【未経験→Web業界へ】LANケーブルの繋ぎ方すら知らなかった男が、PM・ディレクターをできているワケとは?|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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【未経験→Web業界へ】LANケーブルの繋ぎ方すら知らなかった男が、PM・ディレクターをできているワケとは?
2025-10-29 制作・開発

こんにちは、GIGでPM・ディレクターとして働くT.Eです。
昨今テクノロジーの発展が凄まじく、一度はIT・Web業界に興味をもった方も少なくないと思います。僕もその一人でした。
工場で働いているときは「Web・ITってなんだかかっこいいなあ」くらいに思っていた僕が、実際にWeb業界に飛び込み、PMとしてプロジェクトの管理、クオリティの担保ができるまで辿り着いた経緯をご紹介します。
T.E:工場勤務を経て、専門学校へ入学卒業後WEB企業へ入社し、人事 / サイト運用・保守を経験し、GIGへ入社。現在はサイト制作のPM・ディレクターとして、要件定義・設計・進行管理などを行なってます。仕事人です。
未経験からWEB業界を目指すきっかけ
僕がWeb業界を意識したのは、専門学校のHAL東京のCMを見たことがきっかけでした。
CMを見て、Webってなんかいいなあって思ったりはしましたが......。当時工場でライン作業をしていた僕は、畑が違いすぎるなあと思って半分諦めたりしてました。
ただ、考えるきっかけになったのは工場で刺激物を扱う僕は皮膚の病気にかかり、入院したことでした。この先ずっと今の仕事を続けるのは厳しいだろうと思い、どうするか考えたとき、ふとHAL東京のCMを思い出し、行動に移すことになりました。
未経験からWeb業界に転職するまで【準備・流れ】
僕が実際にWeb業界へ転職するまでの流れを整理すると以下になります。
1.工場から専門学校へ入学
工場に入る前はとく勉強をしていなかった僕は、いきなり就職することはできないと考え、専門学校に入る選択をしました。(親も何がなんだかわからないので反対されたのを覚えています)
今では未経験から教育してくれる会社も増えているので、専門学校へ必ずしも入学しなくてもいいかもしれませんね。
2.専門学校入学
・専門学校でひたすら勉強
基礎知識やデザイン、プログラミングとそれぞれ基礎の授業が多かったです。いつも課題が出たときに、実際に作ってみて、どうやったら最高評価をもらえるか担任に聞きにいって、修正して、質問しに行く、を繰り返していました。多分誰よりも担任と話してた自負があります。(そのおかげか休日に学校の手伝いを頼まれることもたくさんありました。笑)
・デザイン、プログラミングに力を入れる
当時からディレクターを目指していたわけではなく、デザイナー志望だった僕は在学中にデザインを経験させてくれる企業数社にインターンに行っていました。そこでデザインをしていくうちに「自分はデザイナーに向いてないのでは?」と思うことが多かったですね。選択肢は多い方がいいと思い、エンジニア志望の友人と一緒にプログラミングの勉強を放課後や休みの日にしたりしてました。振り返ってみると、この辺の時期は迷走期だったかもしれません。
3.就職活動
当時はまだデザイナーを目指していたので、インターン先にそのままデザイナーとして雇ってもらおうとひたすら頑張っていました。
そのため、学生時代の就活はそこまでしていなかったです。ただ、デザイナーは本当に向いてないことを自覚し退職の道を選びました。ここから自分は何ができるのか、何が得意なのかを考えディレクターという結論にいたりました。
そこからIT未経験のメンバーを採用し、自社カリキュラムを使った教育体制がある会社に入社しました。3・4ヶ月でカリキュラムを終えた僕は、なんとWebではなく人事に誘われ、採用担当になりました。
そこでWebの勉強をしつつ、1年が経ちSESとして運用保守のディレクターをやっている会社へ常駐がきまり、晴れてWebへのスタートを切りました。
未経験者が感じる不安と壁
当然ながら、最初の壁は「知識がないこと」でした。
記事のタイトルにもある通り、LANケーブルの繋ぎ方どころか、「LANケーブルって何?」というレベル感だったので、専門用語の意味がまるでわからなかったんです。Web業界では「HTML、CSS、JavaScript」など、聞き慣れない単語が飛び交います。最初の頃は、会話の半分も理解できませんでした。
