誇れるものを、誇れるかたちに。その1歩を後押しする、コンテンツマーケティング総合パートナー『コンマルク』立ち上げ対談|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

誇れるものを、誇れるかたちに。その1歩を後押しする、コンテンツマーケティング総合パートナー『コンマルク』立ち上げ対談

2025-04-18 カルチャー

「Webを使って集客したいが、何から手をつければいいかわからない」
「コンテンツは作りたいけれどリソースが足りない」
「コンテンツマーケティングの効果が出ているか不安」

企業のコンテンツマーケティングに関する悩みは尽きません。とくに近年、SEOの普及や生成AIの台頭により、コンテンツマーケティングはますます複雑化し、求められる基準も高まっています。

こうした課題を抱える企業を支援するため、株式会社GIGはコンテンツマーケティング総合パートナーサービス『コンマルク』を立ち上げました。

今回は、コンマルクがどのようなサービスなのか、立ち上げの背景、具体的な支援内容や強みについて、立ち上げを主導した内田さんと池上さんにお話を伺いました。

内田  一良(うちだ かづよし / じきるう):早稲田大学および同大学院卒。株式会社GIG Marketing事業部長。Workship、LeadGrid、コンマルクなど自社サービスのコンテンツマーケティングや、顧客支援を行っている。書籍『デザインの言語化』『フリーランスの進路相談室』『ADHD会社員、フリーランスになる。』などの監修・編集も。

池上 遼弥(いけがみ りょうや):法政大学法学部卒。上級ウェブ解析士。学生時代からコンテンツマーケティングに携わり、株式会社GIGに入社。SEOの戦略設計から施策実行、サイト分析・CRO改善が得意領域。趣味はSEOと焼酎。

コンテンツマーケティングを“まるっと”支援する総合パートナー『コンマルク』

まず、『コンマルク』とはどのようなサービスなのか教えてください。

内田:
コンマルクは、Webサイト制作からコンテンツ制作、マーケティング戦略設計、メディア運営、サイト分析・改善まで、コンテンツマーケティングに関わるあらゆる課題に対して「まるっと」伴走する総合パートナーです。

単なる制作会社ではなく、お客さまのビジネスを成功に導くためのコンサルティングサービスだと考えています。

インタビュー記事制作、SEOコンテンツ、動画コンテンツ、ホワイトペーパー制作、メルマガ、プレスリリースといった各種コンテンツ制作はもちろん、SEOのキーワード設計やコンセプト設計といった上流工程、さらには施策実行後のアクセス解析やWeb広告、SNS運用支援まで、コンテンツマーケティングに必要な幅広い領域をカバーしています。

▲株式会社GIG Marketing事業部長 内田

コンマルク』という名前には、どのような意味が込められているのでしょうか?

内田:
名前にはいくつかの意味を込めています。

まず、コンテンツ(CONtents)と「マーケティング(MARKeting)」の頭文字の組み合わせですね。「コンマーク」とも読めそうですが、ドイツ語風に「コンマルク」と読んでいます(笑)。

それから、サイトのトップにも書いてあるように、コンテンツマーケティング全体を「まるっと」対応できる、最適解を提供するという意味も込めています。

最後に、コンテンツを作りっぱなしではなく、PDCAサイクルをしっかり「まる」く回していくイメージです。これはロゴデザインにも反映されていて、オレンジ色でコンテンツ、青色でマーケティングをイメージし、両方が組み合わさって価値を提供することを表現しています。

▲『コンマルク』の公式サイト

“Web制作会社”のイメージからの脱却

『コンマルク』立ち上げの背景には、どのような経緯があったのでしょうか?

