Webサイト制作の流れ/必要期間は?費用やスムーズに制作を進めるポイントを現役エンジニアが解説!|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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Webサイト制作の流れ/必要期間は?費用やスムーズに制作を進めるポイントを現役エンジニアが解説!
2022-10-02 制作・開発
Webサイトの制作を計画する際は、あらかじめ制作にどのくらいの期間がかかるのか把握しておきたいですよね。
結論から言うと、サイト制作には平均で1〜3ヶ月ほどの期間がかかります。
これから依頼しようと考えているサイトの制作には、どのくらいの期間がかかるのか。おおよその予想を立てようとした場合には、どういった流れでサイト制作が進むのかを把握しておく必要があるでしょう。
本記事では、サイト制作における基本的な流れを、現役エンジニアの筆者が解説します。
弊社GIGでは丁寧なコミュニケーションを取りながら、ご希望のスケジュールに合わせてサイト制作のご支援を行っています。どの制作会社に依頼をすれば良いかわからないなど、サイト制作について不明な点があれば、お気軽にご相談ください。
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Webサイト制作のおおまかな流れ
Webサイトの制作は、おもに下記3つのフェーズで行われます。
1. 準備
2. 会社選定
3. 構築
サイト制作のプロジェクトを進める前に、具体的にどのような流れでサイト構築が進んでいくのかを把握しておきましょう。
流れをあらかじめ把握しておくことで、プロジェクトの全体像が整理できます。さらに、全体像を把握できれば進捗度の把握もかんたんになります。流れをぜひ理解しておきましょう。
Webサイト制作にかかる期間の目安
Webサイト制作には、平均で1~3ヶ月ほどの期間を要します。一般的には依頼準備から発注までに2~3週間、残りが実際の作業期間と言われています。
ただし、サイト制作の期間は、サイトの「ページ数」によってどのくらいかかるのかが大きく変わってきます。
ここでは、ページ数およびWebサイトの種別ごとに制作にかかる期間の目安を紹介します。
LPの制作期間(1ページ):約1ヶ月
LPのような広告から到達するサイトの場合、1ページに全ての情報をまとめるので、製作期間は1ヶ月ほどと短くなります。
キャンペーンサイトの制作期間(3~5ページ):約2ヶ月
キャンペーンサイトは現在、WebサイトだけではなくTwitterのフォローやリツイート、Instagramのハッシュタグ投稿など、SNSと連携したものが主流となっています。
サイトのページ数だけでなく、商品や応募基準・方法などを検討する必要があるため、打ち合わせの回数が多くなることを考慮すると、制作期間の目安はおよそ2ヶ月といえるでしょう。
採用サイトや一般的なコーポレートサイトの製作期間(~20ページ):1~3ヶ月
一般企業のホームページの場合、ページ数は平均15ページ程度となっています。ページ内のコンテンツもそこまで多くないため、制作期間の目安は1~3ヶ月程度といえるでしょう。
しかし、近年では従業員のブログやチャットボットなど複雑な機能の実装を行う企業が増えています。
機能やコンテンツが増えれば、そのぶんコーディングに時間を要するので、この場合はサイト制作に3ヶ月以上かかる場合も考えられます。
大企業のコーポレートサイトの製作期間(20ページ~):6~9ヶ月
大企業のサイトや、取り扱う製品が多いメーカーのサイトであれば、必要となるページ数が20ページを超えてくるケースは十分考えられます。
