コンテンツの編集にとどまらない「編集者」を目指して – 編集者・廣内 眞文|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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コンテンツの編集にとどまらない「編集者」を目指して – 編集者・廣内 眞文
2023-02-08 カルチャー
株式会社GIGの社員に、入社前のキャリアから入社後の仕事、これからの未来を聞いていくメンバーインタビュー。第62回は、編集者の廣内 眞文さんにお話を伺いました。
廣内 眞文(ひろうち まさふみ):DX事業本部 プロデュース事業部 マネージャー。明治学院大学を卒業後、Webマーケター兼編集者としてコンテンツ制作、BP(ビジネスプロデューサー)として新規事業開発に従事。2021年4月にGIGへジョインし、コンテンツ企画・編集、キャッチコピー制作、アクセス分析などを行っている。
キャリアの目標から逆算してGIGに入社
―前職ではどういったことをされていたのでしょうか?
学生時代に、友人とファッションやカルチャーをテーマにしたWebメディアを運営した経験があり、ファーストキャリアとしてWebマーケター兼編集者を選択しました。大学4年時からの内定者インターンの期間も含めて、入社から1年半ほどはWebマーケターとして働いていました。業務内容は、自社メディアの編集業務やSEO対策がメインでした。
しかし、新卒入社から半年ほどで自社メディアの方向性と自分が作りたいコンテンツの方向性がぶつかってしまい……。このままでは自分が目指すキャリアを実現できないと思い転職を検討したのですが、ちょうどそのタイミングで新規事業立ち上げのポジションが社内で募集されており、もう少し経験を積むために転職ではなく異動を選択しました。
異動後は「ビジネスプロデューサー(BP)」として、AIエンジニアのSES(システム開発における委託契約)やビッグデータ分析の事業化に携わりました。具体的な業務内容としては提案営業やエンジニア採用、事業化に向けたリサーチやアイデア出し、その他サービスLPの制作ディレクション、デザインなど、幅広く担当した後で、GIGに転職しました。
―転職先にGIGを選んだ理由を教えてください。
前職ではさまざまな業務を担当しましたが、営業や人事関係のような、すでに今あるものを伸ばす仕事は合わないと感じる一方で、事業開発や事業企画のような0から生み出し、それを形にしていく仕事に強い興味を持つようになりました。特に、形のないアイデアや想いを「言語化」したり、デザインで「可視化」したりといった過程がとても楽しくて。この領域なら自分の力が生かせるだろうと思い、転職を考え始めました。
しかし当時はまだ実績も少なく、コンサルティングや事業開発を行っている会社に入社したとしても、力不足だろうとも思っていました。そのため、将来的には企業のCI設計や事業やブランドのグロースの仕事に就くことを前提に、まずは自分の得意な「言語化」を生かしつつ、幅広い領域で経験や実績を重ねられる企業としてGIGを選びました。
マネージャーとして、常に先と周りを見て行動するように
―現在担当している業務について教えてください。
マネージャーとしての業務とプレイヤーとしての業務の2つがあります。マネージャーとしては、メンバーのリソースの管理や契約書などの書類対応、加えて採用関連の業務や新しいメンバーが入社した時のサポートも担当しています。
プレイヤーとしては、コンテンツの企画、編集、執筆、さらにキャッチコピーの制作やサイトのアクセス解析などですね。最近は、企業パンフレットの台割検討やディレクションといった紙媒体にも挑戦しています。
―プレイヤーからマネージャーになったことで、何か変化はありましたか?
