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【BtoB・BtoC別事例8選】コンテンツマーケティングの成功事例に共通する要素は?
2023-09-14 制作・開発
一般消費者をターゲットにしたBtoCのコンテンツマーケティングでは、消費者のニーズや関心にそったコンテンツを制作して認知度の向上や購買意欲の喚起を図ります。ここでは、BtoCのコンテンツマーケティングの成功事例を4社ご紹介します。
BtoBコンテンツマーケティング成功事例4選
1. DX SQUARE
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営するポータルサイト『DX-SQUARE』は、DX初心者が理解を深められるコンテンツを提供しています。
「学ぶ」「知る」「つかう」「DX関連ニュース」「用語集」のカテゴリを設置し、目的にあわせた情報を提供。ユーザーは知りたい情報にすぐアクセスできるのが特徴です。
記事だけではなく、動画コンテンツも提供しており、より理解を深めるための工夫がなされています。
また「知る」カテゴリではDX成功事例を連載しており、IT人材の育成方法やDX推進に関する内容を配信し、DXに関心のあるターゲットに役立つ情報を発信しています。
2. TOKIUM
株式会社TOKIUMは経費精算や請求書受領、電子帳簿保存対応のクラウド文書管理システムなどのサービスを展開しています。サービスごとにサイトを展開しており、ユーザー体験は最適化できていたものの、シリーズとして統一性が低いことが課題でした。
SEOを踏まえた戦略設計を行い、デザインの実装までGIGが担当。ユーザーインタビューやワークショップなどでユーザー像とサービスへの理解を深めたうえで、ニーズを満たすためのコンテンツを制作しています。結果、目標としていたCV率もクリアしています。
3. Bright
日機装株式会社が運営する『Bright』は、産業用ポンプや航空機部品、血液透析装置などの医療機器の製造・販売などさまざまな事業を展開してる会社です。事業内容の説明にあたって専門用語が多くなり、気難しいイメージをもたれてしまうため、オウンドメディアでイメージを刷新したいという目的がありました。
オウンドメディアの制作はGIGが担当し、認知度の向上と採用強化を最終目標に掲げ、キーワード調査・設計。専門性の高い事業のため、読者が理解しやすいようにわかりやすさに重点を置いた記事を制作して課題解決に取り組みました。結果、採用に関しては応募層の拡大にくわえて、認知拡大にも大きな効果を実感されているようです。
4. アイダ設計
建築設計会社のアイダ設計は、求人媒体を頼らない採用サイト経由の応募者を増やすことを目標に、サイトリニューアルをGIGへ依頼しました。単純に応募数を増やすのではなく、意欲が高い社員の採用が目的です。
ターゲットの訴求したコンテンツを制作するため、ペルソナの設定など入念なヒアリングをもとに制作を進行。インフォグラフィックスを採用して視認性も高めました。また、検索エンジンからの流入数を増やすために、コンテンツはすべてSEOを意識して制作しています。
結果、採用サイトを経由した応募は月15件に増加。意欲の高い求職者からの応募が集まっているようです。
BtoCコンテンツマーケティング成功事例4選
一般消費者をターゲットにしたBtoCのコンテンツマーケティングでは、消費者のニーズや関心にそったコンテンツを制作して認知度の向上や購買意欲の喚起を図ります。ここでは、BtoCのコンテンツマーケティングの成功事例を4社ご紹介します。
1. trico(トリコ)
日本航空株式会社(JAL)は、ユーザー同士が相互コミュニケーションを行える場として、コミュニティサイトの制作をGIGへ依頼しました。
ユーザー同士が写真を投稿できるコンテンツとともに、JAL様らしさを感じられるコラムを制作しました。長期的なコーポレートブランディングを意識した企画をもとに製作した結果、ユーザーからの投稿数は毎月3,000件以上となる大きなコミュニティサイトに成長しています。
2. RIZIN
