デザインの意図を論理的に説明してくれる信頼感。想像以上のサイトを実現してくれた | エスネットワークス様|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

デザインの意図を論理的に説明してくれる信頼感。想像以上のサイトを実現してくれた | エスネットワークス様

2025-01-16 事例インタビュー

GIGではこのたび、CFO領域(会計・財務・人事・IT等)に関するプロフェッショナル集団として企業の持続的成長を支援する株式会社エスネットワークスのコーポレートサイト採用サイトのリニューアルをご支援しました。

今回は、エスネットワークス牧野さま、平山さま、そして本プロジェクトを担当したGIG 吉田、向田を交え、9ヶ月にもわたる長期プロジェクトを振り返ります。

時代にあったデザインにアップデートするため、サイトリニューアルを決定

GIG吉田:
今回のプロジェクトに至った背景を教えてください。

牧野:
弊社のサイトは英語版と日本語版の2つを展開しているのですが、以前はそこに掲載している情報が統一されていませんでした。サイト訪問者の混乱を招く可能性があったため、改善が必要でした。

また、時代に合わせたデザインや構成のアップデートにするため、Webサイトは3年から5年を目安に更新すべきという考えを弊社はもっています。

コーポレートサイトと採用サイトは、すでに以前のリニューアルから3年以上経過していました。であれば、ただ情報を更新するだけではなく、デザイン面も含めた全面的な改修を行おうと、各サイトのリニューアルを決定。豊富な実績をもち、デザインの品質も高いと感じたGIGさんに依頼しました。

GIG吉田:
プロジェクトに合わせてGIG独自のCMSである『LeadGrid』を導入いただくことになりましたが、CMSの導入は当初から検討されていたのでしょうか?

牧野:
CMSについては、必ずしも導入したいと考えていたわけではありませんでしたが、当時利用していたCMSに不満があったこともあり、お話を伺うことに。

当時のCMSは、管理者権限が複雑なもので、結果的に運用面に難がありました。その点、LeadGridは直感的な操作が可能で、セキュリティを担保しつつ運用面はシンプル。コンテンツ・情報の更新が容易になる点に魅力を感じ、導入を決定しました。

▲インタビューにご協力いただいたエスネットワークス 牧野様(右下)平山様(右上)、およびGIGメンバー

科学と熱量。採用サイトとコーポレートサイトで会社の想いを表現

GIG吉田:
今回のプロジェクトは、2023年12月に採用サイトの制作に着手。ワイヤーフレームの作成、デザインヒアリング、そしてサイトの構築という流れで進め、新年度がはじまる4月頭にサイトのリリースが完了。そして、そこからコーポレートサイトの制作に着手しました。

印象的だったのは、エスネットワークスさまからご提案があり、普段はオンラインで行っているヒアリングをオフィスに訪問して行ったことですね。オフィスを見学したことでエスネットワークスさまの事業・社風に対する解像度が高まり、サイトの構成やデザインにも適切に反映できたと感じています。

牧野:
採用サイトとコーポレートサイトで期待するポイントには違いがありました。採用サイトにおける希望は、とにかく求職者にとって分かりやすいサイトにすること。会社として求職者へ伝えたい多くの情報があります。それらをすべて漏れなく、読み手の負担を省いた形で届けられるサイトにしたいと依頼しました。

一方でコーポレートサイトに掲載すべき情報はそれほど多くはありません。こちらのリニューアルの目的は、「日英それぞれのサイトに掲載する情報の統一」と「時代に合ったデザインにアップデート」すること。前者は特に心配することもなかったのですが、後者は難解な依頼となりました。というのも当時は「時代に合ったデザイン」という希望はあったものの、デザインの言語化はできていなかった。そのため、抽象的な要望を具体化することも、GIGさんに期待していたことでした。

GIG向田:
採用サイトは、リニューアル前の時点で150本を超えるコンテンツが掲載されていました。デザイン提案前に、それら全てに目を通し、エスネットワークスさまが採用に掛ける想いの根底は何かを徹底的に考えました。そして最終的に、デザインのコンセプトを「圧倒的当事者」と設定。コンセプトに沿って、エスネットワークスさまの秘めた熱量を求職者に訴えかけるデザインを目指しました。

