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SEO内部設計とは?キーワード設計のポイントとコンテンツ制作の流れ
2019-02-11 制作・開発
SEO対策を行うことは、メディアサイトを成功させる上で必要不可欠と言っても過言ではありません。検索キーワードは、そのままユーザーの検索ニーズを表します。SEO対策を戦略的に行うことで、エンゲージメントの高いユーザーを集めることができ、結果を出すメディアサイト運営が可能になります。
では具体的にSEO対策として検索キーワードの選定はどのように進めていけばよいのでしょうか? 今回はSEOコンテンツの制作フローと、キーワード設計のポイントをご紹介いたします。
はじめに:SEO内部設計とは
「SEO対策=キーワード設計」と思われがちですが、キーワード設計以外にも重要なことがあります。それは、メディアサイト制作タイミングでGoogleのSEOガイドラインに沿ったSEO内部設計を行うことです。外部の制作会社にサイト制作を依頼する場合、SEOに影響のあるmeta情報の設定やh1タグ、h2タグ等の設定、またサイトマップの送信などの基本的なSEO内部設計が対応されていないといったことがないよう注意をすべきです。
また、近年さらに重要視されてきているサイト表示速度を改善するために、デバイスごとの画像表示ロジックの最適化や、サーバーパフォーマンスの最適化などをサイト構築時に正しく設計することも重要です。
GIGでは、闇雲にキーワードボリュームだけを見てコンテンツをつくるのではなく、少ない労力で最大の効果を実現するSEO対策をご支援しています。
参考:
競合分析・ユーザビリティ調査の方法
費用対効果を最大化させるSEO対策・SEO内部設計・キーワード設計
SEOコンテンツの制作フローとキーワード設計のポイント
01. キーワード候補のリストアップおよび検索ボリュームを調査する
検索ボリュームのないキーワードでコンテンツをつくったとしても、サイトへの流入は見込めません。そこでまず行うべきは流入が見込めるキーワードを選定するために、自社サイトに関連するキーワードをリストアップし、キーワードの検索ボリュームを調査することです。
GIGでは、以下の方法を用いてキーワードのリストアップおよび検索ボリュームを調査していきます。
1. Google検索
2. キーワードプランナー
3. Googleサジェスト
まず、大まかなキーワードリストを作成します。そして想定しうるキーワードをGoogleにて検索します。特に類似のキーワードがある場合、検索結果に表示される検索結果数からどちらを重要視すべきかが把握できます。
またGoogleが提供している『キーワードプランナー』というツールを用いて、関連キーワードと各ボリュームもまとめていきます。
なお、関連キーワードを調査する上で、Googleのキーワードサジェストも有効です。Googleサジェストとは検索結果にて表示される関連検索ワードのことで、多くのユーザーが調べている関連キーワードを確認することが可能です。
『Googleサジェスト一括DLツール』というツールを用いることで、サジェストキーワードを一括ダウンロードすることも可能です。
02. ターゲットが検索するであろうキーワードを選定する
キーワード候補のリストアップおよび検索ボリュームの調査が終わったら、自社サイトのターゲットが検索するであろうキーワードを選定していきます。
たとえば、Web制作を行う企業のサイトであれば、ターゲットは主にWebサイトを新しくつくりたいと考える企業の担当者になるでしょう。その場合、「ホームページ制作」と「Webサイト制作」という検索キーワードを比較した場合、「ホームページ制作」は個人の検索が多く、「Webサイト制作」は企業の担当者が検索するであろうと考えられます。
ただ検索ボリュームを見るだけでなく、ターゲットユーザーが検索するであろうキーワードを選定することで、検索結果画面でのクリック率が高まることはもちろん、最終的なCV数にも画影響してきます。そのため、必要であればユーザーインタビューなどを行い、ターゲットユーザーが検索しうるキーワード選定は非常に重要なのです。
なお、このステップにおいても『Googleサジェスト一括DLツール』を用いて、リストアップしたキーワードリストの精査を行っていきましょう。また、すでに自社サイトがある場合は、Googleが提供する『Search Console』というツールを使い、自社サイトがどのような検索キーワードで流入があるか、またそれぞれの表示回数やクリック率なども確認し、キーワードリストに反映していきます。
03. キーワードのトレンドを調べる
ターゲットに即したキーワード選定が終わったら、続いては『Google Trends』というツールを使い、候補となる検索キーワードが上昇傾向にあるのか、下降傾向にあるのかを調査します。
このステップは、類似の検索キーワード候補がある場合に、絞り込みをしていく上での重要な判断材料となります。たとえば「サイト制作」「Web制作」といった類似の意味合いを持つキーワード候補に対して、どちらのキーワードを注力すべきかがわかるのです。
04. 競合サイトの構成内容を分析する
注力すべきキーワードの選定が終わり、いよいよキーワードごとにSEOコンテンツをつくっていくのだろう、と思われるかもしれません。しかし、調査した検索キーワードではすでに競合他社のコンテンツが存在している可能性が高いでしょう。
そのため、自社のSEOコンテンツ制作に活かすためにも、競合他社のサイトがどのようなコンテンツを配信していて、どれくらいの流入を獲得できているのかを調査します。
世界的なマーケターであるNAIL PATELが提供している『Ubersugest』というツールを使い、競合サイトの想定流入数や被リンク数などから、どういったコンテンツがSEOに有力であるかを調査することが可能です。ここで発見した競合他社のコンテンツから、自社が制作するSEOコンテンツの構成案作成に役立てると良いでしょう。
また、自社がどれくらいのコンテンツ数を配信していけば良いのかを参考にすべく、競合他社がどれくらいのコンテンツ数をつくっているのかを調べることも重要です。Googleの検索窓に「site: URL」(URL箇所に競合他社のサイトURLを入れる)と入力し検索することで、該当サイトのコンテンツがどれだけGoogleにインデックスされているかを調査可能です。
週1記事を配信しようと計画していたけれども、競合他社のインデックス数から週2記事配信に変更しよう、など記事の制作・配信本数の計画立案に有効的です。
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