SEOに強いオウンドメディアの作り方!上位表示させるポイントを分かりやすく解説|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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SEOに強いオウンドメディアの作り方!上位表示させるポイントを分かりやすく解説
2023-04-07 制作・開発
オウンドメディアを運営するうえで必要となるのが、SEO対策です。適切なSEO対策をしないと、有益なコンテンツを作っても読者に見つけてもらえず、思うような成果につながりません。
「努力しているのに、自社のオウンドメディアが上位表示されない」「SEO対策の正解が分からない」と悩むWeb担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、SEOに強いオウンドメディアを作るコツを分かりやすく紹介します。サイト編・コンテンツ編・外部施策編など、カテゴリー別に効果的な対処法とポイントを解説。最後まで読めば「今何をすべきか」が分かるようになるはずです。
オウンドメディアのSEO対策で大切なこと
オウンドメディアのSEO対策を進めるとき、「どうすれば検索エンジンに認められる?」「Googleは何を求めている?」と、技術戦略が最初に浮かぶ方も多いですよね。しかし、SEO対策で最も大切なことは、検索エンジンへの対応ではありません。
こちらでは、オウンドメディア運営で最初に理解しておきたい3つのポイントをお伝えします。
最も大切なのは「ユーザーファースト」
最も大切なのは、常にユーザーファーストの姿勢を心掛けることです。読者が何を求めているのか、どんな情報が役立つのかを深く考え、期待に応える質の良いコンテンツの提供が欠かせません。
コンテンツを作成する際は、以下の要素を再確認してみましょう。
- 信ぴょう性のある正確な内容か
- 読者のニーズを満たしているか
- 商品やサービスへ無理に誘導していないか
読者に寄り添ったコンテンツ作りが、結果としてSEOの向上につながります。
Googleが掲げる10の事実を知る
ユーザーファーストを前提としたうえで、検索エンジンであるGoogleの本質を理解しましょう。Googleの価値観は「Googleが掲げる10の事実」にそのすべてが記載されています。
【Googleが掲げる10の事実】
|
つまり、Googleは、ユーザー目線に立ったコンテンツを最も高く評価しており、信頼のおける情報の追求が、オウンドメディア成功の秘訣と言えるのです。
分析・改善を繰り返して継続する
SEO対策はすぐに結果が出るものではありません。新規メディアでは、成果が見えるまでに1年以上かかるケースもあり、想像以上の長期戦となります。
大切なのは、分析・改善を繰り返して継続すること。分析ツールを使って訪問者の行動を確認し、改善が必要なページを考えるといった適切な対策の繰り返しが、サイトのSEO値向上に繋がります。
【サイト編】SEOに強いオウンドメディアを始める5ステップ
まずは、サイトを構築する際に抑えるべき7つの重要なステップを紹介します。面倒に感じる作業もあるかもしれませんが、以下の要点を抑えながらしっかりとした土台を築くことが大切です。
- クローラーを意識した分かりやすいサイト設計
- サイトマップを送信する
- パンくずリストの設置
- スマホでの使い心地を確認
- 内部リンクを設置する
①クローラーを意識した分かりやすいサイト設計
検索結果に上位表示されるかどうかは、Googleの社員が判断しているわけではありません。クローラーと呼ばれるロボットが、独自の基準に基づいてキーワードごとにランキングしています。
そのため、クローラーがすぐに判別できる分かりやすいサイト設計がポイント。たとえば、URL名はコンパクトで分かりやすいものが最適です。以下の例を見てみましょう。
- × https://www.example.com/products/item?id=bc944f41daa6f849f730f1
- 〇 https://www.example.com/products/handmade
上段は、適当なID番号を使用したURLの例です。長く不明瞭で、分かりやすいとは言えません。一方、下段は一目で「handmade(ハンドメイド)」のカテゴリを理解できます。
簡潔なURLは、Googleも推奨している方法ですのでぜひ実践してみてください。
推奨:シンプルでわかりやすい語句を URL に使用する。 |
また、クローラーの仕組みをもっと知りたい場合は、以下の記事が参考になります。
②サイトマップを送信する
Googleによるとサイトマップとは、以下のとおり定義されています。
サイトマップとは、サイト上のページや動画などのファイルについての情報や、各ファイルの関係を伝えるファイルです。Google などの検索エンジンは、このファイルを読み込んで、より効率的にクロールを行います。(後略) |
サイトマップを検索エンジンに送信すると、Webサイトの全ページが検索結果に表示されやすくなります。また、ユーザーが「どこに何の記事があるのか」分かるため、必要なページを見つけやすくなります。
③パンくずリストの設置
パンくずリストと聞いて、食べ物を思い浮かべた方もいるのではないでしょうか。Webサイトにおけるパンくずリストとは、ユーザーが「現在どのページにいるか」「閲覧しているページがサイト全体の中でどの位置にあるか」を示すナビゲーションです。
たとえば「ホーム > カテゴリー > サブカテゴリー > 現在のページ」という形式で、今もページ上部に表示されていませんか?
