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アプリ開発・デザインの費用/料金相場はいくら? 内訳やコスト削減方法も解説
2022-08-27 制作・開発
アプリを開発する際、気になるのがデザインにかかる費用です。
アプリのデザインは、ブランディングも意識しつつUI/UXも考慮しなければなりません。専門性が求められる業務であるため、はじめてアプリを開発する場合には「デザイン費用の算出」が難しいでしょう。
そこで、この記事ではデザイン費用を見積り方やコスト削減のポイントについて解説します。
アプリ開発・デザイン費用の料金相場
アプリデザインと一言でいっても、アプリやデザインの内容や担当範囲、発注先の企業や個人によって料金は大きく変わってきます。
ここでは、開発手法や作りたいアプリ、さらにデザインによる開発の相場の違いについて紹介します。
開発手法別の相場
アプリの開発手法は、「スクラッチ開発」と「クラウド開発」の2つが主流です。
まず、スクラッチ開発ではオリジナルアプリを一から開発するため、複数のエンジニアがさまざまな機能を開発する時間が必要です。そのため料金相場も高額になりやすく、「2000万円~」となります。
クラウド開発は、既に完成している機能を組み合わせてアプリを制作する方法です。クラウド開発では、要件定義やアプリデザイン、外部データベース連携などの費用はかかりますが、プログラミングが不要なので機能開発費は発生しません。このため、費用相場は「400万円~」と、スクラッチ開発に比べてコストを大幅に抑えることが可能です。
作りたいアプリ種別の相場
機能やコンポーネントによって開発規模が大幅に異なるため、同じカテゴリでも外部委託による総費用には幅があります。
カテゴリー | 費用相場 |
平均的なアプリ開発費用 | 250万円~ |
オンラインショップ | 100~300万円 |
カタログ・情報誌 | 50~100万円 |
メッセージングアプリ | 100~500万円 |
ユーティリティアプリ | 50~300万円 |
ゲーム | 300~1,000万円 |
SNS | 500~1,000万円 |
教育・学習アプリ | 50~300万円 |
▲参考:アプリの学校
アプリデザインの相場
一般的に、アプリのデザインの工程とその費用相場はおよそ以下の通りになります。
工程 | 費用相場 |
UI/UXデザイン | 150~600万円 |
イラスト・アイコン制作 | 70~150万円 |
ブランディング | 50~300万円 |
モーションデザイン | 100~400万円 |
アプリのデザイン費用は、上記の要素に加えてデザイン会社・規模やデザイナーの単価、デザインの複雑さ、リビジョンの回数などによっても変動します。
アプリ開発・デザイン費用の内訳
次に、デザイン費用をより具体的に見積るために、基本的な費用とその目安をご紹介します。
人件費(作業単価×時間)
アプリ開発予算を検討するうえで、最も大きな割合を占めるのはエンジニアにかかる人件費です。
「プロジェクトマネージャー(PM)」や「システムエンジニア(SE)」、「プログラマー(PG)」といった複数の専門家がチームを構成して作業にあたるため、彼らの人件費がまず発生します。
IT業界では「人月(にんげつ)」という表現を用い、人件費を説明することも多いです。例えば、人月が100万円と見積もられた場合、内訳は以下のように計算されたと考えられます。
例:人月100万円の場合
作業単価(6,250円/1h) × 時間(ひと月あたり160時間) = 100万円/人
人件費は、ハイスキルな人材を稼働させればさせるほど高騰します。あらかじめ、求めるスキルと相場の関係を確認しておくといいでしょう。
なお、エンジニア・デザイナーのスキル別料金相場はおおむね以下の通りです。
【エンジニア】
・新人エンジニア:~80万円
・一般エンジニア:80万円~140万円
・上級エンジニア:140万円~250万円
【デザイナー】
・新人デザイナー:〜80万円
・一般デザイナー:80万円〜120万円
・上級デザイナー:120万円〜230万円
オプション費用
アプリデザインにあたり、追加で発生する可能性のある業務とその費用相場をご紹介します。よく発生しがちなのが次の項目と諸費用です。
