採用サイトの制作費用・料金相場を目的別・依頼先別に紹介|内訳や外注先を選ぶポイントも|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

採用サイトの制作費用・料金相場を目的別・依頼先別に紹介|内訳や外注先を選ぶポイントも

2023-01-09 制作・開発

自社にマッチした求職者を集めるためには、自社の魅力を体現した採用サイトの制作と運用が欠かせません。

しかし採用サイトの制作にあたり、まず気になるのが「制作費用」ではないでしょうか。

採用サイトを制作する際「採用サイトの制作にかかる費用感がよくわからない」といった相談が増えています。「複数の制作会社に依頼した見積もり料金が倍以上違う」「無料で制作できるツールがあるけど、実際のところはどうなんだろう?」と悩まれている方も多いかもしれません。

そこで今回は、「採用サイトの制作費用と料金相場」や「失敗しない制作会社の選び方」について徹底解説します。

採用サイトの制作費用/料金相場:150万~600万円

採用サイトの制作費用は、制作する規模や制作会社のサービス内容などに起因して大きく変動します。まずは以下の表を参考にして、採用サイトの規模や特徴に応じての費用・料金相場について確認しましょう。

規模費用相場納期制作方法採用サイトの特徴
【小規模】
テンプレを活用して安く、早く制作したい(アフターサポートは特になし)

100万~200万円
1週間〜1ヶ月・自社で制作
・フリーランスや個人事業主に依頼
・中、小規模の制作会社に依頼
全10ページ以内のシンプルな採用サイト
【中規模】
オリジナルデザインの採用サイトを用意したい
200〜400万円2週間〜1ヶ月半・自社で制作
・中、小規模の制作会社に依頼
20ページ未満で、インタビュー記事などを盛り込んだ採用サイト
【大規模】
フルオーダーメイドの採用サイトを用意したい
300万円〜2ヶ月〜4ヶ月・中、小規模の制作会社に依頼
・大手制作会社に依頼
リッチコンテンツを盛り込み、20ページ以上になる採用サイト

【小規模】テンプレを活用して安く、早く制作したい:〜200万円

はじめての採用サイト制作で、「いきなり高額なサイトを作るのに不安がある」という場合には、まずは自社で制作することで、費用を最小限に抑えられるでしょう。

昨今はサイト制作ツールも充実しているので、無料のツールやデザインテンプレートを活用すれば、とくに大きな費用をかけなくても、採用サイトを制作することができます。

一方でこのケースでは、テキストや写真素材などは自社で用意することはもちろんのこと、無料サービスを使う都合上、「利用できるテンプレートの種類が少ない」「サービスの広告が入る可能性がある」といったデメリットも存在します。

こうしたデメリットは求職者に悪印象を与える可能性もあるので、可能であれば無料サービスの上位版にあたる有料プランに加入することをおすすめします。

なお、テンプレートを活用してもらう方向で制作会社に依頼することも可能です。採用サイトはコンテンツやページ数の多さから相場自体が高額になりやすいものですが、この場合は高くても200万円以内に費用を抑えられるでしょう。

【中規模】オリジナルデザインの採用サイトを用意したい:200万〜400万円

デザインをテンプレート中心にしてしまうと、他社との差別化が難しく、オリジナリティに欠ける場合があります。また、デザインのトレンドは変化が激しいため、最新のデザインを施すことは難しいでしょう。

こういった課題を解決するためには、テンプレートを活用しないオリジナルデザインでのサイト制作が必要になります。この場合、中・小規模〜大手の制作会社に依頼することが一般的です。

