【合意形成のコツ】かかわる人全員のWin-Winを作るコミュニケーション方法|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

【合意形成のコツ】かかわる人全員のWin-Winを作るコミュニケーション方法

2023-11-02 勉強会

こんにちは、株式会社GIG広報の宮﨑(カントク)です。GIGでは毎月さまざまなテーマで勉強会を開催しています。

今回はLeadGrid事業部のディレクター水嶋 結さんに「合意形成を活用したコミュニケーション」をテーマにお話いただきました。以下でその内容をくわしくご紹介します。

■登壇者プロフィール

水嶋 結(みずしま ゆい):Webディレクター。立教大学で哲学を学んだのち、新卒でGIGに入社。GIG・CMSサービス「LeadGrid」にて、クライアントと世の中をつなぐコミュニケーション設計を行う。商品やサービスの本質的な価値を考え、必要とする人に届けることに熱量がある。

合意形成の必要性:こんなモヤモヤありませんか?


コミュニケーションをとる中で「なんでこの人はこんなに話が通じないのか」「頑固すぎて全く譲歩してくれない」というモヤモヤを感じることはありませんか?

こういったコミュニケーションのモヤモヤは、仕事のさまざまな場面で発生します。


そのモヤモヤは「合意形成」の考え方で解決できるかもしれません。

新卒ディレクターがぶち当たったコミュニケーションの課題

新卒でGIGに入社した私は、サポートしてもらいながら徐々に案件に参加していきました。そこでぶち当たったのが、コミュニケーションの課題です。

自分がまだ持っていない知識に関する質問をされたり、実装の段階でガッツリと詰められたり。でも全部自分では判断できなくてわからない状況で、混乱していました。

その時私が課題に感じていた点は、大きく分けて2つあります。

1. やりとりする人間多すぎ問題

ディレクターになってまず最初に直面した課題は「やりとりをする相手が多すぎる」ことでした。

クライアントやデザイナー、実装者、ほかにもライターなど。常に多数の立場の人とやりとりをすることが求められるポジションでした。

「フィードバック期間には間に合わないけど、公開日はそのままで」「デザインFIXしてたけど、良いアイデア思いついたからデザイン変えちゃった」など、こういった声がディレクターである私に届きます。

2. みんな自分のやりたいこと言い過ぎ問題

これがディレクターになって直面した2つ目の課題です。

Web業界は、専門知識を持った色々な職種の人が1つのプロジェクトに参加することが一般的です。みんな専門知識があるからこそ、プロフェッショナルとして「こうした方がもっと良くなる」という主張をします。

こういったディレクターの現実に直面した当時新卒だった私は「どうやってプロジェクトを進めればいいんだろう…」と悩むことになりました。

ディレクターの仕事は「合意形成」

ディレクターとして働き始めていきなり高い壁にぶち当たった私は「合意形成」という考え方に辿り着きました。

合意形成というのは、ステークホルダーであるプロジェクトにかかわるデザイナーやエンジニア、クライアントの意見の一致を図ること。要は話し合うことで関係者の合意を目指すことです。

ディレクターの仕事は、まさに合意形成をすることだと考えています。

プロジェクト全体のゴールの認識を合わせて、違う立場の人たちとゴールを目指しプロジェクトを進めていくことがディレクターに求められます。

先ほど話した「やりとりする人間が多い」「それぞれが言いたいことを言いすぎる」といった問題は、全員の目線をゴールに向けて、そのためにどの道を通るのかという認識を、ステークホルダー全員で合わせることで解消できます。

合意形成のコツ:関係者の目線を合わせるために必要なこと

立場が違う人の目線を揃えるには、3つのポイントがあると考えています。

1. 相手の言いたいことの理解

「相手の言いたいことを理解」というのは、相手の発言を表面的に捉えるのではなく「具体的に何を求めているのか」「何を嫌だと思っているのか」といった裏側の部分まで聞き取ることです。

たとえばクライアントから「フィードバック期間には間に合わないけど公開日は遅らせたくない」と言われたとします。これは表面上だけ見ると結構無茶なことを言われているように感じます。

反発したり、何も言わず従ったりしたくなりますが、「フィードバック期間に間に合わない理由は?」「どうして公開日は遅らせたくないのか?」などとあらためて確認することが重要です。

そうすることで「社内でトラブルがあって間に合わなくて」とか「プレスリリースが決まっているので」といった返事がもらえます。

そこまで深掘りすることで、無茶振りだと感じていたお願いにも、相手の真意があることがわかり、落とし所を見つけられるようになります。

2. 自分のやりたいことを相手にわかる言葉で伝える

プロジェクトのなかで、自分のやりたいことを言う人はたくさんいますが、ただ自分の意見を言うだけでなく、自分の意図を正しく相手に伝えることが必要です。

そのため自分のやりたいことを伝えるときには、

1. 前提情報の共有
2. 自分がどこまでわかっていて、どこまでがわからないのかを伝える
3. そのうえでどのようにしたいのか要望も伝える

この順序を踏まえると、コミュニケーションが取りやすくなります。

たとえばエンジニアから「その修正意図は?やる意味あります?」と言われたときに、まず前提情報として「クライアントの要望」を伝えます。

その次に手順2として「自分は30分ほどで対応できると判断したんですが、難しいんでしょうか?」と、自分の判断内容と、わからない点について伝えます。

そして最後にここまでの話を踏まえた「最終的な要望」を伝えるようにすると、コミュニケーションのトラブルが起きにくくなるはずです。

3. 合意ポイントを探す

交渉の場では、相手が嫌がっていることと自分が嫌なところを避けながら妥協点を探し、交渉して合意を取ることが重要です。

じつは「相手の嫌なところと自分の嫌なところが、確認してみたらとくにぶつかっていなかった」ということもよくあります。

たとえば「文言編集はしてもいいけど何回もしたくない」とエンジニアからの要望があったとき、ディレクターとして嫌なところというのは「対応を完全にしてもらえないこと」です。

この場合は「クライアントに1回の修正で出し切ってもらう」「それ以降は対応できないと伝える」などが双方の希望が叶う妥協点になるでしょう。

「合意形成」がコミュニケーションを円滑に進める

「合意形成」を身につけることで、さまざまな立場の人たちと協力しながらのプロジェクトでも、コミュニケーションのトラブルを起こすことなく、円滑に進められるようになります。

もちろん、仕事の場だけでなく、家族や友人関係など、合意形成はあらゆる人間関係に対しても役立つので、ディレクター以外の人も意識してみてください。

DX支援なら株式会社GIG

今回の勉強会では「合意形成を活用したコミュニケーション」について、LeadGrid事業部の水嶋 結さんに詳しくお話いただきました。

私たち株式会社GIGは、ナショナルクライアントからスタートアップまで、Webコンサルティング、UI/UXデザイン、システム開発など、DX支援をおこなうデジタルコンサルティング企業です。プロジェクトマネジメント経験豊富なメンバーが、制作/開発/運用をご支援いたします。

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