0→1のものづくりに憧れて- ディレクター・吉田 果穂|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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0→1のものづくりに憧れて- ディレクター・吉田 果穂
2024-05-27 カルチャー
株式会社GIGの社員に、入社前のキャリアから入社後の仕事、これからの未来を聞いていくメンバーインタビュー。第75回は、ディレクターの吉田 果穂さんにお話を伺いました。
吉田 果穂(よしだ かほ):大学では情報学部でメディア系を専攻。卒業後、転職サイトの運用・保守を行うディレクターとして経験を積んだのち、2023年4月にGIGに入社。現在はLeadGrid事業部のディレクター・PMとして新規サイト制作の企画・設計・進行管理などを行う。
GIGの制作実績をみて「こういうモノを作りたい」と感じた
ーGIGに入社するまでの経歴を教えてください。
GIGは2社目で、新卒入社した1社目の会社は人材業界に特化してWebサイトやアプリ、システムを作る制作会社でした。私は、運用・保守を担当するディレクターとして4年間働いていましたね。
学生時代から自分が作ったものを発信することに面白さを感じていて。Webだったら全世界に発信できると考え、この業界を志望したんです。人と話したり、計画を立てたりすることが好きということもあって、ディレクターという職業にも興味を持ち、業界・職種ともに絞って就職活動を行い前職に入社しました。
前職では、実際に自分の提案が形になって発信されたり、人とのコミュニケーションが主な業務になったりとギャップなく働けていました。
ただ、長く働くうちに、別の業界のサイトをもっと作ってみたいと思うようになってきたんですよね。人材業界に特化した会社だったので、作るものやお客さまがもつ課題感が似ていて。また、運用・保守として同じサイト・システムに関わり続けるなかで、0→1のものづくりをやってみたいと思うようにもなり、転職を決めました。
ーGIGを知ったきっかけは何でしたか?
GIGは、Web業界で働いている大学の先輩に教えてもらったんですよ。その先輩は定期的にクオリティの高いWebサイトをまとめて送ってきてくれていたのですが、そのなかにGIGがあって。かっこいいサイトだなと思い制作実績をみてみたら、さまざまな業界・業種の新規サイトを作っていること、そして作っているもの自体にもすごく惹かれたんです。「私もこういうものを作りたい」と感じて、衝動的に応募していました。
—GIGに入社を決めるまでの経緯を教えてください。
じつは転職活動をはじめて、最初の面接がGIGでした。だから、受け答えが本当にうまくいかず、赤裸々に言わなくていいことまで言ってしまったんですよ。「働くなかで感じるご自身の課題は何ですか?」という質問に「やらなきゃいけないことを後回しにしてしまうことがあります!」と勢いよく返したり(笑)。絶対落ちたと思っていたので、内定をもらえたときには本当に驚きましたね。
内定承諾前に、社員の方と話す機会がありGIGの実情を聞きました。そこで言われたのが「まだまだ課題は多い会社だけど、嫌な人は一人もいない。みんなで一緒に頑張れる組織だよ」ということ。
その言葉が面接の出来事と重なり、メンバー同士が本音で話し弱さを補い合って働ける組織なのだと感じて。不安もありましたが、一緒に働く人とチームが素敵であれば何とかなるか!と思って飛び込みました。
「良いモノを作るためにできることは全部やる」メンバーから受けた刺激
ー現在、担当している業務を教えてください。
ディレクターとして、お客さまに対するヒアリングからワイヤーフレームの設計、進行管理、テスト、公開対応まで、デザイナー・エンジニアと協働しつつWebサイト制作のプロジェクトに携わっています。
入社前に感じたとおり、担当する業界・業種は幅広く、規模感も大手企業からスタートアップまでさまざま。転職時に希望していた0→1のものづくりができていて、やりがいを感じています。
ー入社後、業務のキャッチアップはどのように進めたのですか?
