すべては良いプロダクトを作るために。エンジニアの枠を越えて、できることは全部やる - エンジニア・片田 凌太|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

すべては良いプロダクトを作るために。エンジニアの枠を越えて、できることは全部やる - エンジニア・片田 凌太

2024-10-04 カルチャー

株式会社GIGの社員に、入社前のキャリアから入社後の仕事、これからの未来を聞いていくメンバーインタビュー。第79回は、エンジニアの片田 凌太さんにお話を伺いました。


片田 凌太(かただ りょうた):1997年10月生まれ。自動車のコネクティッドサービス開発や日本最大のコーヒーサブスクリプションサービス開発などの経験を経て2023年10月に株式会社GIGに入社。現在は、Webサイト制作からコンテンツSEO、問い合わせ管理、LP制作などWebマーケティングに必要な機能をもったCMS『LeadGrid』の開発チームに所属しプロダクトマネージャーとエンジニアを務める。

GIGが掲げるMISSION「テクノロジーとクリエイティブで、セカイをより良くする」に共感

ーまずは、GIGに入社するまでのキャリアを教えてください。

僕の最初のキャリアは、バリスタでした。高校卒業後、どうしてもコーヒーの道に進みたくて大学に行くのをやめて仕事に就いたんです。ただ、働くうちに「ものづくり」への興味が高まり、たまたまエンジニアという職種を知って。詳しく調べていくうちに、その仕事の面白さや将来性に魅力を感じました。

そこで、Web開発の基本的な知識を独学で勉強し、システム開発の会社に転職。経験を積んだあと、コーヒーに関連する事業を展開するスタートアップに入社しました。

ーGIGに転職した経緯についても教えてください。

前職の会社で経営方針や事業環境に変化があり、キャリアの次のステップを考えるようになりました。そこから新しい転職先を探すなかで、20社、30社とカジュアル面談をしました。

そのなかでGIGに入社を決めた理由は、2つあります。1つめは「GIGが掲げるMISSIONとVALUEに共感した」から。ものづくりを大切にし挑戦できる環境や、組織作りにも力を入れている点が、僕が求めていたものと一致していました。2つめは「エンジニアの挑戦を後押しする雰囲気」を感じたことです。面接でGIGのプロダクトや技術について聞くなかで、開発に真摯に向き合う姿勢を感じ、ここには自分が成長できる環境があると思って入社を決めました。

ー実際に入社してみて、何かギャップを感じることはありましたか?

悪いギャップはほとんどなかったです。いい意味のギャップはあって、たとえば「こんなに任せてもらえるんだ」と感じるほど裁量があり、エンジニアという職種の枠を飛び越えて挑戦できる環境を実感しています。プロダクトをさらに良くしようとする動きや姿勢を、周りが評価してくれていると感じていますね。

誰かの生活を豊かにするプロダクトを作る

ー現在、担当している業務について教えてください。

自社で開発しているCMS『LeadGrid』の開発チームのエンジニアおよびプロダクトマネージャーとして働いています。

プロダクトに関わる要望のヒアリングから要件定義、設計、そして実装まで担当しています。チーム内の動きとしては、アジャイル開発を推進する取り組みも行っており、小さな変化にも迅速に対応しながらプロダクトを改善する体制を目指しています。

ー職種は跨ぎつつ、一貫して「プロダクト」に関わる業務にあたられているんですね。片田さんがプロダクトを作るにあたって、大切にしていることを教えてください。

「人々の生活を良くするプロダクトを作る」、その一点を忘れないようにしています。たとえばLeadGridの場合、そのツールを使うことで、 お客さまが簡単にサイトを構築・運用でき、結果としてお客様のビジネスを成長させるという価値を提供しています。そのプロダクトが、どのような価値をもっているかを考え続け、そこにつながる開発をすることを大切にしていますね。

こう考えるようになったのは、過去の経験が大きく影響しています。個人でプロダクトを作った際、開発以外にもマーケットリサーチや営業など、予想以上に多くやることがあると気づきました。リソースや時間に限りがあるなかで、優先順位を決め、やるべきことを見極めるためには「プロダクトで実現したいこと」をはっきりさせることが重要。つまり「プロダクトで豊かにしたい人々や生活」を決めきることが、開発の鍵だと実感したんです。

それが明確になれば、具体的な開発プロセスも見えてきて、不必要な機能を付与することもなくなります。そして同時に「自分がそのプロダクトを使いたいと思うか」という視点を持ち続けることも大切にしています。

ー「いいプロダクト」を追求することを大切にされているんですね。やはり、ものづくりに対する思いは昔から強かったのでしょうか?

