コーポレートサイトの制作費用と料金相場|コストを抑えるポイントも解説|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
BLOG
ブログ
コーポレートサイトの制作費用と料金相場|コストを抑えるポイントも解説
2022-03-19 制作・開発
コーポレートサイトとは、企業の概要や商品・サービス、採用、IR情報などを掲載する、会社の顔とも言えるWebページです。
コーポレートサイトの制作には専門的な知識が必要です。そのため、多くの企業が制作会社に制作を依頼しています。しかし採用サイトの併設や対応デバイスの範囲を広くすると、制作費用も高くなります。そこで自社のコーポレートサイトをできるだけ安く、しかも高機能に制作したいとお考えの経営者の方も多いことでしょう。
「コーポレートサイトの費用相場を知りたい」
「どの制作会社に依頼すれば良いかわからない」
「できるだけ安くコーポレートサイトを制作したい」
このようにお考えの方に、コーポレートサイト制作費用と料金相場や制作会社の選び方、制作費用を安く抑えるコツなどを解説します。
これからコーポレートサイトを制作する企業はもちろんのこと、何年もコーポレートサイトを更新していない企業の経営者の方も、ぜひ参考にしてください。
コーポレートサイトの制作工程と費用相場
コーポレートサイトを制作する場合、あらかじめ制作されたテンプレートを利用する場合と、オリジナルなページを作成してサイト構築する場合の2種類があります。
オリジナルサイトの構築では、以下のような作業工程が必要です。そのため、費用がかさんでしまいます。
次の一覧表で、主な作業工程と費用の相場を確認しておきましょう。
主な作業の工程と費用相場
作業工程 | 費用相場 |
ディレクション(制作目的の設定と企画) | 30万~300万円 |
デザイン制作 | 15万~100万円 |
コンテンツ制作 | 10万~100万円 |
コーディング | 15万~60万円 |
システム構築 | 実装内容により大きく変動 |
SEO対策・アクセス解析ツール | 5万~50万円 |
コーポレートサイトの料金相場と制作会社の事例
コーポレートサイトの制作料金に関しては、制作会社が明確な料金を提示していないケースが目立ちます。それはコーポレートサイトの制作工程が一般的なWebサイト制作と基本的に同じであり、その費用に準じているからです。
またコーポレートサイトの制作を依頼する場合の料金相場は、自社サイトの目的によって大きく変わります。
シンプルなテンプレートを使用したサイトであれば10万円以下の料金で制作できますが、オリジナルでサイトを制作したいときは100万円以上の料金がかかるでしょう。
以下では、料金相場別にどのようなコーポレートサイトが制作できるかを確認します。
制作費用10万円以上100万円未満の場合
制作費用 | 10万円以上100万円未満 |
依頼先 | フリーランスや中小規模のWeb制作会社 |
コーポレートサイトの目的 | コーポレートサイトを名刺代わりにしたい |
プロジェクト内容 | ・テンプレートを利用したサイト制作 |
サポートの有無 | ・基本的になし |
メリット | ・費用が安い |
デメリット | ・テキストや写真の準備が必要である |
制作費用100万円以上300万円未満の場合
制作費用 | 100万円以上300万円未満 |
依頼先 | 中小規模のWeb制作会社 |
コーポレートサイトの目的 | 会社のパンフレット代わりにしたい |
プロジェクト内容 | ・オリジナルのサイト制作 |
サポートの有無 | ・トラブル時の対応 |
メリット | ・こだわりのオリジナルサイトが制作できる |
デメリット | ・サイト制作のコンセプトはある程度自社で考えなければならないケースもある |
制作費用300万円以上600万円未満の場合
制作費用 | 300万円以上600万円未満 |
依頼先 | 中堅〜大手Web制作会社 |
コーポレートサイトの目的 | 会社のブランディングや集客に繋げたい |
プロジェクト内容 | ・オリジナルのサイト制作(フルスクラッチも可) |