上司が作ってくれた「吉田さんロードマップ」をもとに進めました。ロードマップには月ごとの目標とやるべきことが設定されていて、ディレクターとして成長するための道筋が明確でした。
ロードマップで設定されていた最終的な目標は、入社半年で案件を1人で担当できるようになること。正直、絶対ムリだと思っていました(笑)。個人的には、1年で独り立ちすることを目標としていたので。
そんな見込みの甘さもあって、入社2ヶ月目までは本当にしんどかったですね。想像していたよりも案件の難易度が高く、気を配るべき観点も多くて。0→1の制作ってこんなに大変なんだと痛感する毎日でした。
あの時期を乗り越えられた理由は、チームのサポートがあったから。とくに上司のサポートは手厚く、最初の1ヶ月間は毎朝30分、2ヶ月目以降も毎週金曜日に30分、1on1の時間を設けてくれていて。悩みをすぐに相談できる場があったこと、「吉田さんなら絶対にできるし、何かあったらサポートするから」と言葉をかけ続けてくれたことで、挫けずに踏ん張ってこれたのだと思います。
そして、絶対ムリだと思っていた「入社半年で独り立ち」という目標も達成できました。自分でいま振り返っても、あの半年間でめっちゃ成長したと思います。
ー担当したプロジェクトで印象に残っているものはありますか?
財務系コンサルティングファームの新規サイト立ち上げプロジェクトを通して、私のものづくりに対する姿勢が変わりました。
それまでは、いかに効率よくプロジェクトを進めるかに重きを置いていました。いまでも効率を求めることは間違いではないと考えていますが、ただ、効率だけ求めるのは違うと気づいたんです。
きっかけになったのは、プロジェクトを一緒に進めたデザイナーの存在でした。そのデザイナーはお客さまが本当に求めているものを考え続け、深く情報収集を行い、独自に考えたワークショップを開催するなど、「良いモノを作るためにできることは全部やる」というスタンスでお客さまとものづくりに向き合っていました。そうして作り上げたデザインに、お客さまも心から感動してくださっていて。
その姿に刺激を受け、自分を省みたとき、「私は考え尽くせているだろうか」と思ったんです。そこからは、お客さまへの提供価値についてより深く考える意識がつき、ディレクターとしてまた一歩成長できたように感じています。
GIGは、ものづくりに向き合いやすい場所
ーディレクターとしてGIGで働く魅力・やりがいは何だと思いますか。
チームで一つのモノを作ることにやりがいを感じる人であれば、GIGはとても良い環境だと思います!
GIGのデザイナー・エンジニアは本当にすごくて、どんなプロジェクトでも必ず良いサイトを作ってくれるという信頼感があります。そんな人たちと一緒にものづくりに関われることはGIGのディレクターの魅力です。
「ディレクター」という仕事には、キラキラしてるイメージがあるかもしれません。でも、実際は泥臭く地道にコツコツ進めていく仕事。ただ、大変なことも多いけれど、直接お客さまと話すことができ、いろんな職種の人と協力してサイトを作れる。ものづくりと、人との関わり合いのなかで達成感を感じられる仕事でもあります。
そして、良いモノ、良いチームを作ろうという人が集まっているのがGIGです。同じ熱量を持つ人は、きっと楽しく頑張れるんじゃないかなと思います。
ー最後に、吉田さんが今後挑戦したいことや目標を教えてください。
将来的な目標としては、UIUXの設計が好きなので、その領域をより極めていきたいと考えています。いまはクライアントワークが主ですが、いずれは自社サービスの開発・設計にも携わっていきたいです。
いまGIGで挑戦しているのは、教育体制の整備とチームづくり。入社当初の私を上司が支えてくれたように、今度は私が今後入社される方をサポートしたいと考え、育成フローとマニュアルの整備に取り組んでいます。一人ひとりが望むキャリアを実現できるように、着実にスキルと経験を積み上げていける環境を作っていきたいですね。
GIGに入社して時間が経ちましたが、最初に感じた「本音で話すことができ、弱さを補い合って働ける組織」という印象は変わっていません。みんなが言いたいことを言えて楽しく働ける、そんな環境はものづくりに向き合いやすい場所だとも実感しています。
チームを作る側に私もなったいま、この環境と雰囲気は受け継ぎつつ、より良い組織を目指していけたらなと考えています!
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