GIGではこのたび、株式会社ナレッジリーンのWebコンサルティングを行いました。

過去にサイトリニューアルをGIGに依頼した同社では、その後のサイト活用に課題を感じていました。そこで、継続してWebコンサルティングをご依頼いただき、Webサイトの活用を目指した本プロジェクト。

今回は、ナレッジリーン 管理部部長 横澤さま、営業・マーケティング担当 木下さま、笠松さま、そして本プロジェクトを担当したGIG池上を交え、本プロジェクトを振り返ります。

サイトリニューアルからの信頼が、継続でGIGに依頼する理由に

GIG池上：
今回のプロジェクトに至るまでの経緯を教えてください。

横澤：
GIGさんには、過去にコーポレートサイトのリニューアルをお願いしたことがあります。それまでのサイトは主に官公庁のお客さまを対象としていましたが、近年、民間企業のお客さま向けのプロジェクトが増加したため、その変化に対応するべくサイトを新たに作り直しました。

しかし、このサイトリニューアル後も、マーケティングやビジネス活用に十分に取り組めていないという課題を感じていたんです。

木下：
とくに課題に感じていたのは、サイトに訪れる人の少なさです。

当時の訪問者数は、決して多いとはいえず、これから伸びしろがある状態でした。サイトを通して当社の情報を社外に届けることができていなかったんです。だからまずはサイトへの訪問者数を増やし、知名度を高めることに注力し、最終的にはリード獲得にもつなげていきたいと考えていました。

あとは、Webマーケティングやアクセス解析に関する知見が社内だけでは十分ではないと感じていたので、専門家の力を借りたいと思っていました。

横澤：
そこで、相談相手として、真っ先に思い浮かんだのがGIGさんでした。サイトリニューアルの際に、要望に合わせて柔軟に対応してもらったことが記憶に残っていたんですよね。

だから、まずはGIGさんに相談してみたら、なんとかしてくれるんじゃないかという期待感があったと思います。実際、相談するとすぐに課題解決のためのご提案をもらえたので、Webコンサルティングの依頼を決めましたね。

▲インタビューにご協力いただいたナレッジリーンの横澤さま

キーワード設計からSEOコンテンツ制作、そしてアクセス解析まで幅広く支援

GIG池上：
最初に、ナレッジリーンさまのサイトの現状や課題感をあらためてヒアリングすることからはじめました。

そのなかでも、とくに気になったのがセッション数。当時のセッション数は、1ヶ月あたり約2000件〜3000件でした。そもそもサイトの訪問者数が少なく、データ取得やコンバージョン獲得の前に、まずは訪問者数を増やすことが課題でした。そこで、セッション数の目標値を設定し、サイト内の改善を進めることに。具体的な施策の検討から実行、そして効果測定と段階的に行っていきました。

木下：
サイトからのお問い合わせ数を増やすためには、まずはサイトへの訪問者数、つまりセッション数を増やすことが第一歩でした。セッション数が増えることで、それに伴い問い合わせをする人も増えるという流れが期待できるからです。

GIG池上：
実施した具体的な施策の1つが、SEOコンテンツの制作。GIGが獲得すべきキーワードを調査・設計し、1から記事を作成しました。

ナレッジリーンさまが展開する事業・サービスの専門的な情報を深く理解し、コンテンツを作り上げていきました。GIGがもつSEOの知見を活かしつつ、ユーザーに役立つような有益なものを作ることを重視していましたね。

ナレッジリーンさまから見て、プロジェクトを通じてとくに印象に残っていることはありますか？

▲GIG池上

木下：
私たちからの質問や依頼に対して、いつも迅速にご対応いただいたことです。まだ考えがまとまっていない段階でも、GIGさんに意図や希望を丁寧に汲み取ってもらえたので、すごく助かりました。

横澤：
私は、専門用語をわかりやすく説明してもらえたことが印象に残っています。サイト運用について勉強中の私たちに寄り添い、言葉を選びながら同じ目線で丁寧に伝えようとしてくれていると感じました。

笠松：
私も最初は専門用語が全くわからないところからのスタートでした。しかし、GIGさんが丁寧に1つ1つ教えてくれたので、少しずつ理解ができるようになりました。徐々に知識が身についていることを実感できたのも、嬉しかったです。

セッション数が4倍に増えた。Webサイトの知見が社内に蓄積されている

GIG池上：
結果として、先月はサイト訪問者数を約8000件まで伸ばすことができ、当初からは4倍に増加しました。あらためてGIGのWebコンサルティングを受けた感想を教えてください。

木下：
結果がしっかり現れていて、嬉しいです。また、サイトからのお問い合わせ数の増加やそこから実際に商談に結びつくケースも複数発生するなど、コンサルティングを受ける前後で、明らかにサイトから生まれる成果が変化していると感じています。

笠松：
また、今回の成果は会社にポジティブな影響を与えたのではないでしょうか。たとえば、新しい施策に取り組みたいと思っても、成功事例がないと「うまくいくだろうか」と不安になることがありますよね。

今回社内で成功事例が生まれたことで、新しい取り組みに対するハードルが下がり、前例がないことにも積極的にチャレンジできるようになりました。こうした変化が組織全体に良い影響を与え、社内の雰囲気もWebマーケティングに対して前向きになってきていると感じています。

▲インタビューにご協力いただいたナレッジリーンの笠松さま

木下：
SEOコンテンツの影響も大きかったと感じています。

じつはGIGさんにお願いする前は、外部に記事制作を依頼した前例がありませんでした。当社が展開する事業やサービスは専門性が高いため、正確で深い理解が求められます。そのため、コンテンツ制作を外部に依頼することに対して、本当にこちらの意図や内容をわかってもらえるのか不安があったんです。

しかし、GIGさんから想像以上に精度の高い記事の構成案と原稿を受け取って、その不安は払拭されました。ひと目見て、私たちが求めているコンテンツを作ってくれたと感じました。最初はいくつか細かい調整がありましたが、途中からはほぼ修正なしで、そのまま公開できるようなクオリティに仕上げてもらいました。

横澤：
専門的な知識をもつコンサルタントたちは、外部の制作チームがコンテンツを作成することに対して、最初は不安や迷いがあったと思います。しかし、実際にGIGさんに記事を制作してもらうなかで、次第に認識が変わっていったんだと思います。この過程で、社外のパートナーと協力してコンテンツ制作ができることを実感し、その効果や結果に対する信頼が築かれたことで、「職人たちの心」を動かすことができたのではないでしょうか。

このような実績を作れたのは、私たちにとっても大きな転換点の1つだったと思います。

木下：
さらに、GIGさんとのやりとりやレポーティングから、Webマーケティングやサイト運営に関するノウハウが、社内に確実に蓄積されました。将来的には、会社の持続的な成長を支えるためにも、これらの知見を社内でうまく活用していきたいです。

とはいえ、当社のWebサイトを通じたマーケティングやビジネスでの活用は、まだはじまったばかりです。今後のさらなる成長に向けて、引き続きGIGさんに伴走してもらえたらと思います。

▲インタビューにご協力いただいたナレッジリーンの木下さま

GIG池上：
今回のようにSEOキーワード設計からSEOコンテンツ制作、そしてアクセス解析と幅広くサポートできることは、GIGの特徴の1つだと思います。

セッション数の増加という結果にくわえて、社内の雰囲気そのものが変化していることを聞き、僕自身もすごく嬉しいです。これから先は、ナレッジリーンさまが自走していけるような体制を、一緒に作り上げていきたいと思っています。引き続きよろしくお願いします。

GIG BLOG編集部

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