WordPress構築の費用/料金相場はいくら? 現役エンジニアが解説!|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

WordPress構築の費用/料金相場はいくら? 現役エンジニアが解説!

2022-11-13 制作・開発

Webサイトを制作しようと考えたとき、制作ツールの候補のひとつとして挙げられるのが、WordPressです。

WordPressは世界的に利用されているオープンソースのCMSであり、日本でも多くの企業がWebサイトを構築するために利用しています。

今回は、WordPressの構築に必要な費用や料金相場、外注先の選び方などを解説していきます。

関連資料:じっくり見極めよう WordPressの得意/不得意(LeadGrid)


弊社GIGでは豊富なWordPressの構築実績があります。また、Webサイトの新規制作やリニューアルだけでなく、マーケティングに関する全般的な支援も可能です。
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WordPressとは

WordPressとは、世界中で圧倒的なシェアを獲得している、無料で使えるCMSのことを指します。

「CMS」とは、「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」の略。サイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン、レイアウト情報(テンプレート)などをまとめて保存・管理するシステムのこと

WordPressにブログとしての機能やページを更新するための仕組みが用意されているので、サイトの作成や更新がプログラミング不要でかんたんにできます。

もちろんカスタマイズ性にも優れており、HTMLやCSS、JavaScriptの知識があれば、より多機能なサイトを作成可能。個人のブログから企業のコーポレートサイト、オウンドメディアなどで幅広く採用されています。

WordPressの良い点はたくさんありますが、一番のメリットは「世界中で多くの利用者とそれをサポートする開発者たちがいる」という点かもしれません。実際、IT関連の調査を実施する『W3Techs』によれば、全世界のWebサイトの43.2%にWordPressが採用されているとのこと。

多くの利用者がいるということは、それだけ情報やノウハウが蓄積されやすく、何かあった際にも過去の事例から素早く解決できる可能性が高いことを意味します。

また、サイトのデザインを変えることができる「テーマ」や、新たな機能を追加できる「プラグイン」も多く開発されているので、目的に合うテーマやプラグインが見つかりやすい点もメリットでしょう。  

WordPress構築にかかる費用・料金相場

WordPressを構築するにあたり、一番気になるところは構築費用や料金相場ではないでしょうか。ここでは費用や料金相場を中心に解説していきます。

1. レンタルサーバー

サイトを運営する際に必要なものがサーバーです。サーバーはよくサイトにおける「土地」という表現が使われます。サイトが家ならば、土地といえるサーバーは必須ですよね。

WordPressを使ったサイトを構築する場合には、サーバーをレンタルして運用することが多くなります。レンタルサーバーを提供している事業者は複数あり、事業者やプランによって料金は大きく変動しますが、年間6,000~100,000円あたりにおさまるでしょう。

また、半年や年間契約を選択するとそのぶん割引価格になったりと、キャンペーンを実施している事業者も多いので、それらを活用することでコスト削減にもつながります。

2. ドメイン

ドメインに関しても、Webサイトを運用するには必須アイテムです。サーバーが「土地」、サイトが「家」ならば、ドメインは「住所」にあたります。

なかでも、独自ドメインとは、自分が独自で名前を決めたドメインのことを指します。当サイトでいえば、「giginc.co.jp」が独自ドメインにあたる箇所です。

料金相場は、取得するドメイン名やドメイン登録サービスのキャンペーンなどにより変動しますが、おおむね年間1,000円~5,000円にはおさまってきます。ただし、「.com」「.co.jp」などの人気ドメインは年間5,000円〜100,000円以上かかることもあります。

また、レンタルサーバーを契約する際に独自ドメインを無料でつけることもできる事業者もあるので、 そちらを活用するのも選択肢のひとつです。

ドメイン購入の際の注意点として、はじめの1年間は数百円で購入できたドメインでも、次の年から更新料として数千円に値上がりするドメインもあります。単に初回の安さだけで選択するのではなく、更新料も含めた価格をよく見ることが重要です。

関連記事:独自ドメインの取得方法とは? ドメインの種類や注意点も現役エンジニアが解説!

3. SSL

SSLとは、Webサーバーとブラウザの間で通信データを暗号化する仕組みのことを指し、個人情報を第三者から守る役割があります。 

インターネットは悪意のある第三者が、通信内容を盗み見て悪用することができます。ショッピングサイトで入力したクレジットカード番号やパスワードなどを盗み見ることも可能です。

この状態では、ユーザーは安心してインターネットを閲覧できないので、SSLという仕組みがうまれました。サイトをSSL化することによって、たとえ途中でデータを盗み見られたとしても、データは暗号化されているため解読が困難となります。

