ユーザーの心を動かすWebサイトは、制作前の「コミュニケーション設計」から生まれる|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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ユーザーの心を動かすWebサイトは、制作前の「コミュニケーション設計」から生まれる
2026-07-16 カルチャー

「いざWebサイトを作ろうと思っても、何から手をつければいいのかわからない」
初めてのWebサイト制作やリニューアルを控えた時、デザインや機能に目が向きがちですが、本当に「良いサイト」を生む鍵は、じつはその手前の段階にあります。
GIGが大切にしているのは、Webサイト制作の土台を作る「コミュニケーション設計」というプロセス。今回はプランナーの渡辺さんと江藤さんに、コミュニケーション設計の役割、メリット、実際の事例についてお話を伺いました。
▲(左から)プランナー・江藤さん、渡辺さん
渡辺 瑠花(わたなべ るか):ブランディング専攻の大学院を修了後、2017年に都内IT企業にデザイナー職として新卒入社。Web制作とマーケティング施策に関するデザインを経験し、フリーランスを経てGIGへ入社。現在はPMポジションのファンクションマネージャー/プランナーとしてWebサイト制作の統括・提案を行う。
江藤 智大(えとう ともひろ):Webの専門学校を卒業後、都内のIT企業へディレクターとして入社、運用保守業務を経験し、GIGに入社。現在はPMポジションのシニア/プランナーとしてWebサイト制作の統括・提案を行う。
Webサイト制作における「コミュニケーション設計」とは
ーはじめに、Webサイト制作における「コミュニケーション設計」とは何か教えてください。
渡辺:
コミュニケーション設計とは、「誰に、何を、どう伝えるか」を定義し、ユーザーとWebサイトの最適なコミュニケーションの道筋を描き出す工程のことです。
そもそもWebサイトの本来の目的は、単に情報を載せておくことではなく、企業とユーザーとの間に良好なコミュニケーションを生み出すことにあります。そして、Webサイトにおけるコミュニケーションとは、企業からユーザーへ情報が一方的に伝わるものではなく、双方のあいだに生まれる関係性そのものです。
その関係性をどのように設計していくかを考えるのが、コミュニケーション設計です。私たちはヒアリングや情報整理を行いながら、サイトの土台となる方針をつくっていきます。
江藤:
コミュニケーション設計を、プレゼント選びにたとえてみるとイメージしやすいかもしれません。
たとえば、相手の好みを理解せずにプレゼントを選んだときを想像してください。もらった側は嬉しいかもしれませんが、相手の心を動かす贈り物とは言い難いですよね。一方で、「誰に、何を、どう贈るか」をじっくり考えて選ばれたプレゼントは、もらった側に「自分のために選んでくれたんだ」という喜びを与えます。
Webサイトも同じです。ターゲットが曖昧なまま作られたWebサイトは、誰の心にも響かないサイトになってしまいます。しかし、「誰に、何を、どう伝えるか」を突き詰めて作られたWebサイトは、閲覧するユーザーに強い納得感をもたらします。コミュニケーション設計とは、その納得感の土台を作る工程なのです。