マネージャーになると、自分の業務だけでなく、メンバーの業務状況を常に把握しておく必要があるし、事業部全体のことを考える必要があります。そのため、視野を広げて行動しないといけないと思うようになりました。
基本的に人は「今やらないといけないこと」はできるけど「長期的に考えてやったほうがいいこと」になかなか手をつけられません。フランクリン・コヴィーの著書である『7つの習慣』でも「緊急ではないけど重要なこと」から目を背けていると、いずれうまくいかなくなってしまいます。」と書かれています。
このような先延ばしの習慣は個人業務はもちろん、チーム単位になるとより顕著になると思います。だからこそマネージャーとして、「緊急ではないけど重要なこと」を意識した行動を常に目指すようになりました。ただ、今の段階では私自身もまだまだなところがありますので、自分も含めて改善したいと思います。
―GIGで働いていく中で、成長を実感したことがあれば教えてください。
対立する考えを同時に持ちながら仕事ができるようになったことですね。
正直、入社当時は最低限のクオリティの仕事をしていたな、と思います。クライアントワークでは、受注者(GIG)と発注者(クライアント)そしてユーザーが関わってきます。本来であれば、ユーザーに向けたコンテンツを作るべきなのに、当時の僕はクライアントのことだけを考えて仕事をしていました。当然、そんなコンテンツではユーザー視点を欠いた独りよがりなものになってしまいます。
そうした経験を繰り返しながら、今はクライアントの奥にいるユーザーまで見て、考えながら仕事ができるようになったと思います。
GIGは自分の頭で考えて、自分の言葉で整理できる人が活躍する会社
―率直にGIGはどんな会社だと思いますか?
思っていたよりも大人で落ち着いている会社だな、と思います。僕が入社する時点で4期目だったんですが、その時点ですでに100人規模と急成長していた会社でした。
なので、勢いのあるベンチャー企業というイメージを入社前は持っていましたが、実際に働いてみると、皆さん常に冷静に落ち着いて業務を進めていて驚きました。たとえば何かトラブルが発生したとしても、起きてしまったことは起きてしまったこととして捉え、すぐに「じゃあどうするべきか」と切り替えて考えられる人ばかりです。
事実と、感情や先入観を切り分けて考えられる人が多いので、自分自身とても勉強になると思っています。
―会社も働いているメンバーも大人ということですね!ほかにGIGで活躍している人の特徴があれば教えてください。
与えられた目標を自分自身の目的とリンクして意味づけできる人は活躍している印象です。
たとえば、「いつまでに○本記事を作る」という目標があったとき、「なぜ自分がこの記事を作るのか」「この記事を作ることでクライアントにはどんなメリットがあるのか」「自分自身にもどんなことが得られるのか」といったところまで考えるような。自分を持っている人はGIGで活躍している印象ですね。
―今後GIGでどんな人と一緒に働きたいですか?
一旦立ち止まって物事を考えられる人です。目標設定の話と近いですが、「これをやってくれ」「あれをやってくれ」と指示を受けたときに「わかりました!」と動く行動力は大切です。しかし、上司やクライアントの指示が、必ずしも本質的な課題解決になっているとは限りません。
だからこそ、指示が出たときに「本当にその仕事が必要なのか、他の方法があるんじゃないか」と、立ち止まってと思考できる人はより良い仕事ができるはずだと思っています。
―最後に、廣内さんの今後の目標や夢を教えてください。
最終的には企業のCI設計や事業やブランドのグロースに携わりたいなと思っています。GIGには編集者として入社しましたが、コンテンツの編集だけでなく、ディレクションや企画、デザインなど、極論どんな仕事もできるようになりたいと思っています。
まさに、「編集」という字が「集めて編む」という意味のように。
良い意味で編集する対象を制限することなく、これからも「編集者」を軸にキャリアを歩んでいきたいです。
GIGでは、一緒にGoodなセカイを創っていくメンバーを募集しています!
現在GIGでは、編集者をはじめとした各ポジションでメンバー募集を積極的におこなっています。
「一緒に仕事がしてみたい!」という方。Good is goodな世界を目指して、ぜひ一緒にたくさんの挑戦をしていきましょう。
話を聞いてみたい方も歓迎です。お気軽にご連絡ください!
宮﨑 駿(カントク)
フリーランス編集/ライター。GIGのメディア事業部で複数メディアの運営に参加中。キャリア、働き方に関する記事を中心に執筆。ジブリの知識には自信ありません。