GIGはこのたび、ソナミラ株式会社のコーポレートサイト兼サービスサイトのリニューアルを支援しました。

「会社を設立したばかりの私たちは、スピーディーにさまざまなことに挑戦したいと考えていました。しかし、課題も多くあり、そのうちのひとつが既存のサイトだったんです」というソナミラさま。

今回は、ソナミラ朝山さま、小笠原さま、そして本プロジェクトを担当したGIG 吉田、江藤、貝澤を交え、サイトリニューアルのプロジェクトを振り返ります。

柔軟性の高い国産CMS『LeadGrid』が依頼の決め手に

GIG江藤：
今回のプロジェクトがはじまった経緯を教えてください。

小笠原：
弊社は、世界最大級の金融サービス機関プルデンシャル・ファイナンシャルの一員であり、日本におけるプルデンシャル・グループの乗合保険代理店として、2022年に準備会社からスタートしました。そこでもともとグループが使用していたCMSをそのまま活用していたのですが、デジタルマーケティングの強化を進めるなかで、サイトの柔軟性に課題を感じるようになりました。

私たちだけでは、サイトの文言やデザイン、構成などを変更・修正することが難しく、そのたびに外部へ依頼する必要がありました。思い通りのサイトを作れないもどかしさがあり、同時にコスト面の改善も課題だったため、新たなCMSへの移行を検討し始めました。

朝山：
ソナミラでは、頻繁にページを更新する方針でしたが、ひとつの記事を作るだけでも手間がかかり、運用負荷が大きくなっていました。設立直後でスピーディーにさまざまなことに挑戦したいと考えていたため、従来のCMSの操作性にギャップを感じていたんです。

くわえて、コーポレートサイトのデザインも大幅に変更したいと考えていました。これまでは、サービスサイトとコーポレートサイトが別々に存在していましたが、これらを統合することで、より信頼感を高め、サービスの魅力を効果的に伝えられるサイトに刷新したいと思っていました。

▲（左から）インタビューにご協力いただいたソナミラの朝山さまと小笠原さま、およびGIG吉田と江藤

GIG江藤：
GIGに依頼を決めた理由は何でしょうか。

小笠原：
GIGさんを知るきっかけとなったのは、当社がナイルさんとGIGさんのSEOコンサル共同セミナーに参加したことでした。

依頼を決めた最大の理由は、GIGさんが開発・提供するCMS『LeadGrid』の存在です。初心者も簡単に扱えて、細かい設定は不要であると知り、実際の業務でも使いやすそうだと思いました。また『LeadGrid』は国産製品なので、アフターフォローやサポートなどがしっかり整っており、相談しやすいと感じた点も決め手のひとつです。

さらに、弊社のグループで定められているセキュリティポリシーの基準をしっかりと満たしており、その点でも安心感がありました。豊富な制作実績と適正なコストも後押しとなり、最終的にGIGさんに依頼することを決めました。

更新性を重視したデザインをつくりあげる

GIG江藤：
今回のプロジェクトでは、「機能」と「デザイン」の両立を特に意識しました。ワイヤーフレームを作り、デザインから実装へと進めていくなかで、機能面では細かい調整が多く発生し、デザインとのバランスを取りながら進めました。

デザインに関しては、見た目の美しさやデザイン性だけでなく、更新性を重視。たとえば、完成後にソナミラさまでサイトを更新する際に、各パーツが動かなくなったり大きくレイアウトが崩れたりしないよう、柔軟に調整できるデザインを実現するために工夫しました。

▲今回リニューアルしたソナミラ株式会社のコーポレートサイト兼サービスサイト

GIG貝澤：
デザインの更新性を高めるために、汎用性を重視しました。たとえば、文字の強弱をつけすぎないことで、中身が変わってもデザインの統一感を保ち、柔軟に適応できるよう工夫しました。これにより、将来的に変更が発生しても、スムーズに自分たちの手で更新できる設計になっています。

さらに、今回のデザインで特に意識したのは、「自分だったらこのサイトを見てどう感じるか」という視点です。お客さまがソナミラさまに相談してみたいと感じられるような、安心感のあるサイトを作ることを最も大切にしました。そのため、ファミリー層や一般のお客さまにも親しみやすく、信頼感を持てる要素を取り入れています。

GIG江藤：
プロジェクトを進めていくなかで、印象的だったことはありますか。

小笠原：
リニューアル前のサイトからコラムなど大量のコンテンツを移行する必要があったのですが、その作業がとてもスムーズに進んだことが記憶に残っています。すべて新しく作り直すとなると大変な作業ですが、これまで蓄積してきたコンテンツを、コピー＆ペーストのようなシンプルな方法で移行できたため、効率よく対応できました。

朝山：
私は、プロジェクトがスケジュール通りに進行したことが特に印象的でした。2024年内に新しいCMSへ切り替えることが必須の状況で、サイトの構成見直し、ワイヤーフレーム作成、開発、サイトリリースまでを、3〜4ヶ月という短期間で順調に進めてもらいました。 スケジュールをしっかり作成してもらったおかげで、安心してプロジェクトを進められたと感じています。

サービスの魅力を訴求できるサイトに生まれ変わり、運用にも劇的な変化が生まれた

GIG江藤：
サイトリニューアル後、どんな変化がありましたか？

小笠原：
サイト全体に温かみや親しみやすさが加わり、サービスの魅力をより効果的に伝えられるようになりました。また、体感ではありますが、自然検索の流入が増加し、コンバージョンにも良い影響を与えていると感じています。

朝山：
運用面では、期待していた以上に大きな変化がありました。以前はページ作成に数時間かかっていましたが、『LeadGrid』を活用することで、数十分程度で作れるようになりました。 想像以上にノーコードで対応できる部分が多く、その利便性に驚きました。

デモ環境でパーツの豊富さを確認していましたが、実際に当社用にカスタマイズされたものを見たとき、通常なら開発が必要な部分も、自社で調整できるようになっていた点が非常に良かったです。

期待以上の仕上がりに感動し、思わず江藤さんにお礼のメールを送ったことを覚えています。

GIG江藤：
ソナミラさまが目指していた理想のサイトを実現できたことを、私もとても嬉しく思います。

最後に、今後の展望とプロジェクト全体を通じたご感想を教えてください。

小笠原：
『LeadGrid』には、ダッシュボードやリード管理機能など、まだ活用しきれていない機能が多くあります。 今後は、これらの機能も積極的に活用し、自社の状況に応じて柔軟に運用していきたいと考えています。

朝山：
あと、個別開発にも大きな可能性を感じています。柔軟に機能やパーツをカスタマイズできるため、会社のスピード感に合わせて、より迅速に対応できるのではないでしょうか。今回まさに理想としていたコーポレートサイト兼サービスサイトを実現していただき、ありがとうございました。

GIG江藤：
こちらからのご依頼に対しても、ソナミラさまに柔軟に対応してもらったおかげで、無事に期日内にリリースできたと思っています。 ソナミラさまとGIGで、一緒にプロジェクトを作り上げたという実感があります。ありがとうございました。

GIG貝澤：
ソナミラさまには多大なるご協力をいただきました。これからは、さらに充実したサイトにしていくために、サイト運用や数値計測などの面でも引き続きサポートできればと思っています。

GIG吉田：
ソナミラさまで作成するページとGIGで組み込むページを切り分けて、プロジェクトを進めていくなかで、密に連携してひとつのサイトとしてリリースできたのは、弊社としてもすごくいい事例になりました。今後もパートナーとして、気軽にご相談いただければと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

GIG BLOG編集部

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