社内SEと考える、社内IT環境の最適解|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

社内SEと考える、社内IT環境の最適解

2023-11-21 勉強会

こんにちは、株式会社GIG広報の宮﨑(カントク)です。GIGでは毎月さまざまなテーマで勉強会を開催しています。

今回は法務・情報システム部の佐竹 剛さんに「社内SEと考える、社内IT環境の最適解」をテーマにお話いただきました。以下でその内容をくわしくご紹介します。

■登壇者プロフィール
佐竹 剛(さたけ つよし)大手ITベンダーやコンサルティングファームでのクライアントワークを経て、クライアントワークでは得られない主体者意識を持つ為と、自社の成長を支援していく事にやりがいを感じ、自身で考えた企画の成果が解りやすい中規模・中小企業の社内SEに転身。アプリケーションからインフラまで様々なIT分野を経験し、フルスタックエンジニアを自称する。

そもそもITとは?

まずはITとは何かについて解説します。

ITって何?

言葉的に「IT」はInformation Technology(情報技術)、意味合いとしては情報を収集、加工、蓄積、伝達する技術の総称だと定義しています。

それぞれの代表技術と具体例は、スライドの通りです。

まず情報収集の代表技術は、デバイスです。PCやスマホは、日常でも仕事でも常に触れていますし、最近はデジタルサイネージも流行っています。こういったところから、さまざまな情報が収集されていきます。

次に収集した情報を加工するのは、アプリケーション。アプリの種類もいくつかありますが、GIGとして最も馴染みがあるのがWebアプリケーションですね。ほかにもいくつかの種類があります。

それらの情報を蓄積する技術としては、データベースが該当します。代表的なものは、RDB(Relational Database)で、データベース業界で長年使われているものです。

そして、蓄積したデータを伝達するためにネットワークがあります。LANは、主に社内のオフィスで使うネットワーク、それに対しWANは、分かりやすくざっくり言うと、会社の外で使われるネットワークです。またインターネットは、公共的に使用されているネットワークというイメージです。

なぜITが必要なのか

このITを会社の中で使用するとなったとき、技術を組み合わせて作られたものを業界的にはITソリューションと言います。

会社の中での利用を考えると、

・業務の効率化
・情報価値の向上
・情報資産の保全

といった視点があります。

業務の効率化に関するITソリューションとしては、バックオフィスの業務をまとめて効率化するEPRや、お客様との関係性を改善するためのCRMなどがあります。

情報価値の向上だと、BIやグループウェア、チャットやSNSなど、馴染み深いものが多くあるかと思います。

情報資産の保全としては、やはりAVSやWAFのような情報セキュリティの部分です。

業務とITの関わり方変遷史

業務とITの関わり方の変遷を見てみると、ターニングポイントは昭和の1990年あたりになります。

90年以前は、業務を人が背負っていて、90年以降と比べると人にかかる負担が大きくなっています。そして90年以降から、徐々にITが業務を支えるようになってきたため、人にかかる負担が軽減されてきました。

そこから平成に入ると、ITも進化してきたことで、人とITが手を取り合って業務を支えるようになりました。この辺りで、人とITにかかる負荷がイーブンになりました。

令和になると、ITがメインで業務を支えるようになりました。さらに今後は、ITを最大限活用し、ITができないことを人が補完するという考え方が重要になっていきます。

社内IT環境の変遷

続いて、社内のIT環境がどんな流れで移り変わってきたのかを紹介します。

創業期は、IT環境としては大抵ぐちゃぐちゃです。この時期は、ビジネスモデルを作り上げることが最重要とされているので、少しでも早く、そしてお金をかけない、ということが重視されます。そのため、アカウントが氾濫したりネットワークが不安定になったりしがちです。

次が発展期です。GIGはちょうどこの段階に入ってきたところですね。発展期のIT環境は、リハビリ期と勝手に命名したんですが、この辺りで整理や分担が重要視されるようになります。ここが疎かになると、ITが組織の発展に繋がらなくなってしまいます。

