「Webサイト運用」って何をするの?運用の必要性、費用相場について制作会社が解説!|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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「Webサイト運用」って何をするの?運用の必要性、費用相場について制作会社が解説!
2021-06-10 制作・開発
「Webサイトの運用担当になったけど、いまいち何をしたらよいかわからない!」とお悩みのあなた。Webサイトは適切に運用すれば、企業課題解決や顧客増加など大きな効果が得られる一方、ただなんとなく運用しているだけでは運営費を浪費するだけとなってしまいます。
この記事では、「Webサイトの運用は何をしたらいいのか?」「Webサイトの運用はなぜ必要なのか?」「外注すると費用はどれくらいかかるのか?」を解説します。
弊社GIGではGIGではさまざまなWebサイトの構築/運用に携わった経験を元に、最適なWebサイト運用の支援を行っています。Webサイト運用にお悩みなら、お気軽にご相談ください。
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Webサイト運用の仕事内容
Webサイトの運用は、主に以下のような業務を行います。
・コンテンツの更新/編集業務
・Webサイトの分析/改善
・契約情報の管理
・お問い合わせ対応
Webサイトによって細かい内容は異なりますが、上記のような内容が最低限必要な業務です。
単純にWebサイトを更新しているだけでは、運用とは言えません。とくに大事なのが、分析や改善を繰り返して、ユーザーに必要な情報を発信できる形に最適化していくことです。それぞれの業務について詳しく見ましょう。
仕事内容1. コンテンツの更新/編集業務
自社サイトやサービスの情報を最新に保つため、コンテンツの更新作業が必要です。
たとえば、新商品の発売や新サービスのリリースのときに、それを伝えるためのニュースコンテンツを追加したり、サービス内容の変更に伴いコンテンツを書き換えたりする必要があるでしょう。
最新の正しい情報を伝えるのは、Webサイトの重要な役目です。Webサイトのコンテンツを更新し続けることで、会社やサービスへの信頼度も高まります。
仕事内容2. Webサイトの分析/改善
Webサイト運用は、『Google Analytics』や『Search Console』などの解析ツールを用いて、情報更新後にどのような変化があったのか分析と改善が重要です。
Webサイトの分析をする大きな理由として、CV数(コンバージョン数)やPV数(ページビュー数)、流入元や滞在時間など、さまざまな情報を可視化できることが挙げられます。各種分析ツールで得られた情報をもとに改善策を打つことで、より成果の出やすいWebサイトへと効率的に育てられるのです。
仕事内容3. 契約情報の管理
ドメインやサーバーなど、各種契約情報の管理もWebサイト運営の大切な仕事です。これらの更新には費用がかかるため、万が一支払いを忘れるとWebサイトが表示されなくなってしまいます。
コーポレートサイトやWebメディアが表示されなくなると、多くの訪問者を逃し、大きな機会損失につながります。Webサイトの運用担当者は、細かい契約内容の状況までしっかり把握しておきましょう。
仕事内容4. 問い合わせの対応
Webサイトには通常、問い合わせフォームが設置されます。Webサイトのスタイルにもよりますが、問い合わせからはお仕事の依頼や訪問者からの意見などをいただけるでしょう。今後のWebサイト発展、ひいてはビジネスの直接的な成長につながる重要な機能です。
Webサイトから問い合わせがあった場合、担当者が最初に確認することになります。担当者が答えられるもの以外は、対応する他部署に確認しなければいけません。たとえば、技術的な内容であればエンジニアへ、商品に関しては商品開発に連絡することがあるかもしれません。どの部署に回せばよいかを整理し、適切に振り分けていく仕組みをつくるのが大切です。
Webサイト運用の目的と必要性
なぜ、Webサイトを運用していかなければならないのでしょうか。主な理由は以下の通りです。
・情報発信
・集客
・最適化
