LP(ランディングページ)制作の費用・料金相場を目的別・依頼先別に紹介|内訳や外注先の選び方も|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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LP(ランディングページ)制作の費用・料金相場を目的別・依頼先別に紹介|内訳や外注先の選び方も
2023-01-08 制作・開発
LP(ランディングページ)とは、ユーザーに申し込みや問い合わせなど、特定のアクションを起こしてもらうためのWebページのことです。オンライン集客を考えるにあたり、多くの企業が導入しています。
しかし「LPの制作にいくらかかるのか」や「どこに依頼すればよいのか」がわからない方も多いでしょう。
そこで今回は、LP制作を得意とするGIGが「LP制作の費用や料金相場」や「失敗しない外注先の選び方」を解説します。
目的別・LP制作の費用/料金相場
目的 | 費用相場 | 納期 |
スピード感重視で最低限のLPを用意したい | ~30万円 | 2週間~1ヶ月 |
LPの主要機能を実装しつつ安く用意したい | 30~60万円 | 1ヶ月~1ヶ月半 |
内容にこだわった完成度の高いLPにしたい | 60~100万円 | 1ヶ月~2ヶ月 |
Webマーケティングの改善もできるLPにしたい | 100万円~ | 2ヶ月~ |
LP(ランディングページ)制作にかかる費用は、1ページ10万円程度から、100万円以上かかるものまでさまざまです。
では、この価格差はなぜ生まれるのでしょうか。以下では、LP制作の目的ごとに作業内容を解説します。
スピード感重視で最低限のLPを用意したい
作業としては、基本的にテンプレートとWordPressを活用してLPが制作されます。
テンプレートを活用し、作業を削減して低価格を実現しているため、テキストや写真素材などは発注者側が用意する場合が多いです。テンプレートを使用することから、レイアウトも自由に指示できないと考えたほうがいいでしょう。
ただ、この方法で依頼した場合はスピーディに作成してもらえるので、とにかく納品日重視という場合に向いています。
価格も基本は10~30万円程度が平均的な相場となるでしょう。
LPの主要機能を実装しつつ安く用意したい
上のケースと同じくテンプレートを活用するLPでも、依頼先で独自のテンプレートを複数用意していたり、そのテンプレートに対して改修の依頼ができたりする場合があります。
この場合、デザインに関してのヒアリングを行ってもらえるため、デザイン案をある程度固めておけば、オリジナルに近いデザインをヒアリング後に提案してもらえるでしょう。
ヒアリングの手間やデザイン難易度が上がるぶん費用は増え、相場は30~60万円程度です。
内容にこだわった完成度の高いLPにしたい
費用面で言うと60万円前後を境に、依頼先へほとんど任せた上で高品質なLPを依頼できるようになります。これまで発注者側が準備していた原稿や写真などのコンテンツ制作も、ある程度代行してもらえるでしょう。
発注者は打ち合わせに参加するだけでいいので、ほとんど手間はかからず高品質なLPを制作してもらえます。
ただし、制作会社で担当する領域が増えるぶん、制作会社ごとにLP制作の質に差が出やすいです。制作会社の選定には実績の確認などを欠かさないようにしましょう。
費用としては、60~100万円が相場となります。
Webマーケティングの改善もできるLPにしたい
LPを使ったマーケティングで最も重要なのは、コンバージョンの改善です。この目的に沿ってLP制作を依頼する場合、制作会社はマーケティング戦略の検討から作成・公開後のABテストまで実施します。
費用相場は100万円~と高額になりますが、コンサルティング代を含んでいるため、成果にこだわりたい発注者には最適でしょう。
こちらも制作会社での作業が多くなり、さらにデザインの実績だけでは判断できないコンサルティングの質も影響してきます。デザインだけでなくマーケティング戦略にも強い制作会社に依頼することをおすすめします。
依頼先別・LP制作の費用/料金相場
依頼先 | 費用相場 | 納期 |
フリーランス(個人事業主) | ~30万円 | 2週間~1ヶ月半 |
