多言語メディアサイト制作プロジェクト。WAmazing社と「いい感じのメディアサイト」が生まれるまで|WAmazing様|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

多言語メディアサイト制作プロジェクト。WAmazing社と「いい感じのメディアサイト」が生まれるまで|WAmazing様

2018-05-16 事例インタビュー

訪日観光客向けに無料SIMカード配布や中国、香港、台湾向けに宿予約サービスを運営するWAmazing株式会社。今回、GIGではインバウンドメディアのサイトリリースをお手伝いさせていただきました。

約3ヶ月という短納期案件は、認識合わせのためのコミュニケーションが鍵となるプロジェクトでしたが、「いい感じのサイトに仕上がった」とWAmazingの堀之内氏は語ります。

そこで今回、WAmazing様がGIGを選んでいただいた理由やプロジェクトを円滑に進めることができたコミュニケーションなどについて、WAmazing堀之内氏とともにディレクターを務めたGIG藁科、およびデザイン・フロントエンドを担当したGIG宮本の3人で振り返りました。

  

「発注前から安心できた」的確でスピード感あるレスポンスが決め手

△ 右からWAmazing 堀之内氏・GIG 藁科・GIG 宮本

 

GIG藁科:あらためて、サイトリリースのキッカケを教えてください。

 

堀之内:新規流入を増やしていくために、自社メディアを展開する方針となりました。そこでコンテンツを作っていく上で、更新のしやすさを考えると独自CMSではなくWordPressに置き換えたほうがよいなと。

そこで、もともと自社で開発体制はあったのですが、リソースの問題もあり、スピード感を持ってサイトリリースを進めたく、GIGへ依頼をさせていただくことになりました。

 

GIG藁科:約3ヵ月という短納期プロジェクトでしたね。他の制作会社ではなく、GIGを選んでいただいた決め手は何かありますか?

 

堀之内:最初は知り合いからの紹介だったんです。「GIGがいいよ」と聞いて、お問い合わせをさせていただきました。そしていざお話をしたら、GIGは話が早いんですよ。

 

堀之内:「こういうのをやりたい」というのに対して、普通だったら「社内に持ち帰って確認しますね」とかってやり取りが発生しがちですが、GIGはその場で的確なレスポンスをいただけて。今回は非常に納期が短いプロジェクトでしたから、スピード感のあるやり取りがとても良かったです。

 

堀之内:また、発注前にもかかわらず、「こういうこともできますよ」とご提案をいただけたりと、会話の中で的確なご提案が多く、非常にイメージしやすいコミュニケーションがとれました。そのため、発注前から「GIGと一緒にプロジェクトを進めたら安心だな」と思えたのが決め手です。

 

GIG藁科:こちらとしても、いただく情報がとても的確で「話が早い!」と感じていました(笑)。

 

堀之内:GIGとWAmazingが同じ目線だったからこそ、話が早かったんだと思います。おかげで、とても気持ちよくスタートできました。

 

 

短納期を実現した、カジュアルでバランスの取れたコミュニケーションとは?

GIG藁科:今回のリニューアルで、一番重要視されていた点をあらためてご説明いただけますか?

 

堀之内:一番は、多言語展開する上での「運用のしやすさ」です。表側のデザインは、コンテンツを入れてユーザーテストをして改善していけば良いのですが、運用側の管理画面の仕様が複雑ではそもそものコンテンツ更新が滞ってしまいます。そして同じ繁体字でも香港と台湾ではユーザーの印象が違うため、エリアごとにコンテンツを別々に用意したり、また記事を管理する上で言語を横断して管理できるような管理画面が必要でした。

 

GIG藁科:今回、WordPressのマルチサイト機能で制作していきましたが、日本語の記事コンテンツに対して多言語の同記事コンテンツを紐づける仕様が我々も苦戦しました。海外の情報を見て、一つひとつ解決していくしかなく。

 

GIG宮本:一部プラグインで対応したい箇所も「プラグインが見つからなかったら、どうしよう」という感じでした(笑)。また、同じコンテンツは同じURLにしたいのに、実際にチェックするとURLが変わっていたりと、多言語サイトならではの課題がありました。

 

堀之内:おかげさまで各言語コンテンツを紐付けする機能では、たとえば中国語のカテゴリを設定するといったシチュエーションに対して日本人担当者でもわかるようにしていただけたり、各言語共通の画像を一度のアップロードで対応できたりと、とても使いやすく開発していただけました。短納期にもかかわらず、次々と出てくる要望に対して対応いただけて、本当にありがたかったです(笑)。

 

GIG宮本:ステージング環境が用意できたタイミングからSlackで積極的にコミュニケーションを取り、また週1でのテレビ電話で認識合わせをできたのは、我々も助かりました。ステージング環境の認識合わせはテキストだとやり取りが多くなるので、テレビ電話で画面をシェアしながら要件を決めていけたのがよかったです。


GIG藁科:Slackでのやり取りも、スタンプを送ってくれたりとカジュアルな感じで堅苦しいコミュニケーションではなかったからこそ、認識合わせがスムーズだったなと思います。

 

堀之内:GIGとのコミュニケーションは、本当に気持ちよかったです。テキストのやり取りも「〜様」とかだと恐縮しながらのやり取りになってしまいます。今回はカジュアルなやり取りにしていこうと、プロジェクトの初期のタイミングで両者で決めたのが良かったですね。

堀之内:また今回のような短納期でのプロジェクトは、認識合わせが非常に重要です。しかし毎回対面での打ち合わせは大変ですし、チャットだけだと温度感が伝わりづらく、不安要素が残ってしまう。そこで週1のテレビ電話MTGを取り入れて、バランスよくコミュニケーションを取れたのがよかったです。

 

 

「いい感じのサイトは要件定義しづらいのに、いい感じのサイトになりました(笑)」

GIG藁科:今回のプロジェクトを振り返ってみて、いかがですか?

 

堀之内:一言で表すなら、「最高」でした(笑)。デザインも思い描いたデザイン 以上で、社内でもとても評判がよかったです。

 

GIG宮本:そのまま作ってしまったら普通になってしまうので、遊び心を大切にしたデザインを心がけました。特に観光で日本に来る方がターゲットのため、ワクワク感を大事にしたいなと。



https://tw.wamazing.com/media/

堀之内:意図を汲んだデザインを提案していただいたのが、嬉しかったです。邪魔にならず、いい雰囲気で入れてくださいました。

 

堀之内:また、全体を通しても「もっとこうしてください」というのがなく、いい感じのサイトをつくってくれたと思っています。最終フェーズで機能チェックしたら「この機能が足りない」といったこともなく、ツールの使い方も実際に使いながら「もっとこうしませんか?」といったブラッシュアップができたのがよかったです。

 

堀之内:要件をしっかり整理していただいたおかげで抜け漏れなく進められましたし、最初に比べたら、格段に使いやすくなりました。「いい感じのサイト」は要件しづらいにもかかわらず、本当に「いい感じのサイト」に仕上げていただいたなと。それも同じ目線で、気持ちのいいコミュニケーションを取ってくれたからだと思います。

 

堀之内:これからは、リニューアルしたサイトで今まで以上に情報発信をしていき、「日本の情報といえばWAmazing」というレベルにまでメディアを成長させられるよう進めていきます。

 

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内田 一良(じきるう)

早稲田大学および同大学院卒。株式会社GIG メディア事業部長。日本最大級のフリーランス・副業メディア『Workship MAGAZINE』編集長(引退)のほか、複数メディアのプロデュースを担当。メディア運営、コンテンツ制作、SEO、SNSに詳しい。AI、ウイスキー、ストリートダンスが好き。