「鬼速PDCA」とは?業務効率を改善するための考え方とワークショップ手法を紹介|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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「鬼速PDCA」とは?業務効率を改善するための考え方とワークショップ手法を紹介
2021-04-16 勉強会
こんにちは!株式会社GIG広報インターンのおっくん です。
GIGでは毎月さまざまなテーマで勉強会を開催しています。
コロナウイルス感染拡大抑止のため、2020年4月からはZoomを使用してオンラインにて勉強会を開催中です。
今回はフリーランス向けお仕事マッチングプラットフォーム『Workship』のマーケティングを行う風間さんから「鬼速PDCA」についてお話いただきました。
以下でその内容をくわしくご紹介します。
風間 智也(かざま ともや):株式会社GIG マーケティング事業部 カスタマーサクセス マネージャー。東京医科歯科大学を卒業後、新卒で化学品を取り扱う専門商社へ入社し、営業を担当。約5年間勤務した後、2018年1月にGIGにジョイン。アカウントプランナーとしてエージェント事業のマネージャーに従事したのち、現在はカスタマーサクセスのマネージャーとして、顧客の課題解決のための戦略の立案から実行まで一気通貫で行っている。
鬼速PDCAとは?実践フロー7つを解説
風間:「鬼速PDCAとは、株式会社ZUUの代表取締役社長兼CEOを務める冨田 和成さんの著書『鬼速PDCA』で述べられた造語です」
鬼速PDCAの仕組みとしては、PDCAを正しく理解し、PDCAサイクルを高速で回していくことによって成長スピードを段違いにアップさせるといったものになります。
具体的な実践方法は以下の手順です。
- KGI(定量化されたゴール)を設定し、現状を把握
- 現状とゴールの間にある課題を列挙する
- 列挙した中から優先度の高い課題を3つ絞り込む
- 1つの課題に対して1つのKPIを設定する
- 4のKPIを達成するための解決案を列挙する
- 列挙した解決案に、具体的な行動である「DO」を基準に優先順位をつけていく
- KGI(やったのかやっていないかを判断する指標)に合わせて「DO」をタスク化し、日常生活的に目に入るもの(スケジュール帳やGoogleカレンダー)に書き込み実行する
この一連のサイクルのことを鬼速PDCAと呼びます。
鬼速PDCAを実感!ワークショップの流れ
概要を理解したところで、鬼速PDCAを実践するワークショップを行いました。
ワークショップはまず、事前に配られた「10分間PDCA」のシートに書いてある以下項目を、制限時間内に書き出すところからスタートしました。
- 達成したい目標
- 目標を達成するにあたって課題となるもの
- 課題に対する解決策を出来るだけ多く挙げる
- 解決策の絞り込み
- 解決策をタスクに分解し、スケジュール帳やGoogleカレンダーに記入
そして、書き出したTODOを実行可能かどうか細かいタスク単位にしていき、実行サイクルを各自設定。このワークショップでは解決策をタスク化するだけではなく、目に見える形にするまで行うことで、「鬼速PDCA」の効果を真に得られることが学べました。
Q&A
勉強会の最後に、質疑応答の時間を設けました。
Q:鬼速PDCAを3ヶ月実践したと聞きました。やってみて、一番良かった効果は何ですか?
風間:「『成約数の増加』と『提案から面談へのCVR』は効果が見られていますね。
今まではプラットフォームに寄せてシステマティックにマッチングを生み出す方針だったのですが、ここ3か月はエージェントっていう立ち位置で、サポート強めに「人間的なタッチポイントをどんどん作る」という手法に変えてサイクルを回してみました。その結果、先述した効果が見られていますね。
今後継続していくかは分からないですが、効果が出ない場合には他の解決策を実践して、サイクルを回すつもりです」
Q&Aタイムでは、質問が飛び交い和気藹々と勉強会は進みました。
GIGではメンバー同士学び合いながら、成長していく文化が根付いています。
これからさらに会社規模が大きくなっても、この文化は残していきたいです。
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奥田 航平(おっくん)
97生まれ/宮城県出身/フリーランスライター。 GIGの広報インターン。ライターのみならず自分でサービスを作成、運用中。定期的に運動をしないとストレスとため込んでしまう人間です。座右の銘は「適材適所」