「また一緒に仕事したい」と言われる存在になるために - ディレクター・伊澤 栞|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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「また一緒に仕事したい」と言われる存在になるために - ディレクター・伊澤 栞
2025-12-24 カルチャー

株式会社GIGの社員に、入社前のキャリアから入社後の仕事、これからの未来までを聞いていくメンバーインタビュー。今回は、ディレクターの伊澤 栞さんにお話を伺いました。

伊澤 栞(いざわ しおり):高校卒業後、ディズニーランドキャスト・事務職を経て2020年末にWebディレクターのキャリアをスタート。2024年9月にGIGへジョインし、プロジェクトマネージャーやディレクターとしてサイト制作の企画・設計・進行管理などを担当。現在はPM事業部Unit2でチームのマネージャーを務める。
「スキル」だけではなく「私という人間」を見てくれた
ーまずは、伊澤さんの経歴について教えてください。
高校卒業後、東京ディズニーランドのキャストとして4〜5年ほど働いていました。仕事は本当に楽しくて、今振り返ってもたくさんの思い出があります。
ただ自分の将来や長期的なキャリアを考えたときに、「手に職をつけたい」という思いが強くなり辞めることを決めました。寂しさを抱えつつ退職し、地元に戻って事務の仕事に就いたものの、基本はルーティンワークの連続。いつしか、「もっとクリエイティブな仕事がしたい」という気持ちが芽生えてきたんです。
そういった日々を過ごすなかで、新たに採用の仕事を任せてもらうことになり、その楽しさに気付きました。この経験から転職先を探し始め、採用担当としてオファーをいただいた前職のIT企業に入社しました。
ー転職先では採用業務を中心に担当していたんですか?
私もその形を希望していましたが、実際は採用に加えて、社内で使用するCRMや顧客管理ツールなどのディレクション業務も担当しました。予想外ではありましたが、ディレクターの仕事もおもしろく感じられたんです。
採用もディレクションも、「人と話してプロジェクトを進めていく」という点では共通していました。私一人でディレクションをしていたため、大変なこともありつつ、楽しく感じる部分も多かったです。

ーGIGへの転職を決意された理由は何だったのでしょうか?
前職はディレクターが私だけという環境で、正直とても寂しく感じていました。人生初のディレクション業務を一人で担当していたなか、業務について相談できる人もおらず、心細さを感じていたのも事実です。
そこで、他のディレクターさんと仕事がしたいと思うようになり、Wantedlyで求人情報を見ていたときにGIGを知りました。ただ、前職の会社に対する愛着もあり、すぐに辞める決断はできなかったんです。前の会社もメンバーも好きだったから、その場所を離れるという決断はとても重くて、最後の最後まで悩みました。ただ、違う景色を見てみたい思いもあり、カジュアル面談を受けるうちにGIGで働く人に惹かれていきました。
すぐに転職を決断できる状況ではなかったのですが、そういった事情も快く受け入れてもらえました。内定承諾から入社まで約4ヶ月も待ってもらえたこともすごく助かりました。当時、今以上に特筆できるスキルがあったわけじゃないと思いますが、一人のメンバーとして見て、一緒に働こうと言っていただけたことがすごく嬉しかったです。チャットのやり取りも優しくて印象的でした。いろんな人と会ってみたいとお願いしたところ、すぐに社員の方と話す場を設けてくれたりして、カルチャーや雰囲気も重視する私にとって、GIGは最適な場所だと考えて入社を決めました。
チームメンバーが気持ちよく働ける環境づくり
ーディレクターとしての1日のスケジュールを教えてください。
日々の業務内容はプロジェクトのフェーズによって異なりますが、たとえば午前中はプロジェクトの方針決定や進捗管理のための社内ミーティングに参加します。午後はお客さまのもとへ、直接訪問し要件の深掘りや提案、キックオフを行うこともあります。社外に出る予定がない日は、社内でオンラインミーティングに出席したり、ワイヤーフレームや仕様書などの作成に充てたりしています。
▲伊澤さんのとある1日
ーGIGにはディレクターが数名いますが、前職との違いを感じることはありますか?
「ディレクターあるある」を共有できるのは嬉しいですね。どう対応すればいいか悩んだときも、同じような経験をもつメンバーと話せるだけで、心理的な負担が大きく軽減されます。精神的な支えがあるイメージです。
また、他のディレクターのプロジェクトの進め方を身近で見られることも大きな違いです。前職で感じていた心細さはなく、自信をもって業務に取り組めていると感じます。自分の視野も広がり、学びが多い環境です。
ーディレクターとして案件に携わる際、とくに意識されていることを伺いたいです。
常に「相手がどう思うか」を想像するようにしています。
たとえばお客さまに「この設定をしておいてください」とお願いする際、「そもそもその設定はなんですか?」と疑問をもたれることもあります。Webサイト制作を進めるうえではさまざまな専門用語も出てくるなか、分かりにくいと感じられる場面も少なくありません。
お客さまにとって、サイトを制作する機会はそう多くありません。そのなかで専門用語ばかり飛び交ったり、「何をすればいいのかわからない」状態が続くのは苦しいと思うんです。なので、事前説明に時間をかけたり先回りして補足することを心がけています。そういった過程を踏むことで、プロジェクトもスムーズに進みやすくなりますね。
ーデザイナーやエンジニアなど、他職種の方と関わる中で感じることや注意していることはありますか?
エンジニアやデザイナー、ライターさんたちのことを「魔法使い」みたいだと思っています。
たとえば、「スタイリッシュ」と言葉で言うだけなら誰でもできます。しかし誰もが「スタイリッシュだ」と感じるデザインや言葉、モノへの具現化は、プロの知見やこだわりが実現させていると思います。デザインを見るたびに、実装が完了したと報告を受けるたびに、魔法みたいだなあといつも思うんです。
こうしたメンバーとものづくりをするなかで、私は「仕事がやりやすい」と思ってもらえる環境づくりを意識しています。デザイナーやエンジニアの負担を減らすために、事前に情報収集をしたり、必要な資料を整えたり。ディレクターとして、チーム全体が気持ちよく仕事を進められる配慮を心がけています。

