訪問者数3倍、問い合わせ1.5倍。リブランディング・CMSの導入で継続的な成長基盤を構築できた|ジェイエムエス・ユナイテッド様|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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訪問者数3倍、問い合わせ1.5倍。リブランディング・CMSの導入で継続的な成長基盤を構築できた|ジェイエムエス・ユナイテッド様
2025-11-27 事例インタビュー

GIGはこのたび、ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社が提供する音声通信プラットフォーム『InfiniTalk(インフィニトーク)』のサービスサイトリニューアルを支援しました。
旧サイトではSEOやサイトスピードの問題に加え、しばらくコンテンツの更新が止まっていました。また、レッドオーシャン化が進むCTI業界において、競合との差別化も課題でした。そこでロゴ刷新と並行してサイトのフルリニューアルに踏み切りました。結果として訪問者数が2倍〜3倍に、インバウンドの問い合わせも1.5倍に増加し、継続的な成長基盤の構築に成功しました。
今回は、ジェイエムエス・ユナイテッドの林さま、藤井さまに加え、本プロジェクトを担当したGIG髙野を交えてプロジェクトを振り返ります。
デザインと信頼感、さらに『LeadGrid』が依頼の決断を後押し
GIG髙野:
まず、サービスサイトのリニューアルに至った経緯を教えてください。
林:
私たちジェイエムエス・ユナイテッドはBPOを中心に事業を展開しており、その中でもコンタクトセンター・コールセンター領域に力を入れています。
音声通信プラットフォーム『InfiniTalk』は、もともと自社のBPOセンターで利用していたシステムでしたが、その機能性の高さから、自社開発のサービスとして社外のお客さまにも提供するようになったもの。独立したサービスとして刷新・成長させたいという意図があり、今回のサイトリニューアルに着手しました。
以前のサイトで、一番大きな問題だったのは、ブログコンテンツの更新が完全に停止していたことです。サイトを作ったのがだいぶ前で、SEOの強化やサイトスピードなども改善の余地がありました。Webマーケティングも含めて対策したいと考えていたものの、コンテンツを更新できない状態ではリードの増加は望めません。
また、電話対応システムの市場は競合が非常に多いなかで、私たちの特徴や強み、ブランドを明確にする必要がありました。さらに、目標としている月間160件のお問い合わせのうち、サイト経由で30件〜50件の獲得を掲げていました。サイトからの獲得リードは他のプラットフォームと比べて受注率が高い傾向にあり、私たちにとって重要な指標でした。そのため、サイト訪問者にとってよりわかりやすい仕様に変更したいと考えていたんです。
GIG髙野:
GIGを知っていただいたきっかけは何だったんですか?
林:
実は、GIGの岩上社長が以前に創業された企業のことを存じ上げておりました。その企業はデザインに強いという印象で関心を持っていたため、岩上社長が新たにGIGを設立されたと伺い、注目しておりました。とくに印象的だったのは、岩上社長の記事を読んだことです。会社の方向性や理念に共感できる部分があり、「この会社なら信頼できる」と感じました。
また『LeadGrid』の特徴を聞いたうえで、納得感のある提案をいただいたのが決め手になりました。CMSとしての機能性やデザイン面が優れており、導入後に成果を出せそうだと思い最終的に依頼を決めました。
▲(上段)インタビューにご協力いただいたジェイエムエス・ユナイテッドの林さま・藤井さま、(下段)GIG髙野
羅列しない情報設計と新ロゴの思いを映したデザイン
GIG髙野:
まずキックオフの段階で、InfiniTalkの事業内容や業界知識をしっかりとインプットしました。旧サイトの課題・ユーザーの目的・競合関係・優位性などについてヒアリングを行い、その後にワイヤーフレームでの構成提案を実施しました。
林:
リブランディングを進めるなかで、正直不安もありました。しかし、GIGさんが期待を超えるサイトデザインの提案をしてくれ、なおかつ複数のパターンをご提示いただきました。初回から想定以上の仕上がりで、完成したデザインは社内でも好評でした。