子どものときから、ものを作るのは好きでした。中学生のときから、Web上で掲示板のようなものを作り、そこで同級生とチャットしてました(笑)。振り返ってみると、自分が作ったものを誰かが使ってくれることがすごく嬉しかったんです。

この経験は、仕事にも通ずるところがあると感じていて。いまも誰かに使ってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいし、作ってよかったと心から思います。プロダクトは実際に誰かに使ってもらうことで初めて機能し、その価値が発揮されます。だからこそ、ユーザー視点を持ったいいものづくりをこれからも大事にしたいです。

ーではその「いいプロダクト」を作る環境としてGIGをどのように感じていますか。

GIGには「いいものづくり」にこだわるメンバーが多いと感じています。みんな、ただ受け身で作業するのではなく、自ら課題を見つけながら積極的にものづくりに取り組む姿勢を持っています。このような人たちと一緒に働いているからこそ、チームでものづくりをする楽しさや達成感を味わえているんだと思いますね。

プレイヤーとして、できることを増やしたい

ーエンジニアは、GIGでどのような経験ができると思いますか。

単なる作業や開発にとどまらない経験が積めます。なぜかというと、GIGではエンジニアの枠を飛び越えて、プロダクトを良くするための動きが求められているから。そして、その動きや提案を歓迎する文化・環境があるからです。

実際、いま僕はプロダクトマネージャーとして業務にあたっていますが、これは入社後上司と相談して就いたポジション。GIGに入るまでプロダクトマネージャーという職種すら知らなかったし、自分にそんなキャリアがあるなんて思ってもいませんでした。

エンジニアとして入社してしばらく経ったころ、LeadGirdの仕様に「もっとこうしたらいいのに」と感じ、提案することが増えていました。そのうち、もう少し上流工程に入り込めないかなと考えるようになって。その願望を上司に伝えたら「プロダクトマネージャー、やってみる?」と打診してもらったんです。話を聞いたり、自分で調べたりして、確かに自分がやりたいことと一致していると感じました。

ただ、エンジニアとしてもまだまだスキルを磨いていきたいと思っていたので、その要望も汲んでもらい、現在のエンジニア兼プロダクトマネージャーというポジションに。プロダクト開発のすべてに関わることができるこの立場は、本当に楽しいですね。

GIGは、職種や年次に関係なく、挑戦させてもらえる、裁量を与えてもらえる環境です。意見や提案がプロダクトを良くするものなら、すぐに採用され改善に動き出します。その考えや文化が僕は好きだし、合う人には合うんじゃないかなと思います。

ー最後に、片田さんが考えるこれからの展望を教えてください。

いいプロダクトを作り続けたいという軸は、これからも変わりません。自分の目的はその1つしかないので。いまやっている、プロダクトマネジメントも開発も組織づくりも、すべてはプロダクトを良くするためです。

これからも、一人のプレイヤーとしてできることを増やし続けたいですね。最近とくに感じているのは、プロダクトを必要な人に届けるためには、マーケティングの知識が必要不可欠だということ。直近で僕が取り組んでいるのはSEOで、自社メディアや個人ブログで記事を執筆する際に検索キーワードや検索流入数などを意識し、実践的に学ぶようにしています。また、いいプロダクトを作るにはやはり技術力も欠かせません。引き続き、開発に関するスキルも深めていきたいです。

誰かの生活や人生をより良くするプロダクトを作れるように、僕にできることは全部やっていきたいと思います。

採用応募はこちら(GIG採用サイト)
採用応募はこちら(Wantedly)

話を聞いてみたい方も歓迎です。お気軽にご連絡ください!

GIG BLOG編集部

株式会社GIGのメンバーによって構成される編集部。GIG社員のインタビューや、GIGで行われたイベントのレポート、その他GIGにかかわるさまざまな情報をお届けします。