最後が拡大期。柔軟かつ安定した組織の成長を実現するために、IT環境も成長させる必要があります。

「成長期」に向けたIT環境の最適解

これから先、GIGも迎える成長期に重要になる視点や考え方をまとめました。

IT視点ではなく、まずは『業務視点』

ITというのはあくまでツールなので、企業内でのITの活用を考えたとき、業務をいかに効率するか、ということを考える必要があります。

ITをツールとして捉え、目的を達成するために、有効的に活用することが必要です。

やるべきことより、『何をやらないか』

「やらないこと」の見極めも必要です。

業務の中には、始めてしまったからとりあえず継続している、というものもあるかと思います。

やらなくてもいいことを惰性で続けるのではなく、不要であればスパッと辞めるべきです。

コスパより『タイパ』

数年前までは、1つの成果を出すためにどれだけ安くできたか、とコスパが重視されていました。

ですが、これからはどれだけ時間を短縮できるか、作業を効率化できるか、というように、コスパではなくタイパをより重視するべきです。

密結合よりも『疎結合』

エンジニア以外の人だとピンとこないかもしれないので簡単に説明すると、ガッチリと繋がっているのが密結合、ゆるく繋がっているのが疎結合です。

IT環境を密結合してしまうと、1つの仕様やツールを変更すると、別の複数の部分にまで影響が出るということになりがちです。

そのため、できるかぎりそれぞれを独立させて、それが難しい場合は、最低限の結合で済むように考えることが求められます。

課題解決力より『課題発見力』

課題解決力はAIの得意分野です。

なので、課題解決はAIに任せて、人は会社として成長するためにはどこを改善するべきなのか、と課題を見つける力を伸ばすことが必要です。

変化ではなく、『進化』への対応

変化への対応力はこれまでも重要視されてきましたが、変化は進化と退化に分かれると思います。目の前の変化が退化であれば、お尻に火がつくので退化を止めるために自然と人は動きます。

ですが進化の場合「現状がいいのであればわざわざ動く必要はないのでは?」という価値観が生まれてしまいがちなので、さらに先へ進めるような意識を持つことが重要です。

UIより『UX』

UIとUXは、まとめて語られることが多いですが、それぞれ独立して考えるべきです。

ITが人の手を介さず業務を支えることも多い現代において、UIが必要ないシステムも増えてくるでしょう。そのようなケースにおいては、UXの設計を適切に行うことが業務の効率化に大きくつながると考えられます。

社内IT環境の最適解を考える

IT技術が日進月歩で発展するいまの時代、「最適」は人によって異なり、時間によって移り変わっていくものでしょう。

そんな時代においても、普遍的に重要だと言えることを今回はお話しました。

情報を収集・加工・蓄積・伝達する各IT技術を使って、業務の効率化/情報価値の向上/情報資産の保全を実現させ、ITが業務を支えるようになった令和時代における企業競争力を高める。そして、成長にあわせて各メンバーが各自の視点を用いて業務を最適化させ、柔軟かつ安定したIT環境を整えていく。

このフローを繰り返すことによって、社内IT環境の最適解が導けるのだと考えています。

DX支援なら株式会社GIG

今回の勉強会では「社内SEと考える、社内IT環境の最適解」について、法務・情報システム部の佐竹 剛さんに詳しくお話いただきました。

私たち株式会社GIGは、ナショナルクライアントからスタートアップまで、Webコンサルティング、UI/UXデザイン、システム開発など、DX支援をおこなうデジタルコンサルティング企業です。最先端のテクノロジーやUI/UXの知見をもとに、クライアントの課題に適したソリューションをご提案・実行してきました。

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宮﨑 駿(カントク)

フリーランス編集/ライター。GIGのメディア事業部で複数メディアの運営に参加中。キャリア、働き方に関する記事を中心に執筆。ジブリの知識には自信ありません。