パンくずリストは、ユーザーエクスペリエンスの向上だけでなく、クローラーがサイト構造を効率的に理解する手助けとなるため、設置するようにしましょう。
④スマホでの使い心地を確認
Google検索する人の多くは、スマホからWebサイトを見ています。そのため、スマホで快適に利用できるかどうかは、SEO対策における重要なポイントです。
具体的には、レスポンシブデザインの採用・タッチ操作に適したボタンサイズ・高速なページ読み込み速度など、スマホでの使い心地を改善する必要があります。
モバイル表示に問題がないかは「Googleサーチコンソール」から確認してみてください。
(Googleサーチコンソール>ページ エクスペリエンス>モバイル)
⑤内部リンクを設置する
内部リンクの最適化は、自社サイト内にあるページ同士をつなぐことです。たとえば、SEOに関する記事であれば「キーワード選定」や「コンテンツマーケティング戦略」についての内部リンクを設置すると効果的です。
ユーザーは関連するコンテンツに簡単にアクセスできるようになり、滞在率の向上に繋がります。具体的には、以下のような使い方がおすすめです。
内部リンクを適切に設置すると、サイトの専門性が高まり、検索エンジンからも評価が得られます。
【コンテンツ編】SEOに強いオウンドメディアの記事を作る5ステップ
オウンドメディアの土台を固めたあとは、コンテンツを作りましょう。SEOに強く、ユーザーに読まれる記事作りの5ステップを紹介します。
- コンテンツの方針を定める
- キーワードを調査する
- タグを効果的に設置する
- 画像には説明を加える
- 定期的にリライトする
①コンテンツの方針を定める
オウンドメディアの成功は、運営の目的に合わせたコンテンツ方針の決定から始まります。代表的な目的は、新規リード獲得・ブランディング・採用の強化です。
たとえば、新規リード獲得なら知識提供型の記事、採用強化なら社風を伝えるインタビューなどが適しています。
重要なのは、一度決めた方向性をブレずに深掘りすること。Googleの「1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番」という考えに即して、目的達成を目指しましょう。
②キーワードを調査する
運用目的が決まったら、ペルソナ(ターゲット)が検索する「キーワード」を決めましょう。たとえば「SEOの知識を得たい人」がペルソナなら「SEO 基本」や「SEOとは」がキーワードとなります。
キーワード選定は、以下の手法を用いると具体的な効果を実現できます。
- 競合サイトの獲得キーワードの把握
- SNSで話題となっているキーワードを調べる
- Googleサジェストやキーワードプランナーなどのツールを活用する
キーワードは、検索ボリュームや競合の密度によって上位表示ができる難易度が異なります。以下の記事を参考に、実践してみてください。
③タグを効果的に設置する
タグとは、ウェブページ内でコンテンツの見出しや説明、画像などを識別するために用いられるHTMLコードです。主に使用するタグには、以下の種類があります。
- 主題を示すタイトルタグ
- 記事の見出しを明確にするヘッダータグ
- ページの概要を伝えるメタディスクリプションタグ
- 画像内容を説明するaltタグ
一見難しく感じられるタグの設定も、WordPressなどの入稿用CMS(コンテンツ管理システム)を利用すれば簡単に管理できます。
使い勝手のいいCMSをお探しの場合は、以下の記事を参考にしてみましょう。
④信頼性のある発リンクを活用
発リンクとは、自サイトから他のサイトへのリンクを指します。参照情報や、読者がさらに知りたい関連情報へリンクを発信すると、Webサイトの信頼性が向上されて順位が上がる可能性があります。
ただし、信頼性の低いリンクや無関係なサイトへの過剰リンクは、SEOに悪影響を与えるケースがあるのでやめましょう。
⑤定期的にリライトする
コンテンツは発信して終わりではありません。あまり読まれていない記事やパフォーマンスが低下したコンテンツは、キーワードの最適化や最新情報への更新が必要です。
質の悪いコンテンツをそのままにすると、エンゲージメントが減少し、SEO順位が低下する可能性もあります。定期的にリライトして、読者の関心を惹きつけましょう。
【外部施策編】SEOに強いオウンドメディアの外部リンク
