Webサイト制作の費用/料金相場はいくら? 現役エンジニアが解説!|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

Webサイト制作の費用/料金相場はいくら? 現役エンジニアが解説!

2022-10-01 制作・開発

インターネットが普及し、疑問点があればすぐにスマホで検索できる現代。お店を持つ方、会社を経営する方が事業の宣伝や会社の紹介などを行うためにWebサイトを活用することは、もはや当たり前になりつつあります。

しかし、「よし! お店の紹介も兼ねてWebサイトを作ろう」と思っても、やはり最初に頭に浮かんでくるのは、制作費用の心配ではないでしょうか。

費用や相場は誰もが気になる点ですが、できるかぎりコストは抑えながらも、良質なWebサイトを作りたいですよね。そこで、今回はエンジニアが相場感や費用を抑えるコツ、費用が決まる要素などについて解説します。

Webサイト制作とは

Webサイト制作とは、新規Webサイトの制作や、既存Webサイトのリニューアルなどを行うことを指します。ホームページ制作と呼ばれることもあります。

Webサイトを持つことで、コンテンツの発信や集客だけでなく、自社サービス・アプリとの連携なども可能になります。その効果は広く認められており、多くの企業や店舗がWebサイトに力を入れてはじめています。


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Webサイト制作費用の相場

Webサイトの制作費用の相場は、ホームページの種類や依頼先、求める品質、作成内容などによって異なってきます。

なかでも「ホームページの種類」は作成費用に大きく影響する要素です。ここでは、おもなホームページの種類別に、それぞれの概要や制作費用の相場感について確認していきます。

種類1. ECサイト

ECサイト(Electronic Commerce site)とは、インターネット上で商品を販売するWebサイトのことを指します。

ECサイトの運営手法は、「モール型」と「自社ECサイト」の2種類に大きく分かれます。Amazonや楽天のように多数の企業が加入しているショッピングサイトが「モール型」。企業単独のショッピングサイトが「自社ECサイト」になります。Web制作が必要なのは、後者のECサイトを用意したい場合です。

ECサイトの制作費用は、おもにどのようなショップシステムを導入するのかで金額が変わります。たとえば、EC-CUBEなどの「オープンソース」を利用するのか、ShopifyやBASEなどの「ASP」を利用するのか、といった違いが挙げられます。

なかでもEC-CUBEは代表的なショップシステムです。扱えるエンジニアも比較的多い印象で、一般的なネットショップを構築するだけなら50万円程度で依頼できるかもしれません

逆に、ショップシステムを使わずゼロからオリジナルのECサイトを構築する「スクラッチ」という選択肢もあります。自由度は高まる半面、費用は最低でも600万円程度かかるなど、高額になりやすい印象です。

規模費用相場特徴
小規模50万円~200万円ASP(例:Shopify)やオープンソース(例:EC-CUBE)を使ったかんたんなECサイト
中規模200万円〜600万円オープンソースからパッケージ(例:ecbeing)まで、ある程度のカスタマイズや負荷分散を行ったECサイト
大規模600万円〜フルスクラッチにも対応し、ペルソナからカスタマージャーニー、MA設計まで制作会社に任せたECサイト



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種類2. コーポレートサイト

コーポレートサイトとは、自社の紹介を目的としたWebサイトのことを指します。コーポレートサイトは、会社概要や採用情報、サービス紹介といったコンテンツで構成されるのが一般的で、営業や広報担当者に代わって会社紹介を行う役割を担っているといえます。

インターネットが普及し、疑問点があればすぐにスマホで検索する時代です。企業がステークホルダーからの信頼を得るためにコーポレートサイトを構築することは、もはや当たり前になりつつあります

一方、ほとんどの企業がコーポレートサイトをもつようになった影響で、ただ企業情報を掲載しただけのコーポレートサイトは読まれにくい傾向にあります。社内文化や社員インタビューの発信、ブランディングなども重要ですが、コンテンツ量に応じて費用は高額になります。

規模費用相場特徴
最小規模30万円〜200万円テンプレートを利用したうえで、デザインリニューアルのみなど、かんたんな変更を行ったコーポレートサイト
小規模150万円〜300万円会社のパンフレット代わりになる、集客よりもデザインにこだわったコーポレートサイト
中規模300万円〜600万円会社のブランディングや集客を重視し、本格的なWeb戦略に基づいて実装されるコーポレートサイト
大規模600万円〜フルオーダーも可能で、ブランディング設計、ユーザーテスト、DXコンサルなどを制作会社に任せたコーポレートサイト



コーポレートサイトの制作費用と料金相場|コストを抑えるポイントも解説|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

