Webサイト制作会社の選び方。失敗しないための準備や注意すべきポイントをエンジニアが解説|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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Webサイト制作会社の選び方。失敗しないための準備や注意すべきポイントをエンジニアが解説
2023-02-25 制作・開発
Webサイトの制作を専門業者へ依頼しようと探しても、似たような会社が多く、「どのような基準で選べばいいのか悩んでしまう」という声をよく聞きます。
制作会社を選ぶとき、料金表や評判などの情報を見て悩む人も少なくありません。しかし、実は依頼する前の準備を入念に行っておくことで、失敗を防げる確率がグッと上がることをご存知でしょうか。
会社を選定する前にどのような準備を行うべきなのか、準備を行ったうえでどういった選び方をするべきなのかを、現役エンジニアの筆者が解説します。
Webサイトの制作・運用でお悩みなら、株式会社GIGが戦略設計からサポートいたします。お気軽にご相談ください。
Webサイト制作を依頼する前の準備
Webサイトの制作を制作会社に依頼するときは、事前準備が大切です。
この準備をしっかりしておくことで、制作会社との打ち合わせが円滑に進むだけでなく、制作が完了した後の運用に備えることもできます。具体的な準備について解説します。
準備1. 目的を明確にする
まず、そもそもどのような目的でWeb制作を行うのか、目的を明確にしましょう。
これからWeb制作会社に依頼する場合、以下のような目的があるのではないでしょうか。
・自社のWebサイトをこれまで持っていなかった
・今のWebサイトをリニューアルしたい
目的を明確にしたあとは、さらに掘り下げて具体化します。目的の掘り下げた例は、以下のとおりです。
<自社のWebサイトをこれまで持っていなかった>
・問い合わせができる専用フォームを実装したサイトがほしい
・会員登録から予約完了までを電話ではなくサイト上で完結させたい
・オンラインで商品を販売したい
<今のWebサイトをリニューアルしたい>
・競合他社に差をつけるような独自コンテンツを実装したい
・トップページにチャットボットを設置したい
ここまで明確にしていると、Web制作会社との打ち合わせをスムーズに進めることができます。
準備2. 依頼する範囲を決める
Webサイトの制作を制作会社へ依頼する場合、すべての工程を依頼しない方法もあります。これは会社によって、ある程度の作業は自社で行えるケースも考えられるためです。
たとえば、サーバーとドメインまでは自社で用意できるため、Webサイトの制作のみ依頼したい場合などが該当します。
依頼を受ける制作会社にとって、作業工数が減少します。工数が減れば負担も軽くなるので、費用の減額交渉なども可能になってくるでしょう。
そのため、依頼する範囲を確定させておくことが大切です。
関連記事:Web制作の要件定義で発注者側が知っておきたい4つのポイント
準備3. 公開後の運用、管理はどうするか考える
新規にWebサイト制作を依頼する場合、公開後の運用については必ず確認しておきましょう。具体的には「細かな修正やお知らせの投稿などの運用を担うのは自社なのか、制作会社なのか」などが該当します。
「制作後の運用は自社でやるものじゃないの?」と思われがちですが、じつは「保守・運用契約」を結べば、不具合の対応や機能追加の要望などを含め、事後対応やサイトの管理まで依頼することが可能です。その代わりに、毎月一定額の「保守・運用費用」がかかってきます。
自社であまりWebサイトに関する作業をしたくない場合は、保守費用として毎月いくらまで払えるのか、予算を決めておきましょう。
もし、ある程度の作業を自社で行うなら、作業用マニュアルの作成などを依頼します。マニュアル作成費用が発生するケースもあるため、予算を決めておいてください。