費用相場はおおむね200万円~400万円と少し高額にはなりますが、デザインにこだわったブランディング重視の採用サイトを構築したい場合には致し方無いでしょう。

デザイン性に優れたサイトは、サイト自体が企業のブランドイメージ向上につながりますので、求職者の興味はより惹きやすくなるはずです。

【大規模】フルオーダーメイドの採用サイトを用意したい:300万円〜

300万円以上の規模となると、デザインのみならず機能面までフルオーダーメイドの採用サイトを制作できるようになります。他社には真似できない「企業の魅力や文化」を伝えるコンテンツをふんだんに盛り込んだサイトになり、求職者へのインパクトもそれだけ大きくなります。

たとえば、業績に関する詳細なデータや社員座談会などの動画、オフィスの社内ギャラリーなどを盛り込むことが想定されます。

一方で、デザインやコンテンツの制作に多くの時間を要することになるので、あらかじめスケジュールに余裕を持たせながら、早めの依頼をするようにしましょう。

また、他社との差別化にフォーカスしすぎた結果、求職者にとって使いにくいサイトになってしまっては本末転倒です。そこはバランスのとれた採用サイトを制作することを心がけましょう。

依頼先別・採用サイトの制作費用/料金相場

次に依頼先別での採用サイトの制作費用や料金相場についても確認しておきましょう。依頼先には、「フリーランス」「中・小規模の制作会社」「大手制作会社」がおもに挙げられますが、それぞれのメリット・デメリットについてもここで解説します。

依頼先制作費用納期業務範囲採用サイトの特徴
自社制作(採用サイト制作ツールを使用)
〜30万円1週間〜1ヶ月・構築ツールを使った制作(コンテンツはすべて自社で用意)全10ページ以内のシンプルな採用サイト
フリーランス、個人事業主30〜100万円1週間〜1ヶ月・デザインやコンテンツ制作テンプレートに少しアレンジを加えて制作された採用サイト
中・小規模の制作会社100〜400万円2週間〜1ヶ月半・オリジナリティのあるデザイン制作
・コンテンツ制作
オリジナリティあるデザインで、インタビュー記事なども掲載した採用サイト
大手制作会社300万円〜2ヶ月〜・オリジナリティのあるデザインやコンテンツ制作リッチコンテンツを盛り込み、20ページ以上からなる採用サイト

自社制作(採用サイト制作ツールを使用):〜30万円

採用サイト制作ツールを使えば、コーディングの知識がなくてもテンプレートに文字や画像を差し込むだけで、手軽に自社のみでサイト制作はできます。無料のツールなども充実しているので、費用をかける必要もほとんどないでしょう。

ただし繰り返しにはなりますが、テンプレートを使う影響で他サイトと似たデザインになる可能性がある点には注意が必要です。

フリーランス、個人事業主:30万〜100万円

「自社で作成するのは難しいけど、予算は抑えたい」という方は、フリーランス・個人事業主に依頼することがおすすめ。

フリーランスや個人事業主はテンプレートをそのまま活用するのではなく、そこにオリジナリティを加えてくれるからです。また、事業規模が小さいので融通が利きやすいという点もメリットのひとつだといえます。

一方で、フリーランスや個人事業主はスキルや実績にバラつきがあるので、自社の理想に近い制作実績があるかどうかは、事前にしっかりと確認する必要があるでしょう。

また、制作中に音信不通になったり、制作後の保守に対応してくれなかったりといったリスクがあるのも事実なので、契約は慎重に進めることが大切です。

中・小規模の制作会社:100万〜400万円

中・小規模の制作会社に依頼する場合、オリジナルデザインの採用サイトを制作してくれるのはもちろんのこと、テキストや写真素材、コンテンツ制作も請け負ってくるでしょう。

制作会社として活動しているため、フリーランスや個人事業主よりも信頼性は高く、アフターサポートなどの体制も充実していることから、より安心して依頼できるはずです。

また、窓口の担当者とコーディングの担当者が分かれている場合も多く、やり取りがスムーズになり、効率的に制作を進めていくことが可能です。

ただし、中小規模の制作会社は今では星の数ほど存在し、それぞれ得意としているサイトの種類などが異なるので、依頼先の選定にはある程度時間を要すると思っておいて良いでしょう。

