分かりやすい文章を書くためには?今日から実践できる2つのコツを現役編集長が解説|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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分かりやすい文章を書くためには?今日から実践できる2つのコツを現役編集長が解説
2021-10-01 勉強会
こんにちは! 広報の山口真央(やまお)です。
GIGでは毎月さまざまなテーマで勉強会を開催しており、現在はコロナウイルス感染拡大防止のためオンラインにて実施しています。
毎日のチャットコミュニケーションや提案資料、ちょっとしたメモなど、「文章をまったく書かない」人はいませんよね。しかし、「文章を書くのがどうにも苦手だ」「自分の伝えたいことを上手に文章に落とし込めない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
今回はメディア事業部の事業部部であるじきるうさんに「わかりやすい文章」をテーマにお話いただきました。
以下ではライティングについての勉強会の様子を少しだけお届けします!
■登壇者プロフィール
内田一良(じきるう)
株式会社GIG SS事業本部 メディア事業部 マネージャー。早稲田大学スポーツ科学部および同大学院修士課程卒。大学院ではメディア表象に関する研究に携わる。現在は編集者兼マーケティング担当として、クライアント企業のメディア立ち上げ・コンテンツ支援等を行うほか、日本最大級のフリーランスメディア『Workship MAGAZINE』の編集長を務める。
超簡単な文章テクニックは「シンプルにすること」
じきるう:
突然ですが、自分の書く文章に自信はありますか? ボクはありません! 今回は、文章をわかりやすくするためのほんの入り口をご紹介していこうと思います
文章をわかりやすくするための、もっとも簡単な方法は「シンプルにすること」。すっきり読みやすく無駄を省いた文章は、筆者も読者も理解しやすく、説得力も増すものです。
「シンプルにする」と一言でいっても「じゃあどうすればシンプルにできるの?」となりそうですよね。手始めの一歩はズバリ「冗長表現を削ること」。冗長表現とは、不必要な言葉を文章に入れ、無駄に長い文章になってしまっていることを指します。以下で、具体的に削る方法を見ていきましょう。
冗長表現を削るテクニック
じきるう:
たとえば、よくやってしまいがちなのが「可能表現」。「~することができます」「することが可能です」は「~できます」「~可能です」と短縮できますよね。
もちろん、前者を使っちゃいけないわけではないですが、意識して使い分けることでシンプルな文章への第一歩に繋がります。
形容詞を削るテクニック
じきるう:
また、「形容詞」は多用しないほうがすっきり見せられます。「とても」「非常に」は強調表現の形容詞としてよく見かけますが、多用すると長ったらしく、野暮ったい文章になる恐れもあります。ここぞという場面だけに使うのがおすすめです。
このほかにも、
「二重否定を削る」
「順接の接続詞を削る」
「なくても支障のない前置きを削る」
「過剰な敬語を削る」
「~といえる、~ということを削る」
「いかがでしたか?を削る」
などなど……さまざまなテクニックがあります。
まとめ
今回は、自分で書いた文章をわかりやすくするための勉強会をお送りしました。
正直、この勉強会レポートを書く時も「冗長表現、使いまくってたな」と反省する面が多々あり、勉強になりました……!
勉強会ではライター、編集以外のメンバーからも「それダメなのかー!」「わかりにくくしてたかも……」と反省の声が。ぜひ、自分の文章を今一度見直し、日常の文章力を高めていきたいですね!
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山口 真央(やまお)
1995年生まれのフリーランス編集/ライター。GIGの広報をお手伝いしています。 お酒と野球と深夜ラジオとドライブと…と好きなことがありすぎて、結局お酒にもどってくるを繰り返し中。