関連記事:「Webサイト保守」の費用相場はどれくらい?東京のWebサイト制作会社が解説
準備4. 納期・制作スケジュールを決める
次に実際のWebサイト制作におけるスケジュールを決めます。スケジュールはあいまいにせず、各工程で具体的な期日を設けるなど詳細に出してみることをおすすめします。
たとえばWebサイトの公開日が決まっている場合、ある程度の検収期間を想定して「○月○日までに納品希望」という希望を伝えます。
「なるべく早めに」といったあいまいな表現の場合、多忙な制作会社との認識のズレが発生する可能性が高いため、具体的な日時を伝えることが重要です。
準備5. 予算を決定する
スケジュール確定後は、予算を設定します。このときに参考になるのがWebサイト制作の相場感です。もちろんWebサイト制作の内容や制作会社によって幅がありますが、業界にはある程度の共通した相場があります。
Webサイト制作の工程別の費用相場は以下のとおりです。
工程 | 費用相場 | 作業 |
ディレクション費 | 全体の10~30% | ・競合調査 |
デザイン制作費 | 2万~5万円/ページ | ・ロゴ制作 |
システム開発費 | 5万~100万円 | ・インフラ設計/構築 |
Webサイト制作の費用は、ページ数と携わる人員の作業量で決まります。そのため、工程に含まれる作業のうち、どれだけ自社で負担できるのかでも見積もりに差が出てくるのです。
以下の記事で相場を詳しく解説しているので、こちらを踏まえながら大まかな予算を決めましょう。
関連記事:Webサイト制作の見積もりはどう決まる? 費用内訳と依頼時のポイントを解説
準備6. RFP(提案依頼書)を作成する
RFPとは「Request For Proposal」の略称で「提案依頼書」を指します。RFPはWebサイト制作で依頼したい内容をまとめたものです。
RFPを作成する目的は、発注者側がどういった経緯でWebサイト制作を依頼したいのか、依頼背景や目的、予算、スケジュール感などをWebサイト制作会社と共有することです。
どういったWebサイトを制作してほしいのかをRFPで明確に示すことで、スムーズなサイト制作につながります。
RFPの作り方については以下の記事をご確認ください。
関連記事:RFPの書き方とは? サンプル・テンプレ付きで準備やポイントも解説!
Webサイト制作会社の選び方のポイント
準備がある程度完了したら、いよいよWeb制作会社を選んでいきます。現役エンジニアの筆者目線だと、制作会社選びには以下の9つのポイントが重要になってくると考えられます。
1. 制作実績
2. 担当者の対応
3. 得意分野とニーズのマッチ
4. 見積書、提案書の内容
5. 制作体制
6. サポートやアフターフォロー
7. プロジェクト管理体制
8. 集客施策
9.制作会社の自社サイトのクオリティ
それぞれのポイントについて、重要性や意味合いなどを解説します。
ポイント1. 制作実績を確認する
Webサイト制作会社の実績は、その能力や信頼性を判断する重要な指標です。豊富な実績を持つ制作会社は、さまざまなプロジェクトを経験してきたことを示しています。
制作実績のページを見ると、その会社に依頼することでどのレベルのWebサイトが完成するのかを確認できます。
想像している完成イメージに近いWebサイトの制作実績がある会社を選びましょう。
有名・大手企業の制作実績があるか
制作実績に有名な企業や大手企業がある制作会社も選ぶ指標となります。認知度が高い企業のWebサイトは、多くの人の目に触れるものです。また、制作にあたってガイドラインや要件が設けられています。
有名企業や大手企業の制作実績があるということは、厳しい基準を満たせる高い信頼性と品質が証明できます。
デザインスキルはどうか
制作実績を確認するときは、企業理念やビジョンをうまく表現しているのかをチェックすることでデザインスキルを評価できます。
業界特有のデザインやトレンドをうまく取り入れている場合、業界内で求められるニーズを理解している可能性があります。イメージするWebサイトを制作してもらえることが期待できるでしょう。