サポートの有無 | ・フルオーダーで対応可能 |
メリット | ・自社の目的に合わせたコーポレートサイトを制作してくれる |
デメリット | ・制作に時間がかかる可能性がある |
制作費用600万円以上の場合
制作費用 | 600万円以上 |
依頼先 | 中堅〜大手Web制作会社 |
コーポレートサイトの目的 | Webサイトを中心に本格的な集客をしたい |
プロジェクト内容 | ・オリジナルのサイト制作(フルスクラッチも可) |
サポートの有無 | ・フルオーダーで対応可能 |
メリット | ・自社の目的に合わせてコーポレートサイトを制作してくれる |
デメリット | ・制作に時間がかかる可能性がある |
コーポレートサイト制作で確認すべき項目と料金相場のポイント
ここでは、コーポレートサイトの制作で確認すべき項目と料金相場のポイントを解説します。
ポイント1. コーポレートサイトに必要な項目とページ数
コーポレートサイトの制作費用は、サイトのページ数によって大きく変わります。そのため、自社のコーポレートサイトをどの程度のページ数にするかを慎重に精査しましょう。
コーポレートサイトで最低限必要な項目とページ数は以下の通りです。
・TOPページ
・会社概要
・事業案内/サービス紹介
・お問い合わせ
・サイトマップやプライバシーポリシー
※簡易的なサイトであれば、上記を1ページにまとめるケースもあります。
また企業によっては、以下のような項目とページを追加します。資金調達など、対外的なアピールをしたい場合などに有益です。
・社員紹介
・採用情報
・お知らせ
さらにコーポレートサイト上でリードを獲得したい場合には、以下のようなページも必要となります。
・実績/事例紹介
・資料ダウンロード
・顧客へ提供するコラム・記事
ポイント2. コーポレートサイト制作費用に影響する項目
ここでは、コーポレートサイトの項目やページ数以外に、制作費用や料金相場に影響しやすい項目を紹介します。
1. 納期による影響
コーポレートサイトを通常の制作期間よりも急ぎで作りたい場合は、特別料金が発生することが多いです。できるだけ時間的な余裕を持って制作することをおすすめします。
2. スマホなど複数のデバイスに対応するときの影響
制作会社によっては、スマートフォンなど複数のデバイスへ対応したいときに別料金を設定しているケースがあります。現在のビジネスシーンではスマートフォンへの対応が必須です。複数のデバイス対応が料金に含まれているかを事前に確認しましょう。
3. ブラウザ・OS対応
制作会社によっては、各種ブラウザやOSの対応を別料金で設定しているケースもあります。こちらも、事前に確認しておきましょう。
4. 画像素材や原稿制作の影響
コーポレートサイトで使用する画像や原稿について、制作会社が用意するか、自社で用意するかで制作費用が変わります。それぞれの見積もりをお願いして、必ず確認しましょう。
5.ドメイン・サーバー
一般的にはドメイン取得やサーバー管理は、自社で用意するケースが多いでしょう。制作会社に依頼する場合は、必ず事前に確認してください。
コーポレートサイトの制作費用を抑えるコツ
コーポレートサイトの制作費用を安く抑えたいときは、できるだけ自社で制作工程を内製化することです。しかし難しい作業のため、現実的ではありせん。
そこで制作会社に依頼する前に、どのようなコーポレートサイトを構築したいかをしっかりと考えておきましょう。自社で作りたい参考サイトなどをあらかじめ探しておくのもおすすめです。
コーポレートサイトの制作では、制作を依頼する会社とのヒアリングに多くの時間とリソースを費やします。そこで、あらかじめ制作意図や必要な情報などをまとめておくことで、ヒアリングにかかる手間と時間を節約できるのです。その結果、見積もり金額を安く抑えられるでしょう。
失敗しない制作会社の選び方とポイント
コーポレートサイトの制作を制作会社に依頼するときは、以下3つのポイントを確認することで選択ミスのリスクを減らせます。
ポイント1. コーポレートサイトの制作実績とノウハウを確認する
