「こんなWebサイトが欲しかった」とクライアントが思えるWeb制作はどう進んでいったのか|山田朱織枕研究所様|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

「こんなWebサイトが欲しかった」とクライアントが思えるWeb制作はどう進んでいったのか|山田朱織枕研究所様

2019-04-23 事例インタビュー

GIGではこの度、オーダーメイド枕を販売する山田朱織枕研究所さまのホームページリニューアルを担当させていただきました。

もともと多くの情報が混沌と存在しており、Webサイト上の情報整理がひとつの鍵となった本プロジェクト。山田朱織枕研究所の熊谷さまは「1年前に想像していたこととはまったく違う結果になっていて、あらためてGIGに依頼して良かった」と語ります。

そこで今回、山田朱織枕研究所の熊谷さま、また後半では代表を務める山田さまを交え、サイトリニューアルを担当したGIGディレクター・藁科と共に、リニューアルプロジェクトを振り返っていきます。

ビジネスを理解してくれたからこそ、安心してサイト制作を任せられた

GIG藁科:あらためて、サイトリニューアルすることになった経緯を教えてください。

熊谷:リニューアル前のサイトは内製でつくったものだったのですが、Web制作のプロがつくったわけではなかったため、ソースもごちゃごちゃしていて、サイトに掲載している情報も整理されていない状態だったんですね。
そのため社内のスタッフですら、サイトのどこにどんな情報が掲載されているのかわからない状態で。1時間くらいサイト内を探して、ようやく探していた情報が見つかるという感じでした。

また、サイトへのアクセスの7割以上がスマホ端末でのアクセスであったのに対し、スマホ最適化もできていませんでした。そのため、「サイトが見づらい」といったお客様からのお声すら届かず、問い合わせには当分至らない状態なのではと危惧しており、サイトリニューアルをすることになりました。

 

山田朱織枕研究所 熊谷繁範さま

GIG藁科:数多くある制作会社の中から、GIGへの依頼を決めていただいた理由は何かありますか?

熊谷:最初の打ち合わせで的確にご指摘いただけて、信頼できそうだなと思えたのが決め手です。というのも、我々は情報量が多くてゴチャゴチャしていたサイトを良くするために、情報量を減らして必要最低限の情報にとどめることが大切だと考えていました。

しかし、GIGからは「良いコンテンツがたくさんあるから、しっかりと情報整理をしていけば大丈夫」だと言っていただけて、嬉しかったのを覚えていますし、気持ちよくお仕事をお一緒できそうだなと思えました。

GIG藁科:山田朱織枕研究所さまは、オーダーメイド枕という商品はもちろんありますが、伝えるべきことは枕のことだけではないというのが重要だなと思ったんですね。
山田朱織枕研究所さまは睡眠姿勢というのを真摯に研究されており、商品が持つコンセプトがとてもしっかりとしていたため、情報整理を行い、ユーザーに正しく情報を伝えられるサイトを目指すべきだなと。

GIG 藁科憲佑

  熊谷:ちなみに、オーダーメイド枕の販売経路は当院で計測して製作する他、Webからの注文、提携病院での販売など購入方法が複雑であるという課題もあり、担当していただいた藁科さんに理解していただくことがそもそも難しいのでは?とも思っていました。

しかし、オーダーメイド枕をつくる過程を体験してくださったり、実際に枕を使っていただき、商品の訴求ポイントを理解してくださったりと、藁科さんが我々のビジネスをしっかりと理解してくださったことで、より的確に我々が伝えたいことを伝えられるサイトになるだろう、と安心することができました。
   

「口出しをせず、すべてGIGを信頼しようと決めていた」誰も責任を持てない中途半端なものにならないために

GIG藁科:今回、我々としても情報整理が一番苦労した点でした。熊谷さんははじめワイヤーフレームやデザインをご覧になったとき、どう思われましたか? 

