社内勉強会のすゝめ【1年半で約20回開催したエンジニアが解説】|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

社内勉強会のすゝめ【1年半で約20回開催したエンジニアが解説】

2022-06-27 制作・開発

こんにちは。普段、開発部署でバックエンドエンジニアとして働いている庄子と申します。

社内勉強会やってますか〜〜〜??

IT企業だと、社内勉強会を行っている企業も少なくないと思います。

これから社内勉強会を行っていきたいという方の中には、ハードルが高いなと思っている方もいるかもしれません。

ですが、社内勉強会はしっかりと準備をすればそこまで大変なことではなく、開催するメリットがたくさんあると思っています。

本記事では、社内勉強会の実行委員として1年半で約20回勉強会を行ってきた私が、社内勉強会の開催方法を解説します。


社内勉強会とは

本記事内での社内勉強会とは、共通のテーマで、社内のメンバーが講師になり発表を行い、それに伴って発生する議論や会話のことを指します。

社内に限定することで、ラフな意見交換場として双方向のコミュニケーションが生まれやすく、議論が活発になることが多いです。

▼過去に開催した勉強会のレポートはこちら▼


勉強会|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

株式会社GIGが運営する社内ブログです。東京を拠点に、WEBサイト制作やメディアサイトの企画・制作・運用、WEBマーケティング、システム開発、体制構築、及び人工知能をかけ合わせたライフスタイル領域のサービスを開発しています。

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社内勉強会を行うことによるメリット

メリット1. スキルの共有

それぞれ興味のあるテーマについて発表し、議論を深めることでメンバーそれぞれのスキルを共有できます。

共有することで、共通知識が増え、業務でもコミュニケーションコストが下がり生産性が上がるという効果が見込まれます。

メリット2. ブランディングになる(かも?)

弊社では社内勉強会のようすを自社ブログで発信しています。

どのような勉強会をしているか、メンバー間の雰囲気を知ってもらう機会になるので、ブランディングや採用にも繋がります。

メリット3. コミュニケーションの促進になる

リモート業務では、顔をあわせて雑談する等のコミュニケーションが減っています。そのため業務とは少し距離をおいたところでコミュニケーションを取ることで、メンバー間の交流を促進できます。

また、普段業務での関わりが薄い部署間の交流にも役立ってくれるはずです。


勉強会の形式

勉強会にもいろいろな形式があります。私はこれまで以下のような形式で、勉強会を開催してきました。

  1. LT形式
  2. ハンズオン形式
  3. パネルディスカッション形式
  4. 輪読会形式

それぞれについて説明をします。

1. LT形式

LTは「Lightning Talk」の略称であり、短い時間でのプレゼンテーションを指す言葉です。

LT形式では、質疑応答を含め1人15分〜20分でテーマについてのLTを行います。いわゆる講義形式の勉強会と近いです。LTであれば発表側も短い時間なので、そこまで気を追わずに登壇できます。

2. ハンズオン形式

ハンズオン形式は、参加者も実際に手を動かしてテーマについて学習していく形式です。

実際に手を動かして学習することで、LTなどの座学よりスキルが身につきやすくなると言われています。逆に発表者は手を動かしてもらうための環境や資料を用意する必要があるため、準備に時間がかかってしまいます。

3. パネルディスカッション形式

パネルディスカッション形式は、複数人のパネラーがテーマについてディスカッションする形式です。

テーマについて詳しいパネラー同士でディスカッションすることで、考えや知識を共有できます。登壇側の準備はほとんど必要ないので準備コストが抑えられます。また参加者とのコミュニケーションも生まれやすいです。

しかし体系的に話すわけではないので、得られる知識が断片的になりがちな側面もあります。

4. 輪読会形式

輪読会とは、複数人数で同じ本や記事を読み、内容についてディスカッションをすることで理解を深めながら、他の人の意見から新たな視点も取り入れていこうというものです。事前もしくは勉強会の中で本を読み、グループに分かれてディスカッションを行います。

当日に本を読む場合は、読む時間が限られているので、薄めの本もしくは単元を区切って読むことをおすすめします。

また本で輪読会形式の場合、参加者に本を入手して貰う必要があるので、その分費用がかかります。

おすすめはWebにある記事等での輪読会です。本を買う必要がないので、金銭的なハードルはなくなります。


社内勉強会の開催手順

ステップ1. 開催日程を決める

まず開催日程を決めましょう。

弊社では月に一回、固定曜日で業務時間後の19:15〜19:30開始で行うことが多いです。固定曜日にすることで参加者に「この曜日は社内勉強会がある曜日だな」と認知してもらえます。

また弊社は終業時間が19:00なので、その直後から勉強会を始めています。就業後時間が空いてしまうと参加者の気持ちが業務終了モードになるので、終了からの流れで参加できるような時間に設定しています。就業時間やコアタイムなど、各企業の状況があると思うのでメンバーが参加しやすい日時に設定していきましょう。