・UXデザイン(ペルソナ・カスタマージャーニー設計):150万〜600万円
・ロゴ作成:70万~150万円
・アプリアイコン&ストア画像作成:10万円〜
・写真素材の撮影:30万〜80万円
・プロトタイプ制作:100万円〜
アプリデザインの費用削減方法
アプリのデザイン費用は、システム開発費用などに比べればそこまで高額ではありません。しかし、そうは言っても決して安い費用ではないので、この項目ではデザイン費用の削減方法を3つご紹介します。
方法1. 自社で作成する箇所を増やす
コスト削減に最も効果的なのは、自社で対応するデザイン業務を増やすことです。
社内にデザイナーが在籍しており、比較的短時間でデザインが作成できると見込めれば、外注するよりも費用を抑えられるでしょう。ノウハウを社内に蓄積できるメリットもあります。
ただし、社内デザイナーのスキルや経験、アプリデザインへの意欲はしっかりと見極めましょう。それらが十分でない場合には、かかる工数が膨大になったり、開発後に大きな修正が必要になったりして、結局外注しなければならなくなるケースもあります。
アプリデザインの経験は必須ではありませんが、基本的なデザイン能力やデザイナー本人のアプリデザインへの興味は確認しておきましょう。
方法2. 複数制作会社との見積りを比較する(相見積もり)
複数の制作会社や個人に問い合わせ、開発費用の見積もりを比較するのも重要です。
現在、アプリデザインを行っている会社は多く存在しています。安易に一つの見積もりだけで外注会社を決定してしまうのではなく、多数の選択肢のなかから、予算に合う適切なデザイン会社を選定しましょう。
相見積もりで大切なのは、比較軸をあらかじめ決めておくこと。制作会社に委託する業務内容を事前にはっきりさせておくと、業務それぞれの料金ごとに比較できるため、より正確な判断が可能になります。
方法3. 制作費相場を把握して依頼する
制作費相場を事前に把握して依頼することも費用削減方法の一つです。
費用相場を把握しておくと、制作会社の見積もり額が適切な判断できるようになります。費用相場より極端に料金が高い場合には、その理由を聞き、納得できない場合には交渉を行いましょう。外注会社の見積もり比較も客観的にできるようになるため、より自社に適したデザイン会社を選定できるでしょう。
アプリ開発に活用できる補助金制度&補助金額の目安
上記のように、アプリ開発には安くても数百万円のコストがかかります。しかし一定の条件をクリアすれば、行政からの補助金制度を利用できるケースも。
ここでは、アプリ開発に利用できる3つの補助金制度について解説します。
補助金1. IT導入補助金
「IT導入補助金」は、企業が業務効率化を目指してITツールを導入する際に活用できる補助金制度です。最大で導入費用の2/3(450万円まで)の補助を受けることができます。
補助金額は、効率化可能な業務プロセスの数や新型コロナウイルス感染対策の有無など、条件に応じて変わります。
補助金2. 事業再構築補助金
「事業再構築補助金」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、新しい事業モデルを立ち上げる中小事業者が対象となる補助金制度です。事業規模によっては、最大で導入費用の2/3(1億円まで)の補助を受けられます。
コロナ禍による売上の減少や、認定機関との共同事業計画策定など、いくつかの要件を満たすことが求められます。
補助金3. 小規模事業者持続化補助金
「小規模事業者持続化補助金」は、売上拡大や生産性向上を目的とした小規模事業者が利用できる補助金制度です。事業規模に応じて、最大で導入費用の2/3(50万円まで)の補助が受けられます。
経営企画書や補助事業計画書など、いくつかの書類の準備が必要となります。
アプリデザインは、UI/UX設計に精通したGIGにお任せください
GIGでは、国際デザイン賞も受賞したデザイン設計ノウハウと、経験豊富なデザイナー陣のスキルをもって、多くの会社のアプリ開発を手掛けてきました。
GIGの強みは、UI/UXデザインのノウハウとご要望を柔軟に取り入れられる開発体制です。企画から開発、設計までワンストップで対応します。
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