内田:
GIGには、実は創業期からコンテンツマーケティングを実行できる体制がありました。自社メディアもGIG BLOG(※この記事が載っているブログ)をはじめとして7〜8個ほど運営してきており、豊富なノウハウや知見が蓄積されています。

ただ、「GIG=Web制作会社」というイメージが強く、コンテンツマーケティングができることがあまり認知されていなかったんです。せっかく対応できるのに依頼が来ない、知られていないのはもったいない。

そこで、「GIGはコンテンツマーケティングも高いレベルでできる」ということをしっかり伝えるために、コンマルクというサービスとして見せ方を整理し、打ち出すことにしました。新しい商材を開発したというよりは、元々あったものを分かりやすくパッケージ化した形ですね。

コンテンツマーケティングに関して、企業からはどのような相談が多いですか?

池上:
本当にさまざまですね。「コンテンツを作りたいけどリソースがない」「作り方がわからない」「何から手をつけていいかわからないけど、Webは強化したい」といったご相談が多いです。

また、「導入事例記事を作りたい」のように、やりたい施策は決まっているけれど、リソースやノウハウがないためにご依頼いただくケースもあります。

内田:
お客さまの状況もさまざまです。「専任のマーケティング担当者がいない」「担当者はいるが他の業務で手一杯」「リソースも知見もないけれど集客はしなくてはならない」……という営業担当者の方からのご相談なども。

池上:
意外と、専任のマーケティング担当者がいる会社ばかりではないんですよね。むしろ、担当者のいない会社のほうが多いです。

▲株式会社GIG カスタマーサクセスチーム 池上

そうした多様なニーズに対して、コンマルクならではの強みはどこにあると考えますか?

池上:
コンテンツマーケティングの手法の幅広さが一番の強みだと思います。SEO、取材記事、広告、動画制作など、さまざまな手法をカバーしているので、特定の施策に偏ることなく、クライアントの状況に合わせて最適な提案ができます。

内田:
たとえば、動画制作会社でマーケティングに強いところはじつは少ないですし、SEO専門会社はSEOしかできないところも多いです。

GIGはWeb領域には特化していますが、そのなかであれば、戦略立案からコンテンツ制作、施策実行、効果測定・改善まで、一気通貫で対応できる専門部隊が社内にいることが大きな強みです。

お客さまにとっては、「GIGに頼めば、Webサイト制作からコンテンツマーケティングまで全部まとめてお願いできる」というメリットがあります。施策ごとに別々の会社に依頼すると、コミュニケーションコストもかかりますし、全体像が見えにくくなりがちです。

GIGにまとめてご相談いただければ、お客さまの事業や状況を深く理解したうえで、最適な戦略を描き、実行まで伴走できます。

▲『コンマルク』の対応範囲(一部)

最近のコンテンツマーケティングを取り巻く環境の変化について、どのようにお考えですか?

池上:
コンテンツマーケティング自体が複雑になり、制作や運用の難易度が上がっていると感じます。SEOに関する実践的な情報(効果的なタイトルやディスクリプションの書き方など)は広く知られるようになり、誰でもアクセスできるようになりました。また、生成AIの登場で、一定品質のコンテンツなら誰でも作れるようにもなっています。

だからこそ、SEOの基準が上がり、単なるコンテンツ制作だけでは差別化が難しくなっています。どうやって信頼されるサイトやブランドを作っていくかが、より重要になっています。

内田:
「SEOはオワコン」なんて言われることもありますが、そんなことはありません。検索エンジンの結果にAIの回答が表示されるようになっても、何かを購入したり、問い合わせたりといった行動は、AIだけでは完結しません。必ずWebサイトが受け皿となり、そこへの集客は必要です。むしろ、AIにレコメンドされるための施策など、SEOの重要性は形を変えながらも増しているとすら言えます。

ただ、Webサイトへの集客一つをとっても、SEOだけでなく、SNSや広告など、多様なチャネルをどう連携させるか、ブランドコンセプトやペルソナ設計に基づいた戦略をどう描くか、KPIをどう設定し、効果測定と改善をどう回していくか、といった複合的な視点が不可欠になっています。

