新規事業立ち上げのフェーズで、全方位に対応可能な優秀なUI/UXデザイナーの採用に至ったBUSINESS-ALLIANCE様の事例|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

新規事業立ち上げのフェーズで、全方位に対応可能な優秀なUI/UXデザイナーの採用に至ったBUSINESS-ALLIANCE様の事例

2024-08-25 事例インタビュー

GIGではこのたび、BUSINESS-ALLIANCE株式会社様のデザイナー採用をご支援しました。ご活用いただいたのは、GIGが運営するフリーランスデザイナー専門のエージェントサービス『クロスデザイナー』です。

企業価値・顧客の「可視化」と、課題解決に向けた「実行」を支援するシステムを企画開発し、企業の持続的な成長を支援しているBUSINESS-ALLIANCE株式会社様。

新規事業である『flowzoo (フローズー)』の開発にあたり、優秀なUI/UXデザイナーの採用を検討されていました。

今回は、クロスデザイナーとのご縁が繋がった経緯や、フリーランスデザイナーを採用するメリット、自社に合ったデザイナーを採用するコツについて、執行役員 兼 flowzoo事業責任者の町田様にお話を伺いました。

新規事業立ち上げのため、求めていたのはSaaSのUI/UXに強いデザイナー

ーまず、BUSINESS-ALLIANCE様の事業内容について教えてください。

町田:
私たちは、企業の持続的な成長を支援するSaaSを企画開発し、提供しています。『flowzoo』のほかに、人的資本やESG指標に着目し、財務データ・非財務データを比較分析するシステム『coval (コバル)』や、生活者の価値観や嗜好・ライフスタイルの変化からペルソナを可視化・分析するシステム『Persa (ペルサ)』をリリースしてきました。

『coval』『Persa』は企業の現状を可視化・分析し、課題を導き出すサービスであり、『flowzoo』は課題解決のための「実行」を支援するサービスとして位置づけています。

将来的には、弊社の3つのサービスを融合させ、お客様の事業成長をさらに加速できるように取り組んでいきたいと考えています。

ーフリーランスデザイナーを採用しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

町田:
『flowzoo』は利用ユーザーが毎日何度も使用するシステムです。業務効率化を叶えるシステムである以上、何度使用してもストレスなく、反対に何度でも触りたくなるUI/UXデザインにしたい。企画当初からプロダクト開発チームのメンバーと話していました。その想いを実現するため、SaaSのUI/UXに知見があり、経験豊富なデザイナーさんを探していたんです。もともと、弊社代表の藤田と、嘉藤さんがやりとりをしていたご縁で、クロスデザイナー経由でフリーランスデザイナーさんをご紹介いただきました。

▲flowzoo(https://flowzoo.jp/)の使用画面

クロスデザイナー嘉藤:
BUSINESS-ALLIANCE様には、定期的に弊社から人材提案を行っていました。当時は別の事業でデザイナーをお探しだったので、何名かご提案・面談をしたんですが、そのときはご契約に至りませんでした。

それからも何度か、こちらからご連絡をしていたんです。ちょうど新規事業の立ち上げで、UI/UXデザイナーをお探しだと聞いたので、マッチしそうなデザイナーを1名ご提案しました。SaaSのUI/UXデザインやコーディングに知見があり、競合他社や売れているSaaSのデザインデータ分析ができるデザイナーさんを、というご要望でしたね。

町田:
本当にタイミングが良くて、お話をいただいてからトントン拍子に採用まで進んだので、とてもありがたかったです。

ー正社員ではなく、フリーランスでデザイナーを採用したのはなぜですか?

町田:
私たちはSaaSを開発している企業なので、必然的にエンジニアやデザイナーが必要になります。ですが事業の初期フェーズでは、正社員を採用してもフルタイムで雇用するほどの業務量がない、といったケースもあるんです。

「直近3ヶ月はLPを作りたい」「来月はチラシを作りたい」「リリース前はUI/UXデザインに注力したい」といったように、適宜、必要な段階に合わせてお願いしやすいのはフリーランスのデザイナーさんだと考えました。

自社に合ったデザイナーを採用するコツは「ポートフォリオ」と「理解力の高さ」

ーフリーランスでデザイナーを採用するときに、もっとも気をつけているポイントについて教えてください。

町田:
デザイナーと一口に言っても、デザインの領域は幅が広いので、弊社サービスがターゲットとするお客様にとって、操作しやすく好感が持てるデザインと、そのデザイナーさんの得意な領域が合っているかどうかを重視しています。

ロゴデザインが得意な方、グラフィックデザインが得意な方、女性向けのデザインが得意な方、ビジネス向けのデザインが得意な方など……。みなさん、それぞれの得意領域があると思いますので。

たとえば、Webデザインが得意な方でも、BtoBとBtoCとではデザインの世界観が変わってくると思うんです。デザイナーさんの得意な領域ややってみたいことを理解してからお願いするのが、お互いに気持ちよく仕事をする上で大切なことだと思います。