中・小規模の制作会社 | 30~60万円 | 1ヶ月~2ヶ月 |
大手制作会社 | 60万円~ | 1ヶ月半~ |
LP制作を外注する場合は、依頼先の規模や制作内容によって料金相場に大きな差があります。この料金差は、依頼先がフリーランスなどの個人事業主か、または中小・大手の制作会社かによって生まれ、さらに会社の場合は大手になるほど高くなる傾向にあります。
ただしLPは、企業にとって重要な「集客」を担うマーケティング手段の一つです。そのため「費用が安いから」といった理由で制作会社を決めることはおすすめできません。自社がLP制作をする目的や運用期間、予算などを決めてから依頼先を選択しましょう。
以下では、LP制作を外注する依頼先の特徴と、それぞれの料金相場を解説します。
フリーランス(個人事業主)
10万円~60万円程度の費用でLP制作を依頼する場合、外注先はフリーランスや、個人で運営する制作会社がメインとなります。
この場合、LPの目的や戦略、構成、テキストなどは、すべて依頼する側が用意するのが一般的です。
外注先が行うのは、テンプレートを利用したデザインとコーディングが主なLP制作のみ。運用開始後のコンテンツ改善やサポートはあまり期待できません。
中・小規模の制作会社
30万円~60万円程度の費用でLP制作を依頼する場合、外注先は中・小規模の制作会社となります。
比較的予算がかかるものの、LPの目的や戦略、テキストの準備などの工程をすべて制作会社に任せられるのがメリット。専門的な知見からこだわりのあるLP制作が可能です。
LP公開後も、継続してアフターサポートを受けられるプランもあるのが特徴です。
大手制作会社
60万円以上の費用でLP制作を依頼する場合、外注先は中小から大手の制作会社となります。
60万円以上の予算を割くのは、Webマーケティングに本格的な参入を目指す企業が主でしょう。そのためLP制作にかかる工程のすべてを委託し、なおかつ運用後のLP改善やサポートなどのコンサルティングも必要としているケースが多いです。
高い費用を払って高度なサポートを依頼する以上、価格面だけでなくこれまでのLP制作、運用実績も確認したうえで契約することが重要です。
なおGIGでは、30万円〜100万円程度でLP制作から運用、コンサルティングの全般を承っております。制作と運用実績、その他の会社紹介などの資料は無料でご覧いただけますので、ぜひご確認ください。
LP制作費用/料金の内訳
ここまで、LP制作にかかる全体的な費用感について解説しました。次は、この費用はどういった内訳になっているのか、という点を解説します。
費用1. 調査・分析費
LP制作の際に、マーケティングなどを含めた形で依頼した場合には必ず発生する費用です。
LP制作の前に、3C分析(自社、競合、顧客のそれぞれをリサーチし、戦略を考える手法)やペルソナを設計することで、LPに訪れるユーザー像を分析します。
この分析結果から戦略を練り「どのようなLPを制作すればより効果が得られるか」を考えてくれるので、かなり重要な制作過程になります。
なお、この工程を社内で完結させられれば、外注費用は抑えられるでしょう。
費用2. デザイン費
先に見た調査の結果を踏まえ、ターゲットとなる商材や職種に適したデザインレイアウトを決めていきます。
具体的には、「問い合わせ/購入ボタンの位置をどこにすればコンバージョンが上がるのか」「文字の色やサイズ、フォントはどうするか」「PC・タブレット・スマートフォンなどデバイスごとのレイアウトをどうするか」などを決めていくため、高度なスキルが必要となります。
費用については、デザイン案やページに利用するテキスト・写真などを発注者側から提供することで、ある程度抑えることができるでしょう。
費用3. コーディング費
調査結果を分析し、最適なデザインが決まれば、実際にLPを制作するためにコーディング作業を行います。
LPといっても通常のWebページと仕組みは同じなので、HTMLやCSS、JavaScriptといったプログラミング言語を使用して制作していきます。
コーディング作業を削ることは難しいですが、LPの場合は縦長1ページの形式が主流なので、複数のページが必要な通常のサイトよりコーディング作業は短時間で済みます。通常のサイト制作よりLP制作の相場が低いのはこのためです。
費用4. そのほかの諸費用