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種類3. 採用サイト

採用サイトは、求める機能や目的によって費用が変わるサイトです。採用活動に必要な最低限の機能のみを搭載するならば、それほど費用はかかりません。

しかし、外資系企業の参入なども相次ぎ、人材獲得競争が過熱する現代では、最低限の情報のみで優秀な人材を確保することは困難。

求職者に対して自社の強みや魅力などをアピールすることも重要ですが、社員インタビューや動画コンテンツなどを掲載する場合は費用が高くなります。

規模費用相場特徴
小規模100万円〜200万円テンプレートを利用し、募集要項や選考フローなど最低限の情報を掲載した採用サイト
中規模200万円〜400万円オリジナルデザインで、最低限の情報に加えて社員インタビューなど多少のコンテンツを掲載した採用サイト
大規模300万円〜フルオーダーで制作され、社員インタビューや動画など、採用コンテンツが充実した採用サイト



採用サイトの制作費用・料金相場を解説!制作会社の特徴や魅力的な採用情報の書き方とは?|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

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種類4. ランディングページ

ランディングページとは、広告をクリックした際の「飛び先」となるページのことを指します。Webサイトなどに表示された広告をクリックした際に表示される、縦長のWebページのことです。「LP」と呼ばれる場合もあります。

ランディングページはおもにリスティング広告などに用いられる「集客」のためのWebサイトといえます。ランディングページの相場は低めで、最も一般的な価格帯は30万円〜60万円です。

ただし、ランディングページの場合、相場を理解する際に「運用・改善」という考え方が非常に重要になります。ランディングページはA/Bテストなどを通じて常に細かく修正を行う必要があるため、初回の制作費用だけではないコストがかかるものと考えてください。

規模費用相場特徴
小規模10万円〜30万円1ページのみ、デザインもテンプレートを使い、制作会社のアフターフォローがないランディングページ
中規模30万円〜60万円1ページのみ、デザインもテンプレートを使うが、制作会社のアフターフォローがあるランディングページ
大規模60万円〜100万円オリジナルデザインを実装し、高度なWebマーケティングのサポートがあるランディングページ



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Webサイト制作の費用は依頼先で変わる?

Webサイトの制作依頼先としては、おもに「制作会社」「広告代理店」「フリーランス」が挙げられます。依頼先で相場が変わるのは事実なので、依頼先ごとのおおよその相場について確認しておきましょう。

依頼先1. Webサイト制作会社

Webサイト制作会社にも、大小さまざまな規模の会社が存在します。サロンやカフェなど個人で商売をする方が依頼する際には、小・中規模の制作会社が向いています。これらの制作会社は、大手制作会社に比べてフットワークが軽く、柔軟に対応をしてくれる印象です。

一方、「動画をメインにしたWebサイトにしたい」「予約フォームなどのシステムを導入したい」といった高度な要望が多い場合は、大手の制作会社に依頼するほうがいいでしょう。作成費用は高くなるものの、抱えているエンジニアの数も多く、高い技術力で要望に見合ったWebサイトを制作してくれるはずです。

制作費用の相場は、おおむね小・中規模の制作会社で「10万円〜300万円」、大手の制作会社で「300万円~」となりますが、実際の依頼時には、複数の制作会社から見積もりを取得し、検討することが大切です。

依頼先2. 広告代理店

広告代理店とは、クライアント企業の広告活動を代わりに行う企業を指します。具体的には、企業のブランディングやWebサイトを活用した集客などを代理で行うケースが一般的です。

広告代理店はWebサイトの制作自体を外注するケースがほとんどですが、制作後の集客ノウハウが豊富で、集客に強いWebサイトを制作することができるでしょう。この点が広告代理店の強みでもあります。

ただし、費用面で考えると、広告代理店にWebサイト制作の技術はないケースが大半。制作を外注するぶん、直接Webサイト制作会社に依頼するよりも「2割〜5割」ほどがマージンとして上乗せになる場合がほとんどで、相場だけで見ると割高に感じるでしょう。

依頼先3. フリーランス

フリーランスとは、会社や団体などには属さず、依頼された仕事に応じて企業や個人と契約する働き方を指します。フリーランスには、Webデザイナーやコンサルタント、エンジニアなどさまざまな業種・職種で活躍されている方がいるため、Webサイトの制作を請け負うフリーランスも多いです。

さらに、今では「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったフリーランスマッチングサービスが豊富なので、条件に合うフリーランスを探すこともかんたんになりました。個人での対応となるため、制作会社や広告代理店よりも安価に依頼できる場合が多く、相場としては「10万円~50万円程度」となるのが一般的ではないでしょうか。

ただし、ひとことでフリーランスと言っても、スキルやテクニック、費用などは個人によって大きく差があるのも現状。フリーランスへの依頼を検討する場合は「誰に依頼するか」を十分に吟味する必要があるでしょう。

Webサイト制作の費用を安く抑えるためのコツ

Webサイト制作で一番ネックになるのが費用の部分。なるべく安く抑えたいところですが、費用を削れば品質の低下をまねく恐れがあります。品質を確保したうえで、できるかぎり費用を抑えるにはどうしたらいいのでしょうか。