オウンドメディアのSEO強化には、内部施策だけでなく外部施策も必要です。積極的に外部リンクを獲得し、サイトの認知度と評価を高めましょう。
- 質の高い被リンクを集める
- プレスリリースを配信する
- SNSで相乗効果を図る
①質の高い被リンクを集める
被リンクとは、他のサイトから自サイトへのリンクを指しています。Googleが掲げる「ウェブ上の民主主義は機能する」の概念は、被リンクの重要性を意味しており、コンテンツの質を示す一つの指標と言えます。
被リンク獲得の基本は質の高いコンテンツの提供ですが、自然に広がるとは限りません。そのため、SNSなどを使った積極的な発信が重要です。
②プレスリリースを配信する
プレスリリース配信はオウンドメディアのプロモーションに効果的です。新商品や新サービスがメディアに掲載されると、関心の高いユーザーからのアクセスが期待できます。
プレスリリースの方法はさまざまですが、メディア関係者にメールや郵送で告知するのが一般的です。DMと誤解されないように、タイトルや文章を工夫して配信しましょう。
③SNSで相乗効果を図る
オウンドメディアを始めて間もないときは、多くの人に知ってもらうことが重要です。SNSを活用すれば、認知度があがり、メディアの訪問者が増加。結果として、Google検索結果で上位表示されやすくなる可能性があります。
多くのSNSを同時に開始するのは、労力がかかります。サービスの魅力を画像で伝えるならInstagram、タイムリーに情報共有するならX(旧Twitter)など、特徴に合わせて使い分けてみてください。
【社外協力編】さらに!SEOに強いオウンドメディアにするには?
「自分たちでSEO対策をしたけど、効果がない」「SEO対策に割くリソースがない」。そんなときは、外部の専門家や会社への相談も一つの手段です。ここでは、オウンドメディアを強化する3つの選択肢を紹介します。
①Webメディア制作会社
Webメディア制作会社は、ホームページやオウンドメディア制作をサポートする専門企業です。SEO対策はもちろん、競合分析・広告運用・ランディングページ(LP)の作成など、デジタルマーケティングに関わる幅広いサービスを提供。効果的なオンラインプレゼンスの構築をサポートし、目標達成へと導きます。
費用は依頼内容によって変動しますが、一般的には20万円〜100万円程度です。
②SEOマーケティング会社
SEOコンサルティング会社は、SEOのプロとしてオウンドメディアの内容や構造を分析し、検索結果での順位を改善するための戦略を立案します。
サービス内容は、SEOコンサルティング・コンテンツSEO・内部SEO対策など。費用は、10万円〜100万円程度が一般的です。相場に幅があるため、自社のニーズや予算に合わせた選び方が重要です。
③Webライティング・編集会社
Webライティング・編集会社は、各コンテンツにおけるSEOの最適化を得意としています。これらの会社を利用すれば、読者にとって価値のある、かつ検索エンジンに適した記事を効率的に制作できるでしょう。
費用は、1記事5万円〜が相場となっており、内容の複雑さや要求されるリサーチの量によって変動します。
まとめ
SEO対策の世界は奥深く、何が正解か見失ってしまうかもしれません。しかし、適切な対策をすれば、検索結果に成果がでるのも事実です。
大切なのは、技術的な対策に注力するのではなく、ユーザーに価値のある情報を提供すること。高品質なコンテンツ作成に集中するため、SEOは外部の専門家に任せる選択肢も考えられます。Webメディア制作やコンサルティング会社などを検討してみてください。
株式会社GIGは、ナショナルクライアントからスタートアップまで、Webコンサルティング、UI/UXデザイン、システム開発など、DX支援をおこなうデジタルコンサルティング企業です。また、45,000人以上が登録するフリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』や、7,000人以上が登録するデザイナー特化エージェントサービス『クロスデザイナー』、リード獲得に必要な機能を備えたCMS『LeadGrid』、UXコンサルティングサービス『UX Design Lab』などを展開しています。
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