サイトがSSL化されているかどうかは、URLが「https://~」となっているか、URLに鍵マークがついているかで判別できます。

SSLには無料SSLと有料SSLが存在しますが、データ通信を暗号化する点ではどちらも同じです。違いは、運営元の実在に関する証明があるかどうかです。

企業が有料のSSLを設置する場合、年間50,000~300,000円程度が費用相場となります。信頼性を重視するサイトやネットショップなどは、有料のSSLを活用したほうが良いでしょう。

4. テーマ

WordPressにおけるテーマとは、デザインテンプレートのことを指します。テーマを使用することで、かんたんにレイアウトやスタイルの設定・変更が可能になります。

テーマの料金相場はピンキリです。無料で十分に活用できるテーマも公開されており、有料でも5,000~30,000円ぐらいのものが数多く存在します。

ただ、無料・有料を問わず、人気のテーマは利用するユーザーも多いです。そのままテンプレートを使うと、どこかで見たことのある没個性なデザインになる可能性があります。

自分でHTMLやCSS、JavaScriptを駆使してそこからプログラミングできる場合はかんたんにカスタマイズ可能ですが、そうでない場合は大きなデザインの変更が困難です。

5. プラグイン

WordPressにおけるプラグインとは、サイトに機能を追加できるプログラムのことを指します

プラグインに関しても、料金相場はピンキリです。無料で使えるプラグインも数多くそろえられているので、まずは無料のものから使用してみるのがおすすめ。使ってみて不要だと思えば、すぐに削除すればOKです。

無料のものでは満足できなくなった場合には、有料のプラグインの購入を検討しましょう。ほとんどのプラグインは買い切りタイプなので、1,000円~30,000円ぐらいで購入できるものが多い印象です。

WordPressのプラグインは、公式プラグインと非公式プラグインの2種類に分けられます。ソースコードのチェックが行われ、安全性が高いプラグインとして公式に認定されたものが公式プラグインです。安心して使うためには、制作元がはっきりしたプラグインを選ぶことも重要です。 

ただし、プラグインを追加し過ぎると、サイトの動作が遅くなる点はデメリット。必要だと思ったものだけ残し、不要なものは極力削除するようにしましょう。サーバーの容量も無限にあるわけではないので、無駄にリソースを消費するのは避けたいところです。

WordPress構築を依頼する際の費用・料金相場

WordPressをただ構築するだけなら、個人でも難しくありません。しかし、「WordPressの使い勝手を向上させたい」「デフォルトにはない機能を実装したい」「デザインにこだわりたい」といった場合は、専門家に外注するのがおすすめです。

依頼先として考えられるのは、Webサイト制作会社とフリーランスです。それぞれの料金相場や費用などを解説します。

依頼先1. Webサイト制作会社

Webサイト制作会社に依頼する場合、おおむね300万~800万円がWordPressの構築相場となります。

Webサイト制作会社は、自社でWordPressの専門知識をもったエンジニアやWebデザイナーを抱えているところが多く、幅広い要望に応えられることは間違いありません。しかし、あれもこれもと機能追加を望む場合、料金も高額になることは避けられないでしょう。

また、サイトは公開すればそれで役目が終わるわけではありません。そこから長期にわたる保守・運用という過程がはじまります。

自分たちで保守・運用できるならば問題ありませんが、たとえば何かの拍子にサイトにアクセスが集中し、サーバーがパンクすることもあります。とくに共有で使っているレンタルサーバーの場合、そういったリスクがつきまとうのは避けられません。

Webサイト制作会社に保守・運用も依頼しておくと、何か問題が発生した場合すぐに対応してくれます。毎月のコストはかさむかもしれませんが、保守・運用もプロに任せてたほうが無難でしょう。


依頼先2. フリーランス

WordPressは世界中で多くのシェアを獲得しているぶん、扱えるフリーランスのエンジニアやWebデザイナーも多いので、そういったフリーランスに依頼するのも選択肢のひとつです。

依頼内容により料金相場は異なってきますが、WordPressの立ち上げ程度であれば、おおむね5万円~が相場になります。ページの制作やデザインのカスタマイズなどの作業を依頼する場合には、30万~100万円が料金相場となる印象です。

一方、フリーランスに依頼する場合は、良くも悪くもそのフリーランスが持っているスキルに依存するので、仕上がりに関して個人差が出ます。Webサイト制作会社ほどのクオリティは期待できない可能性もありますが、料金は安く抑えられるのはメリットのひとつです。

しかし、先ほど触れたようにWebサイトは公開すれば終わりではありません。フリーランスが公開後もトラブルに対応してくれることを期待したいですが、個人との契約はいつ切れるかわからないものでもあります。

つまり、スキルを持ったエンジニアに依頼でき、納得のいくサイトが出来たとしても、それで安心できるわけではありません。公開後にプログラムの不具合が発生して、自分でプログラムを確認してみても、コーディング内容がさっぱりわからない……。なんてことは、プログラミング業界ではあるあるです。