勉強会の性質によっては業務時間内に勉強会を行い、メンバーは強制参加というパターンも考えられます。

ステップ2. 企画を決める

担当の事業部と勉強会のテーマを決め、そのテーマに沿った20分ほどのLTを行っています。たとえば、デザイン事業部であればWebサイトのUIについて、開発事業部であれば最近気になっている技術、ディレクター事業部であればUXについてなど。

企画を決めるときの注意点は、あまりニッチすぎないテーマにすることです。弊社では基本的に勉強会は全てのメンバーを対象に行っているので、ニッチすぎるテーマだと参加人数が限られてしまいます。

ステップ3. 開催準備をする

社内勉強会は、「リモートで完結するパターン」と「オフラインの場を設けて開催するパターン」が考えられます。

リモートで開催する場合、ビデオ通話ツールを使用します。

弊社の場合、基本的には『Zoom』ですが、勉強会の性質によっては『Spatial Chat』や、メタバースプラットフォーム『Cluster』、3Dプラットフォーム『Mozilla Hubs』を使用することもあります。

▲3Dプラットフォーム『Mozilla Hubs』で勉強会を開いたときの様子

 オフラインの場を設けて開催する場合、弊社ではオフィス内で開催をしています。

オフィスであれば、スクリーンやプロジェクター、マイクといった機材も用意しやすく、また事前に準備ができ移動の手間もないため、スムーズに開催できます。

▼オフラインでの勉強会例はこちら


Webデザイン制作のすすめかた ~GIGデザイナーの頭の中~【GIG勉強会Vol.45/ LT33】|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

GIGでは毎月、さまざまなテーマで勉強会を開催し、社内でのノウハウ共有を行っています。今回はGIGのデザイナー4名がリレー形式で、「デザインのつくりかたとは?」というテーマについて話してくれました。その様子を少しだけお伝えします。

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ステップ4. 周知をする

参加者を増やすためには勉強会の周知が重要です。

弊社の場合、勉強会の2週間前、1週間前、1日前、当日の合計4回社内に全体周知を行っています。

また最初の周知の前に、Googleカレンダーでメンバー全員に勉強会の招待を送っています。カレンダーへの招待を送ることで、勉強会の日時を意識させることができ、参加忘れ防止にもなります。


勉強会当日までにやったほうが良いこと

1. リハーサルを行う

ファシリテーターと登壇者でのリハーサルは行っておいたほうが良いです。当日の流れを一通りやってみるとお互いに勉強会のイメージがつきます。

またリモートでの開催では画面共有の方法などツールの使い方を、リアルで開催する場合はプロジェクターの使用方法、マイクの接続、PCと接続するケーブルは使えるのかなど、設備について事前に確認しておきましょう。

2. スライドの進捗を管理する

登壇者の発表に使用するスライドがどの程度できているのか、間に合いそうなのかを定期的に管理します。

定期的に確認することで、登壇者側にも早めにやらないといけないという意識が生まれ、「当日にスライドが完成していない」といったトラブルを防止できます。

3. 勉強会のアンケートを作成する

勉強会のフィードバックアンケートを取ると、次回以降の勉強会に生かせます。

どのような点に興味を持ったか、どんな疑問が解決したかなど、どん意見をきいてより良い勉強会にしていきましょう。

4. 勉強会の周知にバナーを使用する

会社全体に勉強会の周知を行う際に、文字のみの情報だとどうしてもインパクトが薄くなってしまいます。良い勉強会を開催するのに参加者が少ないと悲しいですよね? それを防ぐためにインパクトのあるバナーを活用し、認知度を上げましょう。

▲弊社で行ったバナーの例(弊社のデザイナーが有志で作成してくれています)

 

勉強会当日の流れ

登壇者は開催時間より少し早く集まるようにしましょう。その時間でスライドの最終確認などを行います。

勉強会が始まったら、アイスブレイクを挟んでみてもいいかもしれません。参加する人の発言ハードルを下げて、なるべく勉強会に双方向性をもたせるようにファシリテーターは動いてみましょう。

さらに勉強会中にどのような勉強会を行っているかを再度全メンバーに周知することで、途中からでも集客が見込まれます。面白そうと思ってもらえれば参加してくれるので、積極的に周知することをおすすめします。

最後に作成したアンケートに答えてくれるようにお願いし、解散という流れになります。


まとめ

社内勉強会は会社に対して、様々なメリットをもたらしてくれます。

みなさんも社内勉強会を開いてみてはいかがでしょうか?

御社のWebやDXの課題、お気軽にご相談ください。

庄子肇

バックエンドエンジニア。宮城大学事業構想学部デザイン情報学科を卒業後、ベンチャー企業でエンジニアとして常駐先のシステム開発やサイト制作の経験を積んだ後、2019年10月にGIGにジョイン。