株式会社ドリームワールドワイドが運営する総合格闘技団体RIZIN FIGHTING FEDERTATIONの特設メディアサイトです。大晦日に地上波での放映にあわせて、Webメディアでも同時配信を行うといったインタラクティブな要素を取り入れることを企画して、GIGへ依頼しました。
放送当日のアクセス集中に耐えるため、サーバーの負荷分散にくわえて、ネットワーク環境の監視体制を整えました。リアルタイムで試合速報や試合展開を掲載したことで、試合当日はSNSで拡散され盛り上がりを見せました。
3. Glimpse(グリンプス)
株式会社ビーラボのECサイト『Grimpse(グリンプス)』は、スタートアップが手掛けるプロダクトを扱っています。ユニークな製品が多く、プロダクトの魅力を伝えきれていない課題を解決することを目指し、GIGへサイトリニューアルを依頼しました。
作り手に焦点を当てたストーリー形式の商品コンテンツとして、商品のコンセプトや機能、デザインなどが手にとるようにわかるコンテンツとなっています。製品レビューやメーカー紹介のコンテンツもあり、読み物としても楽しめるECサイトとなっています。
リニューアル後は売上が約10倍まで成長。商品掲載を希望する企業も増えたそうです。
4. TS-BASE
竹田印刷株式会社は印刷事業とあわせて、ECサイトの構築やデジタルコンテンツを制作するソリューション事業を手がけている会社です。複数の事業をまとめたブランドサイトをGIGが制作しました。
多様化したサービスを顧客に理解してもらうことを課題とし、サービスについてわかりやすく伝えるためのコンテンツを企画・制作しています。サービスがうまく連携していることを伝えるためのビジュアルを制作し、アイコンなども一つひとつやり取りを重ねながら時間をかけて制作されたものです。
事業内容が伝わるわかりやすいブランドサイトとなっています。
コンテンツマーケティングの成功事例の共通項
ご紹介したコンテンツマーケティングの成功事例には4つの共通項があります。
目的とゴールが設定されている
コンテンツマーケティングは闇雲に記事を作っても、思うような効果は得られません。成功事例では目的とあわせてゴールも設定されています。そこから逆算をして制作するコンテンツを設計していくのです。
目的とゴールは、単純に「アクセス数を増やしたい」とぼんやりとしたものではなく「アクセス数〇%アップ」など具体的に設定するのがポイントです。
オウンドメディアの戦略が立てられている
コンテンツマーケティングは目的やゴールにあわせて、戦略を立てることが大切です。たとえばオウンドメディアの目的が「新規顧客の獲得」の場合、見込み顧客の獲得やアクセス数、CV率などいくつかのKPIを設定して、達成するための計画・施策を実施します。
オウンドメディア戦略は予算や扱うプロダクトなど、さまざまな要因で変わるものです。自社で実施できる戦略を検討してください。
公開後も改善が行われている
成功事例ではメディアのリリース後もコンテンツ制作を継続されていました。コンテンツマーケティングの成功には、良質なコンテンツを定期的に公開するのが効果的です。
ユーザーニーズは時代とともに変化するため、古いコンテンツは流入キーワードなどを調査したうえで、リライトを行うなど改善しなければなりません。
自社で収集できるデータ以外にも、ユーザーからのフィードバックも確認して反映させましょう。効果検証後の改善をくり返すことで、より高品質なメディアへと成長させることが可能です。
タッチポイントに適切に対応している
タッチポイントとはターゲットとの接点のこと。成功事例ではタッチポイントを意識した施策が講じられていました。タッチポイントが検索エンジンなのか、SNSなのかで制作するコンテンツが異なります。コンテンツマーケティングでタッチポイントを活用することで、認知度の向上やイメージアップにつなげることが可能です。
カスタマージャーニーマップを作成すると、購買プロセスなどタッチポイントを特定しやすくなります。
関連記事:カスタマーじゃーニーマップの作り方【現役インハウスマーケターが解説】
関連記事:ペルソナ設計とは?設計の方法から分析、ワークショップ、事例までを徹底紹介
コンテンツマーケティングを自社で行うときの注意点
成功事例をもとにコンテンツマーケティングを行っても成果はすぐにでません。良質なコンテンツでもSNSで拡散されないことがあります。どういうことなのか?コンテンツマーケティングを自社で行うときの注意点について解説します。
