「取材されたい・記事を書きたい」と反響があるメディアへと成長した『be-topia』誕生の裏側 | ネストエッグ様|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

「取材されたい・記事を書きたい」と反響があるメディアへと成長した『be-topia』誕生の裏側 | ネストエッグ様

2020-04-22事例インタビュー

自動貯金アプリ『finbee』を運営する株式会社ネストエッグは、「みつける、なりたいジブン」をテーマとしたオウンドメディア『be-topia』を2019年11月にリリース。今回GIGでは、『be-topia』のメディアサイト制作および、コンテンツ運用をお手伝いさせていただきました。

明確なメディア訪問動機がないユーザーに対して、アプリダウンロード(以下、DL)導線をいかに設計するか、またメディアサイトのデザインとコンテンツのトンマナをいかに合わせていくかが課題であった本プロジェクト。

GIGからはディレクターだけでなく、初期フェーズからデザイナーやコンテンツ担当も打ち合わせに参加し、円滑なプロジェクト進行を意識して取り組みました。

今回、ネストエッグの富宇賀直也さんを交え、メディアサイト制作を担当したGIGディレクターの藁科と氏江と共に、プロジェクトを振り返ります。

「メディア運用もできる制作会社」であることが決め手

GIG氏江:今回のプロジェクトは、2019年7月に制作スタートして11月にローンチ。振り返ってみればとてもスピード感のあるプロジェクトでした。あらためて、オウンドメディア『be-topia』を立ち上げるに至った経緯、背景を教えていただけますか?

富宇賀:アプリ『finbee』を2016年にローンチして、これまではペイドの広告をメインに集客施策を展開してきました。ただ、この先も広告ばかりに頼っていてはいけないなということで、広告に依存しないチャネルをつくろうと。そこでオウンドメディアを立ち上げるに至りました。

GIG藁科:様々な制作会社がある中、GIGにご依頼いただいた理由は何かありますか?

富宇賀:複数社にコンタクトを取っていたのですが、実際にお会いして話してみた感触が良かったことや予算感がマッチしたこと、また一番大きな要因としては、GIGがメディア運用もできる制作会社であるということです。

制作はA社、運用はB社といった形で別々の会社に依頼してしまうと、理想とするトンマナとの乖離が生まれてしまうと思ったんですね。そのため、メディアサイトの世界観とコンテンツの世界観を合わせるためには、運用も制作もできる会社に依頼したいと思っていました。もともとGIGのことを知っていたこともあり、依頼させていただきました。

実際、いま運用フェーズに入ってライターさんたちとやり取りしていても、「こういった世界観のコンテンツを書きたい」というのが予め共有できていたりと、関係者全員で同じ世界観を共有できています。

GIG氏江:今回のプロジェクトは、制作チームだけでなく、GIGのコンテンツチームもはじめからプロジェクトに加わって進めていきました。特にメディアサイトのコンセプトづくりも、コンテンツチーム主導となって進めていったため、世界観に乖離が生まれずに制作できたのは良かったなと。

GIG藁科:メディアコンセプトを決めていくにあたり、ペルソナを決め、いかにアプリDLに繋げていくかをカスタマージャーニーマップに落とし込んで設計していきました。そのタイミングで、アプリ側のターゲットも再設計を行われていましたよね。

富宇賀:はい。finbeeは自動貯金アプリのため、ターゲットとしてはマネーリテラシーがそこまで高くなく、貯金の必要性があるユーザー。一方で、メディア側のターゲットは、finbeeのターゲットより一歩手前にいる、貯金の必要性がないユーザーであると仮設を立てて再設計しました。

そもそも貯金というのは目的ではなく手段です。なんのために貯金をするのかという目標がないと、「貯金しなきゃ」とは思わないんですよね。そのため、いま現状やりたいことがなかったり、将来どうしようかなといったモラトリアム層に対してメディア側でいかに貯金の必要性を創出し、アプリユーザーに転換させるかが鍵でした。

つまりbe-topiaは、やりたいことがない人の背中を押す、といった意味合いを持つメディアであるべきです。そういった認識含めて、ブレないメディア制作を進行できたのは良かったなと感じています。

スマホファーストを前提に、ターゲットユーザーの思考を意識した導線を設計

GIG氏江:メディアサイトのトンマナを整える上で、ロゴデザインはとても重要なポイントです。今回、御社で考えていただいたメディア名をもとに、GIGでロゴデザインを担当させていただきました。

あらためて、be-topiaという名称にはどういった意味合いを込めているのか、教えていただけますか?