大手制作会社:300万円〜

大手制作会社では、ハイクオリティな採用サイトを制作してくれるのはもちろんですが、ブランディングを中心に据えたサイト制作に強いところも多く、採用企業の魅力を伝える力があります。

また、他社には真似できない大がかりな採用コンテンツ制作の依頼にも向いており、動画や図解などの制作も請け負ってくれるでしょう。

専門的な知識と技術を持ったスタッフが多数在籍しており、多くの実績もあることから、信頼性も抜群です。

ただし、大手ゆえに多くの案件を抱えていることから、納品に時間を要する場合があります。スケジュールに関する打ち合わせを事前に行っておくことが重要です。

採用サイトの制作費用の内訳

ここからは、先ほどまで見てきた採用サイトの制作費用や相場にもとづいて、より細かい内訳を解説していきます。

費用1. デザイン・コーディング費

採用サイトのデザインやコーディングを行うための費用です。自社で制作しない限り、必ず発生する基本的な費用となります。

この部分はデザイナーやプログラマーの単価、人数、稼働時間に基づいて決定されるので、人材や成果物の質、コーディングの難易度などによって費用は変動します。

費用2. サーバー・ドメイン費

自社で制作する場合も含め、原則必要なのが採用サイトを公開するためのサーバー代とドメイン代です。

レンタルサーバー会社、ドメインの管理会社のプランによって費用は異なりますが、おおむね30,000〜50,000円ほどが必要です。

費用3. コンテンツ制作費

採用サイトに掲載するテキストや写真、記事などの制作費用です。

記事の構成や執筆、写真・動画の撮影などを依頼する場合にはこの費用が発生し、こちらもコンテンツの量や質によって費用が大きく変動する部分とはなります。

費用4. 保守・運用費

採用サイトの保守や運用、管理を行うための費用です。サイト自体の細かな更新や保守、アクセス数の解析などに必要な費用が含まれます。

採用サイトの公開後に自社でこれらの作業を担当する場合は発生しない費用で、外注する場合はどこまで運用や管理を外注するのかによって費用が変動します。

採用サイトにかかる費用で注意したいポイント

良質な採用サイトを制作するためには、どうしても費用はかかりますが、費用面で注意しておきたい事柄についても確認しておきましょう。

1. 費用を抑えることを優先しすぎない

費用を抑えることを優先しすぎて、とくにノウハウを有さないのに自社のみで採用サイトを制作しても、なかなか結果につながる採用サイトは作れないでしょう。

採用サイトを制作するプロであればすぐにできることでも、自社のみで行うあまり無駄に時間と手間がかかってしまい、かえって人件費が多く発生してしまうことにつながりかねません。

そこははじめからプロに依頼するほうが、得られる結果の質や量もかわってくることでしょう。

2. 無駄な費用はなるべくかけないように

上述の内容と矛盾するかもしれませんが、無駄な費用はかけないようにすることも大切です。

仮に制作会社に依頼して、高額の費用をかけて採用サイトを作ったとしても、そこから採用につながらなければ意味がありません。

また採用できたとしても、時間がかかりすぎたり、かけた費用に対して採用できた人数が少なかったりすれば、それも無駄な費用だったということになるでしょう。

採用サイトを制作するときは、費用対効果も念頭に置いたうえで、有効な費用の使い方をするように努めましょう。

3. ランニングコストはかかる

採用サイトをただ単に制作しただけのものでは採用に結びつかないといえます。また採用サイトは、制作費用だけでなく、保守・運用費用や広告費用などが発生する場合がほとんどです。

日々メンテナンスを行いながら運営を行い、場合によっては採用のためにリスティング広告を出したりすることも必要となります。

リスティング広告とは、検索連動型広告とも呼ばれ、検索エンジンの検索結果ページにおいて、ユーザが検索したキーワードに関連した広告を掲載する広告手法のことを指します。各キーワードでオークションが行われ、掲載単価が高いものから順に上位表示されます。

