新卒1年目に上級ウェブ解析士を取得したことで「分析できる」から「改善できる」に変わった|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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新卒1年目に上級ウェブ解析士を取得したことで「分析できる」から「改善できる」に変わった
2026-05-27 制作・開発

Webマーケターとして働き始めたとき、「成果につながる提案ができない」という壁にぶつかった経験はないでしょうか。
アクセス数やコンバージョン数は把握できても、いざ「コンバージョンを増やすためにどうしたらいいか?」と問われると、言葉に詰まってしまうことがあるかもしれません。
この記事は、そんな状態を抜け出すために、ウェブ解析士・上級ウェブ解析士の資格取得に取り組んだ筆者の体験談です。資格勉強の進め方、失敗の反省、そして実務で成果が出るまでのプロセスを振り返りながら、学んだことを実践に落とし込むために意識したことをお伝えします。
石川 翔貴(いしかわ しょうき):立命館大学政策科学部卒。学生時代より学生起業家へのインタビューや就職活動に関するメディアを運営。株式会社GIG入社後は上級ウェブ解析士の資格を取得し、自社メディア「コンマルク」の編集長業務、SEO記事制作、アクセス解析、Webマーケティングに関するレクチャーまで幅広く担当。
ウェブ解析士を知ったきっかけ
僕は大学時代からメディア運営に携わっていました。そこでは「どのくらい読まれたか」をチェックするのが日課で、PV数が増えることへの達成感はありました。
振り返ると、PV数を追いかけることが目的になってしまっており、その先のお問い合わせや資料ダウンロードといったコンバージョンを、当時はほとんど追いかけられていませんでした。
だから社会人になるにあたって、「コンバージョンを増やせるマーケターになりたい」という強い思いがありました。PV数だけでなく、コンバージョンを増やせること。それが入社前から自分に課したテーマでした。
とはいえ、何から始めたらいいかわからなかったため、事業部長に相談したところ、「ウェブ解析士がいいんじゃないか」というアドバイスをもらいました。それがウェブ解析士を知ったきっかけです。
ウェブ解析士を取ろうと思った出来事
GIGへ入社後、顧客支援の一環としてレポーティングを担当するようになりました。レポーティングとは、アクセス解析ツールのデータを整理し、現状や課題、改善施策を報告する業務のことです。
以前は、現状や課題は把握できても「いざ次に何をすればいいか」という施策の部分で、手が止まってしまいました。
過去の改善事例を参考にしようとも試みましたが、当然ながらサイトの構成も状況も異なります。「これをやれば解決する」というクリティカルな施策を提案できず、もどかしさを感じる日が続きました。
「もっとお客さまの成果につながる提案がしたい」
その気持ちが高まったことで、ウェブ解析士の受験を決めました。資格としてアクセス解析を体系的に学ぶことで、実務に活かせるようになりたかったんです。
合格が目標になってしまい、できるようにはならなかった
ウェブ解析士の試験に向けて、僕は公式問題集を3周ほどやり込みました。繰り返し解くうちに正答率は上がり、新卒1年目の5月にウェブ解析士の資格に合格。当時は素直に達成感がありました。
しかし、いざ業務に戻ると、「コンバージョンを増やすための改善提案ができるようになった」という実感はまったくありませんでした。知識としては頭に入っている。でも実務の場面で「こうやったらCVが増えそうというアイデア」が出てこないんです。
原因は明確でした。
それは、合格することを目的にしてしまっていたからです。問題集をこなすことで試験は通過できましたが、それは答え合わせのための勉強であって、現場で使うための学びではありませんでした。
知識はインプットできていても、実践に結びつけるトレーニングができていなかったのです。
上級ウェブ解析士を目指したきっかけ
ウェブ解析士に合格した後も、「施策を提案できない」という課題感は変わりませんでした。だから実務に活かせる専門知識をより深く学ぶ必要があると感じ、ウェブ解析士の上位資格である上級ウェブ解析士の取得を目指すことにしました。
目標としてとくに意識したのは、GA4(Googleアナリティクス4:Googleが提供している無料のアクセス解析ツール)の探索機能を使いこなせるようになることです。探索レポートは経路データ探索やファネルデータ探索など、サイト改善の仮説検証に非常に有用なツールです。
それまでの自分は標準レポートでの現状把握を中心としており、さらに一歩踏み込んだ要因分析のために、探索機能を強化する必要性を感じていました。「ここを武器にしたい」という明確な目標を持って、上級ウェブ解析士の学習をスタートしました。