Webサイトによって目的はさまざまです。その目的や課題を達成するために適した形にしなければ、Webサイトを運営しても無駄になってしまいます。
目的を明確にしておけば、より効果的にWebサイトを運用していけるでしょう。
理由1. 情報発信
一つめの目的は情報発信です。Webサイトを訪問したユーザーに対して、正しい情報をわかりやすく伝える必要があります。
そのためには、ペルソナやカスタマージャーニーマップを作成し、誰に何を伝えて、どのような行動を起こさせるかを明確にしなければいけません。情報を提供する相手は一般の読者だけでなく、株主や求職者、パートナー企業などさまざまです。
どのようなターゲットに対して、何の目的を達成するために情報発信をしているのか、明確にしてWebサイトの運用施策を立案しましょう。
ペルソナ設計やカスタマージャーニーマップの作り方については、以下の記事をご参照ください。
理由2. 集客
サービスへの集客も大きな目的の一つです。Webサイトは24時間稼働しているため、働いていない時間も集客/販売できるのが大きなメリットとなります。
Webサイトへの集客の手段は、SEOにおける検索流入や、Twitter/FacebookなどのSNSからの流入、メルマガ経由での訪問、外部サイトからのリファラルなどさまざま。近年では、YouTubeからWebサイトに集客するといった方法も増えています。費用はかかりますが、リスティング広告を出稿するのも有効です。
理由3. 最適化
最適化とは、ユーザーのニーズに合わせて、Webサイトのデザインやコンテンツの内容を変えていくことです。ユーザーのニーズや流行などは、短期間で著しく変わります。そのためニーズを素早くキャッチアップし、サイトデザインやコンテンツの内容をアップデートしていかなければいけません。
最適化させていくには、Google Analyticsなどの解析ツールを使ってユーザーの閲覧行動を分析していくだけでなく、Webサイト運用担当者自身の情報感度も高めていく必要があります。
Webサイトの運用担当者に必要なスキル
Webサイトの運用は、情報管理や分析/改善、コンテンツの作成など多岐にわたります。
運用担当者に必要な主なスキルは以下3つです。
・編集スキル
・マーケティングスキル
・マネジメントスキル
以下でそれぞれ詳しく解説します。
スキル1. 編集スキル
まず編集スキルとは、Webサイトのコンテンツを見る力のことを指します。良質なコンテンツはGoogle検索でも上位表示され、多くのユーザーの目に触れることとなります。Webサイトの方針にしたがって、どのようなコンテンツを作成し、発信するのかを決める編集スキルは必須でしょう。
スキル2. マーケティングスキル
次にマーケティングスキル。メディアの目的を実現させるために「どのペルソナに対して」「どのチャネルから」「どのようにPV数/CV率を上げていくのか」計画を立てて実行するスキルです。
スキル3. マネジメントスキル
最後はマネジメントのスキルです。運用担当者は、開発担当者やエンジニア、マーケターなどとかかわりながら仕事を進めます。
そのため、依頼先や依頼内容が適切なのか、スケジュールの進行は滞りないかなど、プロジェクト全体を俯瞰してをマネジメントする能力が必要です。内部/外部のメンバーをまとめ上げて、チームを推進していきましょう。
Webサイトの運用を外注するためのポイント/費用相場
自社だけでWebサイトの運用ができる人材を揃えるの簡単ではありません。そこで本項では外注化するときの費用の目安などのポイントを解説します。
運用担当者が細かい内訳を把握してないがために、気づかないところでコストがかかっているケースはよくあります。
外注先や依頼内容の管理も、運用担当の重要な業務です。外注化する際には以下のポイントに気をつけましょう。
ポイント1. 問題点を明確にする
Webサイトの運用を代行するためには、まず問題点を明確にしておく必要があります。
・編集やマーケティングの知識のある人材がいない
・コンテンツを追加/更新する時間がない
・訪問者ユーザーニーズに沿ったWebサイトの分析/改善方法がわからない
・Webサイトの方針や目的が明確ではない
Webサイトの運用にかかわる悩みはさまざまですが、明確化せずに外注先へ丸投げしてしまうのは危険です。
