コンセプト設計の成功事例8選からわかるマーケティング戦略のポイントを解説|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

コンセプト設計の成功事例8選からわかるマーケティング戦略のポイントを解説

2023-05-02 制作・開発

コンセプト設計とは、商品やサービスの価値やターゲットを明確にし、競合との差別化やブランディングにつなげるための考え方や構想で、マーケティング戦略の中でも重要な要素の1つです。

しかし、コンセプト設計を行う際は、どのようにコンセプトを作るか、どのようにコンセプトを伝えるか、どのようにコンセプトを実現するかということについて、知っておくべきポイントがあります。

また、コンセプト設計の成功事例を参考にすることも、コンセプト設計のスキルを向上させるためには欠かせません。

そこで今回は、コンセプト設計の成功事例8選からわかるマーケティング戦略のポイントを徹底解説します。これからコンセプト設計を行う方は、ぜひ参考にしてください。

コンセプト設計とは?成功の概念も解説


コンセプト設計とは、商品やサービス、企業やブランドなどに対して、一貫した構想や考え方を作り上げることです。

コンセプト設計をすることで、ターゲットに刺さる価値やメリットを明確にし、競合との差別化やブランディングにつなげることができます。

コンセプト設計の成功概念

コンセプト設計の成功の概念としては、以下のようなものがあります。

  • ユーザーのニーズや課題を解決できること

  • ユーザーの感情や記憶に残ること

  • シンプルでわかりやすいこと

  • 独自性やオリジナリティがあること

  • 事業や市場の動向に合わせて柔軟に変化できること

このような成功を実現するためには、コンセプト設計をする際に、ユーザー目線で考えることや、目的やターゲットを明確にすることが重要です。

また、コンセプトのもととなるアイデア出しには「単純性」「意外性」「具体性」「信頼性」「感情性」「物語性」という6原則を利用すると効果的です。

コンセプト設計のアイデア出しに効果的な6原則と事例

上記のように、コンセプトのもととなるアイデア出しには「単純性」「意外性」「具体性」「信頼性」「感情性」「物語性」という6原則を利用するのが効果的です。

以下では、この6原則について解説します。

1.単純性(simple)

コンセプトはシンプルであるほど、ユーザーに理解しやすく、響きやすくなります。ひと言で伝わるくらい単純なものが理想的です。

例えば、Appleの「Think Different」やNikeの「Just Do It」は、単純でありながら強いメッセージを伝えるコンセプトです。

2.意外性(unexpected)

コンセプトは意外であるほど、ユーザーの興味や好奇心を惹きつけます。予想外のことや驚きのことを取り入れると、注目を集めやすくなります。

例えば、ユニクロの「UTme!」は、自分のデザインしたTシャツをその場で作れるという意外性のあるサービスです。

3.具体性(concrete)

コンセプトは具体的であるほど、ユーザーにイメージしやすく、理解しやすくなります。抽象的な言葉や概念ではなく、具体的な事例や数字、物語などを用いると、コンセプトが伝わりやすくなります。

例えば、IKEAの「人生のシーンに合わせた家具の提案」は、具体的なライフスタイルやニーズに応えるコンセプトです。

4.信頼性(credible)

コンセプトは信頼できるほど、ユーザーに支持されやすくなります。信頼性を高めるためには、専門性や権威性、統計や証拠などを示すと効果的です。

例えば、ホテルチェーンの「トリップアドバイザーで最高評価のホテル」は、信頼できる口コミサイトの評価を用いて、コンセプトの信頼性を高めています。

5.感情性(emotional)

コンセプトは感情に訴えるほど、ユーザーの記憶に残りやすくなります。感情性を高めるためには、ユーザーの欲求や価値観、夢や憧れなどに触れると効果的です。

例えば、スターバックスの「第三の居場所」は、ユーザーの居心地の良さやコミュニティ感を高めるコンセプトです。

6.物語性(story)

コンセプトは物語にするほど、ユーザーの心に響かせやすくなります。物語性を高めるためには、登場人物や背景、展開、結末などを設定すると効果的です。

例えば、ベネッセの「進研ゼミ」は、子どもたちの成長や学習の物語を描くコンセプトです。

コンセプト設計の成功事例8選とマーケティング戦略のポイント


次に、コンセプト設計の成功事例8選と、それぞれのマーケティング戦略のポイントについて解説します。ここでは、以下の8つの企業やブランドをもとにして紹介します。

  1. ポジウィルキャリアの「働く人のキャリアを支援する」

  2. BLVCK PARISの「ブラックカラーのみで構成されたライフスタイルブランド」

  3. キャンつくの「自分だけのオリジナル缶バッジを作れるサービス」

  4. Appleの「Think Different」

  5. Nikeの「Just Do It」

  6. ユニクロの「LifeWear」

  7. スターバックスの「第三の場所」

  8. IKEAの「よりよい日常生活を提供する」

それぞれ解説します。

1.ポジウィルキャリアの「働く人のキャリアを支援する」

ポジウィルキャリアは「価格を上げてでも相談できる回数やサポート内容を手厚くした方がお客様の変化に伴走できる」という思いのもと、キャリアコーチングサービスを提供しています。

