採用サイトの構成に悩んだら。成功事例に学ぶ3つの鉄板パターンを徹底解説!|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

採用サイトの構成に悩んだら。成功事例に学ぶ3つの鉄板パターンを徹底解説!

2025-07-24 制作・開発

こんにちは、株式会社GIGでWebディレクターとして働く吉田です。

採用サイトの制作やリニューアルに携わる方なら、誰しもが「どうすれば自社の魅力が最大限に伝わるページ構成になるのだろう?」「そもそも何から手をつければ良いのか……」と悩んだ経験があるのではないでしょうか。

じつは、成功している採用サイトの多くで使われている代表的な「構成の型」を知ることで、これらの悩みを驚くほど簡単に解決し、自社に最適なサイトの骨格を明確にすることができます。

これまで40社以上のサイト制作に携わってきた私が、現場で本当に役立つ「採用サイトTOPページの代表的な構成案」を3つのパターンに厳選しました。それぞれのパターンがどのような企業におすすめか、また参考となるサイトも合わせてご紹介していますので、採用サイトの構成でお悩みの方はぜひご覧ください。

採用サイトの役割とは?

まず、採用サイトの基本的な役割と重要性についておさらいしましょう。

多くの企業が求人媒体を利用していますが、それらはフォーマットが統一されているため、他社との差別化が難しいのが現実です。

その点、採用サイトはオリジナルのデザインや独自のコンテンツで、自社の理念やカルチャー、働く人々の雰囲気といった「言葉だけでは伝わらない魅力」を自由に表現できます。

自社が求める人材に向けて最適化された情報を発信することで、応募者の企業理解が深まり、入社後のミスマッチを防ぎつつ、より志望度の高い、まさに「来てほしい人材」からの応募を集めることができるのです。

TOPページの代表的な構成3パターン

TOPページは、求職者が最初に訪れる「サイトの顔」であり、ここで興味を引けるかどうかが重要です。

今回は、ターゲットや伝えたいメッセージに応じて効果的な、3つの代表的な構成パターンをご紹介します。

①「人」を主役に、働くイメージを想起させる構成

こんな企業におすすめ
・多様なキャリアパスを提示したい企業
・求める人物像が明確で、モデルとなる社員がいる企業
・社員の魅力やチームの雰囲気を伝えたい企業

社員インタビューやキャリア紹介は、求職者が「この会社で働いたら、自分はどうなるんだろう?」という入社後の姿を具体的にイメージするための、うってつけのコンテンツです。とくに、多様なキャリアを歩む社員を紹介できれば、求職者は自身の理想の働き方を重ね合わせやすくなります。

【参考事例】株式会社ゆで太郎システムさま
https://recruit.yudetaro.jp/

ファーストビューで働く人の笑顔を大きく見せ、その後のセクションでも店長やエリアマネージャーなど、さまざまなキャリアモデルやインタビュー記事を展開。

多様な人材がそれぞれの形で活躍していることを伝えることで、「ここなら自分の理想の働き方ができるかもしれない」という期待感を醸成する構成になっています。

②「想い」を伝え、ビジョンへの共感を促す構成

こんな企業におすすめ
・明確なビジョンや世界観を持っている企業
・事業の社会的な意義や理念を伝えたい企業
・新卒採用など、ポテンシャル層をメインターゲットにする企業

とくに、まだ社会人経験のない就職活動中の学生や、自分のやりたいことや仕事を通じて成し遂げたいことが明確な方は、「どんな事業をしているか」と同じくらい「どんな想いを持った会社なのか」を重視する傾向にあります。

企業のビジョンやミッションを熱く語りかけることで、求職者の共感を呼び、カルチャーフィットする人材を引きつけます。

【参考事例】株式会社メンタルヘルステクノロジーズさま
https://www.mh-tec.co.jp/recruit

ファーストビューで企業のミッションを力強く提示。スクロールに合わせてメッセージが段階的に表示されるデザインは、読ませる力を高める効果的な演出です。

その流れで「求める人物像」として「仕事ヲタク、集まれ!」という熱いコピーを見せることで、「自分はこの会社に合うかもしれない」という当事者意識を喚起しています。

③「情報」を整理し、目的のコンテンツへ導く構成

こんな企業におすすめ
・中途採用など、自分の欲しい情報を素早く見たい層をメインターゲットにする企業
・事業内容が多岐にわたり、掲載コンテンツが豊富な企業
・まずはシンプルで分かりやすいサイトを作りたい企業

採用サイトには、事業紹介や福利厚生、募集要項など多くの情報が必要です。

この構成は、それらの下層ページにどんな情報があるのかをTOPページで分かりやすく提示し、ユーザーを迷わせないことを最優先します。

欲しい情報にすぐアクセスしたい中途採用の候補者にとって、とくに親切な構成と言えるでしょう。

【参考事例】株式会社ボルテックス様
https://recruit.vortex-net.com/

「ボルテックスのご紹介」「事業を知る」「制度を知る」といったカテゴリで、主要コンテンツへの導線をTOPページに設置。

1画面にあえて多くの情報を詰め込みすぎず、スクロールするだけでサイトの全体像が掴めるため、ユーザーは気になる情報に素早くたどり着けます。

ユーザビリティを重視した、非常に機能的な構成です。

届けたい相手に、届けたい情報を設計しよう

今回は、採用サイトの代表的なTOPページの構成を3つのパターンに分けてご紹介しました。

最適な採用サイトの形は、企業が「誰に」「何を」一番伝えたいかによって決まります。採用サイトは、単なる応募受付の窓口ではありません。自社の魅力を正しく伝え、入社後のミスマッチを防ぎ、本当に自社に合った人材を獲得するための強力なツールです。

「自社の魅力をどう表現すればいいか分からない」「戦略設計から伴走してほしい」といった課題をおもちでしたら、私たちGIGがお力になります。採用戦略の立案からコンセプト策定、ターゲットに刺さるサイト制作まで、一貫してサポートいたします。採用サイト制作でお悩みの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

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吉田 果穂

大学では情報学部でメディア系を専攻。卒業後、転職サイトの運用・保守を行うディレクターとして経験を積んだのち、2023年4月にGIGに入社。現在はLeadGrid事業部のディレクター・PMとして新規サイト制作の企画・設計・進行管理などを行う。