コミュニケーション設計の意義
ーコミュニケーション設計を行うことで、どのような効果がありますか。
渡辺:
最も重要なのは、Webサイトの方向性が明確になることで、出来上がるWebサイトに対する「納得感」が生まれることです。
私たちは、お客さまの事業の根幹に関わる質問を重ね、お客さまの強みを客観的に引き出すことで、「誰に、何を、どう伝えるか」をお客さまと一緒に明確にしていきます。「ビジネスが成功している理由や優位性」「サイトを通じて訴求したい点」「ターゲットユーザーが抱える悩み」に関する質問を重ねていくことで、お客さま自身も気づいていなかった自社の魅力が浮かび上がります。
このプロセスを経るからこそ、「誰に、何を、どう伝えるか」というブレない方針が決まります。この方針がしっかりと決まっているからこそ、その後に提案されるデザインやコンテンツに対して、お客さま自身が「だからこの表現なんだ」と、理由と根拠を持って納得できるようになるのです。
江藤:
実際、「このようなWebサイトにしたい」という漠然としたイメージを持っていらっしゃっても、「誰に、何を、どう伝えるか」が明確になっていないお客さまは多くいらっしゃいます。
しかし、ここの方針が曖昧なままデザインや制作を進めてしまうと、途中で「本当にこれでいいのだろうか」と迷いが生じてしまいます。その結果、制作が進行した段階でデザインを見直すことになり、コミュニケーション設計まで戻るというケースもあるんです。
だからこそ、最初にWebサイトの方針を明確にすることが重要です。その方針をお客さまも私たち制作チームも共通認識として持っているからこそ、納得感を持ってプロジェクトを進めることができます。
渡辺:
コミュニケーション設計によってWebサイトの方針が定まることで、プロジェクトメンバーや意思決定者間での意思統一を図りやすくなります。関係者全員が同じゴールを見据え、納得してプロジェクトを進めるための場として、コミュニケーション設計を活用していただくケースも多くなっています。
ー方向性が固まることで、関係者全員が同じゴールに向かえるんですね。それ以外にも、お客さま側で生まれる効果はありますか?
江藤:
また、コミュニケーション設計は、社内ブランディングへの波及効果も生み出します。
コミュニケーション設計のプロセスでは、会社の強みを言語化し、見せ方を定めていきます。すると、完成したWebサイトを見た社員の方が「私たちの会社って、こんな魅力を持っているんだ」と自社を再認識するきっかけになることもあります。
その結果として、採用活動での言葉選びが変わったり、広報チームや人事の発信の見せ方が変わったりと、組織全体の発信に統一感が生まれていきます。Webサイト制作をきっかけに、社内全体に良い影響が広がっていく。それも、私たちがコミュニケーション設計を通じて届けられる価値の一つだと考えています。

コミュニケーション設計のプロセス
ーコミュニケーション設計は、どのような手順で進んでいくのでしょうか。
渡辺:
コミュニケーション設計は、約4週間のスケジュールで進行します。
1週目は初回ヒアリングからスタートします。事業内容や企業文化について「あなたたちは誰なのか」という根本の部分を伺い、お客さまの課題と、目指すべきWebサイトの方向性を整理していきます。
続く2週目は、お客さまへの追加ヒアリングや、社内のメンバーを集めたワークショップを実施するフェーズです。ターゲットとなるユーザー像をより明確にするためのヒアリングや、自社ならではの強みを見つめ直し、言語化するためのワークショップを実施します。Webサイトの方向性を定めるために必要となる詳細な情報を引き出すとともに、お客さま内の共通認識を醸成します。
3週目には、GIGから具体的な見せ方のご提案を行います。この提案資料を作る過程で深掘りすべき点が見つかれば、さらに踏み込んだヒアリングを行うこともあります。
そして4週目に内容を最終化し、Webサイト制作へとつなげていきます。
ーなるほど。4週間の中で、お客さまに合わせた進め方をされているんですね。
渡辺:
ただし、進め方に決まった型はありません。お客さまの課題感やターゲットユーザーに合わせて、最適な手法を柔軟に組み合わせていきます。
たとえば、Webサイト上のユーザー導線が複雑な場合はユーザーマップを作成し、ユーザーがどのように行動するかを可視化します。競合他社との差別化が曖昧なケースでは、事業整理やビジネスの健全性も含めて、どう見せれば強みが伝わるかを設計していきます。
▲出典:なぜWebサイト制作は「コミュニケーション設計」が重要なのか? GIGが提供するコミュニケーション設計とは
コミュニケーション設計の具体事例
複雑な事業構造を、再整理して伝わる形に
ー実際に多角的な事業展開のお客さまを担当された事例について、詳しく聞かせてください。
渡辺:
あるIT企業のプロジェクトでは、多角的に事業を展開されているがゆえに、外部への見せ方に課題を感じていらっしゃいました。
そこで私たちは、社長や各事業の社員の皆さまにじっくりとお話を伺い、事業の全体像を深く理解することから始めました。そうしてヒアリングを重ね、お客さまと議論するなかで、「お客さまと伴走できる共創組織である」という独自性が言語化され、見せ方が固まっていきました。この方針に基づいて、事業の見せ方についても整理し直しました。もともとは複雑な区切り方をされていたものを、その見せ方に合わせて3つの軸に再構成するご提案をしました。
このようにWebサイト制作に入る前に伝えるべきことの優先順位が明確になったことで、Webサイトの構成にも迷いがなくなりました。結果として、情報を網羅するだけのWebサイトではなく、初見のユーザーにもその企業ならではの強みや特徴が伝わる形にすることができたと思っています。
お客さまからは「本質的な問いかけのおかげで、自分たちでも整理ができた」「どのような会社なのかを再認識できた」というお声をいただきました。