さらにこういった企業では多言語対応をしている場合も多いため、ページ数は100ページを超えることもしばしば。
この規模であれば、サイト制作期間の目安はおよそ6ヶ月~9ヶ月となるでしょう。
Webサイト制作にかかる費用の目安
Webサイトの種類やページ数、デザインや追加機能、そして制作会社によってもちろん費用は前後しますが、下記がおおまかな費用と目安です。
Webサイトの種類 | ページ数 | 費用の目安 |
LP | 1ページ | 10~60万円 |
キャンペーンサイト | 3~5ページ | 50~100万円 |
採用サイト | ~20ページ | 100~400万円 |
コーポレートサイト(一般企業) | ~20ページ | 150~600万円 |
コーポレートサイト(大企業) | 20ページ~ | 600万円~ |
関連記事:Web制作の見積もりはどう決まるのか?費用内訳を解説
【準備フェーズ】Webサイト制作の流れ
ここでは、Webサイト制作における準備フェーズで必要な作業内容について解説します。準備フェーズは、サイトの制作が確定してから、依頼前の確認・社内処理が完了する部分までを想定しています。
このフェーズでは、「サイトはどのような内容を掲載するのか」「予算をいくらに設定するか」「サイトの完成後にどのような成果を想定しているか」を確定させることをゴールとしています。
ステップ1. サイト制作の目的をハッキリさせる
いちばん重要なのが、サイト制作の目的をハッキリさせることです。なぜなら、サイトを制作する目的は企業によってさまざまだから。
・新しい事業を開始したのでサイトを制作したい
・既存事業にサイトがなかったため、新たに制作したい
・サイトのデザインを一新したい
・サイトをリニューアルして大きな集客を狙いたい
これらは全て、サイト制作の背景や動機が異なるだけで、どれも立派なサイト制作の目的といえます。
このように目的がハッキリしていると、サイト制作会社はさまざまな提案がしやすくなり、見積もりも正確になっていきます。
ステップ2. サイトの仕様を決定する
制作するサイトをどのようなレイアウトにして、どのような機能を実装するのかなどのおおまかな仕様を確定させましょう。
仕様を定義することで、自社制作する場合はスケジュールが立てやすくなり、制作会社に依頼する場合は見積もりの精度が変わっていきます。
ステップ3. サイト制作の予算を確定させる
ここまで見てきた「目的」「仕様」を実現するために、どれくらい予算を割けるのかを分析しましょう。予算感が見えてきたら、本当にその予算が適当なのかを社内で検討し、予算を確定させておくことをおすすめします。
あまり相場が分からない場合は、先に予算だけをある程度決め、その予算内でサイトのリニューアルを行う手法も有効です。
【会社選定フェーズ】Webサイト制作の流れ
準備がある程度完了した後は、いよいよ制作会社を選んでいきます。ここでは、制作会社選びがどういった流れで進んでいくのか、その過程でどういった点に着目すべきかを解説します。
ステップ1. 制作会社をおおまかに絞りこむ
制作会社を選ぶポイントはいくつかありますが、その会社の実績ページやデモページを確認しておくのは重要です。その会社に依頼することで、どのレベルのサイトが完成するのかを確認することができるからです。
自分がなんとなくイメージしている完成像に近いサイト制作実績がある会社を選ぶことをおすすめします。
なお、サイト制作会社をどのように選べばよいのかは、下記の記事で詳しく解説しています。
関連記事:Webサイト制作会社の選び方。失敗しないための準備や注意すべきポイントをエンジニアが解説!