単一の施策だけでは成果を出すのが難しい時代だからこそ、上流の設計から丁寧に行い、信頼できるパートナーと伴走することが、これまで以上に重要になっていると感じます。

GIGが支援してきた具体的な事例

これまでGIGが支援してきた具体的な事例を教えてください。

内田:
BtoBからBtoCまで、さまざまな業種のお客さまを支援してきました。代表的な事例の一つが、スキマバイトサービス『タイミー』を提供する株式会社タイミーさまです。

GIGは、オウンドメディアの立ち上げからコンテンツ制作、そして編集部体制の内製化支援まで、幅広くお手伝いしました。

タイミーさまの事例はこちらよりご覧いただけます)

▲株式会社タイミーさまの事例

内田:
タイミーさまが「ギグワーク」という新しい働き方の認知拡大とブランディング強化を目的に、オウンドメディアを立ち上げる際に、パートナーとしてGIGを選んでいただきました。

メディアのコンセプト設計からロゴ制作、デザイン、情報設計、コンテンツのキーワード設計、制作まで一貫して担当し、リリース後約5ヶ月でPV数が9倍に成長しました。

タイミーさまからは「単なる発注者とベンダーではなく、同じゴールに向かうパートナーとして伴走してもらえた」という嬉しいお言葉をいただいています。現在はタイミーさま側で完全に独り立ちされており、内製化支援が実を結んだ好例です。

池上:
もう一つ、ビジネス向けクラウドサービスを提供するトヨクモ株式会社さまの事例もご紹介します。こちらは、SEO記事や導入事例記事、企画記事の制作などを継続的に支援させていただいています。

トヨクモさまの事例はこちらよりご覧いただけます)

▲トヨクモ株式会社さまの事例

池上:
トヨクモさまは、顧客接点強化のためにコンテンツマーケティングに注力したいと考えていましたが、リソースとノウハウ不足に課題を感じていました。GIGは、SEO記事と導入事例記事の制作を中心に支援を開始しました。

とくに意識したのは、単に情報を伝えるだけでなく、読者の態度変容を促すコンテンツにすることです。たとえば導入事例記事では、導入を検討している担当者が具体的な利用シーンをイメージできるよう、導入前の課題や導入後の成果を分かりやすく記述するように心がけています。

その結果、制作開始初月から主要キーワードで検索順位1位を獲得する記事が複数生まれ、その後も継続的な改善により、サービスの無料トライアルへの転換率が以前と比較して150%近く改善するなど、着実な成果につながっています。トヨクモさまからは、コンテンツ制作だけでなく、さまざまな相談をGIGにまとめてできる点を評価いただいています。

「誇れるものを、誇れるかたちに」。その一歩を『コンマルク』が支える

最後に、お二人が考える今後の展望について教えてください。

池上:
先ほどもお話ししたように、コンテンツマーケティングの難易度は年々上がっています。だからこそ、私たちのような伴走型のパートナーの価値が高まっていると感じています。

分析基盤の設計からコンテンツ制作、運用改善まで、あらゆる面からお客さまをサポートし、最終的には「コンテンツマーケティングといえばコンマルク」と第一想起されるような存在になりたいですね。

内田:
コンマルクとして大切にしている価値観に「誇れるものを、誇れるかたちにする」という言葉があります。世の中には素晴らしいプロダクトやサービスがたくさんあるのに、その価値が十分に伝わっていないケースが非常に多い。それは本当にもったいないことだと感じています。

私たちは、お客さまがもつ価値を最適な形で表現し、社会に届け、ブランド価値を最大化するお手伝いをしたい。コンテンツマーケティングは、そのための重要な手段です。

お客さまが自信をもって提供しているサービスやプロダクトの価値をしっかりと可視化し、それを必要としている人々に広く届ける。そのプロセスを通じて、お客さまのビジネス成長に貢献していきたいと考えています。

コンテンツマーケティングのパートナーを探している方は、どんな些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にコンマルクまでご相談ください。

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