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PHPでWebシステム開発!費用相場と制作会社選びのポイントを解説
2021-07-04 制作・開発
Webに特化した言語である「PHP」。その利便性や柔軟性の高さから人気の高いプログラミング言語です。私たちが普段よく利用しているWebシステムの多くは、PHPやRubyなどで開発されており、SNSやマッチングサイト、ECサイトなどの構築に多く用いられています。
今回は、PHPでのWebシステム開発について、外注費用相場やシステム開発会社選びのポイントについてご紹介します。
PHPの特徴
PHPは、Webアプリケーションの制作に特化した言語です。ユーザの入力内容やデータベースに格納されている情報をもとに、ブラウザに表示するコンテンツを動的に組み立てるプログラムが得意です。ECサイトやマッチングサイトなどでよく用いられます。
PHPを用いてできることは主に以下の3点です。
・WEBアプリケーションの開発/構築
・WEBサイトの制作/構築
・業務システム開発
条件に合わせてページ内容の書き換えができるといった柔軟性の高さから、あらゆるWebシステム制作で重宝されています。HTMLとは異なる動的なWebシステムを制作したい方におすすめの言語です。
PHPで作れるWebシステム例と費用相場
ここではWebシステム開発の中でもよくPHPが使われる、マッチングサイト、CMS、ECサイト、その他のWebシステムについて、それぞれの開発費用の相場や開発時のポイントをご紹介します。
マッチングサイト
マッチングサイトの開発費用の相場は、500万~5,000万円です。
求人サイトのように、ユーザー間のニーズを結びつける場所を提供するサイトは、マッチングサイトと呼ばれます。
マッチングサイトを開発する場合、マッチング内容の業種や市場の規模に差があるため、費用の差も数百万円以上に及びます。規模が大きいほど開発工数が積み上がるため、なかには5,000万前後の開発案件も。
マッチングの数だけ売上獲得の機会に恵まれるため、積極的な開発投資が自社の利益に繋がるといえます。
CMS
CMSの開発費用相場は、80万~2,000万円ほどです。
CMSとは「Contents Management System」の略称であり、専門的な知識を必要とせずにWebサイトのコンテンツを一元管理できるシステムを指します。CMSにはオープンソースの無料で使えるものから、企業がクラウドサービスとして提供しているもの、フルスクラッチで独自実装されているものまでさまざまな種類があります。CMSを活用する際には、あらかじめどのような機能が必要かを検討しておき、費用対効果を踏まえて開発しましょう。
なおGIGでは、リード獲得に特化したCMSである『LeadGrid』を提供しています。興味がある方はぜひご覧ください。
ECサイト
ECサイトの開発費用相場は、100万~5,000万円です。
顧客情報を取り扱う機会の多いECサイトでは、登録のためのログイン機能や決済機能などの設計をしなければなりません。セキュリティに関する機能も重要であり、顧客情報にかかわる領域ほど開発費用も高めに設定されている傾向にあります。
ユーザーが安心してサイトを利用できる状況を整えることは、企業の販促活動を維持することにも繋がります。長期的にECサイトを活用するのであれば、運用/保守サービスを利用し、定期的なセキュリティのアップデートなども必要です。
その他
口コミサイトやQ&Aサイト、SNS、掲示板といったWebシステムの開発費用相場は、300万~5,000万円になります。
会員登録機能、決済機能、フォロー機能などを設けず、スレッド機能やコメント機能などシンプルな意見交換場の提供が目的のWebシステムであれば、費用は300万円程度です。
一方、Webシステム同士を連携させてリアルタイムで情報を共有するような機能を持つ場合は、数千万円の開発規模となることもあります。
PHPのシステム開発工程と費用関係
一般的な開発工程は、「要件定義/設計」「開発/テスト」「運用保守」といった順に、プロジェクトを進めていきます。
ここからは、それぞれの開発工程と費用の内訳について、順に説明しましょう。
工程1. 要件定義/設計
要件定義は、ヒアリングで把握した顧客要件を満たすために、必要となる機能の洗い出し/定義を行う工程です。
設計は、要件定義をもとに、より詳細な部分を決めていく工程です。具体的には、画面設計、情報設計、機能設計、インフラ設計、DB設計、ER図などがあります。設計で決めた内容をもとに開発が進められていくため、要件定義を満たした上で実現可能な設計書の作成が求められます。
ここでの費用は人件費がメインですが、この工程を担えるのは中堅レベル以上のエンジニアであり、高単価な傾向です。それだけ重要な工程であり、難易度の高い業務が求められていると言えるでしょう。
