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アンケート管理システムとは?導入のメリットや構築ポイントについて紹介
2021-01-22 制作・開発
従来の紙でアンケートを実施するよりも、集計や分析が便利な「アンケート管理システム」を導入する企業が増えてきています。アンケート管理システムを導入することで、アンケートに関する業務効率化が可能です。
今回は、アンケート管理システムのメリットや構築ポイントなどを詳しく紹介します。アンケート管理システム導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
アンケート管理システムとは?
アンケート管理システムとは、アンケートの作成・管理を行うシステムのことです。代表的な機能としては、以下が挙げられます。
- アンケート作成
- アンケート配信
- アンケートの回収・集計
- 調査票テンプレートの作成
- 調査データの共有
アンケート管理システムを使うことで、従来のアンケートでは膨大な時間がかかっていた作業を、ワンストップで簡単に完結できます。ITの専門知識がなくても、アンケートの作成・管理・資料化が可能です。
アンケート管理システムの特徴
アンケート管理システムの特徴を理解することで、自社で行っているアンケートに関わる業務の改善が期待できるでしょう。
よくあるアンケート管理システムの特徴としては、以下のような内容が挙げられます。
特徴1. 短時間で情報収集
アンケート管理システムを利用すると、Web上でアンケートを配布・収集できるので、短時間でより簡単にユーザーからの声を集められます。
またアンケートに対して、依頼メールやフォローメールも送信可能です。作業の効率化が図れるため、人件費削減にも効果があるでしょう。
特徴2. 正確な情報収集
Webアンケートでは、個別に回答してデータをまとめる手間があります。一方、アンケート管理システムでは、回答データを自動的に分析して共有できるため、効率よくまとめることが可能です。
またアンケートの回答項目には、予期せぬ情報が書き込まれないよう自動制御する機能が必要です。この機能を導入することで、アンケート制作者が意図しない情報が入り込むことを防げます。
特徴3. 安全な情報管理
アンケート管理システムには、本人認証のID・パスワード設定はもちろん、SSLによる通信の暗号化やIPアドレスによる識別機能などが搭載されています。セキュリティに関しては細かい権限設定ができるので、より安全な情報管理が可能です。
アンケート管理システムのメリット・デメリット
アンケート管理システムの導入には、メリットが多く挙げられますが、もちろんデメリットもあるので注意が必要です。
自社の業務やアンケートに関わる作業などを考慮した上で、メリット・デメリット比較しましょう。
メリット
アンケート管理システム導入のメリットについては、主に下記3つが挙げられます。
- 作業効率化
自動でアンケート回答データをまめることができたり、Web上でアンケート作成やメールで直接アンケートの送信ができたりします。 - マーケティング調査に役立つ
アンケート回答がそのまま電子データとして蓄積されていくため、効率的に集計や分析を行うことが可能です。 - コスト削減
すべてのアンケートがWeb上で完結するので、紙の印刷や郵送、回収などの手間とコストの削減が期待できるでしょう。
デメリット
アンケート管理システムのデメリットとしては、主に下記3つが挙げられます。
- 初期費用がかかる
従来のアンケートと比べて、システム構築や開発する費用が多く発生します。ただし、長期的にみると費用を抑えることが可能です。 - 回答者に偏りがある
Web上でアンケートを実施するので、必然的に回答者はネットユーザーになってしまいます。高齢者やネットリテラシーのないユーザーからの回答を得ることは難しいでしょう。 - サービスによって使い勝手が異なる
Webアンケート作成・配信・回収・収集の基本機能は、共通して利用できます。ただし、下記のスペックはアンケート管理システムによって異なる場合があるので注意しましょう。
・デザインのカスタム
・レスポンシブ対応
・リアルタイム集計
・メール配信
・アンケート配信設定
・画面の分岐機能
・外部システム連携
アンケート管理システム導入の目的を踏まえて、スペックの取捨選択が必要です。
アンケート管理システムの構築ポイント
アンケート管理システムは適切に構築しないと、使い勝手が悪く、うまく活用できない可能性があります。そのため、あらかじめ構築ポイントを理解しておくことが重要です。
クライアントによって必要な構築ポイントは多少異なりますが、以下に紹介する構築ポイントは必要になることがほとんどなので、事前におさえておきましょう。
ポイント1. 使いたい機能の有無
アンケートを行う際に、使用したい機能が何であるかを確認しましょう。たとえば以下のような機能です。
- 画像が挿入できる
- 1回のアンケートでの質問数の設定
- 選択質問の回答数制限
- 回答内容の分岐設定
使用したい機能を適切に設定することで、一度のアンケートで多くの情報収集ができます。またアンケート回答内容の分岐設定を行うことで、顕在顧客と潜在顧客別にアンケート結果を収集できるでしょう。
ポイント2. 対応している端末
パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットにも対応可能なアンケートにするのが重要なポイントです。
近年はとくにスマートフォンやタブレットの利用率が高くなっており、パソコンのみに対応しているアンケートだと回答率が落ちる可能性があります。できるだけ多くの端末で回答できるようにしましょう。
ポイント3. 予算
アンケート管理システムを構築する際に、アンケート調査にどこまでの費用をかけられるのか予算を確認することをおすすめします。
アンケート調査を重要視していない企業であれば、先ほど紹介した機能を必要最低限にして費用を抑えましょう。
アンケート管理システム開発のご相談はGIGまで
アンケート管理システムを導入することによって、自動でアンケート回答データをまとめられるため、作業が効率化され、コスト削減にもつながります。また、効率的にデータの集計・分析ができるため、マーケティング業務の効率化も可能です。
GIGでは、さまざまな業種・業界に詳しい開発メンバーが多数在籍しています。ご要望に沿った拡張性のあるアンケート管理システム構築を実現可能です。また、ヒアリングで必要な機能を洗い出し、初期構築費を抑えて高品質なアンケート管理システムを提供します。
アンケート管理システムをご依頼の際は、ぜひGIGにご相談下さい。
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GIG BLOG編集部
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