アクセス解析でユーザー行動を可視化。サービスの魅力がより伝わるサイトへリニューアル | GRAND様|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

アクセス解析でユーザー行動を可視化。サービスの魅力がより伝わるサイトへリニューアル | GRAND様

2025-05-08 事例インタビュー

GIGはこのたび、GRAND株式会社のオフィスビルメディア『GRAND』のサービスサイトリニューアルを支援しました。

GRANDさまは、近年急速に広がりを見せるエレベーター内に設置するサイネージ「エレベーターメディア」において、日本最大規模の設置台数を誇る企業です。しかし、以前のサイトではGRANDさまのサービス内容が伝わりづらく、魅力をステークホルダーに十分に訴求できていないことを課題に感じていたそう。

今回はGRAND株式会社 藤原さまと、本プロジェクトを担当したGIG池上、今西、林、吉田を交え、サイトリニューアルのプロジェクトを振り返ります。

ファーストビューで直感的に理解できるようなサイトをGIGなら実現してくれる

GIG林: 
まず、今回のプロジェクトがはじまった経緯を教えてください。

藤原: 
当社では、エレベーターメディアを提供しています。エレベーターメディアは、オフィスビルなどのエレベーター内に設置されており、ビルの訪問者に向けて情報を発信するものです。ビルのオーナーにとってはテナント向けの情報発信ツールとして、また広告主にとってはビジネスパーソンに直接訴求できる広告媒体としても活用されています。

エレベーターメディアおよび広告は急速に普及しつつあるものの、まだ十分に認知されていません。そのため、実際にエレベーターメディアを見たことがない方々にとって、その特徴や魅力をイメージしにくく、その価値を伝えるのが難しいという課題があったんです。

そのため、このような課題を解決し、サービスの魅力をより効果的に伝えるために、サイトリニューアルを決断しました。

▲(左上段から)インタビューにご協力いただいたGRANDの藤原さま、およびGIG今西・池上・林・吉田

GIG林: 
数ある制作会社の中から、GIGに依頼を決めた理由は何だったのでしょうか?

藤原:
最終的にGIGを選んだ理由は、過去の制作実績や打ち合わせでの印象を通じて、当社のように説明が難しいサービスをサイト上でわかりやすく伝えてくれると感じたからです。

とくに、サイトを訪れた人が、ファーストビューでサービス内容を直感的に理解できる情報設計や、ユーザーの理解を促進する導線づくりを重視していたため、GIGならそれを実現してくれると思い、依頼しました。

デザインと機能のバランスを両立させる

GIG吉田:
プロジェクトのスタートにあたって、まずはGIGの池上がWebサイトのアクセス解析を実施しました。ユーザーの行動などを分析することで、現状の課題を明らかにし、サイトリニューアルに向けた方向性を固めていきました。

GIG池上:
アクセス解析では、ユーザーがサイト内でどのページを訪れ、どれくらいの時間を過ごしているかなどを分析しました。このデータを基に、ユーザーがどのタイミングで離脱しているのか、またどの情報に興味を持っているのかを特定し、その結果をファーストビューで優先的に表示すべき情報や、導線の改善に活用しています。

▲今回リニューアルしたGRANDさまのサイト

GIG今西:
デザイン面では、エレベーターメディアがもつ「ハイエンド」なイメージを表現することに注力しています。競合他社との差別化を意識したうえで、単なるサービス紹介にとどまらず、洗練された印象や直感的なかっこよさを表現することを目指しました。

具体的には、エレベーターメディアの「短時間で視覚的に強い印象を与える」という特性を踏まえて、ファーストビューに動画を大胆に使用したり、瞬時に目を引くような動きをサイトにも取り入れたりしています。さらに、高級感のある配色や余白のバランス、フォントなど、細部にまでこだわり、ブランドの世界観を構築しています。

一方で、サービスサイトとしての役割も重要だったので、魅力的なデザインと、ユーザーが必要な情報をしっかりと届けられる機能を両立させることを意識しました。

藤原:
サイトをリニューアルするにあたり、当初、社内では「どの情報を、どの程度噛み砕き、どのように見せるべきか」といった方向性が定まっていませんでした。そのため、GIGさんには漠然としたイメージや要望を伝えるところからスタートしましたが、細かく相談・調整いただけたので、大変助かりました。

とくに、トップページの情報の見せ方には注力しました。私たちはエレベーターメディアを専門としており、その強みをどのようにビジュアルで表現するかが重要でした。その点について、GIGさんは私たちの意図を的確に汲み取り、サイトにしっかり反映してくれたのでありがたかったです。

初めてサービスを知る人にも、直感的に理解してもらえるサイトに生まれ変わった

GIG林: 
サイトリニューアルを終えて、どのような所感を持たれていますか?

藤原:
期待以上のクオリティのサイトに仕上げてもらいました。とくに、トップページのデザインは、ビジュアルを効果的に活用できたことで、初めて当社のサービスを知る人にも直感的に理解してもらえる作りになったと感じています。

またリニューアル後、サイト経由の資料請求やお問い合わせの件数が増加しました。さらに、今回のリニューアルで得られた知見やコンセプトを活かし、他の媒体での情報発信もより分かりやすく改善することができました。結果として、サイトだけに留まらない、全社的な情報発信の質の向上にもつながったと思います。

GIG林:
最後に、今後の展望とプロジェクト全体を通じたご感想を教えてください。

藤原:
今回のプロジェクトは、会社として三菱地所からの出資を受け、さらなる事業拡大を目指すなかで進行しました。サイトリニューアルは、情報の見せ方や当社のビジョンを再確認する良い機会にもなりました。

今後は、より多くの物件やビルにエレベーターメディアを導入することで、広告主からの信頼や評価を高め、メディアとしての影響力や存在感をより強めていきたいと考えています。

今回はその基盤となるサイトを作り上げていただき、ありがとうございました。

GIG林:
迅速なフィードバックや柔軟なご対応のおかげで、スムーズにプロジェクトを進めることができました。今後も何かお力になれることがあれば、ぜひお手伝いさせてください。ありがとうございました。

GIG池上:
サイトの分析と改善提案を通じて、お問い合わせ数やコンバージョンなどの数値が改善されるなど、具体的な成果が得られたことを嬉しく思います。引き続きデータ分析は大事になってくると思うので、継続的に分析を行いながら、事業の成長をサポートしていきたいです。

GIG今西:
今回のプロジェクトを通じて、会社やサービスの見せ方を整理したことで、GRANDさまが「自社の見せ方」を改めて考える機会に携われたことを嬉しく思います。今後もデザインやブランディングに関することなど、何かお困りのことがあればいつでもご相談ください。

GIG吉田: 
私は、エレベーターメディアというサービスについて知ることから始まりましたが、「初めて知る人の視点」を活かして、サイトの設計に取り組むことができたと感じています。GRANDさまとの密なコミュニケーションを重ね、無事にサイトをリリースでき嬉しく思います。これからも引き続きサポートできることがあれば、ぜひお手伝いさせてください。今後ともよろしくお願いいたします。

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