自社と同業種の制作実績はあるか
業種や業態を問わず、幅広いジャンルの制作実績があるかを確認しましょう。とくに自社と同業種のWebサイトの制作実績があれば、業界のターゲットを理解しており、訴求力の高いデザインやコンテンツの制作に対応できるといえます。
業界特有の専門用語も理解していることが多いため、打ち合わせも円滑に進めることができるでしょう。
ポイント2. 担当者の対応やコミュニケーションに問題がないか
Webサイト制作プロジェクトは、長期間にわたる場合があります。
そのため、プロジェクトを円滑に進行させるためには、担当者との良好なコミュニケーションが欠かせません。担当者がこちらの意見を理解し、素早く対応してくれるかどうかは、プロジェクトの成功に直結します。
担当者の以下の対応をチェックしてみてください。
・レスポンスの早さ
・説明のわかりやすさ
・コミュニケーションの円滑さ
制作中から公開後までのフォローアップや、疑問や問題が生じたときの相談対応も重要なポイントです。担当者とのコミュニケーションが円滑で、迅速な対応が期待できる制作会社を選びましょう。
ポイント3. 得意分野が自社のニーズと合っているか
初めてWebサイト制作を制作会社へ依頼する場合、「なんとなく完成イメージは想像できるけど、細かな完成後の仕様については分からない」という方が大半なのではないでしょうか。
こういった場合は、依頼を検討している制作会社の制作実績を確認することをおすすめします。以下のポイントをチェックしてみてください。
・自社ニーズと合致する領域は得意か
・適切な提案や解決策を提供してくれそうか
制作実績からその制作会社の得意分野が見えてきます。とくに自社の事業が特殊で、サイト制作にニッチな技術が必要なときは、そういった分野が得意な制作会社を選ぶことが大切です。
Webサイト制作会社の得意分野と自社のニーズがマッチしているかどうかは、制作会社を選ぶポイントとなります。自社の要望に対して、適切な提案や解決策を提供してくれる会社を選びましょう。
ポイント4. 提案は具体的でわかりやすいか
制作会社から提出される見積書や提案書の内容は、その会社の考え方やプロジェクトへの取り組み方を示します。以下のポイントをチェックしてみてください。
・RFPの内容がしっかり反映されているか
・制作会社の説明は十分か
・制作会社の提案は魅力的か
見積書や提案書の中身には、自社が作成したRFPの内容がどれだけ反映されているか、説明が具体的で魅力的かどうかを確認しましょう。
提案書に関しては、RFPの内容に対する理解度と、それにもとづく具体的なプランが明示されているかを確認します。
また、見積書には費用の内訳が明記されているか、理解しやすい形でまとめられているかも確認しましょう。
ポイント5. 制作体制がしっかりしているか
制作体制は、プロジェクトの進行や品質に大きく影響します。制作体制をチェックするポイントは以下のとおりです。
・自社制作なのか、外注中心なのか
・アジャイル方式に対応しているか
・オフショア(海外)の開発が多いのか
Webサイト制作は工程が複数あるため、制作会社によっては外注を中心に使うところもあります。品質管理やコミュニケーションが気になるときは、自社メンバーで制作している会社を選びましょう。
オフショア開発においても、プロジェクト管理と品質管理が重要な課題となります。適切な管理体制があるか、品質保証や納期管理のプロセスが確立されているかを確認しましょう。制作実績や評判を調査することをおすすめします。
アジャイル方式に対応している制作会社は、要件の変更など柔軟な対応が可能です。制作会社が迅速かつ柔軟にプロジェクトの変化に対応できるか、アジャイル開発の経験や手法の習熟度などの評価が必要です。
ポイント6. サポートやアフターフォローは万全か
Webサイト制作は、公開後のサポートやアフターフォローも重要な要素です。サイトの更新やトラブル対応、必要に応じた機能追加など、制作後のサポート体制が整っている会社を選びましょう。