採用サイトの運用や広告戦略まで制作会社に依頼するとなると、別途費用が発生することでしょう。

「当初の想定よりも費用がかかってしまった」「保守・運用での費用まで考えていなかった」とならないためにも、ランニングコストの面も事前にきちんと把握しておくことをおすすめします。

採用サイト制作の外注先を選ぶポイント

採用サイトの制作費用には、制作会社の規模やサービスの違いによって大きな差があると解説してきましたが、制作会社を選定する際には、制作会社の実績やノウハウなどを調べてから依頼しなければなりません。

以下では制作会社選びに必要な3つのポイントを取り上げて解説を行います。

ポイント1. 採用サイトの制作実績とノウハウを確認する

採用サイトの制作には、求職者の心に刺さる採用情報を伝えるためのノウハウが必要です。

そのため、見た目に美しいサイトを制作できるだけでなく、採用効率の高いサイトを制作できる会社を選ぶことが重要となります。

採用サイトの制作を依頼したい会社を探すときは、複数の制作会社のサイトを比較して、求職者の目線から見てよいと思えるサイトを探してみましょう。

また求人サイトや求人票には、記載してはいけない項目が決められています。具体的には、性別や宗教に関する差別につながる内容などです。このような法律を熟知していることも、採用サイトの制作会社としての必須事項と言えるでしょう。

ポイント2. 採用サイトの制作費用とコンテンツの構成、ページ数を確認する

採用サイトの制作費用は、サイトの構成やページ数で変化するのが一般的です。

採用に関する情報は、職業安定法によって以下の10項目を掲載することが定められています。そのため、最低限以下の項目が網羅されているかを確認しましょう。

・業務内容
・労働契約期間
・試用期間の有無
・就業場所
・始業及び終業の時刻、所定労働時間外勤務の有無、休憩時間及び休日
・賃金額
・健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険の適用に関する情報
・募集者の氏名または名称
・労働形態(正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト・パートなど)の記載
・受動喫煙防止措置の状況

※参考:厚生労働省「労働者を募集する企業の皆様へ」より

ポイント3. 採用ターゲットを明確にしておく

採用サイトとは、企業が求人募集を行うときに、業務内容や契約期間、就業場所などの労働条件を求職者に明示するWebサイトです。

そのため求人サイトには、自社の企業情報や募集する職種、仕事の詳細、給与、給与形態や待遇などのさまざまな条件を、求職者に対して魅力的に伝わるよう掲載しなければいけません。

そこで求人を出す企業は、採用サイトの制作を依頼する前に、自社に必要な人材のターゲティングを行う必要があります。アピールポイントがしっかりと伝わるコンテンツ制作の準備をしておきましょう。


採用サイト・リクルートサイト制作|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

株式会社GIGが提供する採用サイト制作・リクルートサイト制作のページです。東京を拠点に、WEBサイト制作やホームページ制作、メディアサイトの企画・制作・運用、WEBマーケティング、システム開発、体制構築、及び人工知能をかけ合わせたライフスタイル領域のサービスを開発しています。

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制作のご相談はぜひGIGにお任せください

採用サイトを制作するときは、制作予算だけでなく、採用したい人材のターゲティングや採用基準を明確にすることが重要です。

また求職者にとってメリットとなる自社のアピールポイントを、できるだけ具体的に紹介しましょう。

もし採用サイトの制作・運用についてわからないことや疑問があるときは、ぜひ株式会社GIGにご相談ください。GIGでは、採用サイトの制作から運用までの支援が可能です。さらに、効果的なサイトの制作や運用・改善にワンストップで対応します。

GIGでは、採用サイトの制作だけでなく、クライアント企業が抱える課題を明確化し、目的を達成するためのプランニングから運用・改善までを支援します。

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