ステップ2. 打ち合わせを行う
サイトを制作する目的や仕様を制作会社に伝え、実際に打ち合わせを行いましょう。打ち合わせの際は、制作会社の担当者をしっかり観察するのがポイントです。
サイト制作中は担当者とコミュニケーションをとる機会も多く、ストレスなく連絡・やり取りができるかは重要です。円滑なコミュニケーションがとれるか否かは、最終的なサイトの完成度にも影響します。
ステップ3. 見積もりを取得する
打ち合わせが完了すると、見積金額が提示されます。見積書の内訳などをよく確認し、最終的な検討を行いましょう。
サイト制作は高額になることも多く、見積額だけで制作会社を選んでしまいがちです。しかし、価格が安いだけの制作会社に発注してしまうと、期待していたクオリティに届かないどころか、最悪の場合は成果物が納品されない可能性もあります。
費用を重視するのはもちろんですが、表面上の金額と同じくらい「なぜその金額がかかるのか」を丁寧に説明してくれる制作会社を選ぶのが大切です。
たとえば、費用がこちらが想定していた予算とズレていた場合は「なぜ、この費用が作業に必要なのか」を説明してもらい、説明に納得できるかを確認しましょう。
関連記事:Web制作の見積もりはどう決まるのか?費用内訳を解説
【構築フェーズ】Webサイト制作の流れ
ここでは、サイト制作における構築フェーズで行う具体的な作業内容について解説します。基本は制作会社に任せきりの段階ですが、担当者とのやり取りや動作確認などは発生します。制作期間中の流れについても理解しておきましょう。
ステップ1. 会社確定後に詳細な打ち合わせを実施する
会社の選定が完了したら、本格的にサイト構築にかかわる詳細な打ち合わせを実施します。この際、発注する前にサイト公開後の作業範囲について認識を合わせておきましょう。
ここで認識がズレていると、たとえばサイト公開後に一部修正を依頼しようとしたとき、公開後の修正も当初の費用に含まれていると思いきや、「保守費用の中では対応できない」と言われて追加費用を支払うことになる、といった事態に発展する可能性が出てきます。
ステップ2. 制作会社がサイト制作を行う
打ち合わせで確定した仕様に沿って、制作会社がサイト制作を実施します。基本的には制作会社からの連絡待ちとなりますが、担当者からの質問や定期的なミーティングなどのやり取りは発生します。
ステップ3. 動作確認を行う
サイトがある程度形になれば、動作確認を依頼されます。サイトが事前に話していた仕様に沿って作られているかを確認しましょう。
ステップ4. 検収する
成果物が納品され、両者が合意すればサイト制作は完了となります。これ以降は保守・運用フェーズに入りますので、サイト公開後に「どの作業を誰が行うのか」をもう一度確認しておきましょう。
Web制作会社に外注し、制作期間を短縮する3つのコツ
ここまで、Webサイトの制作にかかる期間や費用、そして実際に制作する流れについて説明しました。
ここからは、制作を外注する場合に、少しでも早く制作期間を短縮するために必要となるコツについて紹介します。
コツ1. 提案依頼書(RFP)を提出する
提案依頼書(RFP)は「Request For Proposal」の略称で、外注先候補の会社にわたす資料のことをいいます。この資料を提出する意味は、Webサイト制作に関する要望や課題を明確化することです。
Webサイトを制作するに至った背景や、要望、提案してほしいことなどをすべて資料としてまとめて提出することで、制作会社としても提案がしやすくなります。
さらに、会社選定の際にもRFPを提出しておくことで、各会社からの見積もり条件を統一させることもできます。比較検討が効率化され、制作期間の短縮につながるでしょう。
関連資料:BtoB企業向け RFPの書き方(LeadGrid)
コツ2. プロジェクトリーダーを配置する
提案を受けたときや、制作が完了したあとの確認作業において、最終判断を下す責任者を明確にすると、打ち合わせがスムーズになって製作期間の短縮につながります。
作成完了後の確認段階で、最終判断ができずに検収処理に時間がかかってしまうことを避けるためにも、プロジェクトリーダーを決定し、配置しておきましょう。
コツ3. 社内の体制を整える
多くの制作会社は、発注後に制作スケジュール資料を作成します。
打ち合わせの段階で大まかに決めたスケジュール通りにプロジェクトは動いていくため、社内で必要な作業などをこなせる体制を整えておきましょう。
体制を素早く整えるために、提案依頼書や要件定義書、発注前の最終打ち合わせなどで、社内ですべき作業と制作会社が行う作業を明確化しておくことも重要です。
Webサイト制作・リニューアルはGIGにお任せください
本記事では、Webサイト制作がどの程度の期間を要するのか、どういった流れで進むのかについて解説しました。
本文中でも説明したように、事前の準備と打ち合わせがスムーズなWebサイト制作のキモとなります。
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