ー自社に合ったデザイナーを採用するためのコツを教えてください。

町田:
まずは「ポートフォリオを見ること」ですね。デザイナーさんに限らず、これまでの実績を見て、ブランドイメージに合うか、イメージしているデザインを形にしていただけそうかを確認しています。個人的には、レイアウト(余白の取り方)が上手かを重視する傾向があります。いくら綺麗なデザインを作っていただいても、レイアウトがイマイチなだけで見る人が読みにくいと感じると思うので、レイアウトは特に注意して見るようにしています。

あとは「理解力の高さとアウトプットの質」です。最初の面談では、必ずお相手の応答の仕方をみてしています。しっかり質問を理解したうえで回答されているかはもちろん、「1を伝えて10理解していただける」方かどうかを重視しています。フリーランスのデザイナーさんにはスピードも求めたいので、デザインが出来上がるまでのやり取りのイメージを持つために、ご相談をしたときの理解力の高さやアウトプットの質を見るように意識しています。

今回ご紹介いただいたデザイナーさんは、SaaSの知見やUI/UXデザインの経験はもちろん、事業・サービスの理解力やスケジュールへのコミット力など、どこをとっても優秀な方で素晴らしいご縁をいただいたことに感謝しています。

自社にマッチしたデザイナー採用で、事業の推進力を上げる

ー現在のフリーランスデザイナーさんには、どんな業務を依頼しているんでしょうか?

町田:
『flowzoo』のUI/UXデザインをはじめ、htmlメールやLP、ヘルプセンター、営業資料など幅広いツールのデザインをしてもらっています。別の制作会社さんに作ってもらった『flowzoo』のキービジュアルを元に、ブランドイメージに合ったデザインをスピード感を持って仕上げていってくださいました。

企業やプロダクトのブランドイメージを作っていくうえでいかにデザインが大事か、SaaSのUI/UXが大事かを根本からわかってくださっているので、コンポーネント一つひとつに対してなぜそのようにデザインしたかの理由を、開発メンバーが納得がいくように説明してくださいます。

ー業務を依頼するときに、どんな点に気をつけていますか?

町田:
自分がイメージするデザインに近い事例を共有することでしょうか。世の中にさまざまなサービスがあるなかで、「このようなイメージにしたい」「このサービスとは差をつけたい」などを伝えるようにしています。

今回の場合は、ベンチマークしているサービスのサイトをいくつか伝えただけで、デザイナーさん側から「もっともライバル視しているところはどこですか?」「デザインのイメージが近いのは?」と積極的に質問してくださいました。

私から細かく理想のイメージについて何から何まで説明せずとも、意図を汲み取っていただけているんだと安心しました。このように要点を素早く把握して質問ができるデザイナーさんは多くないと思うので信頼できますし、出来上がったデザインがイメージ通りすぎて感動しました。

クロスデザイナー嘉藤:
スケジュールへのコミット力についても、最初の面談でしっかりすり合わせをしました。まずはBUSINESS-ALLIANCE様からスケジュールを共有してもらい、それをデザイナーさんに確認してもらって、どういったマイルストーンで進めていくのがベストなのか、共通認識を持つことができました。

今回のように、およそ3ヶ月のスケジュールでデザインをFIXできるかどうか、しっかり自分ごととして把握したうえで「できる」「できない」を判断する。デザイナー側も、そういった姿勢でいることが大切になると思います。

デザイナー採用に特化したクロスデザイナーであれば、あらゆる領域の人材を探せる

ー他社にも勧められるような、クロスデザイナーのサービスとしての魅力を教えてください。

町田:
「デザイナーに特化している」のは強いアピールポイントだと思います。私たちの採用要件は非常に難易度が高かったと思いますが、嘉藤さんはしっかり理解したうえで、マッチするデザイナーさんを紹介してくださいました。

企業のニーズと、登録されているデザイナーさんのスキル、この両方を見る力がないと、それぞれの会社に合ったデザイナーさんをピンポイントで提案するのは難しいと思います。

クロスデザイナー嘉藤:
ありがとうございます。運営元である株式会社GIG自体が、デザインを重視している企業でもあることから、得意分野に絞って専門性の高いデザイナーを提案できるよう、体制を整えています。

優秀なデザイナーは、都内に限らず、全国にたくさんいらっしゃいます。

クロスデザイナーには現在7,000名以上のデザイナーさんに登録頂いているため、WebデザイナーやUI/UXデザイナーなど「デザイナー採用に困っているんです」とご相談を受けたら、数日中には何名かご提案が可能です。

ー最後に、御社の今後の展望について教えてください。

町田:
まずは『flowzoo』を一人でも多くの方にご利用いただき、業務効率化に役立てるプロダクトに成長させることが目標です。

いまは『flowzoo』をリリースして間もないタイミングですが、すでに1年後、3年後のプロダクト構想があります。これからはデザインの業務が今以上に細分化されていきます。資料デザインや広告デザインなどに特化したデザイナーさんを採用したい場合でも、クロスデザイナーさんにご相談して、最小限の工数で優秀なデザイナーさんを採用できる理想的な関係を築いていけるといいなと思います。今後ともよろしくお願いいたします!

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