SmartSell - 大規模CRM開発(顧客基盤システム)プロジェクト|WEB制作実績|株式会社GIG

株式会社Wiz 様 SmartSell - 大規模CRM開発(顧客基盤システム)プロジェクト サービス設計/UIUXデザイン/システム開発

ビッグデータとAIで変わるCRM開発プロジェクト - SmartSell

ITの総合商社である株式会社Wiz様(以下、Wiz様)の数百万件に及ぶCRM開発・Salesforceを連携する『SmartSellプロジェクト』の設計・開発を担当しました。

大規模CRMプロジェクト・システム開発の背景


Wiz様は営業とITをかけ合わせ、創業6年で売上150億、従業員1,000人、160以上の商材を用いて約700万社の企業にリーチしている急成長企業です。

これまでは、顧客情報、商談情報が商材毎に分散された状態でお客様に提案営業していたため、コストと手間がかかっていました。蓄積された膨大なクライアント情報を1つのデータベースに統合すると同時に、営業データや外部データを取り込み、マーケティングオートメーションの活用を検討。

そこで単なるデータベース開発だけでなく、セールスフォースとのつなぎこみやマーケティング戦略、機械学習にも強みを持つGIGにご依頼いただきました。





データベース開発、MA連携のポイント


データベース開発にあたり、膨大な顧客情報、商談情報を整理して分析し、顧客の求める価値提供ができる基盤を作ることを目指して、プロジェクトが進行しました。

まずは、全国の支社やサービス単位で点在した顧客情報がすべて入る、全社統合データベースの開発に着手。

各商材ごとのワークフローの整理、データベース設計、商品情報、商談情報整理、社員情報など付属データを明確にし、自然言語処理を活用しデータベースへ適切に入れていきます。名称が類似している会社、表記ゆれの企業名や担当者名を自動で検知する名寄せ機能を開発し、複数のツールから正しくデータベースへ格納する仕組みを構築。

セールスフォースやTableau、その他の外部ツールを活用する際に、全体のハブになるような統合データベースを開発し、顧客にとって最適なタイミングで営業アプローチをかけることができる基盤を整えました。

今回の開発では、Wiz様の社内エンジニアとGIGのエンジニアの共同チームで進行。GIGは全体設計、自然言語処理に関わるコア機能開発、インフラ構築、UI/UXのアドバイスを行い、全社で使いやすいデータベース構築に貢献しました。



クライアントからのメッセージ


今までのWizは、「データの活用」を強化していかないと今後の発展や活性化はないという課題がありました。データの重要性や活用方法の可能性を考え、データベース開発だけでなく情報設計力をもつGIGにタッグを組んでいただきました。

これから創っていきたい世界観は、同じ感覚を持っていないとなかなか具現化できません。誰も正解が分からない状態で「誰に頼るべきか?」を考えたときに、Wizのやりたいことを言語化しゴール地点を明確にしてくれるGIGが思い浮かびました。膨大なデータと長期に渡るプロジェクトを共同ですすめることで、社内のデータに対する意識も変わってきました。

今後は、いままで培ってきたWizの強みを活かしつつ、今回開発したSmartSellをベースに、よりお客様に最適なご提案ができるようになることで、DXコンシェルジュとして企業、そして社会へさらなる貢献ができればと考えています。