自社の取り組みを広く伝える場を。サイトデザインもCMSの性能も期待以上だった | パイロットコーポレーション 未来創造室様|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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自社の取り組みを広く伝える場を。サイトデザインもCMSの性能も期待以上だった | パイロットコーポレーション 未来創造室様
2025-04-22 事例インタビュー

GIGではこのたび、パイロットコーポレーションさまの新規事業を模索する実験的Webサイト『PILABOT(ピラボット)』のサイト制作をご支援しました。
「新しくチャレンジを行う場として立ち上げた取り組みを、社内外にどう発信するかが課題でした」と語るパイロットさま。
今回は、PILABOTの運営チームである未来創造室の富谷さまと、本プロジェクトを担当したGIGの林が、プロジェクトを振り返ります。
抽象的な要望を具体的な提案に変換してくれた
GIG林:
まず、今回サイトを制作するに至った経緯を教えてください。
富谷:
パイロットは、筆記具メーカーとして広く知られていますが、「人と創造力をつなぐ。」というパーパスをさらに体現するため、新たな領域への挑戦を続けています。その一環として、2023年に新チーム『未来創造室』を立ち上げました。その未来創造室の取り組みとしてはじめたのが『PILABOT』です。
PILABOTは、創造のLAB(ラボ)。筆記具だけでなく、さまざまな分野での創造を追求し、「書く」から離れた領域にも挑戦しながら、創造的な試みを形にしていく場所です。
ゼロからの立ち上げだったため、PILABOTのことを社内外に広く知ってもらうためのツールや体制が十分に整っておらず、情報発信の仕組みを構築する必要がありました。どのように広めていくかを検討し思い至ったのが、Webサイトの制作と活用。しかし、私たちはサイトを運用したことがなかったので、簡単に運用できる仕組みを考えるところからはじめました。
▲(左から)インタビューにご協力いただいたPILOTの富谷さまとGIG林
GIG林:
ゼロからの立ち上げとなると、さまざまな課題が伴いますよね。そのなかで、新規サイト制作のパートナーとしてGIGを選んだ理由は何でしたか?
富谷:
まず、GIGさんが提供するCMS『LeadGrid』の直感的な操作性が魅力でした。サイト運営の経験が少ない私たちも扱いやすく、専門知識がなくてもスムーズに使えると感じました。
また、PILABOTでは複数のプロジェクトが並行して進行するため、それぞれの特色を活かしながらも、PILABOT全体のブランドとして統一感をもたせる必要がありました。だから、デザインの自由度が高く、カスタマイズ性に優れているLeadGridなら、柔軟な対応ができると感じたことも決め手の1つです。
さらに、GIGさんはヒアリングを通じて、私たちの抽象的な要望を具体的な提案に変換してくれました。まだサイトの具体的な形が見えていない段階から、私たちの意図を汲み取り「できること」「できないこと」を明確に整理してもらえたので、安心できました。
サイト全体でブランドを表現する
GIG林:
プロジェクトの初期段階では、何よりも未来創造室の活動や理念を深く理解することが重要でした。そのため、実際にパイロットさまのオフィスを訪問し、現場の雰囲気やスタッフの取り組みを直接感じながら、デザインのイメージを膨らませていきました。
その後はオンラインミーティングを中心に、未来創造室の皆さまと密にコミュニケーションを重ねました。具体的なデザインや機能について議論しながら、理想のサイトを形にするためのワイヤーフレームを設計。そこからさらにデザイン制作に進み、サイトを構築していきました。
▲今回新しく制作した『PILABOT(ピラボット)』のサイト
富谷:
とくにこだわったのは、「創造」というキーワードをどのようにサイトで表現するかです。この言葉は抽象的な概念であり、具体的に反映させるのが難しいものでした。
しかし、GIGさんに提案してもらったデザインは、親しみやすさと創造性を兼ね備えたもので、私たちの求めていた方向性とぴったり一致していました。具体的には、独自のフォントやキャラクターの細やかな動きが取り入れられているので、サイトを訪れた人が楽しさや想像力を刺激されるような仕上がりになったと思います。
GIG林:
パイロットさまが大切にされている「創造」というテーマを、デザインや機能でどのように表現するかには、私たちもとくにこだわりをもって取り組みました。そのうえで、PILABOTの多様なプロジェクトが、それぞれの個性を活かしながらも、ブランド全体として統一感をもって伝わるよう心がけています。
LeadGridの導入によって、期待以上の成果を得られた
GIG林:
サイト公開後、どのような反応や変化がありましたか?
富谷:
公開直後から多くの反響がありました。私たちにとって、このサイトは初めて社内外へ本格的に取り組みを発信する場だったので、公開前は、どのように受け止めてもらえるか不安もありました。しかし、実際にお問い合わせをいただいたり、サイトを見てイベントに参加されたお客さまの声が届いたことで、大きな手応えを感じています。
また、今回新しく導入したLeadGridの使いやすさも実感しています。初心者でも直感的に操作できるため、情報やコンテンツの変更・更新がスムーズになり、新しい情報をタイムリーに発信できるようになりました。
その結果、サイトが私たちの取り組みを広く伝える拠点として機能していることを実感しています。PILABOTを初めて知る方にもサイトを見せながら説明することで、活動の意図をスムーズに伝えられるようになり、社内外のコミュニケーションもより円滑になりました。
GIG林:
未来創造室として今後の展開は、どのように考えていますか?
富谷:
私たちの目標は、「動き続ける」サイトにすることです。コンテンツを定期的に更新することで、初めて訪れる方にもリピーターの方にも、楽しんでもらえるサイトを目指していきます。
いずれは、このサイトを未来創造室だけではなく、パイロットグループ全体の「実験の場」として活用していきたいです。
GIG林:
最後に、今回のプロジェクト全体を通じての感想をお聞かせください。
富谷:
GIGさんのおかげで、私たちが目指していた「創造」を形にした素晴らしいサイトが完成しました。ゼロからの立ち上げで不安もありましたが、LeadGridの導入とGIGさんのサポートによって、期待以上の成果を得られたと感じています。
これからも私たちのパートナーとして、引き続きよろしくお願いします。ありがとうございました。
GIG林:
富谷さんをはじめ、パイロットさまのご協力があったからこそ実現できたプロジェクトでした。未来創造室の「創造」というテーマに触れることで、私たち自身も多くの学びを得ることができました。ありがとうございました!
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GIG BLOG編集部
株式会社GIGのメンバーによって構成される編集部。GIG社員のインタビューや、GIGで行われたイベントのレポート、その他GIGにかかわるさまざまな情報をお届けします。