直感的な操作性・自由に構成を変更できる柔軟性。国産CMS「LeadGrid」の導入で理想のサイト運営が可能になった | フォーカスシステムズ様|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

直感的な操作性・自由に構成を変更できる柔軟性。国産CMS「LeadGrid」の導入で理想のサイト運営が可能になった | フォーカスシステムズ様

2024-09-11 事例インタビュー

GIGではこのたび、ITインフラからアプリケーションに至るさまざまな技術分野において、ITスペシャリストとして顧客に価値提供を行う株式会社フォーカスシステムズのコーポレートサイトリニューアルをご支援いたしました。

「以前まではサイト構成に関わる部分の更新や修正がCMS上でできず、拡張性や柔軟性といった部分で課題を感じていた」そう語るのは、フォーカスシステムズ 福山さまです。そこで、本プロジェクトでは更新・修正が容易に実施できるサイトを実現すべく、GIGのオリジナルのCMSであるLeadGridを採用して制作を進めました。

今回はフォーカスシステムズ 福山さま、阿部さま、大野さま、そして本プロジェクトを担当したGIG松尾を交え、フォーカスシステムズ コーポレートサイトリニューアルのプロジェクトを振り返ります。

「要望を受け入れるだけでなく、より良い提案をしてくれた」拡張性の高いCMSも決め手に

GIG松尾:
今回のプロジェクトに至った背景として、どのような課題感を抱えていたのか教えていただけますか?

福山:
以前までのサイトは「お知らせ」ページなど細かな更新は自分たちでできるものの、メニューやレイアウトの変更含め、サイト構成に関わる部分の更新や修正がCMS上で行えないもの。拡張性や柔軟性といった部分に課題を感じていました。

また、以前のサイトは約6年近く前に制作したものであったため、現在の自社が見せたい情報や表現したいものとズレがありました。ただ、ズレを修正するには都度外部の制作会社に依頼する必要があり、時間とコストがかかってしまうことも課題でしたね。

そこでより魅力的なサイトにしていくためにも、CMSおよびサイト全体を見直す、リニューアルをすべきだと思ったことがご相談したキッカケでした。

大野:
以前のサイトは一見すると問題なさそうに見えるのですが、SEOが万全ではなくて。さらに当時は英語版対応も人力で翻訳していたので、どうしても工数がかかってしまっていました。そこで自動翻訳で対応できるサイトにしたかったこともリニューアルの動機でしたね。また、リニューアルを機にIR関連情報の自動化も希望していました。

▲写真左上:GIG松尾、写真左下:大野さま、写真右上:阿部さま、写真右下:福山さま

GIG松尾:
数多くある制作会社のなかから、GIGを選んでいただいた理由を伺ってもよろしいでしょうか?

阿部:
当然いろいろな企業をリサーチして比較検討しましたが、GIGはこちらの要望をただ受け入れるのではなく、より良い提案をしてくれたんです。私たちに寄り添っていただけているというのを提案の節々で感じることができました。

そして私たちの要望に対して、GIGで何ができて何ができないのか、技術的な不安点含めて丁寧に説明いただきましたし、できない場合もただ「できない」ではなく、なぜできないのかを説明いただいたのも印象的。安心してプロジェクトを進められそうだと感じたことが決め手のひとつです。

福山:
あれもこれもしたいと本当に多くの要望をお伝えしていたのですが、そうした要望を一つひとつ汲み取っていただいたうえでWebのプロ視点からの意見をもらえたことで、一緒により良いサイトを目指していくという姿勢を強く感じました。

また、GIGのオリジナルCMSであるLeadGridも決め手のひとつです。LeadGridは、自分たちで運用できる直感的な操作性と、自分たちでサイトを更新し続けられる拡張性を兼ね揃えたCMS。そのため、私たちが理想とするサイト運用ができそうだと思い、ご依頼しました。

「わざわざ説明資料をつくる必要がない」議論をすべて可視化することで、社内でのスムーズな意思決定が可能に

GIG松尾:
今回のリニューアルの対象はーポレートサイト。コーポレートサイトは新規顧客や既存顧客、さらには投資家や求職者などターゲットが複数存在します。そこで今回はターゲットの優先順位付けに関して議論を重ね、ペルソナ、カスタマージャーニーの策定を進めていきました。そのうえで、ご要望をヒアリングしながら、どんなサイトを目指していくか検討していきましたね。

福山:
コーポレートサイトは新規顧客をメインのターゲットとしつつも、求職者や既存顧客、投資家等も含めて全方位的に見てもらえるサイトにしたいと思っていました。

しかし当社はさまざまな事業を展開しているがゆえに、優先順位付けが非常に難しく、社内の意見を取りまとめるのに苦労していました。

そうしたなか、GIG側とFigmaやBacklogなどのオンラインツールを用いて議論を進めさせていただいたことで、ツールを見れば、どういった背景や理由で検討・決定しているのかが分かるという状態だったんです。

そのため、社内調整の際にはツールを見せれば、いまの構成・デザインになった経緯を説明できました。そのため、わざわざ社内向けの説明資料をつくる必要がなく、非常にスムーズに社内との調整ができたと感じています。