WordPressは、大規模なものから小規模なものまでバージョンアップがよく行われます。最初は不具合がなくても、バージョンアップの影響でサイトのプログラムが動作しなくなるリスクを抱えています。

フリーランスに構築を依頼するのであれば、公開後は自力で運用することになる、ということを意識する必要はあるでしょう。

【参考】WordPress構築を自分で行う場合

WordPressの構築に関する情報はインターネット上にたくさんあり、また書籍もそろえられているので、自分で構築を行うことも難しくありません。

自分で構築を行う際に必要なコストは、サーバー代とドメイン代くらい。有料のSSL認証やテーマ、プラグインは必要ならば導入すれば十分です。

しかし、金銭的なコストはそこまでかかりませんが、時間的なコストはかかります。Webサイト制作会社に勤務していたなどの経験がある方ならともかく、サイトの構築経験がない方が独学で構築すると、それなりの時間はかかってきます。

今の時代、サイトを見るユーザーの目も肥えてきており、きちんと作りこまないとアクセス数を稼ぐことは難しくなってきています。土台だけでもプロに依頼することを検討してみてはいかがでしょうか。

WordPress構築の依頼先の選び方

WordPressの構築を依頼する場合、依頼先の選び方も把握しておく必要があります。ここでは、現役エンジニアの筆者が依頼先の選び方について解説します。

選び方1. 専門分野が自社に最適かどうか

Webサイト制作会社を選定する際、必ず確認しておきたいのが「制作実績」です。依頼しようか検討している制作会社が、自社と同業界における制作実績が豊富だと、信頼感が生まれるはずです。

ひとことでWebサイト制作会社といっても、得意とする分野・業界が存在します。特定の分野・業界に詳しい制作会社ほど、提案してくれる内容にも説得力があります。サービスの紹介が求められるサイトの場合、制作会社が自社のサービスを理解していないと、どうしても作業に時間がかかります。

自社の分野に関する専門性の有無などの確認は、制作会社選びに必須です。

選び方2. 提供しているサービスの範囲が自社に最適かどうか

Webサイト制作会社は、会社の規模や得意とする分野によってサービス内容が違ってきます。

たとえば、SEOに特化している制作会社であれば、公開後に検索上位を狙うキーワードの選定や内部対策、公開後のレポート提出までをサービスに含む場合が多いのに対して、サイトの構築や制作のみを業務としている制作会社の場合、公開後にアクセスを増やすための分析・改善を行うことはほぼありません。

サイトを作成して何を行いたいのか、それは自社ではできないことなのかを十分に検討したうえで、制作会社ごとのサービス内容を比較することがおすすめです。

WordPress構築を依頼する際の注意点

お金をかけてWordPressの構築を依頼する以上、失敗はしたくないものです。最後に、依頼する際の注意点もあわせて確認しておきましょう。

注意点1. WordPressの脆弱性に関する知識がある会社に依頼する

Webサイト制作において、世界中で多くのユーザーが利用しているのがWordPress。それゆえに、WordPressの弱点につけこんで個人情報を狙っている悪意を持った第三者がたくさんいるのも事実です。

そうした人たちが、WordPressを利用しているユーザーのコンピューターに侵入しウイルス感染させ、サイトの内容を勝手に改竄する可能性も十分に考えられます。

こうしたWordPressの脆弱性によるトラブルを回避するためには、セキュリティ対策を万全にする必要がありますが、自力で行うのは難しいです。

そのため、Webサイト制作会社に依頼する際には、WordPressの脆弱性に関する知識があり、スパム対策が行える制作会社に依頼することが重要になるでしょう。

注意点2. 複数社から相見積もりを取る

馴染みの企業があると、ついその企業に依頼をしたくなるものです。しかし、その企業がベストな選択肢かどうかは別問題です。

数社程度でもいいので候補を見つけ、相見積もりを取っていきましょう。打ち合わせを通じて、エンジニアやWebデザイナーのスキルレベルや制作実績などを比較しながら選んでいくことがおすすめです。

A社に依頼したサイトが希望通りに完成しても、B社に依頼しておけば同レベルでもっと安く制作してもらえた可能性があったと分かれば、きっと後悔することでしょう。そうならないためにも、相見積もりは必要だといえます。

WordPressの構築はGIGにお任せください

WordPressの構築やWebサイトの制作・運用ついて分からないことや疑問点がある場合は、一度GIGにご相談ください。豊富なWebサイト制作実績が示すように、お客様と丁寧で密なコミュニケーションを重ねてきたと自負しております。

作業可能な範囲も広く、Webサイト・リニューアルの対応だけでなく、Webマーケティング全般の支援が可能。クライアント企業が抱える課題を明確化し、目的を達成するためのプランニングから運用・改善まで総合的にサポートいたします。

無料相談から承っていますので、ぜひ一度お問い合わせください。

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