短期間で成果はでない
コンテンツマーケティングはすぐに成果が出るものではありません。ユーザーと信頼関係を構築し、認知度を高めるための取り組みのため、早くても数か月はかかることを理解しておきましょう。
このことを理解しておかなければ、内製化に取り組んでいる社員のモチベーションが低下する可能性があるため注意が必要です。長期的な視点で取り組まなければならないという認識を、すり合わせておいてください。
関連記事:競合と差別化を図るコンテンツマーケティング戦略|6つの施策と3つのフレームワーク
SNSでバズらせるのは困難
SNS経由の集客を目的とする場合、SNSでバズるコンテンツを制作すればいいわけですが、それは簡単なことではありません。もともと良質のフォロワーがたくさんいるアカウントなら、フォロワーによる拡散力を期待できるでしょう。
フォロワーに拡散をしてもらいたいなら、ふだんからフォロワーのニーズを満たす発信やコミュニケーションをとるなど企業側の努力も関係してきます。SNSで拡散を狙うなら、まずはSNS運用で基盤を作っておくことが大切です。
関連記事:Twitter運用のコツ。フォロワーを増やさないビジネスアカウント運用術
コンテンツマーケティングは公開後も続く
ユーザーにコンテンツを読んでもらったら終わりではありません。読んでもらったあとに購入や申し込みといったアクションがないときは、何かしらの理由があるものです。公開したコンテンツを調査したうえで、アクションにつながらなかった理由を明確にします。
もしニーズからズレていたり、情報が古かったりするときはリライトを行いましょう。定量的・定性的に評価を行い、データに基づいた改善を重ねることが大切です。
関連記事:SEO記事のリライトのやり方は?大規模メディアのコンテンツにテコ入れする方法も解説
コンテンツマーケティングを外部に依頼するときのポイント
コンテンツマーケティングの内製化が難しいときは、外部の制作会社に依頼しましょう。専門知識をもっているため、要望に沿ったコンテンツの設計・制作を依頼できます。外注のポイントは以下の通りです。
制作実績
コンテンツマーケティングを依頼する制作会社を選ぶときは、まず制作実績を確認してください。過去の実績からどのような業種やクライアントに対応してきたのかを確認します。
自社と同じ業界の制作実績があり、高品質なコンテンツを提供しているかを確認しましょう。制作実績に掲載されたクライアントの声からは、信頼性も評価できます。
対応領域
制作会社がどこまで対応してくれるのかを確認しておきましょう。コンテンツマーケティングは対応領域が広く、制作会社によっては対応してもらえない工程もあるからです。
オウンドメディアに関してまったく知識がないなら、戦略立案から伴走してくれる制作会社を選ぶことをおすすめします。
サポート体制
外部に依頼する制作会社を選ぶときは、サポート体制もしっかりと確認しましょう。コンテンツマーケティングでは細かいプロセスがあるため、コミュニケーションの頻度も多くなるものです。円滑なコミュニケーションと適切なフォローアップ体制が整っている会社なら、不明点などが発生するリスクが少ないため、安心して進めることができるでしょう。
今はオンラインツールでデータを共有できるため、ツールを活用したコミュニケーションが取れる制作会社だとコミュニケーションコストも抑えた情報共有が可能です。
コンテンツマーケティングの戦略設計・運用はGIGにおまかせください
コンテンツマーケティングの成功事例に共通していることは、綿密な戦略・設計がなされているということです。専門知識がなく、社内のリソースが不足しているなら、制作実績が豊富な制作会社に依頼するのがおすすめです。
株式会社GIGは東京を拠点とするWeb制作会社です。コンテンツマーケティングやSNSマーケティングなどWebマーケティング施策をワンストップで支援しています。多くの制作実績があり、戦略設計から運用まで対応しています。リソースがなくお困りなら、まずはお気軽にご相談ください。
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