富宇賀:やりたいことが明確なユーザーはfinbee。その一歩前にいる、やりたいことがまだ見つかっていないユーザーはbe-topia。つまり、「なりたい自分になる」という意味でbe動詞の“be”、そしてfinbeeのひとつ手前の情報を配信するマガジンとして”e”をひとつ取った”be”、さらに、やりたいことが見つかる場所 ≒ ユートピア(utopia)と掛けて、be-topiaと名付けました。

GIG氏江:ロゴは、メディアのタグライン「みつける、なりたいジブン」の“みつける”に掛けて虫眼鏡をモチーフに、色は“bee”ということでハチのカラーリングを採用しました。

GIG藁科:今回、やりたいことが見つかっていないターゲットユーザーに対して、いかに親しみを持ってもらい、アプリDLへとたどり着くか、その動線設計が難しかったですね。

GIG氏江:またターゲット属性に合わせて、スマホファーストでデザインを進めていったため、PCデザインへの落とし込みも苦労したポイントでした。特にメニューの見せ方は試行錯誤しましたね。

「したい・ほしいを探す」「したい・ほしいを叶える」というメニューを用意しましたが、全体のデザインを邪魔することなく、ターゲットユーザーに適したものにするために、位置や大きさには特にこだわりました。

富宇賀:“やりたいことがない” という、ある意味ふわっとしたモチベーションでメディアに訪れているユーザーのため、カテゴリが目立つデザインであっても、「どこを見ればいいのだろう」となってしまいますし、そもそもどういったキーワードで探せばいいかもわからない。

そのため、導線設計についてディスカッションを重ねたのをいまでも覚えています。

GIG氏江:ワイヤーフレーム段階で要件を決めていくことができたので、デザインフェーズでは煩雑な修正作業というのはほぼ発生せずに進行していくことができました。

今回のプロジェクトでは、SlackFigmaを用いてコミュニケーションを取っていきましたが、制作コミュニケーションについてはいかがでしたか?

富宇賀:いままでFigmaを使ったことがなく、今回のプロジェクトではじめて使ったのですが、デザインへのフィードバックもしやすく、認識合わせもスムーズに進められて良かったです。

GIG氏江:初期のメディア設計は1ヶ月半近い期間をかけて行いました。メディアのゴールは、be-topiaのユーザーにとってやりたいことが見つかり、「やってみよう」と思って、finbeeを使ってもらうこと。そのゴールに向かって認識をすり合わせながら設計を進めていきましたね。

富宇賀:ユーザーがコンテンツを読んだ後に気持ちが上向きになれたらいいなと思っていました。さらに、書いている人も楽しい、コンテンツに登場している人も楽しいといったメディアを目指していたので、そういったことを共通認識として持って進めていけたのは良かったなと思います。

新たな事業の可能性につながるメディアが完成

GIG藁科:制作進行において、良かったなと思える点は何かありますか?

富宇賀:コミュニケーションが頻繁に取れたというのは、嬉しかったです。特に一般的な制作会社であれば、ディレクターやプロデューサーの方だけが来社して打ち合わせをするというパターンが多いと思うのですが、GIGはデザイナーやコンテンツ担当の方も打ち合わせに参加してくださいました

そのため、GIGのメンバー同士の認識合わせも十分できている印象で、ディレクター、デザイナー、編集者の方々との間でトンマナがズレているといったこともなく、安心して制作を任せられたなと思っています。

GIG氏江:ありがとうございます。GIGでは、基本的にデザインフェーズに入る前からデザイナーが打ち合わせにも参加していまして、ディレクターやプロデューサーから又聞きになる、という状況にならないようにしています

コンセプトメイキングのフェーズからデザイナーが入っているため、今回もデザインのトンマナにズレがない形での制作を進行することができました。

アプリDLを主張しすぎるのではなく、ユーザーの気持ちに寄り添うデザインに仕上げることができて、個人的に満足いくメディアに仕上がり、とても楽しいプロジェクトでした。

GIG藁科:社内外からの反響はいかがですか?

富宇賀:取材対象者のまわりの方々から「自分もインタビューしてほしい」とご連絡をいただいたり、ビジョンに共感したライターさんから「記事を書きたい」とご連絡をいただいたりと、メディアに関わりたいと思ってくださる方々が出てきているのが、とても嬉しく思っています。

また、マーケティング部内では「メディアを使ってこういった施策をやりたい」など、メディアをひとつの武器としていかに活用するかという議論が生まれていて、finbeeを世の中に広めていくための可能性が広がっています。

実際、想定はしていなかったのですが、協業している銀行から「be-topiaで記事を配信してほしい」とご連絡をいただいたりして、新たな取り組みの可能性が生まれてきており、とてもワクワクしています。

GIG氏江:あらためて今回のプロジェクトを振り返ってみて、いかがですか?

富宇賀:まず、無事メディアが完成して良かったなと。そして、個人的にスラックラインの記事が好きなのですが、若い方がこうやって頑張っているのを見るといいなと思いますし、素直に素敵な記事だなと思いました。

そして、もともと学生時代はメディア業界に興味があったこともあり、いまこうしてWebメディアに関われていることをとても嬉しく思っています。今後もfinbeeを成長させていくために、引き続きがんばります!


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