熱量と距離感。クライアントの魅力を深く伝えるための表現を- 編集者・村田 美璃|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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熱量と距離感。クライアントの魅力を深く伝えるための表現を- 編集者・村田 美璃
2024-01-18 カルチャー
株式会社GIGの社員に、入社前のキャリアから入社後の仕事、これからの未来を聞いていくメンバーインタビュー。第72回は、編集者の村田 美璃さんにお話を伺いました。
村田 美璃(むらた みり):学生時代よりライターとして記事制作に携わり、卒業後はファッションやライフスタイルにまつわるメディアの編集者を経験。2023年4月にGIGへジョインし、メディア事業部のコンテンツチームに所属。主にクライアントの記事制作やサイトのコピーライティングを行う。
3回の転職を経てGIGへ入社
ー村田さんがGIGに入社されるまでのご経歴を教えてください。
私は今年度で社会人4年目ですが、実はすでにGIGで4社目になります。
大学3年生の冬からファッション系のオウンドメディアを運営する会社にインターンとして参加して、そのまま新卒として入社。文章を書くこともファッションも昔から好きで、「これが仕事になるってラッキーじゃない?」と、楽しく働けていました。しかし、会社自体が倒産の危機に陥り、給料未払いの状態が続いてしまって……焦るように転職しました。
転職後は、アパレル企業でECサイトの運用を担当したのですが、業務内容や会社の環境が合わず心身の調子を崩してしまったんです。その経験から、正社員として働くことに少し恐怖心を持ってしまい、次の転職では制作会社にアルバイトの編集者として入社することに。
ただ、そこで働くなかで、やっぱり編集者としてキャリアアップを目指したいという思いが湧いてきて。転職活動をはじめ、GIGへ入社しました。
ー転職活動の軸とGIGへの入社を決めた理由を教えてください。
まずは、編集者として働けること。当時、編集者の求人はあまり多くなかったのですが、GIGを含め何社かに目星をつけ選考を受けていました。
あと、2社目のことがあったので、職場環境も重視して企業を見ていました。だから、GIGを含め会社のブログをめちゃくちゃ読んでいて。そのうちに、GIGの環境ならやっていけるんじゃないかと漠然と思えたんですよね。ほかにも理由はありますが、結局はその直感が入社の決め手でした。
ー職種と社風、どちらも転職先を決めるうえで譲れないものですね。当時のGIGの選考で印象的だったことはありますか?
まず、選考のスピードがすごく早かったなと。応募してから、内定をいただくまであっという間でした。
また、面接の時間がとても印象に残っています。現在の上司でもある廣内さんに面接をしていただいたんですが、今考えると「私、話しすぎじゃなかった?」と思うくらい(笑)。
これまでの私の経験を真っ直ぐに聞いてくださって、GIGに入社すればこういった形で活かせるんじゃないか、と伝えてくれました。当時はまだ正社員で働くことに不安がありましたが、その言葉をきっかけに入社後の自分の姿をイメージでき、前向きになれたように思います。
熱量をもって向き合い、クライアントにとって適切な距離感を目指す
ー現在所属しているチームと、担当している業務について教えてください。
クライアントワークを行うメディア事業部のコンテンツチームに所属する編集者として、記事制作やサイトのコピーライティングなどを担当しています。現在は、8社ほどのクライアントをご支援していますね。
ークライアントワークを行ううえで心掛けていることを教えてください。
クライアント1社1社とひたすら向き合うこと。それと同時に、適切な距離感を保つことです。
私はついついクライアントに対して思いが強くなりがちで、前職で担当していたクライアントとはお互いになんでも知っている親友みたいな関係でした(笑)。楽しく円滑にプロジェクトを進行できていましたが、今思うと客観的な視点が抜けてしまっていた場面もあったかもしれません。
強い思いをもって仕事をするのは大切ですが、適度な距離感があるからこそ気付けること、見えるものもあります。ただ一方で、距離感を見極めるためには、結局クライアントのことをよく知っていないといけません。クライアントによって実現したいこと、私たちに求めることが異なりますから。
なので、常にクライアントと丁寧に向き合いながら、お互いにとってベストな関わり方、私が貢献できる最大限のことを探していきたいですね。
ー編集者としてGIGで働くやりがいは何だと思いますか。
「より良い表現がないか」を突き詰めて考えられることではないでしょうか。GIGはいいモノを作ろうという意識が全社員に共通してあって、クオリティにこだわることに理解ある会社だと思います。
私の場合は、一文字変えるだけで意味が変わったり、語感や字面によって与える印象が左右される言葉とじっくり向き合えていることがやりがいであり、贅沢だと感じますね。
GIGに入社してからは、これまで以上に一文、一文字を突き詰めて考えられるようになりました。それがすごく楽しいですし、表現の幅が広がっていることも実感できています。
GIGには、一人ひとりが自律しているからこそ成り立つ自由がある
ー村田さんから見て、GIGはどんな会社だと思いますか?
自由な会社、ですかね。それは社員が好き勝手に動いている、まとまりがない、という意味ではなく、一人ひとりが自律しているからこそ自由な社風を感じているのだと思います。
GIGに入社して驚いたのは、メンバーの自主性や向上心の高さでした。求められた仕事をするだけではなく、関連する知識やスキルも自ら収集して、仕事に活かす。それを強制されることなくできる人が集まっているんです。
ー「自由な社風」は、GIGで働くメンバーが作り上げたものだと。
はい。自ら進んで動ける人、インプット量が多くアウトプットの質が高い人が多いな、とつくづく思います。
GIGのメンバーはそれぞれの得意分野や役割がありながら、常に広い視野を持って仕事に取り組んでいるんです。なので、決められたことだけをやるのではなくて、「もっとこうした方がよくなるんじゃないか」「もっといいモノが作れるんじゃないか」と挑戦できる人にとって、GIGはやりがいを持って働ける環境だと思いますね。
ー最後に村田さんの今後の目標を教えてください。
初心に立ち返って自分の表現力を磨いていきたいというのもあるんですが、何よりも、事業やサービス、プロダクトを作っているお客様へのリスペクトを持ちながら、その魅力や思いをより広く深く伝えられるコンテンツを作りたいと思っています。
そのために、クライアントの社内メディア担当者だと思い込むくらいの熱量を持ちながら、GIGに所属しているからこそできる幅広い提案をしていきたいです。
そして、この人なら安心、この人に仕事を頼みたい、と指名してもらえるような人になりたいですね。
話を聞いてみたい方も歓迎です。お気軽にご連絡ください!
宮﨑 駿(カントク)
フリーランス編集/ライター。GIGのメディア事業部で複数メディアの運営に参加中。キャリア、働き方に関する記事を中心に執筆。ジブリの知識には自信ありません。