制作会社のサポート、アフターフォロー体制をチェックするポイントは以下のとおりです。
・サポート体制は整っているか
・トラブルへの対応速度は速そうか
・アフターフォローのコストがどれくらいかかるか
とくに、サイトが公開されたあとに発生する問題に対する対応速度や、それをどの程度のコストで対応してくれるかは、長期的なパートナーシップを考えるうえで重要なポイントです。
ポイント7.プロジェクトの管理体制は整っているか
Web制作会社を選ぶときは、管理体制にも着目しましょう。プロジェクトを進めるにあたって、品質や納期にも影響を与えるためです。主に以下のような点をチェックしてみてください。
・進捗管理やタスク管理ツールの有無
・専任担当者の有無
・品質の管理体制
・進捗報告・定例会議の頻度
・フィードバックなど
Webサイト制作の現場では、オンラインツールを使用します。
スケジュール管理なら『Backlog』や『Trello』、コミュニケーションツールなら『Slack』や『Chatwork』、データ共有なら『Figma』や『Adobe XD』などがあげられます。
これらのツールを使用することで、リアルタイムで進捗を確認できるため、効率よくプロジェクトを進めることが可能です。
ポイント8. ホームページの集客施策も対応できるか
Webサイトを制作するだけではなく、ホームページの集客施策も依頼できるかもチェックしましょう。戦略設計から施策実行まで依頼できる場合、運用後の成果の向上も期待できます。以下のポイントをチェックしてみてください。
・SEO対策の実績
・Webマーケティングへの対応
・Web広告の運用サポート
・アクセス解析・データ分析
SEOやWebマーケティングについては、専門知識が必要です。自社にリソースがない場合、深い知見をもつ制作会社を選ぶことで、Webサイトの成果を最大化できます。
関連記事:ホームページで集客できない原因とは? SEOや広告など施策の選び方も解説
ポイント9. 制作会社の自社サイトのクオリティが高いか
制作会社の自社サイトは、その会社の技術力やセンス、品質へのこだわりなどを表す重要な要素です。自社サイトのデザインやユーザビリティ、コンテンツの質などを見て、そのクオリティが高いか評価しましょう。
チェックポイントは以下のとおりです。
・デザインやUI/UX
・コンテンツの品質
・更新の有無
・独自性やトレンドの採用
制作会社が自社サイトにおいて優れたデザインやUI/UX、充実したコンテンツを実装できている場合、顧客に対しても同様の品質が提供される可能性が高いといえます。
一方、自社サイトが整っていない、または更新が滞っているような制作会社には疑問をもつべきです。自社サイトが見劣りする場合、顧客のWebサイト制作においても同様の問題が発生する可能性があります。
Web制作会社を複数比較する方法
Webサイト制作の外注で「指名して発注する依頼先がない」「見積もりをもらっている会社の情報だけでは適正価格か判断できない」という場合には、複数の候補となる制作会社を選定したうえでコンペ、もしくは相見積もりを取ることをおすすめします。
それぞれのメリットとデメリットについて解説します。
コンペのメリット/デメリット
メリット | デメリット |
・各社の具体的な提案を比較検討できる | ・準備に時間がかかる |
コンペのメリットは、複数の制作会社から提案を受けることができ、それぞれのアイデアやスキルを比較できる点です。これにより、自社のニーズに最も適した会社を選ぶことができす。
しかし、デメリットとして時間やコストがかかることが挙げられます。制作会社によっては、コンペに参加すること自体を敬遠する場合もあります。
提案は無償となることが多いため、制作会社にとっては大きな負担となるからです。具体的な提案を求める場合、制作会社への報酬を用意しなければならないこともあります。
相見積もりのメリット/デメリット
メリット | デメリット |