熊谷:情報が整理されているなと感じたことはもちろん、我々が伝えたいと思っていたオーダーメイド枕のコンセプトや、どういった想いでつくっているのかなどをうまくまとめていただき、サイトにストーリー性があって感動しました。

特に、設計段階では制作項目になかった『睡眠姿勢を追求する理由』のページは、「まさに、こういったのが欲しかったんだ!」と我々も気づいていなかったけど欲しかったコンテンツでしたね。

 

GIG藁科:打ち合わせで何度か訪問させていただく中で、実際に様々なベッドが置かれているのを目の当たりにしたり、代表の山田さまのビジョンが描かれたものを拝見させていただいたりして、山田朱織枕研究所さまの睡眠姿勢への研究にかける想いがとても伝わってきたんですね。

はじめの要件にはありませんでしたが、そういった想いを伝えるページは絶対にあった方がいいと思い、制作させていただきました。

熊谷:あとは、リニューアルのための再撮影はせず、これまでの素材をうまく使っていただけたことも嬉しかったですね。我々のビジネスをしっかりと理解いただけていないと、テキストと写真がミスマッチになってしまったり、理想とするトンマナと違ってきたりしてしまいます。

しかし藁科さんが我々のビジネスを理解してくれていたのは知っていたので、代表の山田とも「GIGの制作に対して、我々が口出しするのはやめよう」と話をしていたんです。もし我々が口出しをしてしまったら、誰も責任が持てず、中途半端なものになってしまうと思ったんですね。
それよりも、Web制作のプロであるGIGを信頼しようと。ダメだったときは仕方がないか、という気持ちでした(笑)。というのも、もともとのサイトが50点くらいだったので、100点にいかなくても、合格点80点いけば良いと思っていて。

実際は制作過程でのコミュニケーションも安心できましたし、制作していただいたものも満足しており、合格点どころか110点くらい。任せて本当に良かったなと思っています。

GIG藁科:コミュニケーションでいうと、具体的に良かったなと思える点はどういったことがありますか?

 

熊谷:デザインの確認のやり取りで、『Zepelin』というツールでやり取りをさせてもらい、とてもスムーズなやり取りができたことがまず挙げられます。たとえばテキストだけで修正希望のやり取りをするとなると、必ず誤解が生まれてきてしまいます。

しかし印刷したものにペンで赤入れしてPDF化させて、といったやり取りも、工数がかかって大変じゃないですか。Zepelinでは、紙ベースでのやり取りと同じような赤入れを、Web上でできたので、我々としても非常にラクでした。

また、当院が神奈川県の相模原にあるため、メールベースでのやり取りがメインかなと思っていたのですが、思っていた以上に訪問していただき、対面でのお打ち合わせをしてくださったことも嬉しかったですし、細かいニュアンスもちゃんと伝えられる場を設けていただけたので、大きな認識のズレが生じることなく進められたのが良かったです。

「社員が誇りに思えるサイトに仕上がり、非常に嬉しい」1年前には想像していなかったことが今起きている

山田朱織枕研究所 代表取締役 山田朱織さま

GIG藁科:実際にリリースして、社内外からの反響はいかがですか?

 

山田:スタッフもみな「いいサイトに仕上がった」と満足していますし、社外からもサイトに対してお褒めの言葉をいただく機会が増えました。やはり、外からそういった褒めていただけると、社員も誇りに思えますので、非常に嬉しく思います。

またGIGに依頼させていただき、見た目としてのデザインだけでなく、情報設計までを含めたデザインが本当に素晴らしく、満足しています。

私たちが伝えたいと思っていた内容をしっかり伝えてくださっていますし、Webサイトがひとつの物語になっているなと感じたんですね。こういったのがつくりたかった、というのを実際につくってくださり、とても感謝しています。



熊谷:そしてリニューアルしてからは、スタッフみな「あの情報はこのページ、これはあのページ」と、パッとたどり着きたい情報にたどり着けるようになりました(笑)。
しっかりと情報整理もしていただき、かつ我々の想いを伝えるWebサイトになったなと感じています。

GIG藁科:あらためて今回のプロジェクトを振り返ってみて、いかがですか?

 

熊谷:実は1年前にGIGとはじめてお会いしたとき、まだ1年くらいはゆっくり制作パートナー探しをしても良いかなと思っていました。サイトリニューアルはいつかやらないといけないけど、いますぐ進めなくても良いと考えていたんですね。

しかし蓋を開けてみれば、この1年でサイトリニューアルは完了しているし、所感レベルで問い合わせ数も増えており、1年前に想像していたこととはまったく違う結果になっていて、あらためてGIGに依頼して良かったなと思っています。

やはり、餅は餅屋だと思うんです。我々は枕のことをもっと掘り下げていくことに注力すべき。一方でGIGは新しい技術をどんどん取り込んでいらっしゃるので、現在も保守運用でGIGには追加開発をお願いしていますが、Web制作のことはすべてGIGに任せるべきだなと。
現在はマーケティング部分もGIGにご相談しているため、今後の山田朱織枕研究所の成長にも期待しています。

 

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