売上10倍を実現したECサイト『Glimpse』リニューアルの裏側|ビーラボ様|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

売上10倍を実現したECサイト『Glimpse』リニューアルの裏側|ビーラボ様

2020-03-24 事例インタビュー

外気と体温の気温差で発電するスマートウォッチなど、海外のスタートアップが手掛けるIoT関連商品を取り扱うECサイト『Glimpse』を運営する株式会社ビーラボ。GIGではこの度、Glimpseのサイトリニューアルを担当させていただきました。

今回のプロジェクトは、ある商品の販売のタイミングにあわせてリニューアルする必要があり、限られた期間の中でいかにベストなサイトを目指すかが鍵でした。そんな中「言語化が難しいことも噛み砕いてまとめてくれるため、安心して何でも相談できた」と語るのはビーラボの矢野さん。

今回、ビーラボの矢野さんと大山さんを交え、サイトリニューアルを担当したGIGディレクター・三浦、デザイナー・小見と共に、プロジェクトを振り返ります。

発注の決め手は、レスポンスの早さとフィーリング

GIG三浦:あらためて、ECサイトをリニューアルするに至った背景を教えていただけますか?

矢野:Glimpseでは、海外のスタートアップが手掛けるIoT関連の商品を取り扱っています。生活を豊かにする選りすぐりのモノを掲載しているのですが、商品の特性上、一般的な商品と比べると分かりづらいものが多いんです。

スタートアップは、世の中にまだないもの、尖ったプロダクトをつくっているため、新しいものが好きな人たちには刺さるかもしれません。しかしそうでない人が見ると「これ、何に使うの?」と思われてしまう可能性があります。

そこで客層を広げていくために、単に商品を見せるだけでなく、作り手の想いや商品のストーリーをしっかりと伝える、能動的に情報発信をしていくサイトにリニューアルする必要があると思い至りました。

GIG三浦:数多くのWeb制作会社がある中で、GIGを選んでいただいた理由は何かありますか?

矢野:はじめは普通に「Web 制作会社」といったキーワードで検索して調べて。そのなかでもSEOができている制作会社に依頼したかったので、検索結果1ページ目、最低でも2ページ目に出てくる企業から探していました。そこで見つけたうちの1社がGIGです。

そして実際に7社にコンタクトを取ったのですが、GIGは連絡がとても早くて。さらに、最初に打ち合わせをしたときに「フィーリングが合うな」と思ったのが、GIGに発注させていただいた理由です。

というのも、サイトのコンセプトからデザインに至るまで、論理的な議論だけでなく、感覚的な話し合いも出てくると思っていたため、いわゆる“フィーリングが合うかどうか”が大事だと思っていたんですね。

我々のぼんやりとした想いを汲み取ってくれて、同じ方向を見て導いてくれる。さらに要件定義前にも関わらず見積もりも非常に明確で、とても安心感があったのがGIGでした。

GIG三浦:そう言っていただけて、とても嬉しいです!ヒアリングで理想形のサイトがイメージできていたので、ご提案フェーズでは理想形のお見積りを出させていただきました。

またディレクターとしては、IoT関連の商品を「どうストーリーと絡めて見せていくか」を考えるのが純粋に面白いなと思いました。

打ち合わせのライブデザインで決定するスピード感

GIG三浦:本プロジェクトにおいて、印象に残っていることは何かありますか?

大山:デザインを決めていく過程が、非常に印象に残っています。特にロゴについては、妥協なく最後まで追求していただけて、GIGに依頼してよかったなと思えたポイントでした。やはり、ロゴはサイトにおいて大事な存在ですからね。

GIG小見:サイトコンセプトを決める上でも重要なため、ロゴの案出しから行いましたね。ロゴのカラー含め、打ち合わせの場でどんどん決まっていったのが私としても印象的でした。

GIG三浦:打ち合わせでは「いま少し変えてみるので、5分ください。その間にワイヤーフレームについて話しましょう」といった感じでしたよね。まさにライブデザインといった形で。

矢野さん、大山さんともに意思決定が本当に早く、大体のことが打ち合わせの場で決まっていったので、制作もスムーズに進行できました。

矢野:正直にいうと、我々も余裕がなかったんです(笑)。今回はどうしても、ある商品の販売開始にサイトリニューアルを間に合わせたかったので、社内で持ち帰って検討していては時間がかかってしまう。「いま決めないと、もう時間がない!」といった感じでした。