GIG髙野:
サービスの性質上、どうしても説明が多くなりがちだったと思うのですが、今回のリニューアルでは情報の羅列にならないよう工夫しています。
また新しいロゴに込められた想いをサイトに反映すべく、緑のイメージや、ロゴのモチーフである水引のイメージを用いて既存のデザインを刷新しました。さらに、LeadGridを活用して更新しやすい運用システムの実装に注力しましたね。更新するハードルを下げ、使いやすさを重視した設計にしています。
▲今回リニューアルした『InfiniTalk』のサービスサイト
藤井:
従来のInfiniTalkは、コールセンター専用というイメージを持たれがちでした。今回のサイトリニューアルのおかげで、オフィス電話としての活用もアピールできるようになったと思います。
GIG髙野:
プロジェクトが進んでいく中で、やりやすさや安心感、期待以上だった点があれば教えてください。
林:
腹を割った双方向のコミュニケーションができたことで、理想的な関係を構築できました。髙野さんを中心にGIGさんがInfiniTalkを理解しようと努めてくれ、積極的に改善の提案をいただきありがたかったです。
訪問者数3倍、問い合わせ1.5倍の成果で継続成長への道筋を確立
GIG髙野:
サイトリニューアル後、どんな反応や成果がありましたか?
林:
Googleアナリティクスで確認したところ、訪問ユーザー数が2倍〜3倍に増加していました。さらに、サイトからのインバウンド問い合わせも1.5倍に伸びています。
また、サイトの表示速度も大幅に改善されました。使用している画像や素材の最適化を進めたことで、ユーザーにとってストレスのない閲覧環境を実現できたと思います。社内からも「サイトがすごく良くなった」と好評で、洗練された印象を与えられるようになり、ブランディング面での成果にもつながりました。
GIG髙野:
実際にLeadGridを導入した所感をお聞かせください。
藤井:
とくに便利だと感じたのは、プレビュー画面での文字編集機能です。LeadGridを導入してからは見たままの画面で直接編集できるようになったため、更新作業の効率が格段に向上しました。
また、リード管理についても、営業部門だけでなくバックオフィスやWebマーケティング部門と連携して、簡単に確認できるようになりました。以前は専門知識を持つ特定の担当者しかCMSを操作できませんでしたが、今では複数の部署をまたいで活用できています。
GIG髙野:
最後に、今後の展望とプロジェクト全体を通じたご感想を教えてください。
林:
弊社では、引き続きInfiniTalkの継続的な成長を目指し、サイトの情報量を増やしていきます。SEOでのサイトランク向上と、オーガニック検索からの流入を増やすことが目標です。
InfiniTalkは、お客様が電話システムを変更するタイミングで導入を検討される特性があるため、インバウンド戦略が重要です。Web戦略への投資によりお問い合わせ数を2倍から3倍に増やすことを期待しており、インバウンドは最も効率の良い方法だと考えています。そのため、サイトはこれからも重要な存在であり続けると思います。
プロジェクト全体を通じての親身な対応と、質の高いサイトデザインに満足しています。安心感のあるプロジェクト進行でした。正直、ここまで期待以上の結果を出せるプロジェクトは珍しいのではないでしょうか。弊社とGIGとで良い関係を築けたことが、今回の成功につながったと感じています。
藤井:
入社後に初めて一人で担当したプロジェクトでしたが、GIGさんのリードとサポート体制が整っていたおかげで、最後まで進められました。本当に助かりました。次回もぜひお願いしたいと思っています。
髙野:
依頼者と受託者という関係を超えて、チームとして協働できたプロジェクトでした。InfiniTalkさまの事業成長に貢献できて、非常に嬉しく思います。今後の展開も楽しみにしています。
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GIG BLOG編集部
株式会社GIGのメンバーによって構成される編集部。GIG社員のインタビューや、GIGで行われたイベントのレポート、その他GIGにかかわるさまざまな情報をお届けします。


