MAツールとは?基礎知識とWebマーケティングでの活用方法をマーケターが解説|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

MAツールとは?基礎知識とWebマーケティングでの活用方法をマーケターが解説

2021-04-16 勉強会

こんにちは!株式会社GIG広報インターンのおっくん です。

GIGでは毎月さまざまなテーマで勉強会を開催しています。

コロナウイルス感染拡大抑止のため、2020年4月からはZoomを使用してオンラインにて勉強会を開催中です。

今回はフリーランス向けお仕事マッチングプラットフォーム『Workship』のマーケティングを行う浅井さんから「MAツールのマーケティング活用」についてお話いただきました。

以下でその内容をくわしくご紹介します。

浅井 俊樹(あさい としき):マーケター。早稲田大学商学部を卒業。フリーランス向けのマッチングプラットフォーム『Workship』にて、マーケティングチームのマネージャーを担当。前職ではSEOの知見を活かしてWebマーケティングに携わる。

MA(マーケティングオートメーション)とは? 

浅井:「MA(マーケティングオートメーション)とは、マーケティングとインサイドセールスを自動化、効率化することを指します」

ジョブ型雇用支援サービス「Workship」では、書籍「THE MODEL」におけるマーケティングの目的を踏襲した上で、MAに取り組んでいます。

Workshipでは、見込み顧客の創出(リードジェネレーション)と見込み顧客の育成(リードナーチャリング)を自動化することがMAであると定義しています。

続けて浅井さんはリードの定義についても説明しました。

浅井:「リードとは、名前や所属、連絡先が明らかになっている、顧客になりうる『人』のことを言います。Workshipではリードを見込み顧客と呼んでます」

MAツールに『Mautic』を導入した理由

GIGではMAを実践するにあたり、無料で使えるMAツール『Mautic』を採用しています。

浅井:「『Mautic』は無料で使えるツールであることと、チューニングすれば有料のMAツールに引けを取らない性能を発揮してくれることが決め手となり、Mauticを採用することにしました。

 Workshipでは、『Mautic』を以下のように活用しています。

  • コールドリード(商品やサービスに対する興味が薄く、すぐには購入する可能性が低い見込み顧客のこと)をホットリード(自社商品やサービスに対して強い興味関心を持つ見込み顧客)化/再ホットリード化

  • 商談後失注したリードを再度ホットリードにするリードナーチャリング

  • シナリオ設定で各種メール配信を自動化

こちらはまだまだ検証の必要性があるので、運用しながらパフォーマンス改善をしていきたいと意気込みも語ってくれました。

Mauticについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。

Mauticの初期設定から導入支援まで 無料のマーケティングオートメーションの活用方法

Q&A

勉強会の最後に、質疑応答の時間を設けました。

Q:別サービスや別プロジェクトでMauticのシナリオ設定をするとしたら、どれくらいの工数がかかりそうですか?

浅井:「カスタマージャーニーやユーザー行動によって変わります。ユーザーがカスタマージャーニーとは別にどういう行動をとるのか、リードになるまでにどのような導線を辿り、どのページを経由し、資料ダウンロードに繋がり、リードになるかを、一つひとつ把握する必要があるでしょう。これらがある程度揃っている、整っている、ないしは担当者が理解できているのであれば、シナリオのたたきから修正、フィックスまで1週間あれば可能だと思います」

Q&Aタイムでは、質問が飛び交い和気藹々と勉強会は進みました。

GIGではメンバー同士学び合いながら、成長していく文化が根付いています。

これからさらに会社規模が大きくなっても、この文化は残していきたいです。

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奥田 航平(おっくん)

97生まれ/宮城県出身/フリーランスライター。 GIGの広報インターン。ライターのみならず自分でサービスを作成、運用中。定期的に運動をしないとストレスとため込んでしまう人間です。座右の銘は「適材適所」