大野:
こうしたツールを活用した認識合わせやコミュニケーションは、プロジェクトをスムーズに進行することができた大きな要因だと思っています。

やはり、いろいろと議論を重ねていくと、互いに思い違いが生まれたりと認識齟齬が生まれやすいわけですが、一方ですべてのやり取りをドキュメントに残していくのは非効率でもあります。

しかし、本プロジェクトは、常に過去の履歴を残しながら進めていけたため、認識の齟齬なくプロジェクトを進行できたと感じています。我々にとっては初めて利用するツールもあり、学びも多く、チームの新たなノウハウとなりました。

▲実際に制作されたフォーカスシステムズ様コーポレートサイト

GIG松尾:
サイトTOPのキービジュアルをどうするかについても、多くの議論を重ねました。そして、最初にお出しした案はハートのデザインを使わないものでしたが、最終的には以前のサイトでも使っていたハートをリデザインしたものに決まりましたね。

福山:
やはりサイトTOPは会社の第一印象にも繋がるため、GIGには多くの要望をお伝えしてしまいました。特にハートのデザインに関しては、長年用いてきたデザインであったため、慎重に検討しました。ハートをなくすことでサイトが新しくなったという印象に繋がる一方、「いままで大事にしてきたものをなくしてもいいのか」という意見も社内からは上がりました。

そこでGIGからはこれまで大事にしてきたものを残しつつ新しい印象になるよう、いまのデザインを提案いただき、社内でも非常に好評なデザインになりましたね。

阿部:
GIGには抽象度の高いことしかお伝えできなかったのですが、それでもこちらの意図を汲み取っていただきデザイン案を複数出していただくなど、真摯に対応いただけました。とてもありがたく思っています。


LeadGridはアップデートされ続けるCMSだからこそ、今後の進化にも期待できる

GIG松尾:
可能な限り、御社の要望を実現したいと思い、今回はLeadGridの新機能の開発も行っていきました。実際にLeadGridを使われてみていかがですか?

福山:
LeadGridはどう操作すればいいか悩まない直感的な操作性が特徴のため、はじめて使うCMSであるにも関わらず、苦労なく運用できています。また、一般的なサイトであれば完成したら修正には手間と費用がかかりますが、LeadGridの場合はすべてのページを自分たちで編集できます。柔軟な変更・修正ができ、自社の状況にあわせて見せ方を変えられるというのは非常に便利です。

大野:
また、LeadGridは日々改善されていくアップデートの多いCMSのため、より良い機能が追加されるということもメリットだと感じています。自動でより使い勝手の良いCMSになっていくという安心感があります。

GIG松尾:
LeadGridは機能はもちろん、UIも日々改善しているため、引き続きフィードバックをいただき、改善していきたいと思っています。あらためて今回の取り組みを通じて、どのような成果が得られていますか?

大野:
情報発信がしやすくなったことで、現場からも「こういった情報を載せてほしい」といった声が上がるなど、現場担当者も自分たちがどう関与すればいいのかをイメージしやすくなっています。

そうしたリニューアルを通じて社内コミュニケーションにも良い影響が生まれており、より多くの人が関与していける状態になったこと自体が大きな成果だと感じています。翻訳ツールによる多言語対応が実現できたことで、工数の削減につながったこともひとつの成果ですね。

GIG松尾:
あらためて今回のプロジェクトの感想、そして今後の展望をお聞かせください。

福山:
本当に手探りで進めてきたなか、GIGは親身に相談できるパートナーだと強く感じるプロジェクトでした。社内からも良いサイトになったという声が多く上がっています。

そして情報設計もお力添えいただいたことで、誰に対しても情報が正しく伝わるサイトになったと感じています。今後は会社の魅力をより多くの方に伝えるべく、新しい方々にサイトに訪れてもらえるよう、情報発信を強化していき、より良いサイトにしていきたいと思っています。

大野:
GIGには細かくデザインをカスタマイズいただき、その結果完成したサイトにはポジティブな意見が多く集まっています。

リニューアルによって社内からはネガティブな意見も生まれるだろうと予想していたのですが、まったくそんなことはなく、とても満足のいくサイトとなりました。

阿部:
コーポレートサイト制作というのは正解がないプロジェクトのため、どうしたらうまくいくというのがなかなか見えづらいと思います。そうしたなか、0→1をつくる部分からご尽力いただき、さらに我々のさまざまな要望を汲み取っていただけたことで、良いサイトができました。

今後は自社の面白い部分、魅力を発信していき、顧客だけでなく、学生などの求職者の方々にも当社に興味を持っていただき、私たちと働きたいと思ってもらえる人が増えたら嬉しいです。

GIG松尾:
私自身これまでも様々なプロジェクトに関わってきましたが、ここまで同じ視座で進めてくださるクライアントというのはなかなかいないのではと思うほど、いろいろと議論を重ね、ヒアリングのお時間を頂戴し、一緒になって良いサイトを目指していけたと感じています。

今後もいろいろとフィードバックをいただきながらLeadGridを進化させていき、より良いサイトになっていけるよう支援させていただければと思っています。本日はありがとうございました!

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