コストが高くなるのはもちろん、社内の運用担当者が内情を把握できなくなる可能性があります。Webサイトが抱える問題点や方針、目的などを明確にして、どの部分を外注するかを決めておくことが、費用を抑える上でも重要なポイントになります。
ポイント2. 費用の相場をチェック
Webサイトの運用を外注する場合、どこまで任せるかで費用は大きく変わります。
以下は外注する場合の費用目安です。
費用相場 | サービス内容 | 目的 |
10万円以下/月 | ・コンテンツ制作のみ | Webサイトの構築および方針が定まり、コンテンツ制作のみを依頼したい |
10万〜30万円/月 | ・CMS設置 | WordPress等のツールの提供などの環境整備からコンテンツ制作までを依頼したい |
30万〜50万円/月 | ・戦略設計 | Webサイトのコンテンツマーケティングの戦略/方針部分からしっかりサポートを依頼したい |
50万円以上/月 | ・戦略設計 | 本格的なWebサイトの運用をトータルで依頼したい |
コンテンツ本数×単価(数千〜10万円) | 単発的なコンテンツの作成 | Webサイトのコンテンツ作成のみを依頼したい |
(参考:Web幹事)
Webサイトの規模や依頼する内容によって異なるため、ケースによって費用に開きはあります。外注先によって得意としている分野も違うので、サービス内容とかかる費用をよく比べて選びましょう。
GIGのWebサイト運用事例
GIGはクライアント様のWebサイト開発から運営までを一気通貫でサポートしている会社です。クライアント様の要望や予算に寄り添い、最適なWebサイト運営を実現させます。
ここからはGIGが実際に携わらせていただいたWebサイト運用事例をご紹介します。
事例1. 日本航空株式会社(JAL)様
日本航空株式会社様が運営する旅コミュニティサイト『trico(トリコ)』のコンテンツ制作/運用をご支援しました。
コンテンツ企画の段階から会議に参加し、Webサイトの方針策定から運用方法の構想までをご一緒させていただきました。会議では、ターゲットとなるペルソナ像をすり合わせながら、コンテンツ内容をブラッシュアップできる制作/運用体制を整えました。
JAL様ならではの情報発信を意識し、長期的なブランディングに繋がるWebサイト運用を心がけました。
その結果tricoは、ユーザー投稿数が毎月3,000件を超えるコミュニティサイトに発展。2019年には、日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会主催の『第7回Webグランプリ コーポレート部門』で優秀賞を受賞するに至りました。
事例2. ネストエッグ様
株式会社ネストエッグ様は、自動貯金アプリ『finbee(フィンビー)』を展開する企業です。
finbeeは、広告を中心に集客施策を展開されていましたが、貯金意欲のある顕在層へのリーチにとどまってしまうという課題がありました。そこでペルソナ設計からメディアのコンセプトづくり、サイト制作、記事の制作、メディア運用までをGIG1社で担える点を評価していただき、潜在層へのアプローチを目的としたオウンドメディアの制作/運用支援を行いました。
Webサイト運用面では、プロジェクトの立ち上げ期から編集者が会議に参加していたことにより、コンテンツにWebサイトのコンセプトを上手く反映することを実現させました。
Webサイトの運用代行はGIGへ
Webサイトの運用を開始したものの「何をしたらいいかわからない」「なかなか成果が出ない」という場合もあるでしょう。
そんなときは、ぜひWebサイトの制作/運用を得意とするGIGへご相談ください。
GIGではさまざまなWebサイトの構築/運用に携わった経験から、クライアント様にとって最適な運用をサポートします。またWebサイト運用やリード獲得に必要な機能を備えたCMS『LeadGrid』も展開中です。
分析ツールの導入やマーケティング支援、運用体制の構築まで、幅広く対応。企業課題に対して最適な施策を提案し、目的達成をサポートします。Webサイトの運用代行・支援のご相談はお気軽にご連絡ください。
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