工程2. 開発/テスト
開発は、Webシステムの機能をプログラムとして作成する工程です。設計の段階で作成した設計書を見ながら、機能に適した開発言語を用いてプログラムをコーディングしていきます。
開発後に行われるテストは、プログラムの動作やプログラム同士の連携に不具合がないか、要件通りにシステムが正常に動くのかを確認する工程です。Webシステムを納品する前に不具合やバグを見つけておくことは、Webシステムそのものの品質を高めるだけでなく、納品後の手戻り防止にも繋がります。
開発が終わり、テストも完了したら、Webシステムを納品します。
工程3. 運用/保守
Webシステムの実運用が始まれば、Webシステムを活用し続けていくためにもメンテナンスが必要です。こうした工程は、運用/保守と呼ばれます。
Webシステムを運用するにあたり、まずサーバー費用がかかります。セキュリティレベルの維持やOSのアップデート対応のために費用がかかることもあるでしょう。
また、この段階でWebシステムに不具合やバグが見つかると、修正の対応が必要になることもあります。
PHP開発会社を選ぶときのポイント
PHP開発会社を選ぶポイントは、以下の2点にまとめられます。
・システム開発会社の得意分野を知る
・自社のシステム要件を知る
システム開発会社との円滑なコミュニケーションを実現し、目的を達成するためのWebシステムを開発できるように、この2点は明確にしておきましょう。
ポイント1. システム開発会社の得意分野を知る
システム開発会社が得意とするシステム開発工程は、会社ごとに異なります。設計工程を得意とする会社もあれば、開発工程を得意とする会社もあるでしょう。
開発工程を外部に委託する制作会社もあるため、事前の打ち合わせではシステム開発会社の担当領域についても質問しておくとよいでしょう。事前リサーチ段階で、公式サイトに掲載されいてる過去の開発事例を見ておくことも大切です。
全システムの開発工程を一貫して担っているシステム開発会社であれば、正確な情報伝達/円滑なコミュニケーションが望めます。
ポイント2. 自社のシステム要件を知る
自社のシステム要件を知っておくことも重要です。開発を検討しているWebシステムの目的や目標について言語化できるようになっていれば、システム開発会社との打ち合わせでも有意義な意見交換が可能となるでしょう。
また、自社のシステム要件を整理しておくことで、システム開発にかかる全体的な費用をイメージできます。相場と提案料金を比較し、有意義なシステム開発会社選定ができるでしょう。
GIGのPHP開発サービス
GIGでは、PHPを用いたWebシステム開発を承っています。
メディアサイト、求人ポータル、Q&Aサイトシステム予算管理システム、イベント管理システムなどを得意としており、ナショナルクライアント様からの大規模案件から中小規模案件まで多数の開発実績があります。
ここからは、GIGのWebシステム開発の特徴をご説明します。
GIGのWebシステム開発の特徴
GIGでは、メディアサイトや求人ポータルサイト、マッチングシステムなど、幅広く制作を承っています。
高品質なシステムが構築できるよう、GIGではマーケティング施策やインフラ構築、システムの構想段階から支援を行います。また、Webサイト運用時に起こりうるリスクに備えて、保守/運用に至るまでトータルでのサポート体制を整えているのも特徴です。
まずはヒアリングをさせていただき、それぞれの企業様に最適なご提案をいたします。
GIGのWebシステム開発費用
GIGのPHP開発で実現できることは、初期構築費用を抑えた高品質なシステム開発です。
あらゆるご要望に対して、マーケティングやコンサルティングの視点からアドバイスをさせていただき、幅広いサービスの中から適切なものをご案内します。
実際にサイトリニューアルのためにGIGに相談されたお客様からは、「開発後の問い合わせ件数がリニューアル前よりも15倍以上伸びた」とのお声もいただいたほどです。
PHPでのWebシステム開発はGIGにお任せください
GIGでは、PHPの「Laravel」を用いた開発をメインに行ってきました。
求人サービスや不動産紹介サービスサイトの制作、膨大なデータを活用した大規模CRMの開発プロジェクトなど、培ってきたシステム開発のノウハウと知見を活かしたマーケティング支援のもと、高品質なWebシステムを実現します。
それぞれの企業様ときちんと向き合い、豊富なWebシステム開発の実績から最適なアドバイスをご提供します。
PHPでWebシステムを構築したいとお考えの方、既存のWebシステムについて何か悩みを抱えている方は、まずはお気軽にご相談ください。
WebやDXで困っている方、お気軽にご相談ください
GIG BLOG編集部
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