周囲に安心感を与えるディレクターに
ーGIGのディレクターとして働くことで、どういった経験が得られますか?
自身の興味がある分野に関わり、プロジェクトをリードする実践的な経験ができると思います。GIGでは、自分が関心のある業界や業種がある場合は事前に会社へ伝えておくことで、アサイン時に考慮してくれます。
入社当初から、すぐに希望の案件を任されるのは難しいかもしれません。そこでまず大切なのは、今任せてもらっている仕事で成果を出すこと。そうすれば希望するプロジェクトへの道が開け、結果としてその過程自体もキャリアにおける大きな経験になるはずです。
また、一つのWebサイトを協力して制作する機会も得ることができます。もちろん、他の企業でも得られる経験ではあります。ただ、GIGの場合は「いいものをつくり、価値をとどける」というミッションのもと制作に取り組むことが特徴です。だからこそ、ディレクションが単なる納期管理や調整に留まらず、本質的なビジネスの課題解決や成果に貢献できる力を培うことにつながります。このような経験を重ねることで、ディレクターとしても着実に成長していけると思います。
ー最後に、伊澤さんがGIGでこれから成し遂げたい目標や挑戦したいことを教えてください。
GIGにはマネジメント職と専門職の2つのキャリアパスがありますが、私は以前から「みんなでどう進めていくか」を考えるマネジメントの役割に惹かれていました。その希望を汲み取ってもらい、現在は実際にマネージャーを任せてもらっています。今後はさらにチームメンバーそれぞれの強みを引き出し、プロジェクト全体を最適化できる体制を築いていきたいという想いがありますね。
ディレクターとしての目標は、お客さまはもちろんのこと、ともに働くメンバーからも「伊澤さんなら大丈夫」と、安心感を持ってもらえるディレクターになりたいです。そのためには、単に指示を出すディレクターではいけないと思います。チーム全体が気持ちよく、最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を整えられる存在を、まずは目指していきたいです。また、「リピートしてもらえるディレクター」になることも、実現させたい将来像の一つです。お客さまからもメンバーからも、また一緒にお仕事したいと思っていただけるように、今後も頑張っていきたいです。
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