編集者・コンテンツディレクターが本当におすすめしたい本6選【GIGメンバーが厳選】|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

編集者・コンテンツディレクターが本当におすすめしたい本6選【GIGメンバーが厳選】

2024-12-09 カルチャー

GIGでは「テクノロジーとクリエイティブでセカイをより良くする」をパーパスとして掲げています。クライアントの課題解決のために、日々さまざまなプロジェクトが進行しています。

これらのプロジェクトを支えているのが、編集者やコンテンツディレクターたち。企画立案からコンテンツの制作、そして編集など、彼らの仕事は多岐にわたります。今回は、そんなGIGの編集者・コンテンツディレクターが、普段の業務や日常で参考にしているおすすめの本をピックアップしてご紹介します!

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング

事業部長であり編集者の内田さんが紹介してくれたのは『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』です。

内田:
ニュースメディア『ナタリー』にて編集長およびライターの新人教育を行っていた唐木さんが書いた本です。文章力向上のための実践的なメソッドや作法が一冊にまとまっています。

駆け出しライターや編集者は、まずこの本を読むことをおすすめしています。文章をパーツに分けて分解・組み立てる方法論が展開されており、これの通りに書けば及第点の記事が書けるはずです。重複表現の解消、文末のバリエーション、時制の使い分けなど、今すぐ使えるテクニックも多く説明されているのでとっつきやすいです。

僕は駆け出しライターのころ、この本を徹底的に真似て、ボロボロになるまで使い倒しました。執筆やコンテンツ制作で悩んでいる人は、まずはこの本だけでいいので、1から100まで徹底的に真似てみてください。確実に力になります。

書籍タイトル新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
値段¥1,430(税込)
著者唐木 元
出版社インプレス
こんな方におすすめ・駆け出しライター
・駆け出し編集者
詳細・購入◾️Amazonで詳細を見る・購入する
◾️楽天で詳細を見る・購入する

アイデアのつくり方

マネージャーでありコンテンツディレクターの穂坂さんが紹介してくれたのは『アイデアのつくり方』です。

穂坂
アメリカで「伝説の広告マン」と呼ばれた著者が、とても具体的にシンプルな疑問である「アイデアをどのように考案するか」について解説した本です。

もともと非常に有名な本であるということは知っていて、たまたま本屋で目にしたことがきっかけで購入・読み始めました。おそらくタイトルを聞いただけでは信じられない本の薄さがまずは特徴で、抽象的でシンプルな問いに対して100ページに満たない本で回答しているのが驚きです。そのため、いわゆるビジネス書に苦手意識を持っている人でも読み始めやすい本だと思います。

とくに印象的なのは「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」という考え方です。普段マーケティング施策に取り組んだり、記事企画として新しいアイデアを考えたりする際、つい全く新しいものを生み出そうと考えることは多いです。ただ既存のものでも、その見方や切り取り方、組み合わせ方を工夫すれば十分にアイデアや企画としては成立するのだと知り、自分で企画を考案する際にはもちろん、他の人の企画に意見をする際も視点や見方が広がったと感じています。

書籍タイトルアイデアのつくり方
値段¥1,100(税込)
著者ジェームス・W・ヤング
出版社CCCメディアハウス
こんな方におすすめ企画を考える立場にある人
詳細・購入◾️Amazonで詳細を見る・購入する
◾️楽天で詳細を見る・購入する

才能をひらく編集工学 世界の見方を変える10の思考法

編集者の泉さんが紹介してくれたのは『才能をひらく編集工学 世界の見方を変える10の思考法』です。


日常生活で無意識に行っている情報の取捨選択や組み合わせといった「編集」の営みを広義に捉えたうえで、それを体系的に理解し活用するための思考法が紹介されている本です。

編集者に必要なスキルとして、文章力やプロジェクトマネジメント力などがありますが、職能の根幹をなすのは「企画力」だと考えています。企画は、社会と読者(ターゲット・ユーザー等)を結びつけるためのもの。リードや売上などに直結する要素です。この本には、そんな企画を考えるうえでヒントになる思考法が紹介されています。

この本を読めば視座を高められるというほど大仰なものではないですが、社会を観察・分析する視点の数は増えると思います。視点が増えるというのは、人生の楽しみ方が増えるということなので、編集者以外の方にもおすすめです。工学と硬いネーミングですが、意外と読みやすいのでぜひ。

書籍タイトル才能をひらく編集工学 世界の見方を変える10の思考法
値段¥1,980(税込)
著者安藤昭子
出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
こんな方におすすめ・編集者として、どのようなスキルを磨いていくべきか悩んでいる人
・情報収集や企画立案の方法を知りたい人
・観察力を身につけたい人
詳細・購入◾️Amazonで詳細を見る・購入する
◾️楽天で詳細を見る・購入する

