ペルソナ設計｜東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社｜株式会社GIG

新規Webサービスを開発する際、どういったサービスにしていくのかといったコンセプトを設計し、競合サービスと比較してどういった強みがあるのかなどを明確化していくことは非常に大切です。

しかし、現代はSNS等の普及によってWebサービスに触れる可処分時間は限られており、さらに生活者のライフスタイルやニーズ、嗜好性は多様化しています。そのため、ユーザーニーズに応えるサービスを開発するためには、コンセプト設計等だけでなく、どういったユーザーに利用してもらいたいのかといったペルソナ設計が欠かせません。

もちろん多くの企業ではターゲット設計を行い、その上でコンセプト設計等を進めていることでしょう。ただ、ターゲットとペルソナは異なるもので、年齢や性別などのデモグラフィック属性を中心に分類するターゲットに対し、ペルソナは具体的な趣味や嗜好、家族構成等までも設定した架空の顧客像で、 “ユーザーの象徴として定義された人物” として設計されます。

新規Webサービスの開発において、まだ形になっていない段階では当然ながら現場での曖昧な要望や主観での意見が飛び交います。さらに未決定事項、不明確な事項があふれる中、ペルソナ設計がないまま進めてしまうと、ビジネス的に「ほしい機能」などが優先されてしまい、いざリリースしてみるとユーザーにまったく利用されないサービスになっていた、といったことは往々にして起こりうるのです。

そのためGIGでは、様々な意思決定の場面において判断基準となるペルソナを明確にすることを重要視しています。ペルソナを設計することで、開発コンセプトがより明確になり、開発するWebサービスのボタンカラーやフォント、そしてフォントサイズなどに至るまで、プロジェクトメンバー間の共通認識に基づく決定が可能になります。