そのコンセプトは「働く人のキャリアを支援する」というもので、自分にとってベストなキャリアを歩める社会の実現を目指しています。

ポジウィルキャリアのマーケティング戦略のポイントは、無料のキャリア診断や体験セッションを通じて、お客様のニーズや課題を把握し、信頼関係を築くことです。また、口コミやSNSでの情報発信も効果的に行っています。

2.BLVCK PARISの「ブラックカラーのみで構成されたライフスタイルブランド」

BLVCK PARISは、オールブラックのアパレルやアクセサリー、ファッション小物を提供する高級ライフスタイルブランドです。

そのコンセプトは「ブラックカラーのみで構成されたライフスタイルブランド」というもので、シンプルでスタイリッシュなデザインと高い品質にこだわっています。

BLVCK PARISのマーケティング戦略のポイントは、SNSでのビジュアルコンテンツの発信や、インフルエンサーやセレブとのコラボレーションによるブランドイメージの向上です。また、オンラインストアやポップアップストアでの販売も行っています。

3.キャンつくの「自分だけのオリジナル缶バッジを作れるサービス」

キャンつくは、自分だけのオリジナル缶バッジを作れるサービスです。

そのコンセプトは「自分の好きなものを缶バッジにして楽しもう」というもので、写真やイラスト、文字などを自由にデザインできます。

キャンつくのマーケティング戦略のポイントは、SNSキャンペーンツールとしての機能や、様々なシーンに合わせたテンプレートの提供です。また、低価格で高品質な缶バッジを短納期で届けることも魅力です。

4.Appleの「Think Different」

Appleは、コンピューターやスマートフォン、タブレットなどのデバイスやソフトウェアを開発・販売する世界的な企業です。

そのコンセプトは「Think Different」というもので、革新的で先進的な製品やサービスを提供しています。

Appleのマーケティング戦略のポイントは、デザイン性と機能性に優れた製品の開発や、ブランドロイヤルティの高いファン層の形成です。また、Apple Storeやオンラインストアでの販売や、イベントやCMでの情報発信も効果的に行っています。

5.Nikeの「Just Do It」

Nikeは、スポーツウェアメーカーとして、高品質で革新的な商品を提供しています。しかし、それだけではなく、スポーツを通じて人々の心と身体を高めるというメッセージを伝えています。

その象徴が「Just Do It」というスローガンです。このスローガンは、どんな困難にも立ち向かうという強い意志や行動力を表現しており、多くの人に感銘を与えています。また、世界的に活躍するトップアスリートとの契約やコラボレーションも、ブランドの信頼性や魅力を高めています。

Nikeのマーケティング戦略のポイントは、商品の機能性や品質だけでなく、感情や価値観に訴えることです。また、ターゲット市場のニーズやトレンドに応じて、新しい商品やサービスを開発し、常にイノベーションを追求することを目標としています。

6.ユニクロの「LifeWear」

ユニクロは、ファーストリテイリングの主力ブランドとして、高品質で低価格なカジュアルウェアを販売しています。

そのコンセプトは「LifeWear」と呼ばれ、誰もが快適に着られるシンプルで機能的な衣服を提供するというものです。

ユニクロは、自社で商品の企画開発から製造、販売までを一気通貫して行うことで、コストリーダーシップ戦略を実現しています。また、多種多様なアイテムを取り扱い、年齢や性別、国や地域を問わない幅広いターゲット層に対応しています。

ユニクロのマーケティング戦略のポイントは、競合他社との差別化と、海外に向けたオンライン戦略です。

ユニクロは、デザイン性や流行に左右されない商品開発を行い、顧客の本質的なニーズに応えることで、差別化を図っています。また、海外では、有名なファッションデザイナーやスポーツ選手とのコラボレーションや、各国のユーザーニーズに合わせたSNSやWebの活用などで、ブランドの認知度や価値を高めているのも特徴です。

7.スターバックスの「第三の場所」

スターバックスは、世界最大のコーヒーチェーン店として、上質なコーヒーを提供しています。しかし、それだけではなく、顧客に提供する体験と感情に重点を置いたマーケティング戦略を展開しています。

その核となる概念が「第三の場所」と呼ばれるもので、自宅や職場とは違った、自分らしく過ごせる寛ぎの空間を提供するというものです。

スターバックスは、店内のインテリアや音楽、スタッフの接客など、すべての要素を通じて、顧客に対して一貫したブランドメッセージを発信しています。

スターバックスのマーケティング戦略のポイントは、価格競争に巻き込まれないことと、海外展開におけるローカライゼーションです。

スターバックスは、コーヒーの品質やサービスのレベルを保ちながら、付加価値の高い商品を提供することで、価格に敏感な顧客ではなく、ブランドに忠誠心を持つ顧客を獲得しています。また、海外では、各国の文化や習慣に合わせて、メニューや店舗のデザインを変えるなど、ローカライゼーションに力を入れています。