コーポレートサイトは、採用サイトと比較するとサイトの役割が明確になっていませんでした。そこで会社のバリュー「経営に科学を、組織に熱量を、企業に変革を。」に着目したんです。「組織に熱量を」の部分は、採用サイトで表現できた。であれば、コーポレートサイトでは「経営に科学を」の部分を担おうと考え、2つのサイトでエスネットワークスさまのバリューを余すことなく表現することを目指しました。

牧野:
向田さんは、すべてのデザインに対して、論理的に意図を説明しながら提案・設計を進めてくれました。そのため、私たちとしても納得感を持って決定していけたと思います。

サイトリリース後、社内のメンバーからは「ここの構成が好きです」とか、「このデザインいいですね」という声が届いています。期待以上のクオリティでした。

想像していた以上のサイトに仕上げてくれた

GIG吉田:
今回のプロジェクトでは、GIGとの連絡窓口を平山さまが担当されていました。プロジェクト進行について、印象的だったことはありますか?

平山:
いつも細やかな指示をしてもらえたので、とても助かりました。

たとえば、サイト内で必要な写真を1つ提出するにしても、スケジュールを都度提示いただき、いつまでに何をするべきなのか目的や理由を明確に提示していただけたので、私の方でも動きやすかったです。

弊社から追加依頼をお願いすることもあったのですが、その時も迅速に臨時ミーティングが設定され、スピーディーに対応してもらえたのが印象に残っています。

GIG吉田:
参加者が多くそのうえ皆さん多忙だったため、チャットでのやり取りではタイムラグが生じる懸念があると判断し、極力口頭でコミュニケーションを取るよう意識していました。

しかし口頭でのコミュニケーションは、言った言わないが発生するリスクも抱えています。そこで、ミーティングの内容を改めてチャットで送り文章に残しておくことで、チーム全体の認識を統一させておくことを心がけました。

リリース後のサイト運用も平山さまがご担当しているとのことですが、LeadGridの使用感はいかがでしょうか?

平山:
事前に伺っていた通り、新規コンテンツの公開がとても簡単に実施できています。

CMSに関する専門的な知識がない私でもすぐに使いこなせるようになりましたし、もし操作でわからないことがあったとしても、困ることはありません。質問をチャットでお送りすれば、すぐに解決方法を提示してもらえますから。

GIG吉田:
最後に、今回のプロジェクトの感想、そして今後の展望をお聞かせください。

牧野:
GIGさんからの提案に対し、プロジェクトメンバーのうち誰か一人が納得できなければ、その提案を受け入れることはありませんでした。GIGさんからすれば、やりづらい部分もあったかと思いますが、その状況のなかで我々の要望を汲み取り、デザインに落としこみサイトを形にしてもらえたのは、とてもありがたかったです。

今回のプロジェクトによって、我々が当初想像していた以上のサイトに仕上がりました。ですが、必要であれば変えることに躊躇はしません。常に時代にあったサイトであり続けられるように、引き続き伴走をよろしくお願いします!

平山:
何かわからないことを相談するとこちらが理解できるまで丁寧に説明してもらえたり、ハプニングに対しても対処法を提示していただいたりと、丁寧なサポートにはお世話になりました。

無茶なお願いでご迷惑をおかけしたこともありましたが、プロジェクト完了まで導いていただきありがとうございました。

GIG向田:
デザインの提案に対して、決して妥協することなく忌憚のない意見をいただきました。たくさんの議論の機会があったおかげで、GIG側からの一方通行のプロジェクトになることなく、1つのチームとして進められたという実感があります。

GIG吉田:
合計で9ヶ月を超えるプロジェクトとなり、私個人としては過去最長の期間のプロジェクトとなりました。弊社のこだわりを詰め込むことができましたし、スケジュール通りリリースができて一安心です。今後とも、よろしくお願いします!

エスネットワークス様のコーポレートサイトは、こちらからご覧いただけます。
https://www.esnet.co.jp/

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