BtoB企業が知っておくべきSNSの基本と各媒体の活用方法|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

BtoB企業が知っておくべきSNSの基本と各媒体の活用方法

2024-05-23 制作・開発

こんにちは、GIGのマーケティングチームのマネージャーをしている早河です。普段はGIGにおけるプロダクトマーケティング及び、クライアントのマーケティング支援まで幅広く担当しています。

BtoB企業としてマーケティング・ブランディングに取り組む際、SNSの活用に関して悩んだことはありませんか?

多くの企業がSNSを利用して、ビジネスチャンスを広げていますが、どのプラットフォームを選び、どのように活用するかの戦略設計は一筋縄ではいきません。その一方で適切なSNS戦略を取り入れることができれば、企業のブランド認知度を高め、新規顧客の獲得に大きな効果が得られるでしょう。

この記事では、これまで多くの企業のSNS戦略をサポートしてきた私が、BtoB企業に最適なSNS活用方法をわかりやすく解説します。

BtoB企業におけるSNSの役割・重要性

現代のビジネス環境において、SNSは単なる個人の交流ツールから企業の強力なマーケティングツールへと進化しています。とくにBtoB企業にとって、SNSはブランド認知度の向上、新規顧客の獲得、既存顧客との関係強化など、多岐にわたるメリットにつながるツールだといえます。

デジタル時代におけるSNSの役割

デジタル時代において、SNSは企業がターゲットユーザーと直接的にコミュニケーションを取るための重要なチャネルとなっています。リアルタイムでの情報発信や双方向のコミュニケーションが可能なSNSは、BtoBマーケティングにおいても欠かせない存在です。

BtoBマーケティングにおけるSNS活用のメリット

SNSを活用することで、BtoB企業は以下のようなメリットを享受できます。

ブランド認知度の向上:SNSを通じてブランドメッセージを発信し、多くの人々に企業の認知が可能です。
リードジェネレーション:ターゲットユーザーとつながり、潜在顧客を見つけることが可能です。
顧客とのエンゲージメント強化:顧客からのフィードバックを直接受け取り、迅速に対応することで、顧客満足度の向上につながります。

BtoB企業に適したSNSプラットフォームの選定方法

BtoB企業がSNSを活用する際には、適切なプラットフォームを選定することが重要です。企業の目標やターゲットユーザーに応じて、最適なSNSを選ぶことが成功の鍵となります。

各SNSプラットフォームの特徴と利点

LinkedIn:ビジネスプロフェッショナル向けのSNS。ネットワーキングや業界情報の共有に最適。
X(旧Twitter):リアルタイムでの情報発信が可能。トレンドや業界の最新情報をキャッチしやすい。
Facebook:さまざまな属性のユーザーが活用しており、ブランド認知やコミュニティ構築に有効。
YouTube:ビデオコンテンツを通じた情報発信に最適。製品デモやウェビナーに活用可能。
Instagram:ビジュアル重視のプラットフォーム。ブランドストーリーテリングに適している。
SlideShare:プレゼンテーション形式での情報共有に特化。専門的なコンテンツの発信に有効。

各SNSプラットフォームのユーザー層を理解し、ターゲットユーザーに最も適したプラットフォームを選ぶことが重要です。

プラットフォーム別活用法

LinkedIn: プロフェッショナルネットワーキングとコンテンツシェア

LinkedInはBtoB企業にとって最も重要なプラットフォームの一つです。プロフェッショナルネットワーキングや業界の専門知識を共有することで、ブランドの信頼性を高められます。

企業ページの最適化:詳細な企業情報や業績、製品情報を掲載することで、企業のプロフェッショナルイメージを強化します。
業界ニュースの共有:最新の業界ニュースやトレンド情報を共有することで、フォロワーのエンゲージメントを高めます。
社員のエンゲージメント促進:社員が自身のプロフェッショナルネットワークで企業情報を共有することを促進し、企業全体の認知度を向上させます。

X(旧Twitter): リアルタイムコミュニケーションとトレンド活用

X(旧Twitter)はリアルタイムでの情報発信が可能で、トレンド情報のキャッチにも適しています。短いメッセージで迅速に情報を発信することで、企業の最新情報を広く共有できます。

定期的なポスト:定期的に企業の最新情報や業界トレンドをポストすることで、フォロワーとのエンゲージメントを維持します。
ハッシュタグの活用:適切なハッシュタグを使用することで、関連するトピックに興味を持つユーザーにリーチします。
リアルタイムの対話:フォロワーとのリアルタイムのやり取りを通じて、企業の人間味を伝えます。