・予算にあった制作会社を選びやすい | ・具体的な提案が得られにくい |
相見積もりのメリットは、複数の制作会社から見積もりを取ることで、コストパフォーマンスを比較できる点です。また、各社の提案内容や対応の良さなども比較できます。
デメリットとしては、実際の制作能力やサービスの質が見えにくいことです。見積もりを取るための時間や手間もかかります。
なお、昔からの商慣習として「相見積もりはタブー」と言われることもありました。しかし、近年は企業のコスト削減への取り組みが進んでおり、相見積もりは当たり前になっています。
とはいえ見積もりを依頼しすぎても混乱してしまうので、3〜5社程度を目安にすると良いでしょう。
Webサイト制作会社を選ぶときの注意点
Webサイト制作会社を選ぶときは、目的を達成するために注意すべき点を押さえて、選定することが大切です。以下の注意点を押さえて、自社の目的や予算にあった制作会社を選んでください。
注意点1. 費用だけで選ばない
上でも述べましたが、相見積もりを取ったときは「費用の安さ」だけで選ばないようにしましょう。
「安いから」という理由だけで選んでしまうと、Webサイトを制作する本来の目的を達成できない場合があります。「安かろう悪かろう」という言葉があるように、最悪の場合はサイトが完成に至らず、余計なコストだけが発生するケースもあるのです。
相見積もりを取る目的は、費用を含めた提案内容を比較することです。費用や提案内容、担当者などさまざまな点のバランスを見て判断をしましょう。
注意点2. 会社の規模だけで選ばない
Webサイト制作を依頼する場合、大手や有名制作会社に絞って選定するのは避けましょう。現代は、フリーランスや小規模なチームなどで活動しているWeb制作業者が多数存在します。
規模が大きければ制作体制がしっかりしているといったメリットがあります。しかし、一部のリソースのみ依頼する場合は、以下のようにフリーランスや小規模事業者のほうがメリットがあるケースがあるのです。
・費用が安い
・営業とエンジニアが分かれてない
・融通が利きやすい
もちろん、規模が小さいと対応範囲が狭かったり、運用保守がないなどのデメリットもあります。
規模の大きい会社やフリーランスなどを含めた複数の業者から見積もりを取り、それぞれの良し悪しを含めて比較しましょう。
注意点3. 打ち合わせや契約に関する内容は記録に残す
Webサイト制作会社へ依頼するときは、プロジェクト全体の業務分担と役割など重要な内容は書面に記録しておくことをおすすめします。
たとえば、サイト公開後に一部修正を依頼しようとしたとき、てっきり公開後の修正も当初の費用に含まれていると思いきや、「保守費用の中では対応できない」と言われて追加費用を支払うことになった。というようなトラブルが起こる可能性があるのです。
とくに金額が発生する項目やスケジュール関係、作業範囲などは、あとで確認できるように契約書にまとめておくことでトラブルを防げます。お互いの責任範囲を確認したうえで、契約を結ぶことが大切です。
注意点4. 丸投げせずにこまめにコミュニケーションを取る
Webサイト制作を制作会社へ依頼後、完成するまで丸投げのままではいけません。発注者側も積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
とくに長期的なプロジェクトの場合、認識のずれが発生することがあります。疑問点や不明点がなくても、進捗確認としてこまめにコミュニケーションを取ることで認識のずれが小さいうちに対処できるのです。
また、進行中に新たな機能を追加したい、デザインのイメージを変更したいといった要望にも柔軟に対応してもらいやすくなります。
積極的なコミュニケーションにより相互理解が深まり、リリース後の運用サポートもスムーズに進めることが可能です。
関連記事:失敗しないWebサイト制作会社を選ぶ7つのポイント。
関連記事:Webサイト制作の流れ/必要期間は?費用やスムーズに制作を進めるポイントを現役エンジニアが解説!