ここでは、現役エンジニアの目線から開発費を抑えるためのコツを解説します。 

コツ1. 補助金活用を活用する

Webサイト制作を行う場合、国が用意している補助金制度を活用できることはご存知でしょうか。じつは、現役エンジニアでも知らない人は多いです。

Webサイト制作の規模や目的にもよりますが、活用できる補助金はおもに4種類存在します。

補助金詳細補助額(通常枠)
ものづくり補助金
競合優位性に優れたサービス開発を計画している
100万円~1000万円
事業再構築補助金コロナの影響で売上が減少して事業転換を計画している100万円~8000万円
IT導入補助金ITツールを導入して業務効率化・生産性向上を計画している30万円~450万円
小規模事業者持続化補助金システムを活用して販路拡大を計画している50万円


1つのWebサイト制作で活用できる補助金は1つだけです。ただ、申請すれば必ずもらえるものではなく、申請フローも複雑です。補助金によっては事業計画案や賃上げ計画案などの書類を提出したうえで、審査を受ける必要があります。

ですが、審査が通り採択されれば、Webサイト制作の費用を抑えることにもつながります。「申請手続きが面倒だから」と申し込まないのはもったいないです。こういった制度があることだけでも、頭の片隅に置いておきましょう。

コツ2. ページ数を最小限に抑える

ほとんどの制作会社では、「1ページあたり〇〇円」、「1機能あたり〇〇円」という形で見積もりを出します。

制作時間の内訳は、ディレクターが行うディレクション業務、Webデザイナーによるデザイン業務、コーダーによるコーディング業務などがあり、ページ数や機能が多いサイトは作業時間も長くなり、逆にシンプルであれば作業時間は少なくなります。

作業時間が長くなれば、当然ディレクターやエンジニアの拘束時間が長くなり、人件費も高くなるもの。ページや機能数を最小限に抑えられれば、費用を抑えることにつながります。

なかでも、とくにページ数は工夫次第で削減しやすいです。「代表挨拶」「沿革」「企業理念」「会社概要」「アクセス」などをそれぞれ独立したページとして制作せず、まとめて1ページで制作するだけで費用は大きく変わります。

SEOの観点からいえば、ページ数は多いほうがよいといわれています。ですが、掲載内容が少ない場合、わざわざページを分けて作成するよりも、1ページにまとめて掲載した方がコストの削減につながるでしょう。

コツ3. コンテンツの更新や追加は自社で行う

Webサイトの維持費を抑えるためには、コンテンツの更新や追加作業を自社で行うことも検討してみてもいいかもしれません。

テキストや写真の追加・修正がかんたんなCMSを導入している場合、社内の担当者に作業を一任できるでしょう。ブログやお役立ち情報の記事作成も社内スタッフに依頼することで、維持費を抑えることにもつながります。

ただし、継続的にコンテンツを追加するにはアイデアや労力が必要です。担当を任された社内スタッフも、他の業務と兼務することで残業時間が過多になったり、コンテンツの質が低下したりする可能性も考えられます。

ちょっとした情報更新などを行うだけなら問題ないですが、Webサイトを通じて本格的な集客を考えている場合、Webマーケティングに強い専門業者に記事作成などを依頼するのが良いかもしれません。

【コラム】WordPressを使うとページ作成費用は安くなる?

WordPressとはCMSの一種で、プログラミングなどの専門知識がなくてもWebサイトが構築できるソフトウェアです。サイト構築からコンテンツの投稿まで手軽に行えるため、世界的に人気があります。

ドメインとサーバーを用意すれば無料で利用できることから、「WordPressを活用するとページ作成費用は安くなる」といわれることも多いです。

たしかに、WordPressを使ったWebサイト制作は、30万円~150万円と費用相場が比較的安め。これは、クラウドワークスなどを介して、フリーランスエンジニアなどにもサイト制作を依頼できるためです。

また、WordPressはテンプレートなども豊富です。そういったテンプレートを活用することを前提に依頼すれば、より安い金額で制作できる可能性もあります。

しかし、他のライバルサイトと差別化を図るためには、どうしてもオリジナリティが求められます。洗練されたデザインや豊富な機能を実装するためには、フリーランスエンジニア一人で作業をするのは難しく、制作会社に依頼することになるでしょう。

そうなれば、WordPressを使ったからといって費用は高くなります。つまり、「WordPressを使えば安上がり」とは言い切れず、結局は「どんなWebサイトを制作するか」次第なのです。

Webサイト制作はGIGにお任せください

GIGでは、求人サービスや不動産紹介サービスサイトの制作、膨大なデータを活用した大規模CRMの開発プロジェクトなど、これまで培ってきたシステム開発のノウハウと知見を活かした支援のもと、高品質なシステム開発を実現してきております。

また、豊富なWebサイト制作実績が示すように、お客様と丁寧で密なコミュニケーションを重ねてきたと自負しております。

作業可能な範囲も広く、Webサイト・リニューアルの対応だけでなく、Webマーケティングの対応や、SEO対策からキーワード設計まで総合的にサポートいたします。

無料相談から承っていますので、ぜひ一度お問い合わせください。

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