Facebook:ブランド認知とコミュニティ構築

Facebookはさまざまな属性のユーザーが活用しており、ブランド認知やコミュニティ構築に適しています。企業ページを通じてブランドメッセージを発信し、ユーザーとの関係を深めることができます。

ストーリーテリング:ビジュアルや文章を駆使して、企業のストーリーを伝えます。
コミュニティグループの運営:関連するトピックや製品に関心のあるユーザーを集め、コミュニティを形成します。
広告キャンペーンの実施:ターゲットユーザーに対する効果的な広告キャンペーンを実施し、リードジェネレーションを促進します。

YouTube:視覚的コンテンツとウェビナー

YouTubeはビデオコンテンツを通じた情報発信に最適なプラットフォームです。製品デモやウェビナーを通じて、視覚的に情報を伝えることができます。

製品デモビデオの作成:製品の使い方や特徴を視覚的に紹介することで、顧客の理解を深めます。
ウェビナーの開催:業界専門家を招いたウェビナーを開催し、専門知識を共有します。
チャンネルの最適化:再生リストや説明文を最適化し、視聴者のエンゲージメントを高めます。

Instagram:ビジュアルストーリーテリング

Instagramはビジュアルコンテンツに特化したプラットフォームで、ブランドストーリーテリングに最適です。高品質な画像や動画を通じて、企業のビジョンや製品の魅力を伝えます。

ビジュアルコンテンツの投稿:製品やサービスを魅力的なビジュアルで紹介します。
ストーリーズの活用:短期間で消えるストーリーズを活用し、リアルタイムでの情報発信を行います。
インフルエンサーとのコラボ:業界のインフルエンサーとコラボレーションし、ブランドの認知度を向上させます。

SlideShare:プレゼンテーション形式での情報共有

SlideShareはプレゼンテーション形式での情報共有に特化しており、専門的なコンテンツの発信に適しています。ビジネスレポートや業界分析を共有することで、専門性をアピールできます。

プレゼンテーションの作成:ビジネスレポートや業界トレンドをまとめたプレゼンテーションを作成します。
資料の共有:業界イベントやセミナーで使用した資料を共有し、広く情報を提供します。

BtoB企業のSNS活用におけるコンテンツ戦略

コンテンツの種類

SNSでの成功には、多様なコンテンツ形式を活用することが重要です。ブログ記事、インフォグラフィック、ビデオなど、ターゲットユーザーに合わせたコンテンツを提供します。

ブログ記事:業界の最新情報や専門知識を提供するブログ記事を作成します。
インフォグラフィック:複雑な情報を視覚的にわかりやすく伝えるインフォグラフィックを作成します。
動画:製品デモやインタビューなど、視覚的に訴求力のあるビデオコンテンツを作成します。

コンテンツカレンダーの作成

コンテンツカレンダーを作成し、計画的にコンテンツを発信することで、一貫した情報提供を行います。

定期的な更新スケジュール:定期的にコンテンツを更新し、フォロワーの関心を維持します。
季節やイベントに合わせたコンテンツ:季節や業界イベントに合わせたコンテンツを計画的に発信します。
投稿の効果測定:各投稿の効果を測定し、改善を図ります。

エンゲージメントを高めるための工夫

フォロワーとのエンゲージメントを高めるための工夫を取り入れることが重要です。

インタラクティブなコンテンツ:アンケートやクイズなど、フォロワーが参加できるコンテンツを提供します。
フォロワーとの対話:コメントへの返信やメッセージのやり取りを通じて、フォロワーとの関係を強化します。
キャンペーンの実施:フォロワー参加型のキャンペーンを実施し、エンゲージメントを促進します。

まとめ

BtoB企業がSNSを効果的に活用するためには、現状のマーケティングにおける課題に合わせて、適切なマーケティングプラットフォームを選択し、それぞれに合わせたコンテンツ戦略を立てることが重要です。ブログ記事、インフォグラフィック、動画などを活用し幅広いユーザーのエンゲージメントを獲得していきましょう。

株式会社GIGでは、メディアとの連動性を加味したSNSのアカウント運用や、広告の活用をマーケティング全体の戦略に合わせてご支援が可能です。SNSの活用は広告運用やメディアとの連動性を高めることで、さらに効果を発揮します。SNS活用を検討中の方は、これまでマーケティング戦略の設計からコンテンツ制作までDXプロジェクトにおける幅広いご支援をしてきた弊社にぜひご相談ください。

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早河 太貴

1997年3月生まれ。アドテクノロジー企業、SNSマーケティングの支援会社など数社を経て2021年9月に株式会社GIGに入社。現在は、GIGにおけるプロダクトマーケティング及び、クライアントのマーケティング支援まで担当。