信頼できるWeb制作会社の特徴
Webサイト制作は制作後の運用も見据えて、長期的なパートナーシップを組める会社を選ぶことが大切です。ここでは、信頼できるWeb制作会社の特徴について解説します。
トレンドを押さえたデザインを制作できる
WebサイトやWebシステムにはトレンドがあり、常に進化しています。トレンドを押さえたデザインを制作できる制作会社は、業界の変化に対応できるスキルをもっていることがわかります。
ユーザーが何を求めているのかを理解しているため、業種や業態のターゲット層を理解したデザインを提案してもらえる可能性が高いです。
「企業のブランド価値を高めたい」「ユーザー層にあわせたデザインを採用したい」といった要望や目的があるときは、力になってもらえるでしょう。
要望に応じたスケジュールに対応できる
発注側の要望に対して、柔軟に対応してくれる制作会社とはプロジェクトを安心して進めることができます。プロジェクトの各行程でリソースにゆとりをもたせているため、品質をたもちながら対応できるのです。
リスク管理も徹底されていることが多いため、トラブルへの対応力もあり、安心してまかせることができます。
集客・マーケティングのノウハウがある
信頼できるWeb制作会社は、幅広い業界での制作実績があり、集客施策やマーケティングのノウハウをもっています。
そのため、制作の初期段階から、SEOやユーザー導線を意識した戦略的なWebサイトの設計・提案が可能です。
提案力がある
信頼できるWeb制作会社は、単純に制作依頼を受けるだけではなく、要望に応じた施策や改善策を提案してくれるのが特徴です。
効果検証と改善を前提にした提案を意識しているため、CVや集客力を向上させるための体制を整えています。
また、プロの視点からできることと、できないことをしっかり伝えてくれるのも特徴です。言いにくいことを含めて提案してくれる制作会社とは、制作開始後もトラブルが起こりにくいでしょう。
関連記事:Web制作外注マニュアル|依頼先・費用相場・注意点・メリットを解説
Web制作会社GIGの制作実績
ここではWeb制作・システム制作において、多数の実績をもつGIGの制作実績をご覧いただきます。
1. 株式会社エブリー 様
株式会社エブリー様は、レシピ動画メディア『DELISH KITCHEN』やファミリー向け動画メディア『MAMADAYS』など動画メディアを多数運営する会社です。
社内エンジニアから評判が良く、予算やスケジュール、スピード感がマッチしたことでGIGへコーポレートサイト制作をご依頼いただきました。
新しいCIにふさわしいブランドイメージを高めるデザインと、ユーザーニーズに対応できる豊富な情報の両立を目標に制作しています。CMSにはGIGが開発・提供する『LeadGrid』を使用しました。
ご要望や検討すべきことをタスクに落とし込んでいただけたことで安心して進めることができたと喜ばれています。
2. 日機装株式会社 様
日機装株式会社様は、インダストリアル事業や航空宇宙事業、メディカル事業などを展開している会社です。GIGは新メディアの制作を担当しました。
新メディアでは、事業理解の促進やファンづくり、認知拡大や採用力の強化につなげることが目的です。
専門性の高い事業のため、説明には専門用語を多く使用します。そのため、親近感とわかりやすさをテーマにデザインやキーワード設計、コンテンツ制作を進めました。結果、これまで応募が少なかった属性からの問い合わせを受けるなど、認知度拡大や採用力の強化につなげています。
3. SIGNAL Inc. 様
SIGNAL Inc.様は、電通や博報堂など大手企業のオフィスデザインや複合施設のテナントデザインを手掛ける会社です。GIGはコーポレートサイトのリニューアル制作を担当しました。
得意とする洗練された空間デザインを表現するため、モノクロを基調とし、写真が映えるようなデザインを制作しています。リニューアル後、オフィスデザイン以外にもホテルや自然公園のデザインなどの依頼を受けるといった成果を上げています。
SIGNAL Inc.のコーポレートサイトは、CSS Design AwardのUX、UI部門のデザイン賞をはじめ、4つの海外デザイン賞を受賞しています。
4. 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 様