業界の競合他社に埋もれない、自社だけの強みを言語化
ー他社と差別化しづらいご相談の場合、どのようにコミュニケーション設計を進めていくのでしょうか。
江藤:
ある業界の2社が統合し、新たにグループ会社が立ち上がるタイミングで、Webサイトの新規制作をご相談いただいたケースがあります。このお客さまは、「自社の強みをどう見せて他社と差別化するか」という点に課題を感じておられました。
そこで私たちはヒアリングを重ね、「この企業だからこそできること」を深掘りしていきました。すると、統合前の2社が持っていた「未経験者教育」と「即戦力採用」という異なる強みが合わさることで、人材不足を解決する新たな強みとなることに気づいたのです。
そこで、2社の強みが繋がって生まれる「独自の価値」を言語化。ただ言葉を並べるだけではユーザーの心に届かないため、言葉の背景にある「企業の思い」と、それを証明する「具体的なサービス内容や実績」をセットにし、納得感の得られる論理的なページ構成に落とし込んでいきました。
結果として、上辺だけの言葉ではない、その企業の本当の姿が伝わるWebサイト構成をご提案することができました。

納得のいくWebサイト制作は、コミュニケーション設計から
ー最後に、これからサイト制作を検討されている方へメッセージをお願いします。
江藤:
Webサイトは作って終わりではありません。完成したWebサイトを通じて発信するメッセージによってユーザーの心を動かし、ユーザーとの間にコミュニケーションを生み出していくことが真のゴールです。そのため、Webサイト制作において「誰に、何を、どう伝えるか」を明確にすることはとても重要だと感じています。
私自身も単に納品して完了するのではなく、お客さまが納得し、その先のビジネスに貢献できるようなご支援をしていきたいです。
渡辺:
たとえば、「採用担当者として採用サイトを作らなければいけないけれど、どんなWebサイトにすればいいか分からない。」「自社のことをWebサイトでどう紹介すればいいか分からない。」そのような悩みを抱えている方にこそ、コミュニケーション設計が力を発揮します。
GIGの強みは、多業種・多業界のWebサイト制作で培ってきた経験をもとに、お客さまにとって最適なWebサイトの方針を一緒に整理し、設計できることです。具体的なプランが決まっていなくても構いません。まずはお気軽にお声がけください。
株式会社GIGは、コーポレートサイト・採用サイト・ステークホルダー向けサイトのリニューアルや、企業理解を踏まえた情報設計、サイトリリース後の運用伴走支援がそろったデジタルコミュニケーション企業です。
・制作実績1,500社以上
・サービス利用継続率98%以上
・「Web制作会社」Google検索 1位獲得率55.8%
・AWS公式Technology Partner認定
・ASPICクラウドアワード先進技術賞受賞
ブランド表現と更新しやすさを両立したサイト設計と、公開後も改善し続ける伴走支援が強みです。
株式会社GIGは、お客様と丁寧で密なコミュニケーションを重ねてきたと自負しております。「まず話だけでも」という段階でも、ぜひお問合せ(https://giginc.co.jp/contact)ください。専任の担当者が、お客様の状況にあわせた最適な提案をいたします。
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