もう一つの壁は「自分に何ができるのか」という不安です。「Webの仕事=プログラミング、デザイン、英語」というイメージが強く、手に職がない自分には難しいのではと思い込んでいました。
ただ、一つだけ意識していたのは、「とにかく手を動かしてわからないことは調べたり、聞いたりする」こと。専門学校時代も、授業はもちろん課題が出たときは、提出までに何回も先生に聞きに行きなぜできないのか、どうしたらもっと良くなるのかを聞いていました。
そうすることで少しずつ「自分でもできるかも」という思考になっていきました。
PM・ディレクターとして働けるようになった理由
今でこそある程度、Webの知識やコミュニケーション能力がついたと思いますが、もちろん最初からそういうわけではありません。
僕が思っているPM・ディレクターに必要なスキルを分解して話せればと思います。
1.Webの知識
これは、どの会社に属するかで若干内容が変わったりしますが、基本的にデザイン、プログラミング、サーバー、CMSなど......(言い出したらキリがないのでこの辺で)は役立つはずです。
PM・ディレクターというのは、話すことができれば良いというわけではないです。(MTGの進行管理はそうなんですが)この職種はデザイナーやエンジニアなど、さまざまなプロとスムーズに会話をする必要があります。
そうなった際に、デザイナー、エンジニアと話すのであれば基礎知識が最低限必要だと思ってます。そうでないとデザイナーが作ったデザイン、エンジニアの実装に対して適切なフィードバックはできません。
これらを身につけるには、持論だと「自分でやってみること」、これだと思います。良いサイトはごろごろ転がっているので、それをデザインからコーディングまで、いくつか自ら作ってみることです。
そうすると見えてきます。なぜこの色なのか配置なのか文字なのか。デザインに正解はないです。そのため自分で感じたことも正解なのかもしれませんね。そしてコーディングをすると、これはこうやったらできるのかということも見えてきます。
このように自分でやってみることが大事だと思っています。注意点としては、オリジナリティを出そうとしないこと。強い言い方かもしれないですが、素人がプロには勝てないからです。そのため、愚直にやることをおすすめします。
2.コミュニケーションスキル
よく耳にする言葉ですが、これは何よりも奥が深いと思っています。僕が思うコミュニケーション力がある人は「いい感じになんとかする」人です。なんだそれって思うかもしれないですが、コミュニケーションはそのぐらい抽象的なものだと思っています。
でもこれができるかどうかで、全然違うと確信しています。分解すると、「理解力、提案力、問題解決能力、瞬発力、判断力。そしてそれを良いタイミングで使える人」です。
まぁそりゃそうじゃんって思いますが、最後の「良いタイミング」というのが大事です。どれだけ仕事ができて、この力をもっていたとしてもそのタイミングを間違えると、全く意味がないです。例えるなら、世界で一番美味しいおでんを夏に出すようなものです。どれだけ美味しくても、暑くて食べる気になりませんよね?こういうことです。(夏にクーラーをつけておでんを食べる猛者は除いてください)
この空気を読む力と嗅覚というのが何よりも大事なのかもしれませんね。これを鍛えるには、学習、挑戦、失敗を繰り返すことです。僕の場合は、本を読んだり上司にアドバイスをもらったら、次のミーティングでそれを試します。そうすると感覚が研ぎ澄まされていくのでそれを忘れないよう繰り返してください。
これからWeb業界を目指す人へのメッセージ
別業界から転職したからこそ僕が言えるのは、「甘くはない」ということです。
僕自身、苦い経験をしたり、不安になったりしたことは数え切れません。でも、目指すのであれば本気で一度やってみてください。最初はやってみたいな〜くらいでもいいので、僕も最初はなんかかっこよさそうから入りました。今では僕も仕事を楽めるくらいにはなりました。
Web業界はただサイトやアプリなどを作るだけじゃない、楽しいことがたくさんあります。これを読んで1度でも気になったら挑戦してみるのもいいかもですね。
なんてったって1回しかない人生だし。やれますよきっと。
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T.E
工場勤務を経て、専門学校へ入学卒業後WEB企業へ入社し、人事 / サイト運用・保守を経験し、GIGへ入社。現在はサイト制作のPM・ディレクターとして、要件定義・設計・進行管理などを行なってます。仕事人です。