取材・執筆・推敲 書く人の教科書

編集者の村田さんが紹介してくれたのは『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』です。

村田
世界的ベストセラー「嫌われる勇気」をはじめ、数々の名著、ロングセラーを執筆してきたライター・古賀史健による文章本の決定版。三部構成・全10章、21万字、約500ページにわたって、書く技術、伝える心得を余すことなく解説した一冊です。

私がこの本に出会ったのは、学生から社会人になり、突如「エディター」という肩書きを渡されたときのこと。入社したのは学生時代にアルバイト感覚でWeb記事を書いていた会社で、環境も業務内容もさほど変わらず、学生気分が抜けないまま社会人1年目を過ごしていました。

ぬるっと社会人になり、ぬるっと格好良い肩書きを手に入れた。書くことは好きだし得意だと思っているけれど、私は「エディター」と名乗って良いのだろうか。それ以前に、これまでは「ライター」だったのだろうか?そんなふわふわした気持ちと自分の名乗れなさに不安を覚え、何かのヒントになれば、と思いこの本を手に取りました。

ライターは「書く人」なのか。編集者はなにを「編集」するのか。これらは、冒頭の「ガイダンス」にある一節です。この本は小手先のテクニックではなく、何が1人の人をライター/エディターたらしめるのか、そもそも取材・執筆・推敲とは何なのか、という原理原則から1つずつ説明しています。

当時の私にとっては驚きと納得の連続で、改めて自分に与えられた仕事にワクワクすると同時に、背筋が伸びる思いがしたことを覚えています。GIGの編集者になって早2年弱。まだまだ悩むこともありますが、そんなときはこの本を開き、原点に立ち返るようにしています。

書籍タイトル取材・執筆・推敲 書く人の教科書
値段¥3,300(税込)
著者古賀史健
出版社ダイヤモンド社
こんな方におすすめ・現役のライターや編集者
・これからその道を目指す人
詳細・購入◾️Amazonで詳細を見る・購入する
◾️楽天で詳細を見る・購入する

10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方

編集者の荒井さんが紹介してくれたのは『10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方』です。

荒井
セールスコピーライティングの文脈で、成果に繋がるコピーの型や情報のリサーチ方法、文章の表現方法まで要点を絞って解説しています。

学生時代、Webライティング業務を行うインターン先にて、課題図書に指定されたことが読もうと思ったきっかけです。内容としては、1文単位ではなく、基本的な型である「キャッチコピー・ボディコピー・クロージングコピー・追伸」という4段構成を紹介したうえで、それぞれの部分でリサーチすべき内容や刺さる表現を実験結果などとあわせて解説しています。

業務で直接文章を扱うようなWebライティングやLP制作担当者はもちろん、営業を行う方にとっても「どういった要素/表現がお客様に響くのか?、お客様は何を求めているのか?」といったニーズの部分や、提案の構成を練る際の参考としても活用できるためおすすめです。

書籍タイトル10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方
値段¥1,628(税込)
著者バズ部
出版社技術評論社
こんな方におすすめWebライティング、LP制作、営業の業務を行っている方
詳細・購入◾️Amazonで詳細を見る・購入する
◾️楽天で詳細を見る・購入する

沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション

マーケターでありコンテンツディレクターの池上さんが紹介してくれたのは『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション』です。

池上
Webサイトで成果が出るコンテンツを作るための本です。上位表示させるだけでなく、コンバージョン数の増加やファン化などオウンドメディアの目的を達成するための、ライティングについて、漫画形式で読みやすく解説しています。

質の高いコンテンツを作ることがSEOやコンテンツマーケティングを成功させるうえで必須であると言われているが、この本では質の高いコンテンツを初心者でも作れるようにわかりやすく解説しています。私はコンテンツマーケティングという言葉を知ったぐらいのときに、この本に出会いコンテンツへの向き合い方や考え方、論理的思考などを学ぶことができました。これからコンテンツマーケティングを始めようとしている方や、ベテランの方にもおすすめの一冊です。

書籍タイトル沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション
値段¥2,310(税込)
著者松尾 茂起
出版社エムディエヌコーポレーション
こんな方におすすめこれからSEOやコンテンツマーケティングを始めてみようと考えている人
詳細・購入◾️Amazonで詳細を見る・購入する
◾️楽天で詳細を見る・購入する

さいごに

これらの書籍が、みなさんの日常や仕事に、新たな視点や気づきをもたらしてくれると嬉しいです。また現在GIGでは新しいメンバーを募集していますので、興味を持った方はぜひお問い合わせください!

話を聞いてみたい方も歓迎です。お気軽にご連絡ください!

GIG BLOG編集部

株式会社GIGのメンバーによって構成される編集部。GIG社員のインタビューや、GIGで行われたイベントのレポート、その他GIGにかかわるさまざまな情報をお届けします。