また三浦さんも小見さんも、常にこちらの意図をしっかり汲んでご提案してくださりました。さらに、我々が意思決定すべきものを明確に提示してくださるなど、とてもコミュニケーションが取りやすかったなと感じています。

GIG小見:「何を話しても話が通じる」というのは私たちにとっても非常に助かりました。技術的な細かい部分も、しっかりとコミュニケーションがとれたおかげで、認識の齟齬が少なく進行できたなと。

大山:「こっちはお金を払っているから」といった態度でのコミュニケーションは適切ではないと思っているので。依頼する側、依頼される側という関係ではなく、同じ目線でコミュニケーションすることを意識していましたね。

私自身はWeb系のバックグラウンドがあるわけでもないので、本当に調べたり、教えてもらったりしながら、必死でしたが……(笑)。

GIG三浦:最初に矢野さんもおっしゃっていましたが、やはり感覚が合うのはプロジェクトを通じて感じることのひとつでした。感覚が合うという基盤の上で、ロジカルなコミュニケーション、根拠あるフィードバックをいただけるので、非常に進めやすかったです。

売上アップとパートナー拡充につながった

GIG三浦:今回リニューアルの目的は「商品のストーリーや作り手の想いを伝える」ことでした。しかしメディア色が強くなり過ぎてしまうと“商品が買える”という根本的な部分が分かりづらくなってしまいます。

そこで記事コンテンツから流入したユーザーでも、「この商品、買えるんだ」とわかるようなユーザー導線を意識しました。できあがったサイトを見て、最初の印象はいかがでしたか?

矢野:理想とするサイトができたなと、とても感慨深かったです。ディテールにもこだわってくださり、良いサイトができたと素直に思いましたね。

大山:特にデザイン性が高く、さすがだなと感じました。

GIG小見:やはり商品がメインのサイトですから、デザインにおいては商品の邪魔をしない、シンプルなサイトデザインを意識しました。その上で「ユーザーに馴染みやすいサイト」「購入フローにおける使いやすさ、わかりやすさ」を意識してデザインをしました。

GIG三浦:リニューアルをして、社内外から何か反響はありますか?

大山:こちらからGlimpseに掲載したい商品を探して依頼の連絡をしたりもするのですが、リニューアルをしてからは「オシャレなサイトですね、ぜひ掲載お願いします」と言われることが増え、パートナー開拓に繋がっています。

矢野:売上にも徐々に繋がっています。商品要因ももちろんあるので試行錯誤している段階ではありますが、10倍近い成長です

GIG三浦:すごいですね!私たちとしても、よい結果が生まれているのはとても嬉しいです。今回、CMSにはGIGのオリジナルCMSである『LeadGrid』を導入させていただきましたが、使い勝手はいかがでしょう?

矢野:ただの記事コンテンツだけではなく、ブランドページに対してもデザイン性の高いコンテンツ編集ができるので、総じて使い勝手がいいなと感じていますよ。

GIG三浦:最後に、あらためて今回のプロジェクトを振り返ってみていかがでしたか?

矢野:発注前からもそうですが、やはりレスポンスが早く、コミュニケーションがとてもスムーズに取れたのは、本当に良かったなと。そして我々もWebのプロではないので、寄り添って導いていただけたなと感じています。
なかなか言語化が難しいことも、噛み砕いてまとめてくださるので、安心して何でも相談できました。

GIG三浦:良いアウトプットを求める上でロジカルなコミュニケーションが取れたことは、言葉を選ばずにいえば非常に「やりやすかった」なと感じています。

認識に大きなズレが生まれず、予想外な出来事も比較的起こりづらかったため、楽しいプロジェクトでした。打ち合わせに行きたくない日はなかったです(笑)。

GIG小見:三浦の言うとおり、やりやすくて、めちゃくちゃ楽しいプロジェクトでした。その上でサイトにも満足いただけて、本当に最高です。

矢野:末永くサイトを育ていただきたいと思っていますので、今後もいろいろお願いするかもしれません。ぜひこれからも一緒にやっていきましょう。


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