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QCDを調整し、期待に101%以上で応える。PMチームのマネージャーが語る、GIGの制作体制
2024-09-13 カルチャー
「テクノロジーとクリエイティブでセカイをより良くする」をパーパスに掲げ、デジタル領域におけるクライアントの課題解決に取り組むGIG。デザイナーやエンジニア、ディレクター、編集者など多様な職種のメンバーが協働し、戦略立案やコンセプト設計から、システム開発、サイト制作、コンテンツ制作などの実行支援まで一気通貫でご支援しています。
ものづくりの進行を支えるのが、PMやディレクターと呼ばれる人たちです。今回は、GIGのPMチームを率いるマネージャーの江尻さんに、プロジェクトの進め方やマネジメントするにあたって大切にしていることについてお話を伺いました。
江尻 祐介(えじり ゆうすけ):Creative事業部 PMチーム マネージャー。東京工業大学大学院を卒業後、大手ITベンダー企業にて通信キャリア向けの事業企画やWebサービス開発に従事。2021年10月にGIGへジョイン。WebサイトやWebシステム制作のディレクションを担当する。
企業・サービスの価値を最大化する
ー江尻さんは、国内大手ITベンダー企業の企画職からGIGに転職したと聞きました。今のGIGでの役割や業務内容について教えてください。
現在はWeb制作やシステム開発を行うCreative事業部で、PM・ディレクターが集まるチームのマネージャーを務めています。業務内容としては、メンバーのマネジメントやチームビルディング、プロジェクト全体の進行管理から実施までを担当しています。
私が所属するCreative事業部が掲げているパーパスは「最高のブランド・体験をつくり、企業・サービスの価値を最大化する」こと。このパーパスの実現を目指して、Web制作やシステム開発などを通じて、多種多様な業界のお客さまの支援を行っています。
ーこれまでPMとしてさまざまなプロジェクトを率いてきたと思います。特に印象に残っているものを教えてください。
あるIT企業のサービスのUI・UX設計を行ったプロジェクトが印象に残っています。このプロジェクトでは、業界ならではの専門知識が必要とされ、徹底した調査と分析が求められました。そこで私たちは、まずお客さまのサービスの独自性を理解するために、業界動向や技術トレンドと合わせて、ビジネスモデルやサービスの特徴を入念に調べました。
具体的には、市場の成長性や業界におけるサービスの強みや活用事例を分析し、得られたデータやインサイトに基づき「独自性」を見せる設計を提案。お客さまから調査の緻密さなどを含めご評価いただき、建設的な議論が進みました。このプロジェクトを通じて、調査の重要性とお客さまに寄り添った提案の大切さを改めて認識し、それ以降のプロジェクトでも意識しています。
ー調査と提案に注力しているのですね。そのほかに、プロジェクトを進めるうえで、意識しているポイントはありますか?
大前提として重視しているのは、「QCD」のバランス。QCDとは、クオリティ(品質)・コスト(費用)・デリバリー(納品速度)をまとめて表す言葉です。プロジェクトの目的や進行に応じて、調整し、お客さまの期待に101%以上応えることを目指しています。
たとえばデリバリーを維持するためにコストを調整することもあれば、クオリティを担保するためにデリバリーを調整することも考えられます。状況の変化に合わせてお客さまと対話しながら、最適な形を目指していくことを大切にしています。
多様な専門性が発揮される体制
ーGIGの制作体制についても教えてください。プロジェクトごとの担当者の選定や役割分担はどのように行っているのでしょうか。
プロジェクトの規模や内容に応じて柔軟に調整し、メンバーのリソースやスキル面を考慮して担当を決めています。全体としてのバランスを鑑みながら、より効果的な制作体制を整えるようにしています。
ーチームの雰囲気やコミュニケーションのスタイルには、どのような特徴がありますか。
チームには多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まり、お互いに経験やスキルをシェアしながら協力する姿勢が根付いていると感じています。たとえば、定期的にUI・UXやユーザーテストなどディレクションや制作に関する勉強会を実施するなど、スキルやナレッジの共有を積極的に行っていますね。このようにメンバーがお互いに学びあい、成長し続ける環境を大切にしています。
社内のコミュニケーションでは、異なる職種のデザイナーやエンジニアと協働するため、それぞれの専門性や意見を尊重しつつ、「お客さまへの提供価値を最大化するために何かできるか?」という問いをもって議論しています。自分の意見や希望もしっかり伝える一方で、相手を尊重し対話を進めることが、いいものづくりへと繋がっていきます。さまざまな専門性が集まるGIGだからこそ作れるものがあると思うんです。制作体制やチームにおいても、そんなGIGの強みを生かせるように設計したいと考えています。
ー最後に、個人とチームのそれぞれの観点で今後の展望や目標をお聞かせください。
個人的には、プロダクトマネージャーに関心があります。プロダクトマネージャーは「総合格闘技」のようなイメージがあるんです。そこに面白さを感じるので、これまでPM・ディレクターとしてさまざまな業界でものづくりをした経験を活かし、新しい役割にもチャレンジしてみたいです。
チームとしては、お客さまの事業に貢献し、プロジェクトをより良くするための取り組みをこれからも進めていきたいです。具体的には業務のテンプレート化やマニュアル整理などを進め、情報やフローを整備することで、根拠に裏付けされた提案力をより一層強化していきます。
お客さまの「想い」に寄り添いながら、これからもいいものづくりに寄与していきたいです。GIGではWebコンサルティングやUI・UXデザイン、システム開発などのDX支援を行っています。もしご興味を持った方がいましたら、いつでもご相談ください。
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