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)様の科学メディア『サイエンスポータル』のメディアサイト制作・システム開発・AWSを用いたインフラ構築をGIGが担当しました。
これまで運用してきたWebマガジンサイトと科学動画サイトを統合したものの、運用にあたって作業効率の悪化や利用者層の変化への対応ができていないことが課題でした。
制作はペルソナ設計からスタート。カスタマージャーニーマップをもとにサイト導線を設計し構造化しました。デザインガイドラインも策定し、競合との差別化も意識したうえでデザインを制作しています。
結果、科学情報を発信するサイトとしてPV数が増加。サイト運用の効率性も向上したと喜ばれています。
5. Shared X株式会社 様
Shared X株式会社様は、甘酒を用いた食品を開発している企業です。会社情報の発信と信頼性の向上、国内外からのお問い合わせ獲得を目標にGIGが新コーポレートサイト制作を担当しました。
「とにかくかっこいいデザインを」というご要望に応えるため、まずは共有いただいた参考サイトをもとに「かっこいい」の定義をすり合わせました。細部までデザインにこだわり、スタイリッシュなデザインのコーポレートサイトを制作しています。
6. 株式会社ベーシック 様
株式会社ベーシック様が運営するWebマーケティングに特化したメディア『ferret』のサイトリニューアルをGIGが担当しました。GIGのこれまでの実績や運営メディア『Workship MAGAZINE』のグロースハック姿勢を評価していただき、ご依頼いただきました。
マーケティングに関わる人が使いやすく求める情報を見つけやすいサイトを目標に制作を進めています。読みやすさを重視し、フォントサイズや余白、ボタン位置などを細部まで調整して制作しました。
7. コスモ石油マーケティング 様
コスモ石油マーケティング様は、頭金0円で月々定額で新車に乗れるサービス『コスモMyカーリース』を展開しています。GIGはサービスサイトのリニューアルプロジェクトを担当しました。
契約の申込み数が伸びないという課題を解決するため、ユーザビリティと情報の整理を軸にリニューアル制作を進めています。数百ページ以上の大規模サイトの情報設計、デザイン制作、システム開発を支援しました。
サービスの理解を促進するため、グラフやイラストなど視覚的な要素を活用。申込みフォームも入力項目を絞り、ユーザーの負担が軽くなるように設計しています。
リニューアル後は申込み数が約2倍に増加。関連サービスも継続して支援しています。
8. 株式会社ミクシィ 様
株式会社ミクシィは、ゲーム開発やライフスタイル領域のサービスなどを運営している会社です。事業拡大のなかでリブランディングを検討され、GIGへコーポレートサイトのリニューアルをご依頼いただきました。
事業内容やターゲット層、競合他社などを深く理解したうえで、情報設計とデザイン制作を進めています。IR情報などへリーチできる導線づくりも意識しました。
WordPressの静的化やサーバーのAWSの使用など、セキュリティ施策を意識したシステムを設計。SlackやFigmaを活用して、コミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めています。結果、拡張性の高いサイト構成が完成しました。
Webサイト制作はGIGにお任せください
Webサイト制作会社を依頼するときは、依頼する作業範囲や目的を明確にすることが大切です。見積もり額だけではなく、デザインスキルや制作体制もチェックしたうえで、予算にあった制作会社を選びましょう。
さまざまな制作会社があるなかで、信頼のおける制作会社を探すのはたいへんです。事前の準備と打ち合わせがスムーズなWebサイト制作会社なら、依頼後も安心して進めることができます。
Webサイト制作・システム開発の依頼先をお探しなら、ぜひGIGへご相談ください。
GIGは、豊富なWebサイト制作実績が示すように、お客様と丁寧で密なコミュニケーションを重ねてきたと自負しております。
作業可能な範囲も広く、Webサイト・リニューアルの対応だけでなく、Webマーケティングの対応や、SEO対策の見直しからキーワード設計まで総合的にサポートいたします。
GIGとともに成果につながるWebサイトを制作したい方は、ぜひお問い合わせください。
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