LP制作費の大半はこれまで見た費用ですが、ほかにも細かな諸費用が発生します。たとえば、LPを公開するために必要なサーバー代や、ドメイン使用料など。これらも制作費の一部として含まれます。
その他にも、公開後の保守契約を結ぶ場合には毎月の保守料、アフターフォローにかかる費用などが含まれるでしょう。
LP制作の外注先を選ぶポイント
LP制作の外注先を選ぶときは、大手制作会社からフリーランスまで幅広い選択肢の中から選ぶことになります。
制作会社を選ぶときに確認すべきポイントは下記の通りです。
・制作会社の実績を確認する
・制作会社の得意分野と自社のサービスとの相性を確認する
・制作会社の料金プランを確認する
・LP公開後のアフターサポートの有無を確認する
ポイント1. 制作会社の実績を確認する
LP制作を依頼するときは、複数の制作会社の制作実績を確認・比較してみましょう。
制作会社の多くは、Webサイトに制作実績や実際のLPなどを掲載しています。会社によっては、クライアントからの感想なども確認できるでしょう。この制作実績などを見ながら、自分のサービスとマッチしそうな制作会社を選び、相談してみることをおすすめします。
ポイント2. 制作会社の得意分野と自社のサービスとの相性を確認する
LP制作会社ごとに、得意としている分野は異なります。LPの特徴も業種ごとに異なることから、同じ得意分野・業種のLPを制作したことのある制作会社を選びましょう。
ポイント3. 制作会社の料金プランを確認する
LP制作を制作会社に依頼するときは、契約するプランでどこまでの作業を担当してもらえるのかをしっかりと確認しましょう。
制作自体はもちろん、納品までの期間やオプションの有無などの特徴も異なるので、プランの確認は重要です。
ポイント4. LP公開後のアフターサポートの有無を確認する
LP制作の目的はコンバージョンの達成です。LP公開後にアクセス数などを分析し、改善を繰り返すことが重要です。
そのため、LP制作会社を選ぶときにはデザイン面も重要ですが、マーケティング面のアフターサポートも充実した会社を選びましょう。
LP制作に活用できる補助金制度&補助金額の目安
これまで紹介したように、LPの制作には費用がかかります。
しかし一定の条件をクリアすれば、行政からの補助金制度を利用できる場合があります。この章では、LP制作に活用できる3つの補助金制度について解説します。
補助金1. IT導入補助金
「IT導入補助金」とは、企業が業務の効率化を目指すためにITツールを導入するときに利用できる補助金制度です。
効率化できる業務の数や新型コロナウイルス感染対策の有無などにより補助金額が異なりますが、最大で導入金額の2/3(最大450万円)までの補助を受けられます。
補助金2. 事業再構築補助金
「事業再構築補助金」とは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、新たな事業を開始する企業が利用できる補助金制度です。
コロナ禍における売上の減少や認定を受けた機関との共同事業計画策定など、要件を満たす必要はありますが、最大で導入金額の2/3(最大1億円)までの補助を受けられます。
補助金3. 小規模事業者持続化補助金
「小規模事業者持続化補助金」とは、売上の拡大や生産性の工場を目的とする企業が利用できる補助金制度です。
経営企画書や補助事業計画書の作成などいくつかの書類準備は必要となりますが、最大で導入金額の2/3(最大50万円)まで補助が受けられます。
LP制作なら、デザインとマーケティングに強い株式会社GIG
LP制作を外注するときは、予算だけでなく、自社のLP制作の目的を明確にすることが重要です。予算と目的が明確になれば、LP制作の外注先が探しやすくなるでしょう。
GIGではLPページ制作やクリエイティブ制作、そして広告含めたマーケティングまでの支援が可能です。キャンペーンサイトやLPで結果を出すための一連の工程をワンストップで対応できます。
LP制作はもちろんのこと、クライアント企業が抱える課題を明確化し、目的を達成するためのプラニングから運用・改善までを支援します。
LP制作のご相談は、ぜひGIGまでお問合せください。
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