8.IKEAの「よりよい日常生活を提供する」

IKEAは、スウェーデン発祥の家具・雑貨の大手小売店です。

そのコンセプトは「よりよい日常生活を提供する」というもので、シンプルで機能的、かつ低価格な商品を提供することで、顧客の暮らしを豊かにするというものです。

IKEAは、自社で商品のデザインから製造、物流、販売までを行うことで、コスト削減と品質管理を行っています。また、顧客に自らが家具を選び、組み立てるというセルフサービスを採用することで、参加感や所有感を高めています。

IKEAのマーケティング戦略のポイントは、顧客のニーズやライフスタイルに合わせた商品開発と、体験型の店舗展開です。

IKEAは、各国の市場調査をもとに、顧客の好みやニーズに応える商品を開発しているのが特徴です。例えば、日本ではコンパクトで収納力の高い家具や、和風のデザインの商品などを取り扱っています。また、IKEAは、店舗内にモデルルームを作成し、家具を置いた部屋をイメージしやすくしている点も注目です。さらに、レストランやキッズスペースなどを設けることで、家族で楽しめる空間を提供しています。

コンセプト設計を行う際の手順5つとコツ


上記のように、コンセプト設計とは、商品やサービスのベースとなる考え方や構想を作っていくことです。

コンセプト設計を行う際には、以下の5つの手順を踏むのがおすすめです。

  1. ターゲットを明確にする

  2. ユーザーの課題やニーズを解決する

  3. 競合との差別化を図る

  4. コンセプトをストーリーやビジュアルで表現する

  5. コンセプトを検証し改善する

それぞれ解説します。

1.ターゲットを明確にする 

コンセプト設計の最初のステップは、誰に向けて何を提供するのかを明確にすることです。ターゲットとは、商品やサービスの最終的な利用者や購入者のことです。ターゲットを決めることで、その人たちの特徴や嗜好、ライフスタイルなどを分析できます。

このように、ターゲットを明確にすることで、より具体的なコンセプト設計が可能となります。

2.ユーザーの課題やニーズを解決する 

ターゲットを決めたら、次にその人たちが抱える課題やニーズを探すことです。

課題とは、ターゲットが解決したい問題や悩みのことを指します。一方、ニーズとは、ターゲットが満たしたい欲求や期待のことです。課題やニーズを探す方法としては、市場調査やインタビュー、アンケートなどがあります。

課題やニーズを探すことで、より価値の高いコンセプト設計が可能となります。

3.競合との差別化を図る 

ターゲットの課題やニーズを探したら、次にその人たちが既に利用している商品やサービスを調べることです。これらは、自分の商品やサービスの競合となるものです。

競合とは、同じ市場で同じターゲットに対して同じ課題やニーズを解決しようとする商品やサービスのことです。競合を調べることで、自分の商品やサービスがどこに位置づけられるのか、どのように差別化できるのかを考えることができます。

競合との差別化を図ることで、より魅力的なコンセプト設計が可能となります。

4.コンセプトをストーリーやビジュアルで表現する 

競合との差別化を図ったら、次にそのコンセプトをストーリーやビジュアルで表現することです。

ストーリーとは、商品やサービスがターゲットにどのような価値を提供するのか、どのような体験をさせるのかを物語形式で伝えることをさします。一方、ビジュアルとは、商品やサービスの外観や機能、特徴などを画像や動画などで見せることです。

ストーリーやビジュアルで表現することで、ユーザーがよりイメージしやすいコンセプト設計が可能となります。

5.コンセプトを検証し改善する 

ストーリーやビジュアルで表現したら、最後にそのコンセプトを検証し改善することです。

検証とは、コンセプトがターゲットに受け入れられるか、実現可能か、競争力があるかなどを確かめることです。

検証の方法としては、プロトタイプやモックアップを作ってターゲットにフィードバックをもらう、市場調査や分析を行うなどがあります。

検証を行うことで、コンセプトの強みや弱み、改善点や課題を見つけることができます。

検証した結果をもとに、コンセプトをブラッシュアップすることで、より完成度の高い商品やサービスを作ることができるでしょう。

コンセプト設計の成功事例のまとめ

上記のように、コンセプト設計の成功事例を参考にすることで、より具体的なコンセプト設計の仕方をイメージできます。

ただし、コンセプト設計には、ターゲットの明確化や競合との差別化、検証と改善といった難しい工程があるため、専門的なノウハウが必要です。

そこで、もしコンセプト設計にお悩みの方は、株式会社GIGにお気軽にご相談ください。貴社に最適なソリューションを提供いたします。

株式会社GIGは、ナショナルクライアントからスタートアップまで、Webコンサルティング、UI/UXデザイン、システム開発など、DX支援をおこなうデジタルコンサルティング企業です。

また、45,000人以上が登録するフリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』や、7,000人以上が登録するデザイナー特化エージェントサービス『クロスデザイナー』、リード獲得に必要な機能を備えたCMS『LeadGrid』、UXコンサルティングサービス『UX Design Lab』などを展開しています。

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