上級ウェブ解析士の取得で意識したこと
前回の反省を踏まえ、今回は「学んだらすぐ試す」を徹底しました。自社メディアの編集長も担当しているため、学習で得た知識をリアルタイムで自社サイトに適用するサイクルを作ったのです。
たとえば、GTM(Googleタグマネージャー)を使ってGA4に埋め込んだ動画の再生状況を計測するイベントを入れたり、探索機能のセグメントを組み合わせてユーザー行動を深掘りしたりしました。
教材で読んだことを、翌日にはサイトで実装して確認する。そのサイクルを続けることで、知識が「使えるもの」として定着するようになりました。
「学んだことをすぐ実践の場に持ち込む」この意識の違いが、ウェブ解析士のときとの最大の差だったと思います。
学びが実践に活きた場面
学びが実践に結びついた具体的な事例が、会社概要ページへのCTA設置です。
GA4の経路データ探索で、お問い合わせを完了した方の一部が会社概要ページを直前に閲覧していました。
そこで、ユーザーの動きに合わせて会社概要ページの下部にCTAを設置した結果、会社概要ページからお問い合わせページへの遷移率が1.87%から4%に向上しました。
上級ウェブ解析士を取得してから意識してやっていること
ただ成果を出すだけでなく、似たような課題をもつサイトでも活かせるように「なぜこの施策が効いたのか」を分析することも意識しています。
資格取得後に変わったのは、スキルだけではありません。社内での動き方も変わりました。
自社・お客さまのサイト改善事例を、Slackや定例MTGで積極的に共有するようにしています。「こういう分析をしたら、こういう課題が見えた」「この施策を試したら、この数値が動いた」という小さな知見を継続的に発信することで、周囲からの信頼が少しずつ積み上がっている気がします。
その結果、アクセス解析を任せてもらえる機会が増え、「この改善施策もやってみよう」と言ってもらえるケースが出てきました。さらに、他部署からも「アクセス解析を手伝ってほしい」「サイトの導線設計を見てほしい」という声がかかるようになりました。
資格を取得した変化の1つとして、自分がやりたいと思っていた仕事が、自然と集まってくるようになりました。それだけでなく、お客さまへ提供できる価値の幅が広がったことも大きな変化だと感じています。
まとめ
ウェブ解析士を取得しても、最初は実務でまったく使えませんでした。原因はシンプルで、合格することが目的になってしまっていたからです。
その反省を活かして上級ウェブ解析士に臨んだときは、「学んだらすぐ自社サイトで試す」というサイクルを徹底しました。その結果、会社概要ページからお問い合わせページの遷移率を1.87%から4%に改善でき、「施策が思いつかない」という壁をようやく越えられた感覚がありました。
振り返ると、成長を実感できたのはスキルだけが理由ではありません。新卒1年目でも「これをやってみたい」と言える環境があったこと、そして学んだことをすぐ試せる裁量があったことが大きかったと思っています。
GIGでは、アクセス解析やサイト改善に本気で向き合いたいマーケターが活躍できる環境があります。「数字は追えるけど、施策に落とし込めない」「もっと成果に直結する仕事がしたい」そんな思いを持っている方は、ぜひ一度話を聞きに来てください。
株式会社GIGは、コーポレートサイト・採用サイト・ステークホルダー向けサイトのリニューアルや、企業理解を踏まえた情報設計、サイトリリース後の運用伴走支援がそろったデジタルコミュニケーション企業です。
・制作実績1,500社以上
・サービス利用継続率98%以上
・「Web制作会社」Google検索 1位獲得率55.8%
・AWS公式Technology Partner認定
・ASPICクラウドアワード先進技術賞受賞
ブランド表現と更新しやすさを両立したサイト設計と、公開後も改善し続ける伴走支援が強みです。
株式会社GIGは、お客様と丁寧で密なコミュニケーションを重ねてきたと自負しております。「まず話だけでも」という段階でも、ぜひお問合せ(https://giginc.co.jp/contact)ください。専任の担当者が、お客様の状況にあわせた最適な提案をいたします。
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石川 翔貴
立命館大学政策科学部卒。学生時代より学生起業家へのインタビューや就職活動に関するメディアを運営。株式会社GIG入社後は上級ウェブ解析士の資格を取得し、自社メディア「コンマルク」の編集長業務、SEO記事制作、アクセス解析、Webマーケティングに関するレクチャーまで幅広く担当。


