客手法で、どれだけの集客効果が得られているのかを、きちんと分析・検証するようにしましょう。
とくに流入経路は必ず調査します。どのチャネルからのアクセス数が多いのかを把握できるため、同じ手法を継続して実施すべきなのか、それとも別の手法に切り替えるべきなのかを検討できます。
こうした「Plan(計画)」→「Do(実行)」→「Check(測定・評価)」→「Action(対策・改善)」といったPDCAサイクルをまわすことが大切です。
ホームページ集客の依頼費用の相場
ホームページでの集客がうまくいかないときは、コンサルタントへ依頼する方法もあります。検討の目安となるように、具体的な施策の内容と費用相場について解説します。
改善提案の場合|月額10万~60万円
ホームページの改善を提案してもらう場合、費用相場は月額10万~60万円となります。既存ホームページの課題を洗い出し、目的にあった改善策を提案してもらうことが可能です。
『Googleアナリティクス』などのツールを用いて、ホームページから収集できるデータを活用します。アクセス解析ツールの選定や施策の実行まで依頼するときは、相場よりも高くなるため、どこまで対応してくれるのかを確認することが大切です。
UI/UXデザインコンサル|150万~600万円
ホームページのデザインやUXの問題の改善策を提案してもらうときの費用相場は、150万〜600万円です。
ペルソナの見直しやサイト導線を整理するためのカスタマージャーニーマップを作成したあとに、具体的な施策を提案してもらいます。
リアルなユーザーの声も反映させるため、インタビューやアンケート調査もおこなうことがあります。
SEOコンサルティング|月額15万~50万円
ホームページに掲載するコンテンツの質を高めるには、SEOコンサルティングが効果的です。長期的な施策が求められるため、費用相場は月額15万~50万円となります。
ユーザーニーズに沿ったコンテンツを制作するため、キーワード選定から始まり、サイト構造の最適化やマークアップなどをおこないます。
業務範囲が広いため、予算があるときは一部の業務のみ依頼するなど社内のリソースを活用しましょう。
関連記事:コンテンツマーケティングにコンサルは必要?事例をもとに解説
関連記事:コンテンツマーケティングの記事制作のコツ|外注先の選び方も解説
Webマーケティングコンサル|月額30万~100万円
Webマーケティングのコンサルタントには、Web広告やSNS広告などの効果測定などを依頼できます。費用相場は月額30万〜100万円です。
ホームページのターゲットとなるユーザーにリーチするために、ターゲットの分析をおこない、媒体にあわせた広告を出稿します。出稿後は、効果測定・分析をして改善へつなげていきます。
集客施策をコンサルタントへ依頼するには、予算の確保が必要です。難しいときは、ホームページ制作向けの補助金・助成金を活用できるケースがあります。自社の目的にあったものがないか調べてみましょう。
関連時期:【2024最新 FP監修】ホームページ制作に使える補助金・助成金まとめ
GIGのホームページ集客事例
東京のWeb制作会社、株式会社GIGではホームページ制作やコンテンツ制作を支援しています。戦略設計から
1. 株式会社アイダ設計 様
株式会社アイダ設計は、土地の仕入れから建設まで手がける建築設計会社です。GIGはリクルートサイトのリニューアルを担当しました。
求人媒体に頼らないオウンドメディアでの採用を強化することが目的です。そのため、求職者に向けたコンテンツの訴求力を高めることが求められていました。
「企業理解が深まるリクルートサイト」を目指し、インフォグラフィックの採用やコンテンツSEOなどに取り組みました。結果、ほぼゼロだった応募数から、月15件の応募数を獲得できるようになっています。
2. 株式会社タイミー 様
株式会社タイミーは、スキマバイトアプリ『Timee(タイミー)』を運営しています。単発で仕事を受ける働き方の普及を目的としたオウンドメディアの制作をGIGが担当しました。
スポットワーク(雇用型ギグワーク)のブランディング向上を目指し、求職者が不安なく働けるような情報の提供と意義を伝えるためのコンテンツに力を入れています。
訴求力を高めるため、ペルソナ設計から始まり、カスタマージャーニーマップを作成してユーザー理解を深めたうえで制作しています。
リリースからPV数は9倍まで成長。主要キーワードでも1位を獲得するなど検索エンジンからの流入が期待できる結果となりました。
3. 株式会社シュテルン世田谷 様
株式会社シュテルン世田谷は、メルセデス・ベンツの新車・中古車の販売・メンテナンス事業をおこなっています。会社の統合により、コーポレートサイトのリニューアルが必要となり、GIGへご依頼いただきました。
動画やエフェクトなどを用いたデザインを採用し、サイト導線もわかりやすいものに整えています。
結果、サイト経由のお問い合わせ件数は約3倍の増加。ホームページ滞在時間も2倍となりました。
サイト制作には内製化に向けて、GIGが開発したCMS『LeadGrid』を使用しています。操作性が高く、コンテンツも更新しやすいため、継続した運用がしやすいと喜ばれています。
ホームページの集客ならGIGにおまかせください
本記事では、ホームページの集客方法とその重要性に焦点を当て、多岐に渡るアプローチ方法をご紹介しました。
ホームページの集客施策は、ホワイトペーパーやLP、Web広告などさまざまな手法があります。それぞれかかる費用も異なるため、予算や目的に応じて最適な方法を選択することが大切です。
集客を成功させるには専門的な知識と経験、相応の作業量も求められます。自社でリソースの確保が難しいときは、外部の専門家や制作会社に依頼することも検討しましょう。
GIGでは豊富なマーケティング実績から得たノウハウをもとに、企業の目的に沿ったホームページの集客を支援しています。「自社にリソースがなく、ホームページ集客を任せられる業者を探している」とお考えの方は、GIGまでお気軽にお問い合わせください。
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