依頼したいと考えている制作会社が、これまでに制作したコーポレートサイトやWebサイトなどの制作実績を確認しましょう。自社と同じような業種で、しかも自社が理想とするWebサイトの制作や運営を行っている場合は、相性がよいと考えられます。
ポイント2. コーポレートサイトの見積もり金額とコンテンツの質、量を確認する
コーポレートサイトには、ただ企業情報を紹介する簡易的なサイトから、さまざまな機能やマーケティングツールを付加したサイトまであります。制作会社の見積もり金額が、オプションを含めたサイトの項目と妥当かどうかを確認しましょう。
確認するときは、複数の制作会社から相見積もりを取ることで比較できます。
ポイント3. 制作会社に依頼する前に掲載内容を明確にする
制作会社に依頼してからコーポレートサイトのコンセプトを決める方も稀におられます。しかし、このような制作はおすすめできません。
まず自社のコーポレートサイトの目的は何か、どのような機能が必要か、定期的なメンテナンスが必要かなど、あらかじめ他社のサイトなどを参考に設定しておきましょう。
そのうえで制作会社に相談すれば、ミスマッチが起こりにくく制作もスムーズに進みます。結果として、費用を安く抑えられるでしょう。
ECサイト制作の成功事例
ECサイト制作を依頼する場合は、実績のある制作会社への依頼をおすすめします。ここでは、GIGが手がけてきたECサイト制作の事例を紹介します。
事例1. 株式会社ビーラボ 様
株式会社ベルパーク様の新規事業部門の子会社である、ビーラボ様が運営するECサイトのリニューアルを、コンセプト設計からデザイン、開発まで担当いたしました。
ECサイトのリニューアル後は、課題の1つでもあった売上が約10倍に成長。副次的に商品の掲載を希望する企業も増え、国内外にとどまらないパートナー開拓に繋がっています。
事例2.ニッコー株式会社 様
長く愛用できる日用品の数々を扱う、ニッコー株式会社様のECサイト『LOST AND FOUND』の制作を担当いたしました。
今回はGIGの他、空間プロデュースの株式会社トランジットジェネラルオフィス様と共同でプロジェクトを進行。共にニッコー株式会社様のご意見を形にしつつ、よりユーザーに使い勝手のよいサイトを目指してUI/UXのブラッシュアップを提案いたしました。
採用サイトの費用と料金相場のまとめ
コーポレートサイトを制作するときは、制作予算だけでなく、掲載する企業情報を事前に明確化することが重要です。また顧客にとってメリットとなる自社のアピールポイントを、できるだけ具体的に紹介しましょう。
現在のマーケット状況では、4〜5年も経過すれば事業内容が変わっているケースも多いのではないでしょうか。もし注力している事業の最新情報がコーポレートサイトになければ、パートナー企業との提携や顧客獲得の機会損失が発生しているかもしれません。
そのためGIGは、企業の成長に合わせ、常にコーポレートサイトを進化させるべきだと考えています。そして記事コンテンツなどの情報発信をコーポレートサイト上でおこなうことで、ステークホルダーのエンゲージメントが高まり、企業のブランド価値を高めていくことに繋がります。
もしコーポレートサイトの制作や運用についてわからないことや疑問があるときは、ぜひ株式会社GIGにご相談ください。GIGでは、コーポレートサイトの制作から運用までの支援が可能です。さらに、効果的なサイトの制作や運用・改善をワンストップで対応します。
GIGでは、コーポレートサイトの制作だけでなく、クライアント企業が抱える課題を明確化し、目的を達成するためのプラニングから運用・改善までを支援します。
またアクセス過多など想定外の事態に対応するため、インフラの構築・保守にも対応可能です。企業の機会損失を発生させないために、そして目的を達成するために、様々な角度からクライアント企業をサポート致します。
WebやDXの課題、お気軽にご相談ください。
GIG BLOG編集部
株式会社GIGのメンバーによって構成される編集部。GIG社員のインタビューや、GIGで行われたイベントのレポート、その他GIGにかかわるさまざまな情報をお届けします。