Meta社が推奨するStapeを活用!Facebook CAPI導入ガイド|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

Meta社が推奨するStapeを活用!Facebook CAPI導入ガイド

2024-08-29 制作・開発

こんにちは、GIGの千葉です。マーケティングチームに所属し、クライアント様のマーケティング戦略の策定から戦術実行、広告運用、 リード獲得支援まで幅広く担当しています。

近年、多くの企業がFacebook広告を活用し、新規顧客の獲得や売上向上を目指しています。しかし、Facebook広告の効果を最大限に引き出すためには、正確な効果測定が欠かせません。

従来のトラッキング方法では、正確なコンバージョン数やROAS(広告費用対効果)を把握することが難しく、

・広告予算の最適化
・ターゲティングの精度向上
・効果的な広告クリエイティブの制作

といった課題に直面している企業も多いのではないでしょうか?そこで注目されているのが、Facebook CAPI(Conversions API)を活用した、より精度の高い効果測定です。

一方でコンバージョンAPIの導入は従来、技術力が必要でハードルの高さが懸念としてありました。しかし、「Stape」を活用することで、ほんの数分で実装完了することが可能になります。この記事ではFacebook広告のCAPI導入について、Stapeを活用して簡単に実現できる導入方法について解説します。

FacebookのCAPIとは何か?

従来のトラッキングの課題

従来のFacebook広告のトラッキングでは、ウェブサイト上でのユーザー行動をCookieを用いて追跡していました。しかし、近年ではプライバシー保護の観点からCookie規制が強化されており、正確なデータ計測が困難になっています。

Facebook CAPI(Conversions API)は、このような課題を解決する新しいデータ送信方法です。サーバーとFacebookのシステム間で直接データ連携を行うことで、Cookieに依存しない正確なコンバージョン計測を実現します。

※サードパーティCookieは、規制が強まる傾向でしたが、2024年7月にGoogle社からサードパーティCookie廃止撤回の旨が発表されました。規制強化の行方は話が二転三転しているため、引き続き注意深く動向を見守る必要があります。

項目説明
従来のトラッキング方法Cookieベース
CAPIサーバー間でのデータ連携

とくにiOS14.5以降、Apple社によるプライバシー規制が強化されたことで、Cookieを用いた従来のトラッキング方法では正確な効果測定が難しくなっています。CAPIは、このような状況下でも精度の高いデータ計測を可能にする重要な技術です。

Stapeとは?

CAPI導入を容易にするStapeの特徴

Stapeは、Facebook CAPIの導入・運用をスムーズに行えるツールです。専門知識がなくても、タグ設定などを簡単に設定できる点が大きな特徴です。

従来、Facebook CAPIの導入には専門知識や複雑な設定が必要とされてきました。Stapeを利用することで、そうした導入・運用における障壁をなくし、誰でも簡単にFacebook CAPIを活用できるようになります。

Stapeが選ばれる理由として、以下2点があります。

・ノーコードで簡単にFacebook CAPIを導入できる
・他の導入方法よりも手軽で安価に導入できる

Stapeの料金プラン

Facebook CAPIを導入する場合、StapeのMeta CAPI gatewayを活用します。

料金プランは表の通りです。


従量課金プラン無制限プラン
料金10ドル / 1ピクセルごと100ドル

それぞれのプランに7日間の無料トライアル期間が設けられています。また、無制限プランは月最大100ピクセルまでの制限があるので、注意が必要です。

計測するピクセルが10を超えない場合は、従量課金プランをおすすめします。

Stape × Facebook CAPI導入手順

Stapeを活用したFacebook CAPIの導入は、専門知識がなくても簡単に完了します。具体的な手順は以下の通りです。

手順内容
ステップ1:アカウント作成まずはStapeのWebサイトからアカウントを作成します。
ステップ2:プラン選択ニーズに合わせたプランを選択します。
ステップ3:Meta Conversions API Gatewayへの登録Stapeの管理画面から、Meta Conversions API Gatewayへの登録を簡単に行えます。
ステップ4:Metaピクセルの接続Stapeの管理画面上で、Facebook広告アカウントとMetaピクセルを接続します。
ステップ5:テストの実施実際にコンバージョンが計測できるかテストを行い、問題なく設定されていることを確認します。

ステップ1:アカウント作成

こちらのURLにアクセスし、アカウント作成を行います。

登録したメールアドレスに届く招待メールを開き、パスワードをセットアップしたらアカウントの作成が完了します。

ステップ2:プランを選択する

用途・目的に応じてプランを選択します。

選択したのち、クレジットカードの登録画面が表示されます。入力完了次第、アカウントへの登録メールが届きます。

ステップ3:Meta Conversions API Gatewayへの登録

クレジットカード登録後、登録したメールアドレスに招待メールが届きます。

リンクをクリックして登録を完了してください。

ステップ4:Metaピクセルの接続

ピクセルの接続はボタンひとつで完了します。管理画面の「Add data source」というボタンをクリックし、Facebookアカウントを認証し、使用するビジネスマネージャーとピクセルを接続します。

引用:stape公式サイト

このとき、Automatic advanced matching(自動詳細マッチング)を有効にします。

引用:stape公式サイト

これで、CAPIの設定は完了します。

Stape × Facebook CAPI導入による効果測定と活用

StapeとFacebook CAPIを組み合わせることで、従来よりも正確な効果測定が可能となり、データに基づいた広告運用ができます。

効果測定項目詳細
正確なコンバージョン計測CAPIはサーバー間の通信のため、ブラウザ側の影響を受けずにコンバージョンを計測できます。これにより、iOS14.5以降のプライバシー規制の影響を受けにくく、正確な広告効果を把握できます。
広告費用対効果(ROAS)の改善ニーズに合わせたプランを選択します。
ターゲティング精度の向上質の高いデータが得られることで、Facebookの機械学習の精度が向上し、より精度の高いターゲティングを実現できます。

これらの効果測定結果を活かすことで、より効果的な広告運用を実施し、ビジネスの成長に貢献します。

まとめ

本記事では、Facebook広告のCAPI導入について、Stapeを活用して簡単に実現できる導入方法を解説しました。

Stapeを活用したFacebook CAPI導入は、従来のトラッキング方法の課題を克服し、iOS14.5以降のプライバシー規制に対応しながら広告効果を最大化するための、強力なソリューションと言えます。

この記事を参考に、Stapeを活用して効率的にFacebook広告のCAPI導入を進め、広告運用の成果を最大化してください。

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千葉 崚平

新卒で広告代理店に入社し、企画営業・マーケ職として2年半従事。その後フリーランスのマーケターとして独立。2022年7月、国内SaaS企業にマーケティング担当として入社。ウェビナーやカンファレンスイベントの企画業務、コンテンツ制作、WEB広告運用などマーケターとして幅広い業務を担当。2023年10月、GIGにジョイン。